SI038 SEG投資法 ここまでの1年半の投資結果の総括(反省)と、これからの経済予想&戦術

・「投資の天才への道」として、ここまでSEG投資法を実践してきました。
・2019年も半年たちましたので、ここで、これまでの実績を振り返り、反省をして、新たな戦術を策定していきます。

 🙂 SEG投資法の考え方と具体的方法

概要

・SEG投資法は、日本経済の長期予想、中期予想、短期予想をしながら、優良企業に投資をし、利益を出しながら、経済の発展に貢献する投資法です。

現在の方法
・日本経済は長期では、下落トレンドにあるので、リスクヘッジ用のインバース株(日経平均が下がった時に上がる株)を買い、利益の出るモデルを確立するための研究をしています。
・2018年の1月から100万円の資金でスタートしています。

実績
・株価は、2018年当初1280円だったものが、2019年6月30日現在、1158円です。
・総資産は、2019年6月30日現在、1,161,602円です。
(1年半で約16%の利益ということです。)

評価
・運用に関しては、計画通りの実績は得られていません。
(結果からみると「成功している」とは言えません。)
・しかし、試行錯誤の結果「年率20%のモデルは70~80%完成した」と感じています。
(モデルづくりに関しては予定通りと言えます。)

失敗点

・今年の年初から株価は下落トレンドにあると予想し、逆張り*一辺倒で、投資をしていました。

:逆張り:「株価が下落した時に買い、上昇した時に売る」という売買法

・実際の動きは、日経平均株価は2019年の年初から4月まで上昇し、5月から下落をはじめました。
(つまりインバース株は、4月まで下落し、5月から上昇をはじめました。)

・長期的下落傾向の予想は当たっているので、損はしていませんが、4月の下落のときに資金ショートをし、利益はそれほどでていません。

失敗の理由
・「日経平均株価が下落トレンドである」と予想した最大の根拠は、世界経済の減速米中貿易戦争の激化です。
・しかし、市場の方は、景気減速によるFRBの金融緩和と、米中通商交渉の妥結を見込んだため株価が上がりました。

反省点
・見誤っていた点は以下の3点です。

① 金融政策の影響
・「金融政策への思惑が市場に与える影響は短期的にはすごく大きい」ということがわかりました。
(わかりやすくするために簡単に書くと、「市場は、そのあとに景気後退があるのをわかっていながら、バブルをつくろうとしている」ということになります。7月以降もバブルの可能性はわずかながら残っています。)

② 政治マターの時間
・今年のはじめの私の予想では、日米通商交渉が始まるのは2019年のはじめ、米中の通商問題の決裂は3月と考えていました。
・両方とも半年ぐらいづれこみました。
(当初予想から考えれば1年以上づれこんでいます。)

③ インバース株の性質
・インバースのETF株は、日経平均の上がり下がりに連動する株ですが、長期で考えると日経平均と大幅にズレが生じることがわかりました。
(リスクヘッジ用の株なので、短期売買の取引用の株なのだと思います。)

反省の結論

・市場は株価の変動で利益を出しているので、「一方的な下落トレンド、上昇トレンドはない」ということです。
・したがって、「長期で下落トレンドが確かだとしても、中期の上昇トレンドに対する備えが必要」という結論に達しました。

シミュレーションモデル

・2019年の1月に紹介したシミュレーションゲームのモデルは失敗でした。
・2091年から新たなモデルを開始します。
(従来のモデルの何が悪くて、どのような成果であったのかを知りたい方がいれば、計算いたしますので、お問い合わせフォームを使ってご連絡ください。)

今後の戦術

今後の予想

・長期の下落トレンド予想は変わりません。
・ただし、FRBの利下げに乗じてNY株が一旦バブルになる可能性はゼロではありません。
(常識的にはかなり低いと思っています。)

戦術
長期では逆張り中期のトレンドに対しては順張りの両方を併用した投資法を実践します。

・ざっくり言うと、中期トレンドは6週間の移動平均線を参考にします。
(移動平均線の上をいけば買い増し、下をいけば売ります。)

実践
・ある程度、モデルが完成をしたので、これから資金の投入量を多くしていきます。

・中期の下落トレンドが確定した段階で、資金投入をはじめます。
(メインシナリオは、8月初めから下落トレンド開始です。)

実績報告
・資金投入量に関係のない、年率のパフォーマンスはこれまで通り、「会員ページ」で紹介します。(週一回)

・50万円の初期投資で、30年で1億円を目指す投資に関しては「一般ページ」で「奇跡へのチャレンジ」として新たに紹介をはじめます。(月一回)

 

 

 

🙂 現在の投資実績

・ここまでの、今年の投資実績は以下のとおりです。
(個人情報ですので、実際の数字ではなく、100万円投資をしたときの割合で示しています。)

持ち株数     株価  持ち株数 残高    総計
はじめ(2018年)  1183円  822株  27,524円    1,000,000円
株価最低値(9月 )    995円  851株   53,473円   900,467円
2019年はじめ    1398円  244株  882,080円  1,222,843円
6月28日     1158円   668株  387,189円  1,161,602円

SE007 『永遠の法』第4章③ 愛と信仰

・この記事は、シリーズSE「『永遠の仏陀』講座」の記事です。
・前々回から、第4章「七次元の世界」を学んでいます。

 🙂 愛と信仰を深める三つのポイント

・今回のテーマは、「愛と信仰」です。
・愛と信仰は、きわめて近い概念です。

ほんとうの愛は、信仰心を深めます。
信仰が深まれば、愛は大きくなっていきます。

今回の要点

・愛と信仰を大きくしていく三つのポイントを紹介します。

① 仏の愛
・第一のポイントは、「仏の愛」を感じることです。
・人間が求める愛は、仏から与えられます。

② 永遠の愛
・仏の愛を感じることができれば、「永遠の愛」「永遠の幸福」を手にいれることができます。
・逆に、「永遠」を感じるときに、仏の愛を感じることができます。

③ 魂の器
・仏の愛を受けるには、魂の器が必要です。

 🙂 仏の愛を感じる

仏の愛

・人間は愛を求める生き物です。
・しかし、人から愛をもらおうとすると「奪う愛」になり、「苦しみ」が訪れます。

・なぜかというと、「人は自分が欲しているほど愛をくれない」からです。
(愛し合っているはずの夫婦や親子がケンカすることを見ればわかります。)

・したがって、幸福になりたかったら、「仏から愛をもらおうとする」ことです。

・「仏から愛をもらおうとする」とは、求めることです。
・求めるとすべてが与えられていることがわかります。
(参考 ⇒SEB02「『永遠の仏陀』第1章」①

永遠の愛

仏からくる愛は、無限です。
仏からくる愛は、永遠です。

・この真実を魂で感じることができれば、恐いものはなくなります。
・無限の幸福を手に入れることができます。
・永遠の幸福を手に入れることができます。

 🙂 魂の器を大きくする

・「仏の愛を魂で感じる」ためには、魂の器を大きくすることです。

『永遠の法』では、次のように説かれています。

より大きな愛を受けられる自分をつくるためには、「大きな器をつくる」「人格的な高さをつくる」-この二つに精力を注がなければいけないのです。
 大きな器をつくるとは、努力して、広い大きな人格を築いていくことです。包容力を大きくしていくこと、すなわち、すべてのものを包み込み、抱きしめるような大いなる包容力を築いていくこと、これが修行の一つです。
 さらにいま一つの修行は、ダムを高くしていくこと、すなわち、刻苦勉励して、自分の魂を一歩一歩、仏の方向へと高めていくことであり、この作業が、悟りを求める魂修行でもあるのです。(p198)

私の体験

・私の三十年の修行を振り返ってみれば、包容力大きくありませんでした。
認識力に関しては、それを高くしようと努力をしてきました
(ほんらいのあり方からすれば、包容力も、認識力も全然足りないことは確かです。)

・そこで、良かった点、悪かった点を、それぞれ振り返ります。

① 包容力に関して
良い点 失敗体験を通して、(今は)謙虚さを学べたこと
悪かった点 失敗した当時は、失敗の理由を人のせい、環境のせいにしていた。

・包容力がでてきたのは、幸福の科学を退職してからだと思います。
・心にゆとりができ、いろいろと振り返ること、反省ができるようになり、包容力が少しづつでてきました。

② 認識力
良かった点 勉強を続けて、認識力が上がったこと
悪い点 人から学ぶ点が少ないこと

・私は、真理の勉強は熱心にしますが、人から学ぶことが苦手です。
(かつての上司も、「小西さんには、何を言ってよいかよくわからない」と言っていました。)
(今は、よくわかりますが、主は、お坊さん系統レプタリアン系統の人間を組み合わせることにより、それぞれの人間に学びの材料を与えて下さっています。

・私は、レプタリアン系統の上司から十分に学ぶことができなかったと思っています。
(今から、考えると、大きなチャンスを逃していました。)

今回の結論

・「環境を受け入れることにより、仏の愛を感じることができるようになる

 

 

SEB03 『永遠の仏陀』第1章② 学びを深める三つのステップ

 

[『永遠の仏陀』の学びを深める三つのステップ]

〇 今回の要点

・今回は、「学びを深める三つのステップ」を学びます。
・三つのステップは以下のとおりです。

① 価値を知る
・真理の価値、真理を学ぶことの価値を知ることが第一のステップです。

② 心を開く
・真理を学ぶには帰依の精神が必要です。

③ 学びつくす
・価値を知り、帰依の精神ができれば、「真理を学びつくす」という姿勢がでてきます。

 〇 真理の価値を知る

・真理を深く学ぶための第一のステップは、真理の価値を知ることです。

・『永遠の仏陀』には、次のように説かれています。

仏法真理を知った悦びは、
どのような金銀財宝にもかえることができないほど
尊いものであるのだ。(p36)
あなたがたにとって、いちばん大切なものは、
魂を高めるということなのだ。
魂の糧となるものを選び取るということなのだ。
魂の悦びをもって、人生最大の悦びとせねばならんのだ。(p37)
法を知ることの悦びを、すべてのものの上に置け。(p39)

・仏法真理を学ぶよろこびは、魂にとって最大のよろこびです。
・しかし、私たちは、その事実をすぐに忘れてしまいます。
・そこで、『永遠の仏陀』では、次のようにも説かれています。

仏法真理を学びたる悦びは、
これは何物にもかえがたいものなのだ。
この事実は、何度くり返しても、充分すぎるということはない。

今回の結論

・私たちは、「真理の学びが最大の悦びである」という事実を、何度も何度も、心に刻むべきだと思います。

[学び尽くす]

 〇 自分勝手な解釈をしない

・真理を学ぶときに、私たちが間違えやすい点は、「真理を自分勝手に解釈してしまう」ということです。真理を信じているつもりになっている人間でも、「真理を自分の都合のよいように解釈してしまう」ことはしばしばあります。

・具体的には、次のような場合があります。

① 自分の不利益になるものは信じない
・真理には多面性、両面性があります。

・たとえば、真理は、「進歩」も「調和」も、よしとします。
・しかし、進歩的タイプの人は、「発展的な真理は受け入れるが、調和的な真理を受け入れない」というようなことが、しばしば起きます。

② 自分の理解できないものは、「ない」ことにしてしまう
・また、自分が理解できない真理を「ない」ことにしてしまうこともよく起こります。

・たとえば、「宇宙の法」が理解できないときに、宇宙人の存在を考えないで、社会の動きを考えます。
(あるいは、考えることをしません。)
・経済の動きが理解できないときに、経済のことを考えないで、会社の経営方針の批判をしたりします。

③ 自分の理解できるものだけを、「正しい」と考える
・上の例を逆に言えば、人間は、自分が深く理解できていること、得意なことから、物事を判断しようとします。
・たとえば、
お金持ちは、お金の観点からものごとを判断します。知性が発達している人は、知性的にものごとをとらえようとします。感性が豊かな方は、感性の判断を優先します。

・しかし、真理はすべての人が、幸福になるために説かれています。たとえ、自分が理解できなくても、自分にとって不都合であろうとも、真理は真理として厳然とあります。私たちは、すべての真理を理解することはできませんが、それを追い求めることによって、確実に幸福に近づきます。一見、私たちにとって不利と思われる真理もありますが、それを追究すれば、そこにほんとうの幸福への道が開けます。

 〇  無限の道を歩む

・上に述べたことを別の言葉で言えば、真理の学びには限界がありません。真理を学べば学んだけ幸福になれます。真理を学びつくそうと思う心が必要です。

・『永遠の仏陀』では、次のように説かれています。

仏より流れ出すところの、一切の教えを、学ぼうと誓え、
仏より流れ出すところの、一切の真理を、学び尽くそうとせよ。
そうであってこそ、
あなたがたは無限の力を得ることができるのだ。
遠き道を歩んでゆかんとするならば、
この力を身につけよ。
魂の糧を、一つ残らず、食べ尽くすのだ。
そして、永き道のりを、共に歩いてゆくのだ。(p49)

今回の結論2

・仏の教えは無限です。しかし、魂の生命も無限です。私たちの努力の可能性も無限です。
・その無限の道を歩んでいくことが、魂の最大の悦びです。

 

 

 

SI037 投資と『永遠の法』第4章② 光の増幅

🙂 光の増幅

・現在、シリーズSI「投資の天才への道」では、『永遠の法』の学びから、自分のレベルに合った投資法を考えるための記事を掲載しています。

・前回は、『永遠の法』第4章「七次元の世界」から「愛の経済学」のお話をしました。
・今回も、その話を続けます。

話の要点

・要点は以下の通りです。

① 光は増幅する
・仏の光は増幅の性質を持っています。

② 仏の光を増幅させる具体的方法の例
・投資における仏の光の増幅法の実例を示します。

③ 実践上の問題点(試し)
・具体的方法を実践するときの問題点のお話をします。

仏の光が増幅する具体例

・前回、「投資マネーも、愛も、光も同じものであり、循環により発展する」というお話をしました。
・このことは、「仏の光が、愛や智慧などに形を変えて循環して発展する」とイメージすると理解しやすいと思います。

・具体的には、以下のようなことが考えられます。

① 天上界との波長同通
・世界経済の発展を考えて、勉強をしていると、天上界からのインスピレーションをいただけるようになります。

② 愛の心による波長同通
・世界の経済の発展を考えて投資を考えてると、優良企業と波長同通して投資先がみつかるようになります。

③ 愛の増幅
・社会のために投資を呼びかけると、出資者が集まるはずです。

実践上の問題点

・真理の実践は、いつも、りくつはかんたんでも、実践するのは難しいです。
・現実に出てくる問題点には、以下のようなものがあります。

① 愛と欲
・お金の問題がからむと、欲が必ずでてきます。
・欲がでてくると、心に曇りがでてきて、おかしなものとの波長同通が始まります。

② 短期的なリスク
・縁起の理法は、長期では正確に成立しますが、短期では、しばしば、逆の結果がでます。
・優良企業が落ち込むことはしばしばあります。
・投資が短期的に失敗することもしばしばあります。

・そのときに、信念をもっていないと迷いがでます。

③ 智慧と迷い
・迷いがでると、智慧はでてこなくなります。

・だいたい欲の方が大きくなります。

・こうして、光の循環から闇の循環に入ります。

 🙂 光を増幅させるために

・上にあげたようなリスクを回避して投資成績を上げるための方法は、以下の通りです。

① 愛と知恵の両立
・愛だけで知恵が足りなければ投資は当然失敗します。

知恵だけを考えると欲がでてきて、悪いものと波長同通する可能性がでてきます。

・投資で成功するには、愛と智慧の両立が必要です。
・言いかえると、愛と智慧の両方の観点からいつも反省をする習慣が必要です。

② 中心概念を明確にする
・愛と智慧の両方からの反省をするためには、中心概念を明確にしておくことです。

・極端な例をあげるとすると、「愛」を中心概念にして、応援したい企業に投資をするならば、その企業が倒産したところで失敗ではありません。
・あるいは、「智慧」を中心概念にして、投資に失敗しても、そこから「智慧」を得ることができれば失敗ではありません。

・中心概念を明確にすれば、それに合った戦略戦術が立てられますし、反省もできます。成果も得られます。

③ 時間を支配する
・中心概念は、できるだけ、長期の時間にたえるものがよいです。
永遠の時間を考えれば、人間は何度でもやり直しがききます。
・失敗はありません。

長期の計画を立てて、リスク管理をすれば、失敗は減ります。
・早いうちに、循環による発展のサイクルに入れます。

 

 

🙂 現在の投資実績

・ここまでの、今年の投資実績は以下のとおりです。
(個人情報ですので、実際の数字ではなく、100万円投資をしたときの割合で示しています。)

持ち株数     株価  持ち株数 残高    総計
はじめ(2018年)  1183円  822株  27,524円    1,000,000円
株価最低値(9月 )    995円  851株   53,473円   900,467円
2019年はじめ    1398円  244株  882,080円  1,222,843円
6月21日     1167円   667株  388,036円  1,161,433円

 🙂 今後の見通し

・先週の記事を再掲して、修正点を赤文字で示します。

投資家今市太郎氏の暴落予想
・今市太郎氏は次の三つの暴落の可能性を言っています。

① G20後の暴落
・G20が不調に終わり、「暴落する」というものです。
・市場も米中の決裂は織り込み始めましたので、「G20に向かって下落する方向」ではないかと思います。

・今週の市場は、米中決裂から米中首脳会談への期待に変わり、株価が上昇しました。
・G20で、米中首脳会談の結果が不調に終われば、下落します。

② 7月のFRB後の暴落
・一般的な市場予想では、FRBの利下げで株価が上昇するというものですが、今市太郎氏は「利下げの始まりは、株価暴落の始まりと考えているようです。
(市場の言葉で言う、「材料出尽くし」ということです。)

・この可能性は継続です。

③ 8月からの暴落
・8月は日米通商交渉をはじめとする不透明感に加えて、例年株価が下がる時期です。

・7月末から企業の決算発表がありますので、あわせて日本株暴落の可能性は高いです。

今の戦術

・私も、いずれにせよ、どこかで暴落すると考えています。
・暴落の可能性が高いので、来週から徐々に株を買い増していきます。

・万一、上昇トレンドに入った場合には、一部損切りをして、8月の暴落に備えます。
(上昇の要因があるとしたら、FRBの利下げによるバブル期待と、日本の選挙対策の株価の上昇です。)
(いずれにせよ、7月中にはっきりすると思います。)

 

SE006 『永遠の法』第4章② 人間の本質と愛 

 🙂 人間の本質と愛

・前回から、『永遠の法』第4章の学びの要点の話をしています。

学びの要点

・今回の学びの要点は、次の通りです。

① 人間の本質
・人間は、愛を求める存在です。
・主は、「愛は、人間が生きる過程の中で一番大切なものである」と説かれています。
(参考 『太陽の法』)

② 心の本質
・心の本質とは、心の底からわきあがる愛の思いです。

③ 光の本質
・愛は、循環により増幅します。

 愛と人生

・人間は、愛を求める存在です。
・愛は、よろこびであり、幸福であり、悩みであり、苦しみです。

・したがって、幸福な人生を送るためには、愛をつかまなくてはなりません。
『太陽の法』では、次のように説かれています。

愛をどこまでつかめるか、愛の本質をどこまで洞察しえるか。これは、人類に与えられたひとつの課題です。(p127)
愛は両極端です。すなわち、本物の愛は最高の幸福をもたらし、偽物の愛は、最大の不幸をもたらします。愛は、人生のよろこびの大半であり、また、それを誤解した場合には人生の苦しみの大半でもあります。(p128)

 🙂 心の本質

・ほんとうの愛とは心の底からわきあがる思いです。
・それが、心の本質です。
「多次元宇宙の秘密」(参考 『悟りの極致とは何か』)では、次のように説かれています。

みなさんの胸が熱くならなければ、それは愛ではないのです。(p176)
「この行為をすることはよいことだからしたほうがよい」とか、「これはそれほどよくないからしないほうがよい」といったことを心のなかで逡巡しているようでは、そのようなものは愛の名に値しません。もっと根源的なるものです。もっと底深くから出てくるものです。もっと力強いものです。もっと深いところから出てくる力です。(P177 )

私の体験

ほんとうの愛は、湧きあがってくるものです。
とめどもつきない喜びです。
・無限のエネルギーです。

・以前の記事で、私の至福体験を紹介したことがあります。
・そのときは、愛を与える喜びが、心の底からわきあがってきました。
・その思いはとめどもなく、やむことがありませんでした。

・おそらくほんとうの愛は無限なのだと思います。
・だれでも、今、自分が知っている百倍も、千倍もの大きさの愛を心のなかに持っていると思います。

 🙂 愛の循環による幸福の増幅

・「愛が無限である」理由の一つは、愛が循環により大きくなるからです。
『限りなく優しくあれ』では、次のように説かれています。

人々への愛を込めた仕事は、決して疲れないものなのです。なぜならば、愛をもってなされた仕事には二つの見返りがあるからです。一つは、愛を受けた人から、喜びの思い、感謝の思いが返ってくることです。もう一つは、仏から「おまえを愛しているよ」という愛の光が降りてくることです。
一つを与えると二つに増える。二つを与えると四つに増える。三つを与えると六つに増える。十を与えると二十に増える。」、これが仏の世界の法則なのです(p65)
愛という触媒によってでき上ったものは何かといえば、それは、愛がさらに蓄積されて、肥大化し、雪ダルマのように大きくなったものです。

・愛は光です。
・光には増幅の性質があります。
・この光の性質が大きな幸福をもたらすカギです。

今回の結論

「与える愛」は、シンプルな教えですが、その大きさは無限です。
(難しいけれど、絶対にチャレンジすべき課題です。)

 

 

 

SEB02 『永遠の仏陀』第1章① 信仰を深める三つのステップ

・この記事は、シリーズSEB「『永遠の仏陀』講座」の記事です。
・シリーズSEBでは、『永遠の仏陀』を深読していきたいと思っています。

 🙂 『永遠の仏陀』第1章 学びの要点

・第1章で、深読したい点は、次の二点です。

① 信仰を深める
・『永遠の仏陀』の学びの前提は、信じる心です。

② 学びを深める
・『永遠の仏陀』を深読するための要点を学びます。

今回の要点

・今回は、「信仰を深める」ための三つのステップのお話をします。
(次回は、「学びを深める」ための三つのステップのお話をします。)

① 心のうずきの発見
・「菩提心の発見」です。

② 求める
・菩提心の具体化が「求める心」です。
・人間は、そもそも「永遠に仏を求める存在」です。
「悟りを求める」という言い方もできます。)

③ 仏の愛の発見
・求めると、「仏の愛の発見」ができます。
(仏の愛の発見をできることは、人間にとって最大の幸福の一つです。)

 🙂 心のうずきの発見

・深読の方法は、経典をはじめから一文づつ丁寧に読んでいくことです。

・『永遠の仏陀』は、「仏弟子の証明」から始まります。
「仏弟子の証明」は、心の内に菩提心を発見することです。
・本文では、次のように説かれています。

自分の心の内に、よくよく問うてみるがよい。
さすれば、深く、強く、求めるものがあるであろう。
たとえ、その道、厳しくとも、
力強く生きたいという願いがあるであろう。
その強い願いこそ、菩提心というべきものであるのだ。

結論1

・心の内に「求める心」、「菩提心」、「心のうずき」を確認することが『永遠の仏陀』を学ぶ第一歩になります。

 🙂 求める心と仏の愛

結論2

・菩提心を確認できたならば、それを具体化して、光の循環をつくります。

・光の循環の内容は、次の通りです。

① 「信ずる」
・自分の認識を超えた世界があることを信じます

② 愛を感じる
信じることができると、仏の愛を感じるようになります。

③ 求める
仏の愛を感じることができるようになると、それを求めるようになります。

④ 与えられていることがわかる
求めれば求めるほど与えられていることがわかります。

⑤ 信仰心が深くなる
・すべてが与えられていることが分かると、信じる心が深くなります。

光の循環を創るには

・「菩提心と仏の愛」の循環には、三つの側面があります。

① 霊的な時間とこの世的な時間
・霊的な時間を持っていると、この感覚は深まりますが、この世的な時間を生きていると、この感覚は薄れていきます。

② 習慣化と忍辱の心
・したがって、この循環を自分のものにするには、時間がかかります。
・経験的には、信仰生活の習慣化が必要です。

③ 蓄積効果と無限の可能性
・「仏の愛」の感じ方には様々な感じ方があります。
・あるとき、突然に感じることができるようになることが多いと思います。

・そのあと、信仰生活を深めていけば、深くなった分だけ、深く感じることができるようになると思います。
(逆に、信仰生活から遠ざかれば、すぐに感じなくなります。)

SI036 投資と『永遠の法』第4章 愛の経済学

🙂 「愛の経済学」ということ

・現在、シリーズSI「投資の天才への道」では、『永遠の法』の学びから、自分のレベルに合った投資法を考えるための記事を掲載しています。

・今回は、『永遠の法』第4章「七次元の世界」です。
・『永遠の法』の第4章ののテーマは、「愛」です。
・そこで、今回は、「愛の経済学」について考えます。

結論

・結論を先に言いますと、「『ほんらいの投資の法則』と『愛の法則』は同じものである」ということです。

・愛も投資も「与えれば与えるほど増える」のです。

・これが、霊的世界の法則です。

理論的解説

・愛の世界も、経済の世界も仏が創られた世界です。
仏が創られた世界の真理は一つです。

・愛の話であろうと、自然界の話であろうと、経済の話であろうと、真理は真理です。
・本質は変わりません。
(逆に、具体的展開は、みんな別々です。同じものは何ひとつとしてありません。)

主の教え 

「愛の経済学」について、『永遠の法』では、次のように説かれています。

みなさんは愛の経済学というものについては考えてみてはいかがでしょうか。
 たとえば、農家は野菜や米をつくると、それを市場に売りに出します。その結果として貨幣が与えられます。この貨幣でもって、車など自分に必要なものが買えます。そうすると、車をつくった人は、農家の人の持っていた貨幣を手に入れることができ、この貨幣で持って野菜や米を買うことができるのです。
 このように、すべてが循環しています。経済においては、貨幣を媒介として、各人の働きつくり出す価値、労働の価値が、常に循環しているものなのです。
 愛も同じです。あなたが与えた愛は、他人を通して、自分自身に戻ってくるのです。与えた分だけ与えられるーこれは一つの法則なのです。(p180)

『限りなく優しくあれ』では、次のように説かれています。

みなさんは、「愛というものは、人間と人間とを結びつけている対価でもある。そういう経済的な指標としての金銭にもよく似たものである」ということを知らなくてはなりません。
 金銭は、じっと持っていても増えるものではありません。一万円札を金庫にしまっておけば、それは、いつまでたっても一万円のままです。しかし、それを使うことによって、その一万円は、どんどん増えていきます。(p160)
 これが経済の世界です。これとまったく同じことが、人間の心の世界でも言えるのです。
 愛という名の一万円札を金庫にしまっておけば、それは一万円以上のものになることはありません。
 ところが、その愛という名の一万円札を、他の人に差し出して使うと、一つの経済が起きて、人と人とのあいだを一万円が循環しはじめます。やがて、その一万円は一万円以上の仕事をしはじめ、十万円、百万円の値打ちを生むようになるのです。(p162)

・主は、愛を説明するために、経済のお話をされていますが、これは、「経済の本質には愛の法則が働いている」ということを示しています。

🙂 「愛の経済学」実践のポイント

・愛の経済学の実践のポイントは三つあります。

① 与えることから始まる
・まず、与えることから始めます。

・市場においては、自分がなにかをつくるところから始まります。
・投資においては、応援したい企業(事業)にお金を出すこと(投資)から始まります。
・愛においても、与えることから始めるのが本来の姿です。

・ところが、この世的な人は、もらうことから始めます。

・借金をして、何かをしようとします。
・利益の確信を得てから投資をはじめようとします。
・自分に好意的な人に、愛を与えようとします。

② 循環による発展
・霊界の法則は循環による発展です。

・投資においては、複利で膨大な利益が出ます。
・仏の光は増幅します。

・ところが、この世的な人は、目に見える利益を確保しようとします。
・目に見える愛を欲しがります。

③ 時間を待つ
複利で膨大な利益がでるのは10年単位です。

与えた愛がいつもどってくるかは、わかりません。

🙂 現在の投資実績

・ここまでの、今年の投資実績は以下のとおりです。
(個人情報ですので、実際の数字ではなく、100万円投資をしたときの割合で示しています。)

持ち株数     株価  持ち株数 残高    総計
はじめ(2018年)  1183円  822株  27,524円    1,000,000円
株価最低値(9月 )    995円  851株   53,473円   900,467円
2019年はじめ    1398円  244株  882,080円  1,222,843円
6月14日     1180円   586株  484,308円  1,176,083円

 🙂 今後の見通し

投資家今市太郎氏の暴落予想
・今市太郎氏は次の三つの暴落の可能性を言っています。

① G20後の暴落
・G20が不調に終わり、「暴落する」というものです。
・市場も米中の決裂は織り込み始めましたので、「G20に向かって下落する方向

」ではないかと思います。

② 7月のFRB後の暴落
・一般的な市場予想では、FRBの利下げで株価が上昇するというものですが、今市太郎氏は「利下げの始まりは、株価暴落の始まりと考えているようです。
(市場の言葉で言う、「材料出尽くし」ということです。)

③ 8月からの暴落
・8月は日米通商交渉をはじめとする不透明感に加えて、例年株価が下がる時期です。

今の戦術

・私も、いずれにせよ、どこかで暴落すると考えています。
・暴落が始まったら、順張りで勝負にでます。
(日経平均が5日、25日、52日のすべての移動平均を下回り、下向きになったときが暴落の始まりです。)

 

 

SE005 『永遠の法』第4章 菩薩の世界

・この記事は、シリーズSE「『永遠の法』講座」の記事です。

 🙂 私たちの目標にすべき菩薩の世界

『永遠の法』第4章は「七次元の世界」です。

七次元の世界=菩薩の世界は、私たちが目標とすべき世界です。

・主は、次のように説かれています。

最低でも、優れた人たちのいる六次元光明界に還りなさい。できれば、七次元菩薩界に還りなさい。
 菩薩界は本当に素晴らしい世界です。光に満ち溢れています。地上にいる人間彼見れば、道路にはダイヤモンドなどが敷き詰められていて、まさに光の道路です。家々も宝石でできています。(『発展思考』p232)

幸福の科学に集い、修行しようと心に誓っている人は、すべからく、「菩薩の世界に入るべし」という誓願を立てていただきたいのです。(『ユートピア創造論』p81)

・幸福の科学の根本経典である『真理の言葉・正心法語』では、「我ら 光の菩薩」と説かれています。
・この「光の菩薩」の意味は、「光の菩薩を目指す存在」という意味です。
幸福の科学の信者である」ということは、「光の菩薩になることを目指す」ということでもあるのです。

菩薩誓願と勇気

・幸福の科学の信者さんのなかには、「『菩薩になりたい』ということが、はずかしい」と感じられている方もいると思います。

・しかし、それは勘違いです。
・「菩薩になる」と宣言することは、自我の主張ではありません。
・「菩薩になる」ということは、決して、「この世的に偉くなりたい」ということではないのです。
「みんなのお役に立ちます」と宣言することなのです。

・あるいは、「自分みたいな人間が「菩薩になる」というのはおこがましい」とおもっていらっしゃる方も多いと思います。

・しかし、それも勘違いです。
・「菩薩になる」と宣言することは、「修行の誓い」をするということです。
・今の能力は関係ありません。

・私たちは、菩薩になるために永遠の時間が与えられているのです。
・ただし、菩薩誓願ができる最大のチャンスは今世です。

 🙂 『永遠の法』第4章の学びの要点

・というわけで、『永遠の法』第4章は、仏弟子にとって、すごく大切な教えです。
・当シリーズでは、今回から3回にわたり、『永遠の法』の第4章の要点を深く学んでいきたいと思います。

・今回は、その要点を示します。

人間の本質と愛

次回は、「愛の本質」についての学びを深めます。

① 人間の本質
・人間は、愛を求める存在です。

② 心の本質
・心の本質とは、心の底からわきあがる愛の思いです。

③ 光の本質
・愛は、循環により増幅します。

愛と信仰

① 仏の愛
・人間が求める愛は、仏から与えられます。

② 永遠の愛
「永遠」を感じるときに、仏の愛を感じることができます。

③ 魂の器
・仏の愛を受けるには、魂の器が必要です。

 

 

 

 

 

 

SEB01 絶対信仰を目指すための『永遠の仏陀』の読み方

・新しいシリーズとして、「絶対信仰を目指すための『永遠の仏陀』の読み方」を開始します。

 🙂 『永遠の仏陀』のまえがき

『永遠の仏陀』のまえがきには、次のように説かれています。

本書を手にして、そして読み進めるならば、あながたは、確かなる勝利を手にするであろう。本書を読み、味わい、理解し、かつ実践して、人生に敗れるということはありえない。あながたは、いま、最高の瞬間を手にしているのだ。
 この書をとくと読み進むがよい。さすれば、あなたがたが単なる物質の塊ではなくて、黄金色に光る永遠の存在であることが分かるであろう。

この「まえがき」の解説として、次の、三点お話をしたいと思います。

今回の要点

① 最勝の書
・主は、この書を学んで「人生に敗れるということはありえない」と説かれています。
・このお言葉を信じて、確かな勝利を手に入れたいと思います。

② 深読
・主の教えは、深いものがあります。
・教えは、じっくりと読み、味わい、理解し、実践する必要があります。

③ 黄金色に光る永遠の存在
・「会員ページ」の目的は、「自分が霊的存在(=光の珠)であることを実感すること」です。
・そのために『永遠の仏陀』を学び、実践していきたいと思っています。

 🙂 最勝の書であるということ

・はじめに『永遠の仏陀』(=真理)の価値について学びます。

『永遠の仏陀』では、次のように説かれています。

仏法真理を知った悦びは、なにものにもかえがたいものだ。
仏法真理を知った悦びは、どのような金銀財宝にもかえることができないほど尊いものであるのだ。(p36)

ある時代の、ある時に、わが法を学ぶために、生命を捨てることをも惜しいと思わなかった者は数知れない。
その教えを知るためには、自分の生皮をはいででも、そこにでも教えを書きとめたいと願った求道者もいた。(p116)

頭上に飾る一つの純金の王冠よりも、一巻の仏法真理の書を選ぶことが、どれほど素晴らしいことであるかが分かるだろうか。
それは、人間として生まれて味わいうる、最大の悦びであるのだ。(p120)

・「仏法真理の学びは、ほんらいは、人生において最大の価値を持つものであり、最高の悦びをもたらすものである」ということです。

 😉 深読するということ

・上に述べたようなほんらいの姿を呼び起こすためには、真理の書を深く読み、味わい、理解し、実践する必要があります。

・私は、『永遠の仏陀』に説かれいてる教えを本気で実践しようと思っています。
・そのために、丁寧に一行づつ読んで、「実践できているか、できていないか」を考えています。

・「実践できていない」ときは、その理由を考えます。

・また、「主のお言葉の真意が理解できていない」と思ったときは、そのお言葉の意味を公案のように考えたり、他の書籍を学んだりしています。

・このシリーズでは、私が深読しているお言葉の内容と、そこで得た智慧を紹介したいと思っています。

黄金の光の珠となる

・また、「主のお言葉を理解できる」ということは、「魂で感じとれる」ということです。
・それは、「光を感じる」ということでもあります。

・そして、その教えを実践することは、「光の存在となる」ということだと思います。

今回の結論

『永遠の仏陀』を深読して、光の珠となる。

 

 

 

SI035 投資と『永遠の法』第3章 進化し続ける投資

🙂 進化し続ける投資

・現在、シリーズSI「投資の天才への道」では、『永遠の法』の学びから、自分のレベルに合った投資法を考えるための記事を掲載しています。

・今回は、『永遠の法』第3章「六次元の世界」です。
・『永遠の法』の第3章の一つのテーマは、永遠の進化」ということです。
・そこで、今回は、「進化し続ける投資法」について考えます。

研究と反省

・「進化する投資法」で、一番初めにお話をしたいことは、研究と反省です。

・私の考えでは、投資のリターン率は、基本的に勉強量(研究量)で決まってくると思っています。
優良銘柄の選択ができれば年率5~10%は期待できます。)
(優良銘柄を選んで、下落トレンド、上昇トレンドをつかめば、年率10~15%ぐらいは期待できます。)
そのほかのテクニックを開発すれば、15~20%は期待できます。)

・金融の世界では、1%の利率の差は、大変大きな利益の差になります。

・したがって、研究と反省を重ねて、1%でもリターンの利率を高くすることが、「智慧の投資」と言えます。

収穫逓増の法則

・言葉が難しいので、あまり有名ではありませんが、世の中を支配している大事な法則として、「収穫逓減の法則」「収穫逓増の法則」というものがあります。

① 収穫逓減の法則
・かんたんに言うと、「マンネリ化で効率が落ちる」ということです。

・なんでも、はじめての時は、感激しますが、慣れると感激が薄れます。
・同じ仕事を続けるとあきてしまいます。

・経済で言うと、成熟経済です。

・人生で言うと、ここから慢心が起こります。
・幸福を感じなくなり、足ることを知らない欲望がでてきます。

② 収穫逓増の法則
循環による発展です。

・春になると、生物がお互いの相乗効果で、成長します。
・人生でも、経済でも、うまくいっているときは、物事が好循環しているときです。

・孫氏の兵法では、「機に乗ずる」ということです。
(これができる人はまれです。)
・株で大儲けできる人は、チャンスを逃さない人です。

・この二つの法則を研究し、収穫逓減を防ぎ、収穫逓増にもっていくことができれば発展すると思います。

弁証法的発展

収穫逓減から収穫逓増を生み出す方法が弁証法的発展です。

・世の中は、対立する二つのものから成り立っています。
・その対立するものを統合することができると発展を生みます。

・投資の世界では、対立するものとして、次のようなものがあります。

① 順張りと逆張り
・順張りは、上昇トレンドで買い、下落トレンドで売ります。
(プロは、ふつう順張りです。)
・逆張りは、安いときに買い、高くなったら売ります。
(しろうとは逆張りが好きです。)

② 成長株と割安株
・成長株投資は、成長が見込まれる企業の株を買う投資法です。
・割安株投資は、企業の株価が安いときに株を買う投資法です。

③ 上げ相場と下げ相場
・上げ相場は、株価が上昇トレンドにあるときの相場です。
・下げ相場は、株価が下落トレンドにあるときの相場です。

 🙂 SEG投資法

・SEG投資法で、現在、研究を重ねているのは次のような点です。

① 順張りと逆張りの併用
移動平均線を基準に順張り投資をしています。

・株価が高くなりすぎたとき、安くなりすぎたときは、逆張り投資をしています。

② 収穫逓増の法則
資金を定期的に供給することを考えています。

・投資自体は、「収穫逓増」の性質を持っています。
・取引手数料の問題で、「収穫逓減の法則」も働いています。

商品の選び方と、取引のしかたの研究の余地があります。
(現在のモデルの予期せぬ失敗は、モデルとして使っているETF商品に「収穫逓減の法則」が強く働く商品だったことです。)

③ 微分と積分
・まだ研究中で、詳しくはお話できません。

・微分とは、変化の数学です。
・積分とは、蓄積の数学です。

・投機的な人は、変化を大事にしていますが、おそらく、長期的には積分的な考えの方が大金を生み出すと考えられます。

 

 

 

 

 

🙂 現在の投資実績

・ここまでの、今年の投資実績は以下のとおりです。
(個人情報ですので、実際の数字ではなく、100万円投資をしたときの割合で示しています。)

持ち株数     株価  持ち株数 残高    総計
はじめ(2018年)  1183円  822株  27,524円    1,000,000円
株価最低値(9月 )    995円  851株   53,473円   900,467円
2019年はじめ    1398円  244株  882,080円  1,222,843円
6月7日     1205円   506株  579,736円  1,189,768円

・日経平均株価が大幅に下落したので、利益確定で、かなりの株を売りました。
・日経平均株価は、下落後自律反発で5日の移動平均線よりは上になりました。
(25日、52日の移動平均線の下で、中期下落トレンドは変わりません。)

 🙂 今後の見通し

・経済指標の悪化で、市場は、FRBの利下げ期待から株価が上昇しています。
・年初から、政治の不透明感で株価が下落し、経済指標の悪化で政策期待から株価が上昇するという不思議な状態が続いています。
・これが、いつまで持つのでしょうか。
・常識的には、秋口か、来年に暴落ということだと思いますが、トランプ大統領は、どのように見込んでいるのでしょうか。

今の戦術

・今度買うのは、5日線の移動平均を下回り、短期、中期、長期とも下落トレンドに入った時です。