SES016 天才教育『黄金の法』講座 第3章④ 悟りを得る

 🙂 『黄金の法』の第3章の要点

・この記事は、シリーズSES「天才教育『黄金の法』講座」の記事です。

・前回から、第3章を学んでいます。
・第3章の中心テーマは以下の通りです。

① 空の思想と八正道
・空は大乗仏教の中心的な考え方です。
・空の境地に至るには八正道の実践が必要です。

② 縁起の理法
・空は霊的に理解するしかありませんが、この世的には、努力論、幸福論として縁起の理法の方が理解しやすい内容だと思います。

③ 菩薩への道としての六波羅蜜多
・救済する側の人間の修行方法のとして六波羅蜜多があります。

④ 儒教の思想
・主は、「孔子の儒教がなければ、中国の歴史の半分ぐらいはなくなる」と説かれています。
・中国の歴史は、世界仏国土建設に向けて大切な視点です。

⑤ 老荘思想
・宏洋さんの件があって、荘子の思想をどのように考えるかは、ユートピア建設にとっても大きな問題だと思います。

⑥ 諸子百家の思想
・自由主義と多様性の統合が未来社会の一つのテーマです。
・中国の諸子百家の思想から学ぶべきところも多いと思います。

・今回は、2番目の「縁起の理法」について考えます。

 🙂 努力論としての「縁起の理法」

縁起の理法の三つの観点

・「縁起の理法」は、次の三つの観点から考えることができます。

① 努力論、幸福論
・「努力をすれば幸福になる」という人間から見た観点です。

② 空間論
・重々無尽の空間論から見た「縁起の理法」です。

③ 宇宙を貫く理法
・①の時間論、②の空間論をあわせた、「宇宙を貫く理法」としての縁起の理法です。

・今回は、3番目の「宇宙を貫く理法」としての「縁起の理法」を考えます。

宇宙を貫く理法としての縁起の理法

・「宇宙を貫く理法」としての「縁起の理法」を見抜くことがでれば、神様の世界に入ることができます。
・その理由は三つあります。

① 神様の創られた世界の秘密を知る
「信仰を深めるために」では、次のように説かれています。

「宇宙のなかに、魂の親からの系統樹があって、エネルギーが、いろいろとつながっているのだ。網の目のようにできているのだ。『インドラの網』というか、宝の網の目のように、いろいろな魂が全宇宙でつながっているのだ」というところまで分かったら、要するに、神様の仲間入りなのです。

(宇宙の次元構造を、生きた次元構造として理解できれば神様の仲間入りです。そのポイントは、生命の大樹の理解と弁証法的発展の理解だと思います。)

② 智慧を得る
『心の挑戦』では、次のように説かれています。

もともと魂のなかには、神的なものがあるけれども、宇宙の理法を見抜いて、その理法に沿って最高の生き方をしたならば、最高の霊格を持った存在となることができるーこれが仏教の思想なのです。(p42)

・「智慧を得る」とは「縁起の理法」を見抜くということです。

③ 悟り
『悟りの挑戦下』では、次のように説かれています。

前章の「無我とは何か」、「空と縁起」は、それぞれ難しい内容を含んでいると思いますが、一回読んでスパッとわかるなら、それはもう悟りを開いたということであって、わからないからこそ勉強と精進が必要になるのです。(p174)

・「縁起の理法」は、単なる努力論ではなく、禅定によって得られる智慧(=修慧)でもあると思います。
・修慧に関しては、『沈黙の仏陀』で、次のように説かれています。

その日学習したこと、説法で聞いたこと、あるいは真理の書籍で読んだことについて、繰り返し繰り返し、いつも学びを深め、それについて深く考えていきます。その深く考える習慣を、禅定の状態、あるいはリラックスした瞑想状態でずっと続けていき、そうした習慣を築いていくと、その実践のなかに智慧が習慣性までに高められてくるのです。-これを修慧というのです。(p169)

SIS200111 『鋼鉄の法』に学ぶ「投資の天才への道」

 🙂 『鋼鉄の法』と投資の実践

・今回は、2020年の戦略経典である法シリーズ『鋼鉄の法』のなかで、投資に役立つ教えを学びたいと思います。

・SEG投資法は真理に基づいた投資法なので、すべての真理を応用できるはずです。

・特に、第1章の『繁栄を招く考え方』は、直接投資の実践に使える内容です。

今回の要点

① 繁栄(投資の成功)は循環による発展である
・真理に置ける発展とは、循環による発展(永遠の発展)を意味します。

② 逆転の発想 - 正しい考え方をする
・循環による発展をするには、投資が必要です。
・投資は、ほんらいは、お金儲けの手段ではなく、お金の使い方を考えるものです。
・この原点に立ち返ることが、真理にかなった投資の成功法です。

③ 循環による発展の本質
・「循環による発展」の本質は光です。真理です。仏性です。愛です。

 🙂 繁栄を招く考え方

循環による発展

・「繁栄を招くための考え方」では、「繁栄をするために『成功サイクル』をつくる」ということが説かれています。

・この成功サイクルとは、当サイトで何度もお話をしてきた「循環による発展」のことです。
(参考 ⇒SI012「投資と『太陽の法』第1章 循環による発展」

・投資における「循環による発展」のポイントは三つです。

① 複利が莫大な富を生む
・SEG投資法で、50万円が30年で1億円になるのは、複利の効果です。
(幸福の科学ではよく、2倍の発展とか、10倍の発展を口にすることもありますが、主が説かれているのは10%増しの目標です。10%の複利が最終的に、2倍、10倍になります。)

② 経済サイクル
・経済は、好況と不況の循環によって、10倍、100倍の発展をします。

③ 光の増幅
・仏光物理学の第一テーゼにより、光は増幅します。
・これを実践に応用できれば、永遠の発展ができます。

逆転の発想

・「循環による発展」の鍵は投資にあります。
・「循環による発展」を描いて投資を考えると、「循環による発展」が現実的なものとなります。

・そのためにおすすめなのは、発想を逆転させることです。

・多くの方は、投資というと「お金儲けの手段」と考えると思います。
・しかし、真実は、投資とは「お金の使うこと」なのです。

・「お金の使い方のうまい人がお金を儲けることができる」というのが、「繁栄を招く考え方」です。

・他のたとえで考えると、「果実を得るのに、今成っている果実の刈り取りのことを考えるのではなく、種まきのことを考えた方がより繁栄する」ということです。
投資とは種まきの作業です。

「循環による発展」の本質は光

・それは、私たちは繁栄をするために、「どこに、どのような種まきをすればよいのでしょうか」。

・投資の先は、まずは、心です。
心を真理で耕し、愛や理想の種を植え、智慧の光を当てて育てる。

・具体的には、「未来を創造する人材や企業を発見し、愛の気持ちをもって投資をはじめ、人材情報、企業情報、経済情勢を集めながら投資を進めていく」ということになると思います。

🙂 現在の投資実績

・ここまでの、今年の投資実績は以下のとおりです。
(個人情報ですので、実際の数字ではなく、100万円投資をしたときの割合で示しています。)

持ち株数     株価  持ち株数 残高    総計
はじめ(2018年)  1183円  822株  27,524円    1,000,000円
1月10日      863円  1,025株  70,102円    954,677円

 

 

 

 

GE001 「成功する天才君」(基礎編)①(正思)

 🙂 念いは実現する

・第1回は、受験に成功する人、失敗する人を例に「思いの力」を考えます。

「凡人君」「失敗する秀才君」「成功する天才君」

・受験のときの「凡人君」「失敗する秀才君」「成功する天才君」の違いは何でしょうか。
・「凡人君」「失敗する秀才君」「成功する天才君」は、次のように考えます。

凡人君 ⇒ 難関校に受験しようとは思わない
秀才君 ⇒ 難関校を受験して、「合格できる」「合格できる」と心に言い聞かせるが落ちる。
(この場合、潜在意識は「落ちる」をイメージしている。)
天才君 ⇒ 難関校で勉強している姿をイメージして合格する。

まず、思うこと

・ものごとに成功するには、まず、思わないとだめです。
・思わない人間が成功することは滅多にありません。

・だから、凡人君が成功することはありません。

潜在意識の力

・しかし、念っても成功することと、失敗することがあります。

・「失敗する秀才君」は、「合格する」と思ったのに、落ちてしまったのでしょうか。

・「念いが実現する」のは、潜在意識の力が働くからです。

潜在意識の二つの考え方

・表面意識では「合格したい」と思っても、潜在意識の方では、二種類のまったく違った考え方をすることができます。
・それが、「失敗する秀才君」と「成功する天才君」の違いです。
・二人の考え方は、どのように違うのでしょうか。

「成功する天才君」は、「受かりたい」と思っています。

・ところが「失敗する秀才君」は、落ちたくない」と思っています。

潜在式の働き

・この二つは、表面意識では、まったく同じように見えますが、
「潜在意識」は、まったく逆の働きをするのです。

・「成功する天才君」は、心のなかで、「成功する姿」を想像しています。
・「落ちたくない」と思っている「失敗する秀才君」は、心のなかで、「失敗する姿」を想像しているのです。

・つまり、潜在意識の力とはイメージの力なのです。
・イメージできたことが実現するのです。

・これが「念いが実現する」ということです。

 

DT000 仏性を発見する五つのポイント 

 🙂 仏性を発見するポイント

・DS001「ダイヤモンドの核の教え」で、「天才教育も伝道もその核は、相手の仏性を輝かせることだ」というお話をしました。
・相手の仏性を輝かせるには、まず、自分の仏性を発見する必要があります。
・そこで、今回は、自分の仏性を発見する方法のお話をします。

① 自分をまるごと愛する
・多くの人は、「ほんとうの自分の発見」とは、「自分のよいところを発見して」、「悪いところを捨てること」だと思っている。
(『太陽の法』の第6章の勝手な解釈をしている。)

・しかし、実際には、「自分のよいところ」と「悪いところ」、「失敗体験」、「成功体験」をあわせて「まるごとの自分を愛すること」がほんとうの自分の発見につながる。

② 守護霊、指導霊との交流
・「天上界から見れば当たり前のこと、この世から見れば奇跡」を起こすには守護霊、指導霊の性格を知り、それにあった学習、努力が必要。
(研修、祈願の成果がでないのは、主と高級霊、高級霊と守護霊、守護霊と自分の関係がわかっていないことが原因)

・また、悪から身を守るには、悪霊、悪魔の存在を見抜くことも必要。
(要するに、潜在意識のほんとうの意味がわかっていない人が多い。)

③ 自由の空間の創造
・ほんとうの霊的な世界は自由。

・ただし、自由を発揮しようとすると軋轢が起き、そこに悪が生まれることを知る。
・この時に、ほとんどの人は「悪を生まないことがよいこと」と考える。
「悪がない世界をユートピアと思うのは勘違い」

・これで真理が見えなくなる。
(『太陽の法』第2章の理解の不足)

(例 宏洋氏の問題で主のお考えと信者さんの考えは全然違うと思う)

④ 真理の探究
・自由な空間で、仲間と連帯するには、真理の探究をしなければいけない。
(「正しき心の探究」『正心法語』が幸福の科学の根本教義であり、それを実践するために『正心館』を下賜していただいた。*)

連帯とは仲良くすることではない。
・仲良くすることを求めると、多様性が失われ発展がとまる。
(ほとんどの人はこれを理解できていない。)
(自分の考えを理解してくれる人しか仲間にできない。)
(自分の考えを理解してくれる人を増やすことを伝道だと思っている。)
(これで全世界を伝道できるはずがない。)

⑤ 主の偉大さを知る
・真理の探究をしないで、自分勝手な解釈をするのは、「信仰心のうすさ」が原因。
(悪を乗り越えられないのは、現実の悪に負けるから。)

*総本山・正心館の意味

・ちなみに、『総本山・正心館』が建立されたときに主が下された中心概念は、「くつろぎ・信仰心・連帯」
・こうした真理を探究するのが仏弟子の使命。
(もう一つ主が『総本山・正心館』に下された使命は、「真理の濃密な研究」)
(私は、「総本山・正心館」で13年間奉職したが、その理由はここにあったと思っている。)

SES015 天才教育『黄金の法』講座 第3章③ 天才教育としての努力論

 🙂 『黄金の法』の第3章の要点

・この記事は、シリーズSES「『黄金の法』深読講座」の記事です。

・前回から、第3章を学んでいます。
・第3章の中心テーマは以下の通りです。

① 空の思想と八正道
・空は大乗仏教の中心的な考え方です。
・空の境地に至るには八正道の実践が必要です。

② 縁起の理法
・空は霊的に理解するしかありませんが、この世的には、努力論、幸福論として縁起の理法の方が理解しやすい内容だと思います。

③ 菩薩への道としての六波羅蜜多
・救済する側の人間の修行方法のとして六波羅蜜多があります。

④ 儒教の思想
・主は、「孔子の儒教がなければ、中国の歴史の半分ぐらいはなくなる」と説かれています。
・中国の歴史は、世界仏国土建設に向けて大切な視点です。

⑤ 諸子百家の思想
・自由主義と多様性の統合が未来社会の一つのテーマです。
・中国の諸子百家の思想から学ぶべきところも多いと思います。

・今回は、2番目の「縁起の理法」について考えます。

 🙂 努力論としての「縁起の理法」

縁起の理法の三つの観点

・「縁起の理法」は、次の三つの観点から考えることができます。

① 努力論、幸福論
・「努力をすれば幸福になる」という人間から見た観点です。

② 空間論
・重々無尽の空間論から見た「縁起の理法」です。

③ 宇宙を貫く理法
・①の時間論、②の空間論をあわせた、「宇宙を貫く理法」としての縁起の理法です。

・今回は、1番目の「努力論、幸福論としての縁起の理法」を考えます。

天才教育としての努力論

・天才教育としての努力論としては、次の、三つのことをお話しておきたいと思います。

① 努力即幸福
・「努力がよろこびである境地を目指す」ということです。
・天才の考え方の一つは、「幸福はプロセスである」という考え方です。

・愛を与えるにせよ、勉強するにせよ、反省するにせよ、お祈りをするにせよ、それは幸福の手段ではなく、幸福そのものだということです。

② 努力論の読み方
・努力論としては、『真のエリートを目指して』第1章「信仰と天才」や、『鋼鉄の法』第2章「原因と結果の法則」がおすすめです。

・大切なのは、こうした教えを読むときにワクワク感があるかどうかだと思います。
(努力即幸福です。)

③ 努力論のポイント
・努力論のポイントは、順境の時逆境の時の過ごし方です。
・学び(努力)にワクワク感があれば、順境の時に慢心することもなく、逆境の時も喜びをもって努力できます。

・この状態をつくれれば「努力の天才」になれます。

DS001 「ダイヤモンドの核」の教え

 🙂 ダイヤモンドの核の教え

・1991年、私が職員になったばかりの時の思い出です。

・当時、私たちは、大きな伝道目標に苦しんでいました。

・そんな時、主から「ダイヤモンドの核の教え」を賜りました。
・それは、「ダイヤモンドは固くてなかなか壊れないものであるが、核をみつけてそこをつくと一瞬のうちに崩れる」という教えでした。

・当時、私は(苦しみから抜け出したくて)、そのダイヤモンドの核のことを一生懸命考えました。
・しかし、結局、そのダイヤモンドの核を見つけることはできませんでした。

・ところが、私は、最近、ついに、そのダイヤモンドの核を発見することができたのです。

天才教育のダイヤモンドの核

・私は、総本山・正心館で天才教育に従事するようになってから、天才教育についてはずっと考えてきました。
・そして、最近になって、「天才教育のダイヤモンドの核」を発見しました。

・それは、「一人ひとりの仏性を輝かせる」ということです。

・「仏性を輝かせる」という教え自体は、天才教育を始めたことから知っている内容でした。
・それが、一番重要であることも、ある程度は意識していたつもりですし、天才教育セミナーでもお話をしてきたと思います。

・しかし、私は、そのほんとうの意味をつかんでいませんでした。

・ところが、幸福の科学を退職して、絶対信仰の境地を目指していく中で、(仏性の意味が)少しづつ見えるようになってきたのです。
(完全に理解できたわけではありません。)

・この言葉の真の意味を探求し、お伝えすることが「ほんとうの自分発見セミナ―」の目的であり、天才教育の秘訣です。

伝道のダイヤモンドの核

・「仏性を輝かせるという意味が、どのようにわかったか」というと、「『仏性』というものは、『真理』、『正しき心』、『信仰心』、『光』、『霊』『ほんとうの自分』『愛』などと同じものだということがわかった」ということです。

・そうわかると、いろいろな主の教えがよくわかるようになります。

・そして、「伝道」と「天才教育」が、まったく同じものであることも分かります。

・つまり、「伝道」のダイヤモンドの核も、「相手の仏性を輝かせること」だとわかりました。

 🙂 ダイヤモンドセミナー

・そして、天才教育の企画を考えているうちに、「宇宙のダイヤモンドの核」が見えてきました。
・それが「一即多」「弁証法的発展」ということです。

・そこで、「智慧のマーケット」では、その秘密を明らかにしていくために、2020年より「ダイヤモンドセミナー」を開講します。

ダイヤモンドセミナーの内容は以下の通りです。

① シリーズSG「『凡人君』『失敗する秀才君』『成功する天才君』」
・仏性発見の方法をテーマ別に紹介します。

・すごく深い意味があります。(次回紹介します。)

② シリーズDW「世界の歴史の秘密」
弁証法的発展で世界史がつくられていることを解説していきます。

③ シリーズSES「天才教育『黄金の法』講座」
・シリーズDW「世界の歴史の秘密」のベースとなる真理知識を学びます。

④ シリーズDM「奇蹟物語」
・現在進行形の奇蹟の物語を紹介します。

ユートピア空間の創造

・「ダイヤモンドセミナー」の智慧を学んで、この地上にユートピアのモデルを立てたいと思っています。

 

 

 

 

DS002 宇宙の秘密とダイヤモンドセミナー

 🙂 宇宙の秘密

・「ダイヤモンドセミナー」の根底には、「宇宙の秘密」、「世界の歴史の秘密」、「人生の秘密」があります。

一即多

・その秘密は「一即多」ということです。
(これだけでは、何のことかわからないので秘密を公開することができるわけです。)

・世の中(宇宙)のことは、すべて「一即多」で説明できます。

① 人生
・人生で言えば、「一」は「ほんとうの自分」です。
・「多」を「一」にする方法が、「八正道」です。

② 組織
・組織で言えば、「一」は「理念」です。
・「多」を「一」にする方法が、「マネジメント」です。

③ 地球
・地球全体で言えば、「一」は「エル・カンターレ」です。
・「多」を「一」にする方法が、「四正道」です。

「真理の言葉・正心法語」

・「真理の言葉・正心法語」では「一即多」の宇宙が語られています。
・「一」は光です。
・「多」を「一」にする方法が「正心法語」に説かれています。

弁証法的発展

・「一即多」という言葉は「弁証法的発展」という言葉でも表現できます。

① 宇宙
・宇宙は、弁証法的に発展しています。

・それを説いたのが、ヘーゲルの「精神現象学」です。
『太陽の法』は、「宇宙の弁証法的発展」の姿をがわかりやすく説いた経典という読み方もできると思います。
『永遠の法』で説かれている「宇宙の次元構造」は、弁証法的発展のための構造です。
(悟りの階梯を昇っていくことが弁証法的発展です。)

② 歴史
・地球の歴史は、弁証法的に発展しています。

・それを説いたのが、ヘーゲルの「歴史哲学」です。
『黄金の法』は、「地球の歴史の弁証法的」の姿をわかりやすく説いた経典という読み方もできると思います。

③ 経営・人生
・経営も人生も、弁証法的に発展させることができます。

・それが説かれているのが「ドラッカーの経営公案」(非売品)の最終節の公案の意味です。
『太陽の法』第6章「エル・カンターレへの道」にはそのことが説かれています。

 🙂 ダイヤモンドセミナー

・「ダイヤモンドセミナー」では「一即多」「弁証法的発展」の秘密を徐々に明らかにしていきます。

ダイヤモンドセミナーの内容は以下の通りです。

プログラムの内容

 

① シリーズDT「ほんとうの自分発見セミナー」
・一人ひとりの「仏性発見」のためのセミナーです。

・当分は、「会員ページ」に毎週木曜日に開講予定です。

② シリーズDW「世界の歴史の秘密」
弁証法的発展で世界史がつくられていることを解説していきます。

・当分は、「会員ページ」に毎週土曜日に開講予定です。

③ シリーズSES「天才教育『黄金の法』講座」
・シリーズD「世界の歴史の秘密」のベースとなる真理知識を学びます。

・当分は、「会員ページ」に毎週火曜日に開講予定です。

④ シリーズSG「『成功する天才君』『失敗する秀才君』『凡人君』」
・仏性発見の方法をテーマ別に紹介します。
・はじめは「受験生向け」からスタートします。

 

 

SEG191228 天才教育を考える⑥ 天才の人生計画(保存版)

・一般ページのT2013「『未来の法』の学びの要点」でお話をしたとおり、「来世の自分に向けて」の記事を公開しようと考えています。

・今回は、前回に引き続いて「天才教育」について考えます。
・今回のテーマは、「幼少時代の環境を考える」です。

🙂 幼少時代の環境を考える

メインシナリオ

・現時点で、私が考えているメインシナリオのイメージは、だいたい現在の私の子供たちの環境です。
(つまり、「現在の我が家のようなところに生まれる」というイメージです。)
・具体的には、田舎で、親は宗教的素養があるが自由、経済に関しては食べてはいけるが楽ではない、一人の時間が多く取れる環境です。

・その理由を、今世の私の幼少時代の環境と比較して説明します。

今世との比較で考える

[今世]

自由ということ

・「私が幸福に感じることのなかで、いちばん大切にしているものの一つが「自由」ということだと思います。
・生まれる前の人生計画も「そこに重点をおいたのではないか」と思われます。

① 両親について
・両親とも、子供のことを信用する方で、自由にさせてくれました。
(好きなことに熱中できましたし、経済的にかなり厳しいときでも勉強することに関しては出費を惜しまない親でした。)
・母親からは勤勉さということを学んだと思います。

② 都会育ち
・生まれも育ちも東京の新宿でしたが、学校は、すべて公立校で、何の規制もありませんでした。
・おまけに高校一年のときは、学校紛争で二学期はまるまる授業がありませんでした。
(夏休みから冬休みまでずっと休みでした。)
・高校2,3年のときも、あまり授業に出た記憶がありません。
(自分の感覚としては半分くらいしか出ていないような感覚です。)

③ 経済について
・経済的には、程よい自由がありました。
(天上界の後押しも大きかったと思います。)
(たとえば、大学院の博士過程に進学する時に、出費はかさむが収入はゼロという家庭状況に陥っていましたが、何の迷いもなく大学院に進学することを決め、それで全然困りませんでした。)

④ 交友関係
・交友関係に関しては、一人でいるのが好きだったと思いますが、仲のよい友達は何人かはいました。

⑤ 幸福の科学
・自由を人生の指針にしていたので、幸福の科学に出会い、入会、奉職することができたのだと思います。

自由の代償

・ということで自由にやっていたので、今世は次のような問題を抱えていました。

① 逆境に弱い
・あまり「苦しみ」を経験したことがない幸せな幼少時代であったので、逆境に弱い、軟弱な部分があると思います。

② 劣等感と慢心
・基本的に勉強は好きなのですが、学校の勉強は嫌いなのであまりしません。
・仕事に関しても、好きなことでないと熱心にしません。
・学校の勉強をしないので、内容によって、学校の成績(や仕事の成果)がすごくよくなったり、悪くなったりします。
・悪いときは、「逆境に弱い」という傾向性とあいまって、とても落ち込みます。
・よいときは、慢心します。

③ 宗教的素養が身についていなかった
・子供のころに宗教教育を受けていなかったので、すごい回り道をした感じはあります。
・ここは説明するのが難しいのですが、主の教えで言うと、おそらく「凡事徹底」のところだと思います。
(宗教的素養がないと、まじめなのにも関わらず「凡事徹底」ができないのです。どこかで手を抜くのです。)
(宗教的素養があると、「逆境も時にがんばれる」「順境の時に慢心しない」というようになると思います。)

④ 失敗のリスク
・私は自由を指針としていますので、教育も自由が中心です。
・その結果、子供たちは、その分苦労をしています。
・たとえば、子供のころに「宿題の答えを教えてくれ」という子供もいました。
・私はその要望に応えていましたが、今ではその子はその分苦労をしていると思います。
(大川隆法総裁先生も似た部分があります。私たちが望ましくないことをしようとしても、その非を自分で悟るようにお許しになることがしょっちゅうあります。)
(たとえば、私の印象では、私たちの希望するままに祈願を降ろしていただいた時期があった感じがしています。)

天上界の後押し

① 宗教的素養
・両親は唯物論的傾向も強かったですが、幼稚園はキリスト教系の幼稚園を選んでくれました。
(今思えば、これはめちゃくちゃ大きな出来事だった思います。)
(たとえば、小中学校のころ、天上界の存在など信じていませんでしたが、お祈りめいたことをしていたような気がします。)

② 念いは実現する
・私は、幼少時から「念いは実現する」という体験をしています。
(小学校のころ、テストの時だけ鉄棒の逆上がりができました。なぜか知らないけれどテストの時だけです。それで、テストに対する自信を持っています。東大に合格できた理由の一つは間違いなくそれです。)

・また、インスピレーションもよくもらいます。
(私の場合は、わかるはずがないことがわかったり、考えてもいないことが口から出てくるので、インスピレーションだとわかります。)

③ 経済的後押し
・これは数え上げればきりがありません。
(というか、全面的に天上界のご支援だと思います。)

・一つだけ、わかりやすい例をあげます。
・幸福の科学に奉職するときに、前の職場の上司から、「退職するのを三月三十一日ではなく、四月一日にしてくれ」と言われました。
・私は、どうでもよかったので、その通りにしましたが、そのおかげで(一日違いで)奨学金の返済が免除されました。
(当時の職場は、奨学金の返済が免除されている職場で、私には「奨学金を返す」という発想自体がもともとありませんでした。しかし、後から通知がきて、もしも三月三十一日に退職をしていたら、奨学金の返済の義務が生じていることがわかりました。)

[来世]

① 宗教的素養
・真理家庭に育ち、幼少時から真理を魂に植え付けるのが理想です。

② 両親
・親は、はやり自由を大切にする親がよいです。
・子供のころから真理に触れていたいので、親が真理を学んでいて、かつ、自由にさせてくれるのが理想です。

③ 一般的な環境
・今世の私の環境は勉強をするには理想的でしたが、精神力を鍛えるには十分ではありませんでした。
・今世の最優先課題は、幸福の科学に出会うことでしたので、情報量の多い都会に育つ必要があったのだと思います。
・来世は、もう少しハングリー精神が芽生える環境の方がよいような気がしています。

(12月28日記:この記事は一か月以上前に書いた記事です。その後インスピレーションが降りてきたり、環境の変化により、来年の計画が大幅に修正されました。「来世の自分に向けて」の記事の公開は延期することにしました。)

SEG191226 天才教育を考える⑤ 天才教育を考えるポイント(保存版)

・一般ページのT2013「『未来の法』の学びの要点」で、お話をしたとおり、来年から、「来世の自分に向けて」の記事を公開しようと考えています。

・そこで、年内はその準備期間とし、このサイトには、「来世の自分に向けて」の準備段階で考えていることを紹介する記事を載せようと考えています。

・今回は、天才教育について考えます。

 🙂 天才教育を考えるポイント

・天才教育を考えるポイントは以下の通りです。

(能力を含む)環境の問題

① どこで宗教的に目覚めるか
・一番大きな問題は、「どこで宗教的素養を身に着けるか」です。

② 勉強できる環境のつくり方
・次に大切なのは「勉強できる環境」です。

③ どのような経済状態が理想か
・経済的に豊かな方が自由にできますか、豊かだとだいたい慢心して堕落します。

④ 都会か、田舎か
・都会の方が、経済的豊かさ、勉強の機会や情報に関しては恵まれますが、誘惑が多くリスクも大きいです。
(当然、田舎が逆です。)

⑤ 親は、自由放任か、厳しい方か
・どちらもそれなりのリスクがあります。

⑥ 人との交流、あるいは一人の時間
・勉強や思索をするには一人の時間が必要ですが、一人でいると独善的になります。

⑦ 天才型か、努力型か
・予習型、天才型の方が好きなことに特化できて幸福ですが、慢心―堕落のリスクも大きいです。
・復習型、努力型は、なかなか人生の先行きが見えずにつらいです。

人生の問題

① 人間は怠け者である
・人間は怠け者にできています。
・いかに、努力をする傾向性をつくりあげるかを考える必要があります。

② 人間は愛されたい動物である
・人生の迷いは、人の評価を求めるところで生まれてきます。

③ 人間は慢心する動物である
・人間は、失敗すると自己卑下におちいりますし、成功すれば慢心します。

④ 人生は「苦」である
・「苦しみ」のない人生はありません。

⑤ 人間は矛盾した生き物である
・人生は、矛盾しています。
・人間は、矛盾した生き物です。

自分の個性

① 好きなこと
・心のうずきの発見が天才教育のポイント

② 能力
・心のうずきと世間の評価が一致するものを見出す必要があります。

③ 努力をする性格
・能力を伸ばすには「努力すること」が必要です。
・どのような環境下だと努力をするようになるのかを考える必要があります。
(逆に、どのような環境下だと慢心するのかも考えておく必要があります。)

 

SEG191224 天才教育を考える④ 弁証法的発展(保存版)

・一般ページSEG191203「天才教育と救済に向けて」で、お話をしたとおり、来年から、シリーズGE「天才教育を考える - 来世の自分、孫、子供たちへ」をスタートさせます。

・そこで、年内はその準備期間とし、このサイトには、「天才教育を考える」の準備段階で考えていることを紹介する記事を載せようと考えています。

・一般ページでは、企画を考えるプロセスを紹介し、「会員ページ」では、天才教育そのものについて考えるつもりです。

・今回は、弁証法的発展を考えます。
(天才教育を考える②の続きです。)

 🙂 弁証法的発展について

・世の中のすべての永続的発展は、弁証法的に発展しています。
・そのことが理解できると、世の中がだいぶ見えてくるようになると思います。
・新シリーズでは、世の中がどのように弁証法的に発展しているのかを説明したいと思っています。

弁証法的発展とは何か

・弁証法的発展は、宇宙の根本的な成り立ちであり運動法則です。
・具体的には、「三次元の現象界には必ず二つ以上の対立する存在と、それを統一する概念がある」という理論です。
・宇宙の次元構造も発展も、これにより成り立っています。
・具体例を下に示します。

① 「正」「反」「合」
・具体例としては、「男性と女性が結婚して、子供が生まれ育つ」という例があげられます。

② 循環による発展
・循環の具体例としては、春夏秋冬の四季があげられます。

・循環と縁起の理法が結びつくと「循環による発展」が起きます。
・具体例てとしては、「好不況サイクルによる経済発展」があげられます。

・四正道の循環による発展も、循環による発展です。

・当サイトでは、「リズムの習慣をつくる」といういい方をしています。

③ 一即多
・理念(一)と現実世界(多)の運動による発展が、宇宙の発展法則です。

理念 - 神、光、真理、幸福という方向性、ユートピア
現実世界 - 人間

弁証法的発展と真理

① 中道からの発展
・私の理解する範囲では、「弁証法的発展」と「中道からの発展」は同じものです。

② 理念と生々流転の法則
・『太陽の法』の第1章の中心論点の一つは、「理念と生々流転の法則」です。

・これは、弁証法的発展のもとなる考え方です。

③ 次元構造
・次元構造は、弁証法的発展ができるようにつくられています。
・三次元的な自我の心を統一するのが五次元の善です。
・現実と理想の矛盾を統一するのが、六次元の努力の心です。
・自他の個性を統一するのが、七次元の愛の心です。

弁証法的発展の具体例

① 自然の進化
・オスとメスが生殖をして子供ができることにより多様性が生じ、多様性のなかで自然淘汰が起きて進化する。

② ドラッカーのマネジメント
・ドラッカーのマネジメントを一言で言えば、顧客のニーズに合わせて(愛・マーケティング)、反省と智慧の力で自分を変えていく(イノベーション)こと。

③ 繁栄している国の政治
・繁栄している国では、保守と革新が絶妙なバランスをとっている。

④ 明治維新
・明治維新が成功したのは、他の革命で類を見ない*、王政復古と四民平等のサンドイッチ革命であったから。
・東洋文明と西洋文明の弁証法的発展でもある。

*革命によらない弁証法的発展の国家建設の代表例としては古代ローマ帝国があげられる。
*ヘーゲルによれば、世界の歴史自体が弁証法的に発展している。

⑤ 将棋の藤井聡太七段の天才性 
・藤井聡太七段の将棋が天才的なのは、詰めや、駒得を読んで、捨て駒をしながら攻防兼手の一手や読みの一手を放つこと。

⑥ 戦争の歴史(ヒトラーとドラッカー)
・ヒトラーは、一人ですべてを掌握しようとした。
・それに反して、ドラッカーは組織の発展は一人の天才によるのではなく、マネジメントによるべきだとした。

・項羽と劉邦、ハンニバルとローマ軍、ナポレオンと連合軍も同じ図式

⑦ エル・カンターレ信仰とドラッカーの本質
・エル・カンターレは、法そのもの。
(一人の人による支配ではなく、法による支配)
(マネジメントにおける原則と同じ)
・自由だが、すべての人は法にしたがう。
(劉邦軍 - 兵法に従って動いた)
・中心の理念は一つ 

⑧ 本質論と方法論
・六次元までは、自我があり、自分のための教え、神様、信仰心、愛、知、反省、発展
・七次元以降は、本質の世界、神のための自分、信仰心、愛、知、反省、発展が目的
・自分は光そのもの、役割そのもの

 🙂 弁証法的発展をブレスト風に考える

真理・心の世界と弁証法

① 悟り
・真空妙有の世界
② 心の構造
・知性・理性と感性
・次元構造
・一念三千
③ 人生修行
・魂の兄弟
・カルマ
④ 四正道
・四正道の循環による発展
⑤ 時間と空間
・時間は円環
・愛は循環する
・微分と積分
⑥ 進歩と調和
・法とは進歩と調和の統合
⑦ 個人と全体
・個人の幸福の追求と全体の幸福の追求は矛盾する
⑧ この世とあの世
・真空妙有と同じ
⑨ 本質と現象
・真理は一つ、現象は多
(一即多)
⑩ 心の中の次元構造
・五次元は自他の自我のギャップ
・六次元は現実と理想のギャップ
・七次元は高低を含めた自他一体

経営の世界と弁証法

① 一般論
・攻めと守り

・営業、総務、商品開発
② 人物
・本多と藤沢
③ 戦略
・マネジメント ー マーケティングとイノベーション
・マーケティング - 高付加価値(ニッチ)戦略と安値(大衆)戦略
④ 投資
(経済の項参照)
⑤ アイデア・企画・商品
・拡散と絞り込み

政治の世界と弁証法

① 自由主義と社会主義
・冷戦
・55年体制
② 保守と革新
・アメリカ(民主党と共和党)
・イギリス(労働党と保守党)
・貴族と平民(ヨーロッパの歴史)

経済の世界と弁証法

① 好況と不況
・長期サイクル、短期サイクル
② 投資
・順張りと逆張り
・投資と投機(ゼロサム)
・バフェットとソロス
③ 政策
・ケインズとハイエク
・計画経済と自由経済
・市場と国家

自然界と弁証法

① 物理量
・プラスとマイナス
・引力と斥力
・光の性質(波、粒子、点滅)
② 春夏秋冬のリズム
・蓄積と発展
・発展と衰退
③ 生物の構造
・動物と植物
・肉食動物と草食動物
・オス・メス・子
・筋肉系と内臓系
・自律神経系(交感神経系と副交感神経系)
・免疫系(リンパ球と好中球)
④ 病気
・交感神経亢進と副交感神経亢進
・交感神経減退と副交感神経減退

歴史と弁証法

① 事象
・『黄金の法』
・西洋と東洋
・貴族と平民
・明治維新(サンドイッチ革命)
・明治維新(薩摩と長州)
・明治維新(東洋文明と西洋文明、和魂洋才)
・ローマ帝国(多様性の統合)
・中国(戦国時代、諸子百家)
・『太陽の法』第5章

② 人物
・項羽と劉邦
・カエサル・アウグストゥス・ティべリウス
・織田信長・豊臣秀吉・徳川家康
・孔子と老子
・劉備玄徳と曹操
・劉備玄徳・諸葛孔明・関羽・張飛

学問と弁証法

① 理科系と文科系
・演繹法と帰納法
・概念と現象
② 哲学、悟り、発展
・問答法
・反省から発展
・間違えの修正
③ 智慧の創造
・逆発想
・統合と分析
・本質論と具体論
④ 脳
・右脳と左脳

教育・宗教・思想と弁証法

① 教育
・自由と規律
・エリート教育と大衆教育
・私立と公立
② 宗教・思想
・悟りと救済
・自力と他力
・一神教と多神教
・カソリックとプロテスタント
・大乗と小乗
・儒教と道教
・上求菩提と下化衆生
・易経