SE004 『永遠の法』第3章 進化と多様性

・この記事は、シリーズSE「『永遠の法』講座」の記事です。

 🙂 六次元の世界

今回の要点

・今回は、第3章「六次元の世界」のお話です。

・「六次元の世界」の学びの要点は、次の二つです。

① 進化
・六次元の世界は優秀な人間の世界です。
・優秀になるためには、努力が必要です。

・また、全体的な問題としては、「人間は永遠に進化する存在」です。

② 多様性
・人間には、多様性があります。
・六次元の世界はリーダーの世界で、様々な分野の専門家、特殊な能力を持った人がいます。

 🙂 努力の意味

・ここで「努力の意味」について、三つのことを確認します。

① 努力が幸福を生む
・一つ目は、「努力が幸福を生む」ということです。

・このサイトで、何度も何度もお話をしていますが、この宇宙を貫く法は「縁起の理法」です。
・人間は、努力をしたら努力をした分だけ幸福になります。

・この一点さえおさえておけば、人間は幸福になるしかありません。
(仏教の幸福論は、縁起の理法です。)

・(自分を含めて)人間は、なぜ、このかんたんな真理を理解しないで、あばれたり、もがいたりするのでしょうか。
・たいへん不思議です。

② 努力は手段ではなく、目的である
(これは七次元の教えです。)

・「努力をすれば幸福になる」というと、ふつうの人は、「『努力が手段』、『幸福が目的』」と考える思います。

・その考えも間違えではないと思います。
・六次元の世界では、その考えは成立すると思います。

・しかし、その考えは、「幸福になったら努力をやめる」という考え方につながってしまいます。
・そうすると、「永遠の進化」を望む神様の御心とは合わなくなります。
(ここが、この世的な人が幸福になれない落とし穴です。)

七次元世界に入ると、「努力即幸福」の世界になります。

・人間は、ここを目指すべきです。

・言いかえると、「『肉体の悦び』を目的としないで、『魂の悦び』を目的とする」ということになると思います。
(「魂の悦び」は働く悦びです。)

③ 仏に向かうのが人間のほんらいの姿

「魂の悦び」とは、仏に向かう悦びです。

・「魂の悦び」は、人の役に立つ悦びです。
愛を与える悦びです。
仕事の悦びです。

・「魂の悦び」は、魂の向上の悦びです。
真理の学習の悦びです。
反省の悦びです。

・永遠に仏に向かい続けるのが、ほんとうの幸福です。

 🙂 多様性の世界

・多くの人は、自分の興味関心のあることしか学びません。

・しかし、今は、エル・カンターレという創造の神が御降臨されている奇跡の時代です。

・この機会に、ふだん、自分が接したことのない世界をかいま見るのも悪くないと思います。

・「六次元の世界」には多様な世界が存在しています。
・いくつか紹介します。

① 光の世界の光景
『永遠の法』には、次のように説かれています。

みなさんが山間の道を歩いていたり車で走ったりしていると、突然、目の前の視界が開けることがあるでしょう。眼下はるかに、麓の街が見えたり、遠くの海が見えたりと、いきなり目の前に眺望が開けたという経験を持っている人がいるといます。
 まさしくこのような瞬間を、六次元光明界に入ってきた人びとは感じることになります。(p125)

・現実の合理的世界で生き抜くことにとらわれている人は、こうした広々とした世界を想像するだけで違うものが見えてくるようになると思います。

② 政治の世界、リーダーの世界
・『人間学概論』では、「人間は、政治的動物である」と説かれています。
・なじみのない人も多いかと思いますが、「政治の世界」も人間の本質の一つです。

・この機会に政治の世界を学ぶのも悪くはないと思います。

③ 裏の世界
・「裏の世界は、自分とはあまり関係のない世界」と考えいる人も多いと思いますが、現実の世の中で成果を出しているのは、裏の世界の力が大きいと思います。

・世の中で、成功をおさめるためには、裏の世界や悪の世界のことを知っておく必要があります。
(学びには、その反対のものを学ぶ必要があるのです。)
(「光を知る」には、闇が必要です。)
(「表を知る」には、裏が必要なのです。)

結論

・「世界で起きていること、宇宙に存在していることは、すべて意味があること」です。
・すべてを学びの材料として日々進化していくのが幸福です。

 

SD009 「絶対信仰を目指すための『正心法語』の読み方⑨ 僧帰依について」

・この記事は、シリーズSD「絶対信仰を目指すための『正心法語』の読み方」の記事です。

 🙂 私たちの課題 - 僧帰依について

・今回は、『仏説・正心法語』の「菩提心の言葉・修行の誓い」の補足説明です。

・仏弟子にとって、仏への帰依と法帰依に関しては素直に従えるのですが、サンガの幹部から出る方針に対しては素直に従えないことがあります。
(私も、上から出る方針にはしょっちゅう疑問を持っています。)

・そこで、僧帰依のあるべき姿について考えてみたいと思います。

今回の要点

・要点は、次の三つです。

① 三宝帰依は一つのものである
・仏への帰依、法帰依、サンガへの帰依は、ほんらいはひとつのものです。

② 世の中のことは理不尽に見える
・サンガの方針にも理不尽に見えるものはたくさんあります。

③ 不合理なれど我信ず
・理不尽に見えても、「そこには一段上の意味がある」ということです。
(「幸福の科学の幹部が間違った方針を出しても、主がそれをお許しになっているのには深い意味がある」ということです。)

 😐 三宝帰依は一つのものである

・幸福の科学で、よく耳にする声は、「私は、仏への帰依、法帰依はできますけれど、僧帰依はできません」という声です。

・しかし、この言葉は矛盾しています。

・「ほんらい三宝帰依というのは、一つのもの」なのです。
(法帰依をするならば、仏=僧団であり、法帰依=仏への帰依=僧帰依なのです。)
(実際に、「僧団に帰依できない」と言っている人が、毎日『正心法語』を読誦したり、反省をしたりしているかどうかは怪しい感じがします。)

・したがって、仏や教えに帰依するかぎりは、サンガに帰依すべきです。

・このときに考え方として、二つのことが言えると思います。

一つは、「幸福の科学の三宝帰依は、非常にゆるやかなものである」ということです。

・幸福の科学の方針は「正しき心の探究」です。
・一番ゆるやかな考えでは、仏帰依も、法帰依も、僧帰依も、「そちらに向かう努力をすればよい」ということになると思います。

 😐 理不尽と見えし方針にも意味がある

・幸福の科学の活動において、現実には、上から理不尽に見える活動方針がでてくることはしばしばあります。

・しかし、世の中には、偶然はありません。
・ただ単に、その方針を批判しても魂修行の役には立ちませんが、その意味を見抜いて、しっかりとした対処をすれば、魂を向上させることができます。

・今回は、その要点をお話しします。

方針が理不尽に見える理由

・まず、「方針が理不尽に見える理由」として次のようなことが考えられます。

① お互いの考え方の違い
・人間には、いろいろな考え方や価値観があります。
・考え方や、価値観が違えば、向いている方向は変わってきます。

② 認識力のレベルの違い
・認識力が違えば、見えているものが違うので、方針は違ってきます。

③ 主のお言葉の解釈の違い
・私が、よく体験するのが、主のお言葉の解釈の違いから方針が違って見えることです。

対処の方法

・理不尽に見える方針がでたときに、まず、考えるべきは、「いずれにせよ、自分の考え方も主の御心と完全に一致しているわけではない」ということです。

・したがって、まずは、「主の御心(正しき心)を探求してみる」ことです。
(上司やみんなと話し合いができれば、もっとよいでしょう。)

・それで、主の御心がわからなければ、上の方針にしたがうことです。
・そのなかで、最善を尽くしていれば、正しい答えは見えてくるはずです。

(たとえ、上司の方針があまりよろしくないものであったとしても、主は必ず見て下さっています。)

・人間は、順境にあるときよりも、逆境にあるときのほうが、魂が成長する感じがします。
不合理に見える世の中で、たんたんと努力をしていると、思わぬ成果が得られるものです。

結論

理不尽に見える世の中で、努力をしているときこそ魂は成長する。
(幸福の科学は、いろいろな霊系団の魂が集まって切磋琢磨している場所なので、意外に厳しい魂修行の場になっています。)

 

 

 

 

 

 

・帰依というのは、ほんらいは、「身も心も捧げる」という意味ですが、幸福の科学の三宝帰依の考え方は非常にゆるやかです。

・「正しき心の探究」が僧団の方針です。

・しかし、現実には、身も心も捧げている信者さんはそう多くはないと思います。

 

SI034 投資と『永遠の法』第2章 与える愛の投資

  🙂 与える愛の投資

・現在、シリーズSI「投資の天才への道」では、『永遠の法』の学びから、自分のレベルに合った投資法を考えるための記事を掲載しています。

・今回は、『永遠の法』第2章「五次元の世界」がテーマで、「与える愛」の投資法について考えます。

与える愛の投資法

・「与える愛の投資法」とは、企業や地域経済を支援するための投資です。
・利益よりは、自分の心情を大切にした投資法です。

・優良企業を探すことができれば、日本経済が発展しているかぎり、特別なことをしなくても、年率5~10%の利益は出ると思います。

・「与える愛の投資法」には、次の二つの方法があります。

① 個別企業の応援
・自分が応援したい企業を探し、そこに投資します。

② 地域や特定産業の活性化のための投資
・地元の経済を活性化させるための投資です。

 🙂 投資先の探し方

個別企業

・投資先の企業の探し方には次のような方法があります。

① 自分の好きな商品を売っている会社
「自分がよい」と思っている商品を販売している会社に投資するのは、一番素直な考え方かもしれません。
(株主優待サービスを期待して株を買っている方は結構いると思います。)
(投資の神様的存在のウォーレン・バフェットは、案外、この傾向があります。)

② 応援したい経営者
・個人的に応援したい経営者がいたり、素晴らしい人格の社長が経営する会社に投資するのもよいと思います。

③ 会社の理念や方針
・会社のホームページなどを見て、会社の理念や方針に共感する場合です。
(私は、これを使おうと思っています。)

④ 企業業績の見込み
・ただし、投資ですので、心情だけではなく発展する企業に投資することが大事です。
・理念や方針に仕事の中身が伴っていることが大切です。

・企業の実力は、過去の会社発表の経営計画がどれだけ実現できているかで推測は可能です。

・また、会社の方針の一つとして、人材育成にどれだけ力を入れているかも確かめておいた方がよいと思います。

地域や特定産業

・地域や特定産業、ある種のテーマに関して応援したいときは、そのテーマにあったファンド、投資信託や、ETFを探すとよいと思います。
(ETFとは、日経平均株価指数や、外国の株価指数などと連動する株です。)
(テーマ別の株や、業種別の株、金などの商品を株価したものなど、様々なものがあり、好みの投資ができます。)

・今、金融業は低金利政策で、非常に厳しい状況にありますので、様々な金融商品(投資対象となる商品)をつくっています。

発展性のあるものを選んで、長期投資をするならば、それなりの利益は出ると思います。

・それほど詳しくは知りませんが、印象だけで言うと、(銀行などの)サラリーマンがおすすめする商品は、勉強不足のうえ、手数料も高くあまりおすすめできません。
(長期投資を決めこめば手数料は、ほとんどかかりませんが。)

・一方、個人的なファンドマネージャーには、優秀でかつ良心的な方がいると思います。

🙂 現在の投資実績

・ここまでの、今年の投資実績は以下のとおりです。
(個人情報ですので、実際の数字ではなく、100万円投資をしたときの割合で示しています。)

持ち株数     株価  持ち株数 残高    総計
はじめ(2018年)  1183円  822株  27,524円    1,000,000円
株価最低値(9月 )    995円  851株   53,473円   900,467円
2019年はじめ    1398円  244株  882,080円  1,222,843円
5月31日     1245円   592株  464,545円  1,202,132円

・米中貿易戦争が表面化してきて、日経平均株価が下落トレンドに入りました。
(5日、25日、52日のすべての移動平均線の下です。)

 🙂 今後の見通し

・先週予想した通り米中貿易戦争は激化しています。
・8月には、日米通商交渉も行われます。
・短期、中期、長期とも、日経平均株価は下落トレンドに入りました。

市場の予想
・日経平均の目先の底値は、20,000円ぐらい、19,500円ぐらい、18,500円ぐらいと様々な予想があります。
・いずれにしても中期でも下落トレンドと考えられます。
(反発しても上は21000円ぐらいの予想です。)