SEG191228 天才教育を考える⑥ 天才の人生計画(保存版)

・一般ページのT2013「『未来の法』の学びの要点」でお話をしたとおり、「来世の自分に向けて」の記事を公開しようと考えています。

・今回は、前回に引き続いて「天才教育」について考えます。
・今回のテーマは、「幼少時代の環境を考える」です。

🙂 幼少時代の環境を考える

メインシナリオ

・現時点で、私が考えているメインシナリオのイメージは、だいたい現在の私の子供たちの環境です。
(つまり、「現在の我が家のようなところに生まれる」というイメージです。)
・具体的には、田舎で、親は宗教的素養があるが自由、経済に関しては食べてはいけるが楽ではない、一人の時間が多く取れる環境です。

・その理由を、今世の私の幼少時代の環境と比較して説明します。

今世との比較で考える

[今世]

自由ということ

・「私が幸福に感じることのなかで、いちばん大切にしているものの一つが「自由」ということだと思います。
・生まれる前の人生計画も「そこに重点をおいたのではないか」と思われます。

① 両親について
・両親とも、子供のことを信用する方で、自由にさせてくれました。
(好きなことに熱中できましたし、経済的にかなり厳しいときでも勉強することに関しては出費を惜しまない親でした。)
・母親からは勤勉さということを学んだと思います。

② 都会育ち
・生まれも育ちも東京の新宿でしたが、学校は、すべて公立校で、何の規制もありませんでした。
・おまけに高校一年のときは、学校紛争で二学期はまるまる授業がありませんでした。
(夏休みから冬休みまでずっと休みでした。)
・高校2,3年のときも、あまり授業に出た記憶がありません。
(自分の感覚としては半分くらいしか出ていないような感覚です。)

③ 経済について
・経済的には、程よい自由がありました。
(天上界の後押しも大きかったと思います。)
(たとえば、大学院の博士過程に進学する時に、出費はかさむが収入はゼロという家庭状況に陥っていましたが、何の迷いもなく大学院に進学することを決め、それで全然困りませんでした。)

④ 交友関係
・交友関係に関しては、一人でいるのが好きだったと思いますが、仲のよい友達は何人かはいました。

⑤ 幸福の科学
・自由を人生の指針にしていたので、幸福の科学に出会い、入会、奉職することができたのだと思います。

自由の代償

・ということで自由にやっていたので、今世は次のような問題を抱えていました。

① 逆境に弱い
・あまり「苦しみ」を経験したことがない幸せな幼少時代であったので、逆境に弱い、軟弱な部分があると思います。

② 劣等感と慢心
・基本的に勉強は好きなのですが、学校の勉強は嫌いなのであまりしません。
・仕事に関しても、好きなことでないと熱心にしません。
・学校の勉強をしないので、内容によって、学校の成績(や仕事の成果)がすごくよくなったり、悪くなったりします。
・悪いときは、「逆境に弱い」という傾向性とあいまって、とても落ち込みます。
・よいときは、慢心します。

③ 宗教的素養が身についていなかった
・子供のころに宗教教育を受けていなかったので、すごい回り道をした感じはあります。
・ここは説明するのが難しいのですが、主の教えで言うと、おそらく「凡事徹底」のところだと思います。
(宗教的素養がないと、まじめなのにも関わらず「凡事徹底」ができないのです。どこかで手を抜くのです。)
(宗教的素養があると、「逆境も時にがんばれる」「順境の時に慢心しない」というようになると思います。)

④ 失敗のリスク
・私は自由を指針としていますので、教育も自由が中心です。
・その結果、子供たちは、その分苦労をしています。
・たとえば、子供のころに「宿題の答えを教えてくれ」という子供もいました。
・私はその要望に応えていましたが、今ではその子はその分苦労をしていると思います。
(大川隆法総裁先生も似た部分があります。私たちが望ましくないことをしようとしても、その非を自分で悟るようにお許しになることがしょっちゅうあります。)
(たとえば、私の印象では、私たちの希望するままに祈願を降ろしていただいた時期があった感じがしています。)

天上界の後押し

① 宗教的素養
・両親は唯物論的傾向も強かったですが、幼稚園はキリスト教系の幼稚園を選んでくれました。
(今思えば、これはめちゃくちゃ大きな出来事だった思います。)
(たとえば、小中学校のころ、天上界の存在など信じていませんでしたが、お祈りめいたことをしていたような気がします。)

② 念いは実現する
・私は、幼少時から「念いは実現する」という体験をしています。
(小学校のころ、テストの時だけ鉄棒の逆上がりができました。なぜか知らないけれどテストの時だけです。それで、テストに対する自信を持っています。東大に合格できた理由の一つは間違いなくそれです。)

・また、インスピレーションもよくもらいます。
(私の場合は、わかるはずがないことがわかったり、考えてもいないことが口から出てくるので、インスピレーションだとわかります。)

③ 経済的後押し
・これは数え上げればきりがありません。
(というか、全面的に天上界のご支援だと思います。)

・一つだけ、わかりやすい例をあげます。
・幸福の科学に奉職するときに、前の職場の上司から、「退職するのを三月三十一日ではなく、四月一日にしてくれ」と言われました。
・私は、どうでもよかったので、その通りにしましたが、そのおかげで(一日違いで)奨学金の返済が免除されました。
(当時の職場は、奨学金の返済が免除されている職場で、私には「奨学金を返す」という発想自体がもともとありませんでした。しかし、後から通知がきて、もしも三月三十一日に退職をしていたら、奨学金の返済の義務が生じていることがわかりました。)

[来世]

① 宗教的素養
・真理家庭に育ち、幼少時から真理を魂に植え付けるのが理想です。

② 両親
・親は、はやり自由を大切にする親がよいです。
・子供のころから真理に触れていたいので、親が真理を学んでいて、かつ、自由にさせてくれるのが理想です。

③ 一般的な環境
・今世の私の環境は勉強をするには理想的でしたが、精神力を鍛えるには十分ではありませんでした。
・今世の最優先課題は、幸福の科学に出会うことでしたので、情報量の多い都会に育つ必要があったのだと思います。
・来世は、もう少しハングリー精神が芽生える環境の方がよいような気がしています。

(12月28日記:この記事は一か月以上前に書いた記事です。その後インスピレーションが降りてきたり、環境の変化により、来年の計画が大幅に修正されました。「来世の自分に向けて」の記事の公開は延期することにしました。)

SEG191226 天才教育を考える⑤ 天才教育を考えるポイント(保存版)

・一般ページのT2013「『未来の法』の学びの要点」で、お話をしたとおり、来年から、「来世の自分に向けて」の記事を公開しようと考えています。

・そこで、年内はその準備期間とし、このサイトには、「来世の自分に向けて」の準備段階で考えていることを紹介する記事を載せようと考えています。

・今回は、天才教育について考えます。

 🙂 天才教育を考えるポイント

・天才教育を考えるポイントは以下の通りです。

(能力を含む)環境の問題

① どこで宗教的に目覚めるか
・一番大きな問題は、「どこで宗教的素養を身に着けるか」です。

② 勉強できる環境のつくり方
・次に大切なのは「勉強できる環境」です。

③ どのような経済状態が理想か
・経済的に豊かな方が自由にできますか、豊かだとだいたい慢心して堕落します。

④ 都会か、田舎か
・都会の方が、経済的豊かさ、勉強の機会や情報に関しては恵まれますが、誘惑が多くリスクも大きいです。
(当然、田舎が逆です。)

⑤ 親は、自由放任か、厳しい方か
・どちらもそれなりのリスクがあります。

⑥ 人との交流、あるいは一人の時間
・勉強や思索をするには一人の時間が必要ですが、一人でいると独善的になります。

⑦ 天才型か、努力型か
・予習型、天才型の方が好きなことに特化できて幸福ですが、慢心―堕落のリスクも大きいです。
・復習型、努力型は、なかなか人生の先行きが見えずにつらいです。

人生の問題

① 人間は怠け者である
・人間は怠け者にできています。
・いかに、努力をする傾向性をつくりあげるかを考える必要があります。

② 人間は愛されたい動物である
・人生の迷いは、人の評価を求めるところで生まれてきます。

③ 人間は慢心する動物である
・人間は、失敗すると自己卑下におちいりますし、成功すれば慢心します。

④ 人生は「苦」である
・「苦しみ」のない人生はありません。

⑤ 人間は矛盾した生き物である
・人生は、矛盾しています。
・人間は、矛盾した生き物です。

自分の個性

① 好きなこと
・心のうずきの発見が天才教育のポイント

② 能力
・心のうずきと世間の評価が一致するものを見出す必要があります。

③ 努力をする性格
・能力を伸ばすには「努力すること」が必要です。
・どのような環境下だと努力をするようになるのかを考える必要があります。
(逆に、どのような環境下だと慢心するのかも考えておく必要があります。)

 

SEG191224 天才教育を考える④ 弁証法的発展(保存版)

・一般ページSEG191203「天才教育と救済に向けて」で、お話をしたとおり、来年から、シリーズGE「天才教育を考える - 来世の自分、孫、子供たちへ」をスタートさせます。

・そこで、年内はその準備期間とし、このサイトには、「天才教育を考える」の準備段階で考えていることを紹介する記事を載せようと考えています。

・一般ページでは、企画を考えるプロセスを紹介し、「会員ページ」では、天才教育そのものについて考えるつもりです。

・今回は、弁証法的発展を考えます。
(天才教育を考える②の続きです。)

 🙂 弁証法的発展について

・世の中のすべての永続的発展は、弁証法的に発展しています。
・そのことが理解できると、世の中がだいぶ見えてくるようになると思います。
・新シリーズでは、世の中がどのように弁証法的に発展しているのかを説明したいと思っています。

弁証法的発展とは何か

・弁証法的発展は、宇宙の根本的な成り立ちであり運動法則です。
・具体的には、「三次元の現象界には必ず二つ以上の対立する存在と、それを統一する概念がある」という理論です。
・宇宙の次元構造も発展も、これにより成り立っています。
・具体例を下に示します。

① 「正」「反」「合」
・具体例としては、「男性と女性が結婚して、子供が生まれ育つ」という例があげられます。

② 循環による発展
・循環の具体例としては、春夏秋冬の四季があげられます。

・循環と縁起の理法が結びつくと「循環による発展」が起きます。
・具体例てとしては、「好不況サイクルによる経済発展」があげられます。

・四正道の循環による発展も、循環による発展です。

・当サイトでは、「リズムの習慣をつくる」といういい方をしています。

③ 一即多
・理念(一)と現実世界(多)の運動による発展が、宇宙の発展法則です。

理念 - 神、光、真理、幸福という方向性、ユートピア
現実世界 - 人間

弁証法的発展と真理

① 中道からの発展
・私の理解する範囲では、「弁証法的発展」と「中道からの発展」は同じものです。

② 理念と生々流転の法則
・『太陽の法』の第1章の中心論点の一つは、「理念と生々流転の法則」です。

・これは、弁証法的発展のもとなる考え方です。

③ 次元構造
・次元構造は、弁証法的発展ができるようにつくられています。
・三次元的な自我の心を統一するのが五次元の善です。
・現実と理想の矛盾を統一するのが、六次元の努力の心です。
・自他の個性を統一するのが、七次元の愛の心です。

弁証法的発展の具体例

① 自然の進化
・オスとメスが生殖をして子供ができることにより多様性が生じ、多様性のなかで自然淘汰が起きて進化する。

② ドラッカーのマネジメント
・ドラッカーのマネジメントを一言で言えば、顧客のニーズに合わせて(愛・マーケティング)、反省と智慧の力で自分を変えていく(イノベーション)こと。

③ 繁栄している国の政治
・繁栄している国では、保守と革新が絶妙なバランスをとっている。

④ 明治維新
・明治維新が成功したのは、他の革命で類を見ない*、王政復古と四民平等のサンドイッチ革命であったから。
・東洋文明と西洋文明の弁証法的発展でもある。

*革命によらない弁証法的発展の国家建設の代表例としては古代ローマ帝国があげられる。
*ヘーゲルによれば、世界の歴史自体が弁証法的に発展している。

⑤ 将棋の藤井聡太七段の天才性 
・藤井聡太七段の将棋が天才的なのは、詰めや、駒得を読んで、捨て駒をしながら攻防兼手の一手や読みの一手を放つこと。

⑥ 戦争の歴史(ヒトラーとドラッカー)
・ヒトラーは、一人ですべてを掌握しようとした。
・それに反して、ドラッカーは組織の発展は一人の天才によるのではなく、マネジメントによるべきだとした。

・項羽と劉邦、ハンニバルとローマ軍、ナポレオンと連合軍も同じ図式

⑦ エル・カンターレ信仰とドラッカーの本質
・エル・カンターレは、法そのもの。
(一人の人による支配ではなく、法による支配)
(マネジメントにおける原則と同じ)
・自由だが、すべての人は法にしたがう。
(劉邦軍 - 兵法に従って動いた)
・中心の理念は一つ 

⑧ 本質論と方法論
・六次元までは、自我があり、自分のための教え、神様、信仰心、愛、知、反省、発展
・七次元以降は、本質の世界、神のための自分、信仰心、愛、知、反省、発展が目的
・自分は光そのもの、役割そのもの

 🙂 弁証法的発展をブレスト風に考える

真理・心の世界と弁証法

① 悟り
・真空妙有の世界
② 心の構造
・知性・理性と感性
・次元構造
・一念三千
③ 人生修行
・魂の兄弟
・カルマ
④ 四正道
・四正道の循環による発展
⑤ 時間と空間
・時間は円環
・愛は循環する
・微分と積分
⑥ 進歩と調和
・法とは進歩と調和の統合
⑦ 個人と全体
・個人の幸福の追求と全体の幸福の追求は矛盾する
⑧ この世とあの世
・真空妙有と同じ
⑨ 本質と現象
・真理は一つ、現象は多
(一即多)
⑩ 心の中の次元構造
・五次元は自他の自我のギャップ
・六次元は現実と理想のギャップ
・七次元は高低を含めた自他一体

経営の世界と弁証法

① 一般論
・攻めと守り

・営業、総務、商品開発
② 人物
・本多と藤沢
③ 戦略
・マネジメント ー マーケティングとイノベーション
・マーケティング - 高付加価値(ニッチ)戦略と安値(大衆)戦略
④ 投資
(経済の項参照)
⑤ アイデア・企画・商品
・拡散と絞り込み

政治の世界と弁証法

① 自由主義と社会主義
・冷戦
・55年体制
② 保守と革新
・アメリカ(民主党と共和党)
・イギリス(労働党と保守党)
・貴族と平民(ヨーロッパの歴史)

経済の世界と弁証法

① 好況と不況
・長期サイクル、短期サイクル
② 投資
・順張りと逆張り
・投資と投機(ゼロサム)
・バフェットとソロス
③ 政策
・ケインズとハイエク
・計画経済と自由経済
・市場と国家

自然界と弁証法

① 物理量
・プラスとマイナス
・引力と斥力
・光の性質(波、粒子、点滅)
② 春夏秋冬のリズム
・蓄積と発展
・発展と衰退
③ 生物の構造
・動物と植物
・肉食動物と草食動物
・オス・メス・子
・筋肉系と内臓系
・自律神経系(交感神経系と副交感神経系)
・免疫系(リンパ球と好中球)
④ 病気
・交感神経亢進と副交感神経亢進
・交感神経減退と副交感神経減退

歴史と弁証法

① 事象
・『黄金の法』
・西洋と東洋
・貴族と平民
・明治維新(サンドイッチ革命)
・明治維新(薩摩と長州)
・明治維新(東洋文明と西洋文明、和魂洋才)
・ローマ帝国(多様性の統合)
・中国(戦国時代、諸子百家)
・『太陽の法』第5章

② 人物
・項羽と劉邦
・カエサル・アウグストゥス・ティべリウス
・織田信長・豊臣秀吉・徳川家康
・孔子と老子
・劉備玄徳と曹操
・劉備玄徳・諸葛孔明・関羽・張飛

学問と弁証法

① 理科系と文科系
・演繹法と帰納法
・概念と現象
② 哲学、悟り、発展
・問答法
・反省から発展
・間違えの修正
③ 智慧の創造
・逆発想
・統合と分析
・本質論と具体論
④ 脳
・右脳と左脳

教育・宗教・思想と弁証法

① 教育
・自由と規律
・エリート教育と大衆教育
・私立と公立
② 宗教・思想
・悟りと救済
・自力と他力
・一神教と多神教
・カソリックとプロテスタント
・大乗と小乗
・儒教と道教
・上求菩提と下化衆生
・易経

SIS402 『太陽の法』と今の経済PartⅣ② 株価トレンドと短中期の株価予想

🙂 SEG投資法の実際

・2019年7月より「会員ページ」では、毎週土曜日に、シリーズSIS「『太陽の法』と経済」を公開しています。
・シリーズSISでは、SEG投資法の投資実績とともに、『太陽の法』の各章に関連する経済的知識を紹介しています。

・先週から新たなクールPartⅢに入っています。

・今回のテーマは、「株価トレンドと短中期の株価予想」です。

【保存版】 株価トレンドの見分け方を紹介します。
(SIS205の改訂版です。)

【短期版】 SEG投資法の実績報告と、今、現在の株価予想をします。

 🙂 経済サイクルと株価のトレンド(保存版)

今回のテーマ 

今回のテーマは、「経済サイクルと株価のトレンド」です。

・『太陽の法』の第1章の重要論点の一つは、「生々流転の法則」です。
・「生々流転の法則」とは、「すべてのものには春夏秋冬のサイクルがある」ということです。

・株価においては、長期の好不況のサイクルの他にも、中期の需給のサイクル短期のヘッジファンドの仕掛けなどがあります。

SEG投資法では、短・中・長期のトレンドを見極めて株価の売買を行います。

 🙂 移動平均線と株価のトレンド

・株式の売買において、一般的には、株価の移動平均線を見て、株価のトレンドを判定します。
・その内容は、以下の通りです。

① 長期トレンド - 200日線
・景気サイクルの関わるような長期トレンドは、200日の移動平均線で判定します。

・200日の移動平均線が上向きで、かつ株価が200日線を越えていれば、好景気です。
・200日の移動平均線が下向きで、かつ株価が200日線の下にあれば、景気減速(あるいは景気後退)です。

② 中期トレンド - 50日線
・株価に大きく影響を与えるのは、経済指標と需給です。
・需給とは、かんたんに言えば、株を「買いたいと思っている人が多いか、売りたいと思っている人が多いか」ということです。

・結論だけ言うと、株価50日の移動平均より上にあるときは、株を買いたい人が多く、下にあるときは、株を売りたい人が多いことを示しています。

③ ヘッジファンドの売り崩し、踏み上げ
・ヘッジファンドは、株価が上がるときは、買いでもうけ、株価が下がるときは、売りでもうけます。
・「買い」で、もうけるときは、「踏み上げ」と言って、かさにかかって買います。
・逆に「売り」で、もうけるときは、「売り崩し」と言って、かさにかかって売ります。

・大損をしたくなければ、大きな暴騰、暴落があったときは、現金化して相手にしないことです。
・しかし、しっかり対処をすれば、大きく値が動くときに利益を上げることもできます。
(真理的には、このような儲け方はあまり感心されないかもしれませんが、この世で勝つためには、こういった研究も大切なような気がします。)
(自分の人生観にしたがって、決めればよいと思います。)

 🙂 10年間の危機の時代(短期版)

・本年のエル・カンターレ祭において、大川隆法総裁先生は2020年から「苦しみの時代に入る」と説かれました。
・「投資への天才の道」はもともと30年計画なので、基本戦略に変わりはありませんが、現在、ただいまの情報をみなさまにお届けすることにあまり意味がなくなりました。

・そこで、当分は、保存版と投資実績の報告のみとします。

🙂 現在の投資実績

・ここまでの、今年の投資実績は以下のとおりです。
(個人情報ですので、実際の数字ではなく、100万円投資をしたときの割合で示しています。)

持ち株数     株価  持ち株数 残高    総計
はじめ(2018年)  1183円  822株  27,524円    1,000,000円
2019年はじめ    1398円  244株  882,080円  1,222,843円
新モデル開始時(8月9日) 1210円  240株  924,871円  1,215,271円
12月20日      873円  1,016株  7,292円  960,156円

SES014 天才教育『黄金の法』講座 第3章② 空と救済

 🙂 『黄金の法』の第3章の要点

・この記事は、シリーズSES「天才教育『黄金の法』講座」の記事です。

・前回から、第3章を学んでいます。
・第3章の中心テーマは以下の通りです。

① 空の思想と八正道
・空は大乗仏教の中心的な考え方です。
・空の境地に至るには八正道の実践が必要です。

② 縁起の理法
・空は霊的に理解するしかありませんが、この世的には、努力論、幸福論として縁起の理法の方が理解しやすい内容だと思います。

③ 菩薩への道としての六波羅蜜多
・救済する側の人間の修行方法のとして六波羅蜜多があります。

④ 儒教の思想
・主は、「孔子の儒教がなければ、中国の歴史の半分ぐらいはなくなる」と説かれています。
・中国の歴史は、世界仏国土建設に向けて大切な視点です。

⑤ 諸子百家の思想
・自由主義と多様性の統合が未来社会の一つのテーマです。
・中国の諸子百家の思想から学ぶべきところも多いと思います。

・今回は、1番目の「救済としての空の思想」について考えます。

 🙂 救済としての空の思想

・当サイトでは、来年より「救済」をメインテーマの一つにしたいと考えています。

・仏教的には、「救済」のための中心的な考え方は「空」です。
・なぜかというと、「空」の思想を理解すれば、執着から脱することができるからです。

「空」の思想を理解するポイント

・「空」の思想を理解するポイントは以下の通りです。

① この世は仮の世界
・この世は仮の世界であり、あの世が実在の世界です。

『黄金の法』では、次のように説かれています。

人間には、生れて来る前にそこにおり、死して、またそこに還る永遠の実相、実在世界があり、この世は仮の世にすぎないのだ。実在の世界が、根元の仏の創造意志によって現出したように、この三次元世界も、実在の世界の投影にすぎず、人間は影絵の世界に住んでいるようなものである。(p145)

② 私たちが見ているこの世の存在は幻である
・上の『黄金の法』のお言葉にある通り、この世の世界は、影絵の世界のようなものです。
・『慈悲の時代』では、次のように説かれています。

「この世には何も存在しない」。そう聞くと、あなたがたは非常に奇妙に感じるかもしれません。しかし、これは真実です。この世には何も存在しません。本当に何もないのです。あなたがたは「幻」を見ているにすぎません。(p21)

・この世が幻だとわかれば、執着を断つことができます。

③ 「空」を見抜くと、神の光が見えてくる
・この世が「幻」であることだけを悟るとニヒリズムの世界に入ってしまいます。

・しかし、「幻」を見抜くと、そこに見えてくるのは「神の光」なのです。
・つまり、最高の幸福が見えてくるのです。

私が感じていること

・私は、今、かなりこの世的な執着がとれて、この世が幻だということも感じとれるようになってきました。

・そのステップは、以下の通りです。

① 「心の揺れ」を見つめる
・私は、退職をして、人との関りが減り、人の評価を気にすることが少なくなりました。

・すると、たまに、「人の評価で心が揺れている自分」を(敏感に)感じるようになりました。

・その時に、心を見つめると、「こんなささいなことで心が揺れているのか」とあきれる思いが出てきます。

② すべてはささいなことである
・ここで、よくよく考えてみると、「ささいなことで心が揺れている」のではなく、「すべてがささいなことである」ということに気づきます。

(たとえば、はじめに、この世で起きている「大きな事象(たとえば台風19号の被害に遭われた方)のことを考えます。)
(次に、それよりも大きな地球規模の歴史的な出来事を思い浮かべます。)
(さらに、何憶年の宇宙のできごとにおもいをはせます。)
(そして、最後に主の御降臨の奇跡と実在界のことを考えます。)
(すると、自分のみの周りに起きていることがいかにささいなことかがわかります。)

③ 真理に生きる決意をする
・主の御降臨の奇跡を感じとったら、真理に生きる決意をして、真理の実践を考えます。
(これは、基本、毎日しています。)

④ 真理の学習をしたり、歴史小説を読む、夢を見る
・①~③の生活を繰り返していると、経典を読んだり、小説を読んだりしている時や、夢から覚めたときに、主のお言葉が実感として感じとれるようなときがやってきます。
(たとえば、夢から覚めて、「この世が夢の世界で、あの世が実在である」と感じたりします。)

⑤ 執着がとれると光が入る
・この世が幻に見え、執着がとれると、心に光が入ります。
・光が入ると、幸福を感じ、「空」とか「無我」とかいった教えを実感として感じることができるようになります。

 

 

SEG191217 天才教育を考える③ 絶対信仰の境地(体験版)

・一般ページSEG191203「天才教育と救済に向けて」で、お話をしたとおり、来年から、シリーズGE「天才教育を考える - 来世の自分、孫、子供たちへ」をスタートさせます。

・そこで、年内はその準備期間とし、このサイトには、「天才教育を考える」の準備段階で考えていることを紹介する記事を載せようと考えています。

・一般ページでは、企画を考えるプロセスを紹介し、「会員ページ」では、天才教育そのものについて考えるつもりです。

・今回は、人生の目的である「絶対信仰の境地」について、今世、私が体験したことを書いておきます。

 🙂 絶対信仰・絶対幸福について

絶対信仰とは

・絶対信仰の境地とは、次のような境地です。

信仰を得ることができたら、ほかのものは、もう要りません。たとえ、会社で出世しなくても、お金持ちになれなくても、離婚して苦しんでも、愛する子供を失っても、事故に遭っても、病気になっても、車椅子の生活になっても、信仰を失わなければ、あなたがたの前には希望の未来が必ず待ち受けています。(「純粋な信仰」)

・絶対信仰、絶対幸福の境地は、人生の目的でもあり、永遠の生命でもあり、ほんとうの人生そのものです。
(目的でもあるが、終わりではない、永遠である)

地上人生の矛盾

・地上人生の矛盾は、環境が悪いほど、絶対信仰の境地に近づきやすいことです。

・なぜなら、逆境にいるときに、幸福を感じるには主を信じるしかありません。
(「苦しみ」のなかにある時、必ず主は側にいてくださいます。)
(逆に、環境に恵まれている時、順境にいるときは、信仰心がなくても幸福になれます。)
(慢心もしやすいです。)

・苦しみのときは、主のお言葉が身に染みます。
(逆に、苦しみの中にないときは、主のお言葉が理解できません。)

使命の自覚

・それでは、「苦しみ」を求めずに、絶対信仰の境地にいたるにはどうすればよいでしょうか。

・それは、天命を感じることです。

・「苦しみ」の時以外に主が側にいてくださるのは使命を実現しようとしてくれるときです。
・使命実現の誓願をしたときに、主の御心がわかります。
(主が側にいてくれます。)

私の体験

・絶対信仰の境地までは行っていませんが、それを目指している私の体験談を紹介します。

① 念いはあった
・若いころから、「真理に命をかけよう」と何度も思いました。

② 現実は、逃げた
・しかし、恐怖心や欲望に負けていました。
(「苦しみ」のなかにいた。)

③ 学習は続けた
・しかししかし、信仰は捨てなかったし、学習はつづけています。

・今でも、主のお言葉をそのまま実践しようとしています。
(例1 「『永遠の仏陀』深読講座」「『太陽の法』実践講座」)
(例2 「智慧の創造」⇒『智慧の法』『創造の法』『創造的人間の秘密』)
(例3 四正道の指針シリーズ)

(ナポレオン・ヒルの金鉱を探す人間の話)
(『創造的人間の秘密』 努力、インスピレーション、知的体力、忍耐力)

④ 執着を去る幸福を実感した
・退職をして、多くの人間関係を断って「執着を去る幸福」を実感しはじめました。

⑤ 時間があったので「正しき心の探究」ができた
・毎日心は揺れますが、そのたびに心を見つめています。

⑥ 「真理に命をかける」と考える
・「真理に命をかける」ということも考え続けています。
(心の種子)

⑦ 仮の世界の実感
・すると、最近、「この世が仮の宿りである」ということを実感し始めました。
(この世の世界が夢の世界で、あの世が実在であるということの実感です。)

⑧ 「純粋な信仰」のお言葉が理解できた
・「他のものは要らない」、「信仰心しか持って還れない」という主のお言葉が心に沁みるようになってきました。

⑨ 使命実現の道が見えてきた
・「自分も本気で神様になろう」と決意しました。
・そこで、「天才教育と救済の企画」を考えました。

SIS401 『太陽の法』と今の経済PartⅣ① SEG投資法の実際

 🙂 SEG投資法の実際

・2019年7月より「会員ページ」では、毎週土曜日に、シリーズSIS「『太陽の法』と経済」を公開しています。
・シリーズSISでは、SEG投資法の投資実績とともに、『太陽の法』の各章に関連する経済的知識を紹介しています。

・今週から新たなクールPartⅣに入ります。

・今回のテーマは、「SEG投資法の実際」です。

【保存版】 SEG投資法の実際のやり方を紹介します。
(SIS204の改訂版です。)

【短期版】 SEG投資法の実績報告と、10月から開始している危機管理の戦術の実績と反省点を紹介をします。

 🙂 SEG投資法の実際(保存版)

SEG投資法の投資戦術

 

① 基本戦略
・これから、日本株は、長期では、下落トレンドに入ると考えています。
・暴落した時点で、優良企業の株を買い、長期投資をするのが基本戦略です。

② モデルづくり
・下落トレンドの間は、モデルづくりのために、リスクヘッジ用の株の運用をします。

リスクヘッジ用の株:日経平均株価が下がると値上がりする(もうかる)株です。

③ モデルの投資法
・投資法としては、中期トレンドに対しては順張り、短期トレンドに対しては逆張りで臨みます。

順張り:株価が上がりだしたと思ったら買い、下がりだしたと思ったら売る方法です。
(プロ好みの方法です。上昇トレンド、下落トレンドを見極める力量が必要です。)
逆張り:株価が下がった時に買い、上がったら売る方法です。
(しろうと好みの方法です。)

具体的な売買法

現在買っている株
・現在取引をしている株は、日経ダブルインバース(証券コード1357)という株です。
・上に書いてあるように、日経平均株価が上がると株価が下がり、下がると上がる株です。

資金の運用方法
・資金は、順張り用と、逆張り用と、だいたい半々にしています。

売買のタイミング
・長期で日経平均株価が下落トレンドに入ったら、原則、毎日、株を購入します。
(長期の順張り)
・短期(毎日でも)で株価が上がったら売り、下がったら買います。
(短期の逆張り)
・日経平均株価の大暴落があったときには、大量に売ります。
(順張りで勝った株の利益確定)
・日経平均株価が上昇トレンドに入ったと思ったときは、順張りで買った株を処分します。
(順張りのロスカット)

 🙂 危機管理の戦術の実績と反省(短期版)

・上に書いたように、現在、日本株は長期では下落トレンドに入ると予想していました。
・しかし、10月の中旬に米中貿易交渉の進展、米・中・EUの大型の金融政策、財政政策の発表がありました。
・つまり、「世界中で、借金を無視して、来年の米大統領選までバブルを引き延ばししようとする動きがでてきた」ということです。

・そこで、SEG投資法は、バブルが起きても、バブルが破裂してもよいような二面作戦をとります。
(バブルが起きている期間は、多少損失がでますが、大きくならないようにとどめるという方針です。)

基本方針

① 株の買い増し
・バブル期間中は、株価が安いので、無理のない程度に買い増しをしていきます。
(実は、これがSEG投資法の成功の秘訣の一つです。)
(毎月の資金投入をしていれば、資金量が少ないうちは、株で少々の損失をしても、資金投入で、損失分をカバーできます。)
(資金投入量よりも株の利益の方が大きくなった時点で、損失はそれまでの利益でカバーできるようになります。)

② 逆張りの売り
・株価が下落トレンドにあるときでも、株価が一方的に下がることはありません。
・必ず上がるときがあります。
・株価が上がったら、売る逆張り戦術を実践します。

・買い増しをしているので、バブル破裂がしても、利益を出せるように、一部分だけ売ることが可能です。
・売った部分は、株価が下がったら、買い戻します。
・そのまま、株価が上がり続けたら、部分的に少し損はでますが、上がった分の利益の方が大きいので気になりません。

(上の保存版では、順張りのロス・カットと書いてありますが、現在は、順張りのロス・カットが十分ににできなかったので、逆張りのロス・カットで対応しています。)
(現段階では、損失が予想より大きくなっていますが、バブルがすぐに破裂すれば、利益は多くなります。バブルが長くなれば、損失は順張りでのロス・カットの値に近づいていきます。)

🙂 現在の投資実績

・ここまでの、今年の投資実績は以下のとおりです。
(個人情報ですので、実際の数字ではなく、100万円投資をしたときの割合で示しています。)

持ち株数     株価  持ち株数 残高    総計
はじめ(2018年)  1183円  822株  27,524円    1,000,000円
2019年はじめ    1398円  244株  882,080円  1,222,843円
新モデル開始時(8月9日) 1210円  240株  924,871円  1,215,271円
12月13日      858円  1,064株  3.143円  944,457円

現在の状況とこれからの戦術

・予想に反して、米中貿易交渉が部分合意したので、株価は上昇トレンドに入りました。
・ただし、最近、毎週お伝えしているようにRSI指標は高値反転を示唆しています。
・日経平均株価も24.000円代で先物の売買から考えて上限に来ているような気がします。
・ここから下落という考えと、バブルを起こして大暴落という可能性の二つがあります。
(大暴落の場合は、リーマンショック級の大暴落ですが、これは大統領選後と考える方が常識的になってきたような気がします。)

 

SES013 天才教育『黄金の法』講座 第3章① 救済における仏教思想の重要性

 🙂 仏教思想の重要性

・この記事は、シリーズSES「天才教育『黄金の法』講座」の記事です。

・今回からは、「『黄金の法』の第3章の深読を試みたいと思います。
・『黄金の法』の第3章の要点は、仏教思想と中国の思想です。

私が感じること

・仏教思想の学びに関しては、近頃強く感じることがありますので、はじめにその話をします。

・結論を先に言うと、「幸福の科学の職員、リーダーは『発展の法』を中心にユートピア建設を進めようとしている感じがしますが、危機の時代を迎えた今、世界を救済する決め手は仏教思想にある」ということです。

・その根拠は、以下の三つです。

① 天変地異などの弱者が増える事実が起きている
・「救世運動が進んでいない今、実際に、弱者を救済する必要がある」ということです。

② 主の発展に対するお言葉
・主は『幸福の科学の基本教義とは何か』のなかで、「私も、発展が当会の基本的な考え方だとは、全然、思っていません。」と説かれています。
(この仏言は、弟子の方からの「『発展の法』の重要性について説いて欲しい」という質問を受けての答えで、主の真意は、「(弟子が発展に傾いているので、)「私は違うかたちでこたえさせていただきました。」というものです。)

③ 幸福の科学の教えの中心は仏教である
・幸福の科学の教えの中心は仏教です。
・行動の原理を入れても、八割は仏陀の教えとヘルメスの教えです。

未来型人間は仏教からヘルメスへ

・私自身の最近の体験で、執着をとることの幸福感をすごく感じています。
・やはり、光を入れてほんとうに発展するにも、「執着をとることが大切である」と思います。

・というわけで、人々を救済するにも、この危機の時代に発展するにも執着をとるための仏教思想を知っておくことが大切かと思います。
(正確に表現すると、仏教思想と信仰心を循環によって深めていくことにより、救済ができると考えています。)

・発展をするにも仏陀からヘルメスへの順序が大切です。
(発展の教えを先に持っていくと、どうしても欲がでてきます。)
(実践論的には、その方が反省点がでてよいのですが、「(リーダーに信仰心が足りないという)反省ができない」という事実が天変地異を起こしている以上、今は反省の時だと思います。)

 🙂 『黄金の法』の第3章の要点

・というわけで、このサイトでは、実際の救済を念頭において、仏教思想、中国の思想を考えていきたいと思います。

・その要点は、次の通りです。

① 空の思想と八正道
・空は大乗仏教の中心的な考え方です。
・空の境地に至るには八正道の実践が必要です。

② 縁起の理法
・空は霊的に理解するしかありませんが、この世的には、努力論、幸福論として縁起の理法の方が理解しやすい内容だと思います。

③ 菩薩への道としての六波羅蜜多
・救済する側の人間の修行方法のとして六波羅蜜多があります。

④ 儒教の思想
・主は、「孔子の儒教がなければ、中国の歴史の半分ぐらいはなくなる」と説かれています。
・中国の歴史は、世界仏国土建設に向けて大切な視点です。

⑤ 諸子百家の思想
・自由主義と多様性の統合が未来社会の一つのテーマです。
・中国の諸子百家の思想から学ぶべきところも多いと思います。

SEG191210 天才教育を考える② 弁証法的発展(導入編)

・一般ページSEG191203「天才教育と救済に向けて」で、お話をしたとおり、来年から、シリーズGE「天才教育を考える - 来世の自分、孫、子供たちへ」をスタートさせます。

・そこで、年内はその準備期間とし、このサイトには、「天才教育を考える」の準備段階で考えていることを紹介する記事を載せようと考えています。

・一般ページでは、企画を考えるプロセスを紹介し、「会員ページ」では、天才教育そのものについて考えるつもりです。

・今回は、天才教育の内容の中心となる弁証法的発展について考えます。

 🙂 神の御心としての弁証法的発展

・「弁証法的発展」は、おそらく、真理の中核にくるものと考えられます。
・しかし、その概念を理解できる人が極めて少ないために、あまり積極的に説かれていない教えだと思います。
・また、哲学的思考(=本質論)というのは、「抽象的で、難しいうえに、実践に役立たない」と思われているために人気がありません。

・しかし、本質論は「神の御心そのもの」です。
・神の御心は、すべての人の幸福にあります。
・本質論が人間の幸福に役立たないはずがありません。

・そこで、新シリーズ「天才教育を考える」では、「弁証法的発展」を徹底的に追及していきたいと思います。
・今回は、ブレスト風に思いつくままに書きながら整理をしていきます。

弁証法的発展とは何か

・弁証法的発展には三つの側面が考えられます。

① 「正」「反」「合」
・具体例としては、「男性と女性が結婚して、子供が生まれ育つ」という例があげられます。

② 循環による発展
・循環の具体例としては、春夏秋冬の四季があげられます。

・循環と縁起の理法が結びつくと「循環による発展」が起きます。
・具体例てとしては、「好不況サイクルによる経済発展」があげられます。

・四正道の循環による発展も、循環による発展です。

・当サイトでは、「リズムの習慣をつくる」といういい方をしています。

③ 一即多
・理念(一)と現実世界(多)の運動による発展が、宇宙の発展法則です。

理念 - 神、光、真理、幸福という方向性、ユートピア
現実世界 - 人間

弁証法的発展と真理

① 中道からの発展
・私の理解する範囲では、「弁証法的発展」と「中道からの発展」は同じものです。

② 理念と生々流転の法則
・『太陽の法』の第1章の中心論点の一つは、「理念と生々流転の法則」です。

・これは、弁証法的発展のもとなる考え方です。

③ 次元構造
・次元構造は、弁証法的発展ができるようにつくられています。

④ そのほかの真理
・「常勝思考」は、弁証法的発展の一例です。
・真理とは、一見矛盾するものの統合です。これは、「弁証法的発展」と同義です。
・「徳」も一見矛盾するものを統合したときに発生します。
・「この世とあの世を貫く幸福」も、弁証法的発展の一例です。
・「苦楽中道」も、弁証法的発展の一例です。
・『マネジメント」も、弁証法的発展の一例です。

・書き出すときりがないので止めます。
・というか、この世のなかで、永続的な発展の法則には、すべて弁証法的発展の要素が含まれているはずです。

SIS304 『太陽の法』と今の経済PartⅢ④ 世界経済の現状

🙂 SEG投資法と世界経済

・2019年7月より「会員ページ」では、毎週土曜日に、シリーズSIS「『太陽の法』と経済」を公開しています。
・シリーズSISでは、SEG投資法の投資実績とともに、『太陽の法』の各章に関連する経済的知識を紹介しています。

・今は、PartⅢに入っています。

・今回のテーマは、「世界経済の現状」です。

【保存版】 新文明建設に向けての、世界経済の問題点を紹介します。

【短期版】 米中貿易戦争を中心とした世界経済の情報を紹介します。 

 🙂 世界経済の問題点

・主は、『資本主義の未来』で、「資本主義が死んだ」と説かれています。
・超長期的な経済の状況を一言で表現すると、「エゴイスティックなものは潰れていく」と言えると思います。

・その代表例は、次の三点です。

① 全体主義の中国
・中国の経済はウソのかたまりで、大きな付加価値は生み出せていません。

② 投機マネーによるバブル
・私の理解では、バブルには二種類のバブルがあります。
・投資マネーの拡大によるバブルと、投機マネーの拡大によるバブルです。

・投資マネーのバブルの場合は、やがて実体経済が追い付いてくる可能性がありますが、投機マネーのバブルには、経済成長の可能性がありません。

③ 国内産業の空洞化をもたらした企業
・ロボット化や海外流出で、中国に利益をもたらした企業は潰れていくことになると思います。
(間違った情報をたれながしているマスコミや出版業界も同罪です。)

なぜ、潰れるか

・「なぜ、潰れるか」という理由は単純です。
縁起の理法は正確に働きます。
・付加価値を生まない経済活動はどこかで潰れることになっています。

いつ、潰れるか

・主は、2017年に「(主のお言葉が現実になるのに)早くとも2~3年、場合によっては10年以上かかる」と説かれています。
・主が、「資本主義の終焉する」と説かれたのは、2014年です。
・金融経済の危機を説かれたのは2017年です。
・したがって、2019年~2024年ぐらいが予言の真ん中です。

・トランプ大統領の任期と、中国の金融危機の予測とからめると2020年末から2021年がもっとも危ないと考えられます。

 🙂 現在の状況と2020年の経済予想

現状

11月まで高値圏

・現在は「市場はバブルだが、景気は悪い」というすごい不思議な状態にあります。
(中央銀行の金融緩和のせいです。)

・2019年の11月末にNYの株価が史上最高値を更新している理由は、「金融緩和と半導体などの先行業種で景気の底入れの兆しが見られた」ということになっています。

12月に入って下落の兆候

・12月3日にトランプ大統領が、「中国との貿易交渉の合意は、場合によっては、大統領選の後でも構わない」という発言をしました。
・米中貿易交渉の合意がなければ、株価は下がります。
・延期なら、需給で動くようになると思います。
(延期の可能性が一番高いような気がします。)
(需給関係については、下に書きます。)

2020年

・第一の焦点は、米の中国への関税です。

トランプ大統領は、大統領選までは、景気後退入りを避けたいと思っていると思います。(「第4弾の関税はかけたくない」と思っています。)
・ただし、中国問題で妥協もしたくないはずです。(「関税をかける」ということになります。)
(どちらかわからず、関税発動があるかどうかは五分五分です。)

チャイナマネーが経済を活性化させる力はほとんどありません。
・2020年の中国経済はさらに悪化すると思います。
・というゆうことは、世界経済も上向く可能性はないと思います。

日本経済「オリンピック後は危機を迎える」という予想が、かなり前からありました。
(日銀に金融緩和の余地はほとんどありません。)

EUも、多少は財政出動の余地はあるのでしょうが、金融リスクや政治不安の方が大きいと思います。

・ということで、常識的には、株価は、前半は、下落傾向含みの乱高下、2020年末から2021年にかけて大暴落がメインシナリオです。

🙂 現在の投資実績

・ここまでの、今年の投資実績は以下のとおりです。
(個人情報ですので、実際の数字ではなく、100万円投資をしたときの割合で示しています。)

持ち株数     株価  持ち株数 残高    総計
はじめ(2018年)  1183円  822株  27,524円    1,000,000円
2019年はじめ    1398円  244株  882,080円  1,222,843円
新モデル開始時(8月9日) 1210円  240株  924,871円  1,215,271円
12月5日      910円  975株  69,651円   956,901円

現在の状況

チャート

・先週お話をした「RSIの逆行現象」が続いていますので、株価は今天井圏にあり、どこかで暴落すると思います。

需給

・12月13日が三か月に一度のメジャーSQ日です。
・SQ日の前は、ヘッジファンドが買いか売りのどちらかでも受けようとして、株価は大きく動きます。
(この週を境に株価のトレンドが変わります。)
・現在、高値ですので、常識的には、今回は下落です。