SI025 中国経済を反面教師にする - 希望の未来を考える

・この記事は、シリーズSF「投資の天才への道」の記事です。

 😐 危機をチャンスに転じる

・当サイトでは、これから経済の危機がくる可能性を指摘しています。
・経済の危機は、危機のための危機ではありません。
新しい時代をつくるための創造的破壊です。

・真理にしたがえば、逆境は、発展のためのばねです。
失敗は教訓に変えなければいけません。

・そこで、今回は、現在、私たちが直面している危機の原因を真理の観点から探求し、私たちが何をなすべきかを考えていきたいと思います。

 😐 中国経済の危機

・今、真理の最大の反面教師は中国政府です。
・その理由は以下の通りです。

① 自我
・中国は基本的には帝国主義です。
・帝国主義は、内部で権力闘争があります。
(私たちのレベルで考えると、あちらにもこちらにもつまらない派閥争いがたくさんあります。)

・大きくなりすぎるとどこかで他国と摩擦がおきます。
(これも普通に、どこにでも起きています。)

・役人は、自己防衛に走り、わいろなどで動くことが多くなります。
世の中は自己保存の塊です。
(あちらでも、こちらでも、自己保存の気持ちから問題が起きています。)

② 愚かさ
・中国は、共産主義と市場経済のいいとこどりをしようとしましたが、その矛盾がでてきています。
(これも、だいたいほとんどの人がやっていることです。下で詳しく説明します。)

・共産主義経済には情報統制が必要です。
市場経済は情報の自由が必要です。
(情報統制が必要な共産主義経済は農業、工業の発達には適していても、貿易、商業の発達には適していません。)

・共産主義経済は平等社会を目指しています。
・市場経済は格差社会をつくります。

・つまり、中国は矛盾した理想を追いかけているので、どこかで崩壊します。
(多くの人も同じです。下で詳しく説明します。)

③ 怠け者
・自我の気持ちで、矛盾をした理想を追いかけているのは中国政府だけではありません。

・実は、ほとんどすべての人が矛盾をした理想を追いかけているのだと思います。

・その矛盾は、以下の通りです。

貧しい人は、豊かさの平等を求めます。
(これは、理想ではなく勘違いです。)

・しかし、豊かな社会(=市場経済)というのは格差社会なのです。
・豊かさの平等はありえないのです。
・豊かさの平等があり得ない理由は以下の通りです。

・市場経済において、豊かな人、特殊な能力を発揮している人か、智慧を使っている人です。
・しかし、みんなが智慧ある人になると、できるのはユートピアではなく地獄です。
(ロボットだけが働く世界ができたら、多量の怠け者を輩出するでしょう。)
(智慧を持っている人間が楽をして豊かになろうとするとゼロサムゲームになります。つまり、詐欺のたぐいのものが横行します。)

 😐 現在の世界経済の危機と希望の未来

世界経済の危機

・上の前提で、現在の世界経済の危機を考えてみます。

米国
・今、世界経済の中心はアメリカです。
・アメリカの危機は、一部の富裕層がマネーゲームをして世界を動かしていることです。
(つまり、「楽をしようとしているお金持ちが多い」ということです。)
(日本では、ソフトバンクなどが、そのような動きをしています。)

・「マネーゲームをしている人が悪い」というよりは、「教育をしないと(正しい宗教をひろげないと)人間はそうなる」ということです。

EU
・EUの危機は表面化しています。
(崩壊しかかっています。)
・EUの問題点は、平等主義です。
(つまり、智慧のないまま民主主義で動くとこうなるという文明実験です。
・経済力の違う国の通貨を一つにしたために、為替や金利による経済の調整がきかないようになりました。

日本
・日本の状態はかなり中国に近づいてきました。
・政府は平気でうそをつくようになってきました。
・国民も(楽をして)平等を求める声が強くあるような気がします。
(これも、「正しい宗教がないとこうなる」という文明実験のような気がします。

 希望の未来

・当サイトの提唱しているのは、マネーゲームではなく正しい投資です。
・結果平等の世界ではなく、智慧を使った成功です。
・自己保存のためのお金もうけではなく、愛ゆえの繁栄です。

🙂 現在の投資実績

・現在の投資実績は以下のとおりです。
(個人情報ですので、実際の数字ではなく、100万円投資をしたときの割合で示しています。)

持ち株数     株価  持ち株数 残高    総計
はじめ(2018年)  1183円 822株  27,524円    1,000,000円
株価最低値(9月)   995円  851株   53,473円  900,467円
2019年はじめ    1398円 244株  882,080円  1,222,843円
3月29日        1184円 823株  129,298円  1,104,618円
4月5日      1118円 906株  35,560円 1,048,688円

はじめからのリターン       約4,6%
今年のリターン          約-14,3%
4月のリターン          約-5,0%

現在の状況

市場の状態は変わりなしです。
・毎週報告するほどの内容はなくなりました。
・中央銀行の金融緩和姿勢で「バブルに見えないバブル」がだらだらと続いている感じです。

・当サイトとしては、景気後退の始まりとして、① 今年のはじめ、② 今年の5月前後、③ 今年の秋 ④ 来年という四つのシナリオを描いていました。

・しかし、どうやら世界の景気後退には、ずれが生じているようです。
・「アメリカの景気後退は来年」、「その他の国では、すでに景気後退が起きている」というのがメインシナリオのような気がします。
(アメリカ以外の国では、景気減速が起きているのは間違いありません。)

・一応、「日本の株価は5月からだらだら下がる」がメインシナリオのような気がしますが、10連休のときにでもじっくり考えようと思います。

SG002 『黄金の法』第1章 - 一日一生

 🙂 一日一生の教えの三つの要点

・この記事は、シリーズSG「『黄金の法』講座」の記事です。
・本日は、『黄金の法』の第1章の要点を学びます。

宇宙を創っている三つの要素は、「光」と「時間」と「空間」です。
・時間論は『黄金の法』で説かれています。

・実践的な時間論として大切な教えは、「一日一生」の教えです。

・「一日一生」の教えは、キリスト教でも、仏教でも説かれています。
・それだけ普遍的な教えだということです。

・今回は、「一日一生」の教えのポイントを三点紹介します。

① 今を生きる
・人生で大切なことは「今を生きる」ということです。

② 進化の幸福
・「今を生きる」ときに大切なのは、結果の幸福ではなく、進歩の幸福を感じることです。

③ 絶対時間を生きる
・魂の進化に貢献をするのは、真理を実践している時間(=絶対時間)だけです。

 😐 今を生きる

一つ目のポイントは「今を生きる」ということです。

『黄金の法』では、次のように説かれています。

あなたがたの手のなかにあるのは、現在だけであり、だれもが平等に、「一日」という、自分の「現在」と直面しているのです。
人生とは、一日の連続体だと言えます。一昨日があり、昨日があって、今日がある。そして、今日があり、明日があり。ということは、より良き人生を生きたいとするならば、一日一日を着実に生きてゆくしかないのです。黄金の人生を創ってゆくためには、一日一日を黄金に変えてゆくしかないのです。そして、一日一日が、すべて黄金に変わってゆけば、人生全体も、必ず金色の光を放つものとなるはずです。(p15)

・非常に当たり前のことであるのですが、人間が「現在」以外の時間を生きることができません。

霊的人生観を持って、今を生きる

・しかし、不思議なくらい、「現在」を生きている人はめったにいません。

・ほとんどの人は、過去の失敗をひきずり、劣等感や恐怖心をかかえて生きています。
「焦り」や「不安」という未来のことを考えて、現在の時間を無駄に生きています。

・「劣等感」「恐怖心」「焦り」がでてくる理由の一つは、目で見える(表面的な)幸福を追求する結果主義や人との比較に生きる生き方にあります。
霊的人生観が持てていないことが原因です。

日々の生活のなかで、「感動を発見すること」「命を燃焼させること」がほんとうの幸福です。

 😉 進化の幸福

・二つ目のポイントは、「進化の幸福」ということです。
(プロセスの幸福ということでもあります。)
(肉体中心の考え方をする人は結果主義です。霊的な考え方をする人はプロセス主義です。)

・言いかえると、「人生の幸福成功は、大きな成果を出すことにあるのではなく、毎日の進化にある」ということです。

『太陽の法』には、次のように説かれています。

仏がさまざまなのレベルの意識・魂をつくられて、それぞれの進化、発展を願っておられるのは、その進化してゆくということ自体によろこびをともなうからなのです。つまり、大宇宙の創造、そして、各生命体の創造は、進化ということをめざすことによって、仏のよろこびの表現となり、幸福の源となっているのです。(p97)

・この世的になると、私たちは、お金とか、人の評価とか目に見える幸福を追いかけてしまいます。
・しかし、そうした幸福は長続きするものではありませんし、持てば持つほど欲がでてきて、逆に「苦しみ」の原因となることが多くあります。

・それにたいして、仏が願うほんとうの幸福は、「進化の幸福」です。
毎日毎日、一歩づつ進化していくことが、ほんとうの幸福です。

・逆に言うと、「進化の幸福」を感じることができるようになると、どんな環境でも幸福に感じることができるようになります
(私の場合は、このことをしばしば確認して、幸福であることを感謝しているレベルです。)

 🙂 絶対的時間を生きる

・三つ目のポイントは、「絶対的時間を生きる」ということです。

・「絶対的時間」とは「真理を実践している時間」です。

『若き日のエル・カンターレ』では、次のように説かれています。

絶対的時間は、「仏の心に添うことに、どれだけ時間を注いだか」という観点から計られるのです。
この絶対的時間という観点から計ったときに、各人の人生は、そうとう違ったものとなってきます。同じく七十年の人生を生きたとしても、絶対的時間のなかにおいて、その時間数を稼いだ人と、相対的時間の中に生きていた人、この両者はまったく違った時間体系のなかに生きていたことになり、人生の決算は相当違ってくるということです。

・霊的に見れば、人生で意味のあるのは「絶対時間」だけです。
・しかし、「絶対時間」のなかを生きていることは極めてまれです。

・つまり、ほとんどの人間は、「無駄な時間を生きている」ということです。

「絶対的時間」を意識できるようになると、私たちの人生はガラッと変わったものになるはずです。

SF701 光の珠となるプログラム① - 心に光を入れる一日の過ごし方

 🙂 神様中心の一日の過ごし方のモデル

・前の記事(SF204「神様中心の考え方」)で、「最高の幸福を得る方法は、神様中心の考え方をすること」というお話をしました。

・しかし、現実世界では、どうしても自分中心(肉体中心)の考え方がでてきます。

・そこで、心に光を入れるためには、毎日の反省による修正も必要ですが、一週間に一度くらい(むずかしいなら一月に一度でも)、世俗から離れて「神様中心の生活」をするのがおすすめです。

・今日は、「神様中心の一日の過ごし方」のモデルを紹介します。
(本記事は、幸福の科学の信者でない方が病気を治すために光を入れるモデルとしても使う予定です。)

前日までの準備

【光を入れる実践の用意】
・事前準備として、「自分にあった光を入れる方法」の準備をします。
・次の項目を参考にして、「自分にあった光を入れる方法」を考えてみてください。

① 自分の光の入れ方がわかる方
・学習、反省、瞑想、祈り、与える愛の実践で光を入れます。

・自分で一番光が入る方法を考えて準備をすすめます。
(私が、よくやるのは、自宅で『仏説・正心法語』を一冊読誦してから、本を持って近くの土手に行って、散歩をしながら思索をすることです。)

② 真理学習者(真理の学習をしていらっしゃる方)
・真理の学習で光を入れます。

・好きな経典を読んで、反省、真理の実践を考えてください。

③ 一般向け
感動体験で光を入れます。

・感動体験を起こせるような企画を自分で考えてください。
(涙を流せるようなDVDの鑑賞、好きな音楽を聴く、自然に親しむ)
(私は、天気の良い日に近くの土手に行って、散歩しながら川面にチラチラと反射する陽の光を見ることが大好きです。おそらく、どなたでもこの方法でかなり光は入ると思います。*)

*水面に反射する光をじっと見ていると、なんとも言えない黄金色や白金色の光が見えてきます。これはかなり霊的な光だと思います。(見ているだけで感動して、幸福になります。)

【現状チェック】
(使用前・使用後の差<ビフォーアフター>を知るために、事前の状態をチェックします。)

・チェックの方法は、真理学習者と、そうでない方のための二通りの方法を紹介します。
(現在、研究中ですが、多くの人の「苦しみ」の原因は「恐怖心」にあるようです。「恐怖心」の反省の例をあげておきます。)

① 真理学習者 - 八正道によるチェック
【正見】 現在の状態は、「苦」に見えますか、「希望」に見えますか。
(何に恐怖していますか。不安の正体をはっきりさせていますか。)
【正思】 マイナスの思いはでませんでしたか。
(何かから逃げていませんか。あるいは焦りの気持ちがありませんか。)
【正語】 愚痴・不平不満などマイナスの言葉をださなかったでしょうか。
(「何かをしない言い訳」を言っていませんか。)
【正業】 自分の成長、世のなかの発展のための行動をしましたか。
(何かにチャレンジしましたか。)
【正命】 感謝の思いをどれだけ持てたでしょうか。
(すべてを与えられていることに感謝をしましたか。)
【正精進】真理の学習をしましたか。
(自分の心の問題を明確にして、勉強しましたか。)
【正念】 真理のことをどれくらい考えましたか。
【正定】 天上界との交流の時間をどれだけ持ちましたか。

② 一般向け
(田中愛子さんの「免疫力をあげる」三笠書房に出ている方法です。)
・次の項目を点数で考えてください。

・元気か(疲れているか)(5点)
・ごはんがおいしいか(5点)
・よく眠れるか(5点)
・物忘れをしないか(10点)
・愉快か(10点)
・的確な判断や行動がとれているか(10点)
・ウソをついていないか(55点)
(自分にウソをつかないことが何よりも大事)

・100点満点で自分の点数をつけてください。

前日の実践

・実践は、前日の夕食の準備から始まります。

① 夕食
・食事のときのポイントは、感謝の心です。

・野菜中心の食事がおすすめです。

・おすすめの食材は以下の通りです。
(参考 「免疫力をあげる」田中愛子)
(自分にできる範囲で無理をする必要はありません。)
・パワーフード「まごころ」、玄米、味噌汁、納豆、ごま塩、たくあん

・内から光を出したい方は、陽性の野菜(根菜類、暖色系)
・外から光を入れたい方は、陰性の野菜(葉物、緑系)

② 反省・瞑想
・前日のポイントは反省より瞑想にあります。
(反省をする場合は、事前にチェックした点を反省していただくとよいと思います。)

・瞑想は「光の瞑想」をします。

『ザ・ヒーリングパワー』では、次のように説かれています。

「金色の珠のような霊体」「欠けることのない金色の珠のような霊体の自分」というものを、毎日、夜寝る前に瞑想なされるとよいと思います。「金色の珠のような」とは、「完全無欠」といういことを意味しているのです。
「自分の霊体は、本来、神仏から頂いた尊い命であって、完全無欠な金の塊、金の珠なのだ」というイメージを、できるだけ持っていただきたいと思います。そういうイメージを持つことによって、頭のてっぺんから足の裏までに含まれる、あらゆる病気を撃退することができます。(p51)

(うまくできない方も多いと思いますが、チャレンジしてください。)

③ 祈り
・反省・瞑想の前には、『真理の言葉・正心法語』『主への祈り』『守護指導霊』の祈りをされるとよいと思います。

・就寝前に、守護霊に「よい夢をみせてください」というお祈りをしてみてください。
(参考 神理学要論p130)

当日の実践

① 夢と目覚めのチェック
・前日の準備で光が入っていれば、目覚めがよいはずです。
・思いが強ければ、夢も見られるかもしれません。
(うまくいかなかったときは、そこが出発点です。それを自分の実力として受け入れて、次回の進歩を誓います。)

② 朝の祈りと光を入れる計画、決意
・朝の祈りは、自分のペースで行ってください。

・大切なのは、信じる心強い決意です。
・自分は「思い通りの人間になる」と決意をして、チャレンジしてください。
光を入れようと思えば、光は必ず入ります。

③ 実践とチェック、瞑想、祈り
・事前に各自が準備した内容で光を入れてください。

・夕方か夜に、実践後のチェックをします。

・事前のチェックポイントをもう一度チェックしてみてください。
(どの程度進化があったかを確認してください。)
(進化がなければ、もう一段と思いを強くしてみてください。)
(エネルギーがまったくでてこないようでしたら、休息が必要かもしれません。)
・前日の瞑想と祈りも繰り返します。

翌日以降の修行

① 夢と目覚めのチェック
・朝起きたら、夢と目覚めのチェックをしてみてください。

② 日々の実践と「神様中心の一日」
・あとは、できる範囲で、朝夕に、反省、瞑想、祈り、真理の実践を繰り返し、時々「神様中心の一日」を過ごすとよいと思います。

 🙂 当サイトの提唱 - 「光の珠となる」自主研修の開催

「光の珠となるプログラム」

・4月中に、「光の珠となるプログラム①~⓹」を公開します。

・SF701「心に光を入れる一日の過ごし方」(4月1日公開予定)
・SF702「他力の光を入れる」(4月8日公開予定)
・SF703「光を感じる」(4月13日公開予定)
・SF704「光を見る、光を放つ」(4月18日公開予定)
・SF705「光の珠となるプログラム⓹ まとめ」(4月21日公開予定)

・この記事をよく勉強して、後半からの10連休のときにでも、ゆっくりと時間をとって「光の珠となる」自主研修を開催するのはいかがでしょうか。

・ご自宅でも、精舎でも、その他自然環境のよいところでも、どこでも構いません。
・ポイントはじっくりと時間をとれることです。

 

 

 

 

 

SF205 絶対信仰への道 要点整理⑤ 創造の自由

・「絶対信仰への道」の復習の最後のテーマは「創造の自由」です。

・「創造の自由」は、神様の一部となる方法であり(参考 SF010「全知全能の神の一部となる方法」)、魂の特徴の一つであり(参考 SS003「『太陽の法』第2章」)、使命実現のための最大の武器です。

🙂 念いは実現する

・私たちにとって、一番大きな奇跡は私たちの心の中にあります。

・それは、「私たちの心の中に無限の可能性があり、『念いは実現する』」ということです。

『太陽の法』には、次のように説かれています。

魂には、いくつかの特徴があります。その一番目の特徴とは、創造的性質です。魂は、自分の意志によって、自由自在に自分をつくりかえていく性質が与えられています。つまり、どのような思いをもった意識体であるかを、自分自身で決定できるということです。

「魂は、自由自在に自分をつくりかえていける」と説かれています。
・つまり、「私たちは、天上界にある無限の力(光)を受けることができるように自分の心をつくりかえることができる」ということです。

・また、『未来の法』には、次のように説かれています。

あなたがたに人生で最も大切な話をすることにしましょう。それは、あなたがたの「思いの力」についての話です。
その「思い」が、自分自身の性質を決め、自分自身の生活を決め、自分自身の行動を決めるのです。

 🙂 人間は全知全能なる存在の一部となれる

・「創造の自由」という魂の性質を使って、人間は、全知全能なる存在の一部となることができます。

・フォーキャストでは、次のように説かれています。

「創造の法」とは、「神の意志」を意味します。
神は、すべてを創造しました。
つまり、この経典の内容を理解し、享受することができれば、
あなたは、神の一部となり、
全知全能なる存在の一部となることができるのです。

・私たちは創造主になることができるのです。
・私たちの心のなかには、創造主と同じ力があるのです。
・創造の力を発揮するには、教えを学び実践するだけでよいのです。

・私は、しょっちゅうこのご法話を読み返し、そのあとに『創造の法』や『智慧の法』『創造的人間の秘密』を読み返しています。
(神様の一部となれると思うと勉強ははかどります。)

 😉 念いを実現する方法

・念いを実現するために大切なことは次の三つです。

① 信仰心

思いは「よい思い」でも「悪い思い」でも実現してしまいます。
・悪い思いが実現する典型的な例は、マイナス思考です。
・たとえば、恐怖心があると、恐怖している事象をひきつけてしまいます。
(参考 ⇒A401「潜在意識の秘密」

・恐怖心から自由になる最大の武器は信仰心です。

(参考 『愛、無限』p89)

⓶ 心に光を入れる

・信仰心を強くするには、心に光を入れる必要があります。
(逆に、光を入れるためには、信仰心を強くする必要があります。信仰心と心の光は循環により増幅します。

・心に光を入れる最大の武器は、『真理の言葉・正心法語』と「愛の実践」、「八正道の実践」です。
・「愛と八正道」は、『太陽の法』の実践の要点です。
(4月に公開する「光の珠となるプログラム」を参考にしてください。)

③ 日々の決意

・「与える愛」も、「八正道」も、頭ではわかりますが、実践することは難しいです。
・そこで、必要なのは、日々の信仰生活、日々の決意です。

・念いは実現します。

・しかし、毎日毎日、思わないといけません。
毎日思えば、思いは実現します。

・一つの思いが実現すると、次のよき思いが出てきます。
・そのよき思いを実現させると、また次のよき思いが出てきます。

・そうした循環により「念いは実現」します。

・当サイトの「会員ページ」は、みなさまの「信仰生活」と「念い」の習慣化をサポートしたいと思っています。
・そのために4月より「光の珠となるプログラム」を紹介します。

SI024 現在の投資実績と今後の展望(3月30日)

・「会員ページ」では、今週は、復習シリーズを公開していますので、シリーズSI「投資の天才への道」は、現在の実績と、今後の展望のみの紹介にします。

🙂 現在の投資実績

・現在の投資実績は以下のとおりです。
(個人情報ですので、実際の数字ではなく、100万円投資をしたときの割合で示しています。)

持ち株数     株価  持ち株数 残高    総計
はじめ(2018年)  1183円 822株  27,524円    1,000,000円
株価最低値(9月)   995円  851株   53,473円  900,467円
2019年はじめ    1398円 244株  882,080円  1,222,843円
3月1日         1172円 855株   86,161円  1,088,514円
3月29日        1184円 823株  129,298円  1,104,618円

はじめからのリターン       約10,5%
今年のリターン          約-9,7%
3月のリターン          約1,5%

現在の市場で何が起きているか

① 長短金利差の逆転
・3月の最終週に入って市場は乱高下をはじめました。
・理由は、米の長短金利差の逆転です。

② 長短金利差の逆転の意味
・前の記事でもお話をしたことがあると思いますが、長短金利差の逆転は、バブル(株価高騰)の前兆であり、その後の景気後退(大暴落)の前兆でもあります。

・つまり、今回の長短金利差の逆転により、「これからバブルが起きる」と思っている人と、「これから景気後退に向かう」と思っている人がいるということです。

③ バブルになる理由
・長短金利差の逆転によりバブルが起きるのは、経済が成長している(短期金利が上がっている)のに、長期金利が下がり、お金が市場にでまわっているからです。

④ 景気後退が起きる理由
・その後に景気後退が起きるのは、先行きの経済が不透明(長期金利が下がっている)なのに、短期金利が上がり、返済が大変になるからです。

⓹ 現在起きていること
・現在は、アメリカの経済指標は、それほど悪くなっていませんが、FRBは金融緩和の方向に向いています。
(これはバブルの方向です。)

・欧、中、日の経済は減速しているのに、これ以上金融緩和が難しい状況にあります。
(これは景気後退のシグナルです。)

今後の戦術

① 私の予想
・私の常識では、現在の株価がすでにバブルで、年後半に向けて、暴落が起きるというものです。
(年頭の予想と変わっていません。)

② 戦術
・戦術は、以下の通りです。

1 日経平均の株価が、25日移動平均線の上にあるときは(バブルの可能性があるので)、ダブルインバースの株を定期的に買います。

2 日経平均の株価が、25日線移動平均線を下回った段階で、暴落対応の売買に切り替える。

SF204 絶対信仰への道 要点整理④ 神様中心の考え方

 🙂 神様中心の考え方

・「絶対信仰への道」の最大の要諦は、できるだけ「神様中心の考え方」をすることです。

目的と手段

神様中心の考え方とは、一言で言えば、「信仰」を人生の目的にする生き方です。

・多くの人は、信仰や真理を「自分の幸福の手段」と考えています。
・自分が幸福になるために(あるいは何かの結果を求めて)、真理の実践をします。
・自分が幸福になるために、反省をします。
・自分が幸福になるために、お祈りをします。

・しかし、神様中心の人は、愛を与えることが幸福だから愛を与えます。
・真理の学習が幸福だから、学習をします。
・心を磨くことが幸福だから、反省をします。
・愛のために祈ります。
・神のために生きることが自分の人生だと思っているから、神のために生きます。

帰依の姿勢

・帰依とは、仏(=真理、=サンガ)中心の生き方を誓うことです。

⇒SF005「帰依の姿勢」では、神様中心の生き方をする前提としての帰依の姿勢を紹介しました。

・自分中心に生きている人間には、帰依は縛られたような不自由な感じを受けますが、仏中心の人間にとっては帰依は、ほんらいの自分をの生き方ができる自由な生き方です。

弱気自分との戦い

・私たちは、放っておくと肉体中心の考え方、自分中心の考え方をするようになっています。

・ですから、神様中心の考え方というものを意識して、いつも反省する習慣を身に着けることが肝心です。

・「神様中心の考え方がどのようなものであるか」に関しては、一般ページで紹介をしたことがあります。
・その記事を再掲します。

 🙂 神様中心の考え方の具体例 - 投資成功祈願をうけるとき

(これは「一般ページ」で紹介をした記事です。)

・(1億円をつくる目的の投資の実現に向けて、)高級霊からご指導をいただく一つの方法として「投資成功祈願」を受けるという方法が考えられます。

・ただし、「『投資成功祈願』を受けるだけで、1億円の資産ができる」とは考えられません。

ダメなお祈りの例

・まず、ダメなお祈りの仕方はすぐにわかります。
(真理の考え方は弁証法です。正しいものを考えるのは難しいので、間違っている方から考えます。)

・ダメなお祈りは、「投資をしますから、株価が上昇する会社を教えてください」とか、
「私が投資している企業の株があがりますように」というお祈りです。

・これは、守護霊レベルへのお祈りになります。
・なぜかというと、自我からくるお祈りだからです。
(守護霊にはそれだけの力がない場合が多いので、祈りは聞き届けられないことになります。)

神様中心のお祈りをする

・高級霊からのご指導をいただくためには、神様中心の考え方でお祈りをすることです。

・「神様中心の考え方」と聞いて、よくある間違いが「植福をするから投資を成功させてください」というお祈りをすることです。
・これは神様中心ではありません。神様をだしに使っているだけです。

よいお祈りの例

・神様は、経済革命を願っておられます。
・ですから、神様中心のお祈りをしたければ、「経済革命が成就するにはどうすればよいか」を考えることです。

・話が長くなるので、私のお祈りの具体例をあげます。
(一人ひとり得意なことが違います。ご自分のケースに関してはご自分で考えてみてください。)

・「日本の国が経済発展をするために、優良企業の応援をしたいと思います。私も必死に勉強しますので、優良企業の存在と有効な投資法を教えてください」
・「真理企業の発展のお手伝いができるように投資をしたいと思います。私も一所懸命に働きますので、投資のお金を準備させてください。」
・「経済革命のために、真理の光を増幅させたいと思っています。真理を実践している企業とwin-winの関係を結べるようにお導きください」

SF203 絶対信仰への道 要点整理③ 霊的世界への参入

・「絶対信仰への道」は、具体的には霊的世界に参入するということです。

・霊的世界の参入する方法は、SF003「霊的世界に参入する四つの方法」で紹介しました。

・この記事では、SF003の記事を他の記事の情報と合わせて紹介します。

・主の魂の御兄弟の教えにしたがって、「霊界に参入する四つの方法」を考えます。

  😐 心の曇りをとる

・一つ目は、「心の曇りをとる」という方法です。
・仏教的な教えで、私たちになじみやすい方法だと思います。

・具体的には、八正道の「正思」が中心になると思います。

・「自分が、自分が」の思いを捨てて、無我の境地を目指すことです。

・「執着を捨てる方法」(SF006)を再掲します。
・執着を捨てる手順は以下の通りです。

① この世的な執着を捨てようとする
・第一歩は、まず、「『執着を捨てよう』と思うこと」です。
(私の経験では、だいたいが、人の評価とお金への執着です。)
(不安も執着です。)

⓶ 奇跡の時代を感じようとする
・次に、光を入れることです。
・光の入れ方は、一人ひとりあると思いますが、私の場合は、「奇跡を感じよう」としています。
(一般論では、感謝と感動です。4月に公開予定の「光の珠となるプログラム」を参考にしてください。)

③ 光が入れば、理想実現の自信がでてくる
・逆に言えば、プラス思考になるまで光を入れることです。

④ 光が入ると、成果がでそうになってくる(成果がでる)
・成果がでないのであれば、努力の問題かもしれません。
(六次元の修行が必要です。)

⑤ 成果がでそうになると、焦りの思いがでてくる(人の評価が欲しくなる)
ここが勝負どころです。
・光を入れていたつもりが、いつの間にか、この世的になっているのです。

⑥ 成果が出なくて(人の評価が得られなくて)心が揺れる
・心が揺れたときに、「成果がでないこと」を反省するのではなく、「心が揺れること」を反省するのです。
・仕事で成果が出ないのは、実務能力の問題よりも、「愛の問題」の方が大きいことがよくあります。
(この辺の見極めができないので、多くの人は混乱しています。)

⑦ 心の揺れを反省する
・これができるようになると第一関門を超えることができるようになります。

⑧ ①~⑦を繰り返す
・①~⑦の繰り返しで光の器が大きくなります。

⑨ 人に理解される必要のないことがわかる
・だんだん、人に理解をしてもらう必要がないことに目覚めていきます。

⑩ 仏と一対一の世界に入れる
・人に理解される必要がないことがわかると、仏の姿が大きくなってきます。

⑪ 心の中の宇宙が大きくなってくる
・仏の姿が大きくなると、心のなかに仏の創られた宇宙が存在することが見えてきます。

  😉 純粋な心を発見する

・二つめは、「純粋な心を発見する」という方法です。
・ヘルメス神的な教えで、参考資料は『ユートピア価値革命』の「未来型人間とは」です。
・『永遠の仏陀』の「真実の人となれ」や、イエス様系統の「真実の人生とは」も参考になります。

・むずかしければ、「誠実に生きる」という考え方でもよいと思います。

・純粋な心を探求し続けると、「透明感のある無限の世界」が見えてくると思います。

・これは、言葉で伝えるのが難しく、「わかる人には分かるけれど、わからない人には分からない」という感じがします。

 😉 霊的な認識力をあげる

・三つめは、「霊的な認識力をあげる」という方法です。
・トス神的な教えかなと思っています。
(リエント・クラウドの教えの「循環宇宙論」もここに入ります。)
・参考文献は『トス神降臨インタビュー』です。

・難しいですが、当サイトの目的の一つはここにあります。

・具体的方法は、「光」「時間」「空間」に対する認識力をあげることです。

・『太陽の法』で、一つの中心は、第1章の「存在と時間」にでてくる「生々流転の法則」と理念のところです。
(これまでも、弁証法のお話はたびたびしてきました。)

・基本三書の講座が参考になると思います。

:-|ほんとうの信仰心を持つ

・四つめは、「ほんとうの信仰心を持つ」という方法です。
・教えとしては、『ラ・ムーの本心』が参考になると思います。

・ポイントは、とにかく「神様中心に考えようとする」ことです。

・ほうっておくと、私たちは、信仰心を自分の幸福のための手段に使おうとします。
・そうではなくて、「信仰に生きること」を目的とすることです。
・この考え方を魂に薫習させることができれば、私たちの魂は自然に青銅の扉のなかに入っていると思います。

・次の記事(SF204「絶対信仰への道 要点整理④ 神様中心の考え方」)を参考にしてください。

自分にあった方法を探す

・どれを主にして、どれを従にするかは人によって変わってくると思います。
自分にあった方法、チャレンジしてみたい方法を考えておいてください。

・それぞれの教えの利点と難点は以下の通りです。

① 心の曇りをとる
・利点 - 教学をしている方にはなじみやすい考え方です。
・難点 - 自分勝手にやると、自我の思いで反省をしているのでうまくいきません。

⓶ 純粋な心
・利点 - 本来の純粋な心を(魂の浅いところに)もたれている方はかなり数多くいると思います。
・難点 - 都会的な競争社会のなかで純粋な心を発見するのには時間と空間が必要です。

③ 霊的な認識力をあげる
・利点 - 個人的には、非常に有効な方法に見えます。
・難点 - 抽象思考ができることと、反省の心が必要です。
(感性に傾きすぎても、知性に傾きすぎても、自分勝手な信仰になります。)

④ ほんとうの信仰心と持つ
・だれにでもできるけれど、難しいです。

 

 

SF202 絶対信仰への道 要点整理② 宇宙の本質「光」「理念」「真理」

 🙂 宇宙の本質である普遍の真理を監督する

・「絶対信仰への道」の復習の二番目は、SF001の復習です。

・「絶対信仰への道」の実践論のポイントは、『真理の言葉・正心法語』の経文に説かれている内容を人生のすべてと感じようとすることだと思います。

『真理の言葉・正心法語』の経文の中心は、「光」です。
・「光」は、『太陽の法』で説かれているところの、「理念」であり、「霊」であり、「仏法真理」であり、すべてのすべてです。
・主の説かれている「真理は一つ」です。
・真理は普遍です。
・真理は永遠・不変です。
・これが、宇宙の本質です。

・一方、この世の世界は方便の世界です。
・真理の影です。
・諸行無常のはかないものです。
・いずれ消え去るものです。

この世のはかなさと、宇宙の本質を、日々の修行、「正心法語」の読誦のさいに思いま出すことが「絶対信仰への道」の鍵です。

・下にSF01を再掲します。

 🙂 ほんらいの世界

・ほんらいの霊的な世界(心の世界)は、目に見えない世界です。
・哲学の言葉を使えば、概念(=理念)の世界です。
・宗教的な言葉を使えば、光の世界です。

・七次元世界を越えると、目に見える世界はだんだんなくなってきて、光(=概念)の世界になってきます。
・高次元世界に入るためには、心で光を感じたり、概念を理解することが必要です。
高次元世界では、概念=光=神様なのです。

心で目に見えない世界を感じとる

・たとえば、ヘルメス神を考える場合、アニメの映画に出てくるヘルメス様の姿を描くより、「心で愛とか発展の光を感じる」ことの方がヘルメス神に近づいている感じがあるのだと思います。

 🙂 信じると心で理解できるようになる

心で概念(愛とか勇気とか)を理解できるようになると信仰心を強くすることができます。
・逆に、「信仰心が強くなると心で概念が理解できるようになる」ということも言えます。

・もう少しわかりやすく説明します。

六次元の修行

「努力をしたら幸福になれる」という縁起の理法を信じることができれば、努力をするようになります。
(信じたら、心で理解できて、行動に移せます。)
(これが六次元の修行です。)
(ちなみに、七次元の世界に入ると「努力即幸福」の感じになると考えられます。)
(頭で理解するだけでなく、心で感じとれるようになります。)

七次元への修行

「人のお役に立てれば、お金はあとからついてくる」と信じることができれば、無我の気持ちで愛の実践ができるようになります。
(これが、七次元への修行でないでしょうか。)
(人のお役に立つことも、努力することも、成功することも同じ事になります。)

七次元から先への修行

「神様を信じたら何があっても幸福になれる」と信じることができたら、「絶対信仰」の境地を目指せます。
(これが七次元から先の修行だと思います。)

「絶対信仰への道」では、この境地を目指します。

当サイトでの修行 - 週に一日は、心に光を入れる日を

・当サイトでは、奇跡の実現を目指しています。
(念いを強くしないといけません。)

・しかし、心境としては、「何があってもかまわない」という心境になることを目指します。
(執着を強くしてはいけません。)

・「念いを強くすること」と「執着をなくすこと」は、一見矛盾しますが、この二つを両立させないと七次元から先の世界に進むのが難しくなります。

・優先順位が高いのは、「何があってもかまわない」という心境を目指すことです。
・しかし、日常の仕事をしていると、なかなかそういう境地にはなれないと思います。

・そこで、実践的方法として、「心に光を入れる一日の過ごし方」のモデルを公開します。(4月1日公開予定です。)
・週に一度くらい、心に光を入れて、「絶対信仰を目指す日」を送られるとよいと思います。

 

SF201 「絶対信仰への道 要点整理① 『太陽の法』第1章」

「絶対信仰への道」の復習

・「絶対信仰への道」の復習の内容は以下の通りです。

① 『太陽の法』第1章の話
・『太陽の法』の第1章には、法全体の要点が含まれていますので、法の概要をつかむために、復習をします。

② 「光」=「理念」=「真理」
・SF001を中心に、法の本質を確認します。

⓷ 霊界に参入する方法
・SF003を中心に、霊的になる方法を確認します。

④ 念いを実現する
・魂の最大の特徴である自由の創造について考えます。

⑤ 信仰心と「正見」
・神様中心の考え方を学びます。

 

🙂『太陽の法』第1章 太陽の昇る時の要点

1 仏法真理の太陽

・『太陽の法』は、人間の常識を仏の常識に変えるための経典です。

人間の常識では (唯物論、表面意識)
・霊的な目が開けていない人には、この世界は曇りの世界です。
・それは表面意識の世界でもあります。

仏の立場から見ると
・霊的な空には仏法真理の太陽が輝いています。
・真理の太陽が輝く世界は真我の世界です。

・表面意識と真我のズレが苦しみの原因です。

2 仏とは何か

人間の常識では (唯物論、表面意識)
・霊的な目が開けてない人は、仏の存在が信じられません。

仏の立場からみると
・この宇宙は仏のつくられた世界です。

・信じないと、仏の世界は見えてきません。
・多くの人は<信者さんも>、信じないでわかろうとすることがよくあります。
・そうではなくて、信じるとわかるようになるのです。

3 存在と時間

人間の常識では (唯物論、表面意識)
・この世の世界は、誕生、生長、衰退、消滅の変化する世界です。

仏の立場からみると
・普遍の世界、永遠に変化しない理念(霊)が本質です。

・ここに発展の秘密があります。
・理念のもとに生々流転をくりかえすと循環的に発展することができます。
・その循環的発展が無限の世界をつくります。

4 有限と無限

人間の常識では (唯物論、表面意識)
・この世界は有限の世界です。
(時間論 → 第1章・第9,10節、空間論 → 第1章・第5節)

仏の立場からみると
・この宇宙は無限の世界です。
(時間論 → 第7、8節、空間論 → 第6節)
⇒ 第2章 「魂の進化」
⇒ 第3章 与える愛による無限の発展
⇒ 第4章 悟り
⇒ 第6章 「エル・カンターレへの道」
⇒ 弁証法的発展 『黄金の法』第2章
(生々流転の世界での発展の法則は弁証法である)
⇒ 「永遠の旅人」『永遠の法』第3章

・「『太陽の法』の第2章から第6章では、循環的に発展する方法が様々な形で説かれている」と読むこともできます。

5 多次元の宇宙

人間の常識では (唯物論、表面意識)
・この世の世界は三次元世界しかありません。

仏の立場からみると
・この宇宙は多次元の宇宙です。
⇒ 第2章 人間は仏の一部です。
⇒ 第3章 多次元宇宙の世界は「愛の大河」でもあります。
⇒ 第4章 「一即多の世界」です。
⇒ 第6章 大川隆法総裁先生は仏陀と救世主を合わせたご存在です。
⇒ 『永遠の法』では、ピラミッド構造の世界が説かれています。
(発展の法則は「循環的発展=弁証法的発展」です。)

・低次元世界には光と闇があります。
・光と闇の世界を弁証法的に発展することで魂は進化します。

6 高次元の宇宙

人間の常識では (唯物論、表面意識)
・霊的な目が開けていない人間には、高次元の宇宙の存在は理解できません。

仏の立場からみると
・高次元の宇宙は仏に近い世界です。

・高次元宇宙は、第3節の理念に近い存在です。
弁証法的発展では、光と闇のように一見矛盾したものを統合していきます。
(一即多の世界でもあります。)
・この矛盾を統合した形が理念です。
(たとえば、現実と理想の矛盾は「努力」で統合できます。)
(一人ひとりの意見の違いの矛盾は「愛の力」で統合できます。)
(男と女から赤ちゃんが生まれます。)
(自由主義と社会主義の論争で法律ができます。)

7,8 生命の誕生

人間の常識では (唯物論、表面意識)
・生命は自然にできたものです。

仏の立場からみると
・生命は仏がつくられたものです。
(弁証法による循環的発展を意図してつくられた→転生輪廻)

9,10 地球系霊団の歴史

人間の立場から見ると (唯物論、表面意識)
・地上人生は「苦しみ」の地獄のような世界です。

仏の立場からみると
・地球は魂修行の場です。
(光と闇の世界を循環的に発展しているのが地球の歴史)
⇒ 第5章「黄金の時代」
⇒ 『黄金の法』

・「苦しみ」が魂修行の材料であることが心の底かれば理解できて、苦しみが光輝く宝になります。
(これが弁証法的発展です。そのために法が説かれ、質疑応答があります。)
・幸福の科学の奇跡の方程式は、
弟子の失敗 + 教え = 奇跡の実現
です。
・個人で言うと魔との戦いが光の天使の使命です。

SF103 真理の学び方⓷ - 知的衝撃に耐える

・「真理の学び方」の話を続けます。

  🙂 『天御祖神の降臨』の前書きのお言葉

・本年出版された『天御祖神の降臨』のまえがきで、主は、「この知的衝撃に耐えてほしいと思う」とおっしゃられています。

・このお言葉がピンとこない方も多いのではないかと思います。
・というようのは、幸福の科学の教えや活動は(ある意味では)衝撃の連続であり、私たちは衝撃に慣れっこになってしまっているところがあるからです。

・しかし、これは非常に危険な兆候だと思います。
(前の記事でお話をしたのと同じように“慢心”です。

・そこで、今回は、「知的衝撃」ということについて考えていきたいと思います。

・「知的衝撃に耐える」というお言葉は、次の二段階に分けて考える必要があると思います。

① 知的衝撃を受ける
・「知的衝撃を受けない」のと、「知的衝撃に耐える」とは全く意味が違います。

② 知的衝撃に耐える
・「知的衝撃」を受けたあとは、信じられなくなったり、わからなくなったりします。
・そこで、信じる努力、理解する努力が必要になります。

 😐 知的衝撃を受ける

私が危惧しているのは、多くの人が「知的衝撃に耐えられない」ことではなく、「知的衝撃を受けない」ことです。

・主は、幸福の科学の開設当初より、「私たちに衝撃を受けてほしい」と説かれています。

・以前の記事でも紹介をしたことがあると思いますが、主は、1990年の講師等登用研修で、「真理に対する素直な驚きを感じなければだめなのです。」「もっと驚いてほしいのです」と説かれました。

・2007年の大阪中央支部精舎で説かれた「純粋な信仰」のなかでは、「外人は、主のご法話を聞いて、脳天を斧で割られるぐらいの衝撃を受ける」「もっと、大変なことだと思わなければだめです」と説かれています。

・2010年に総合本部で説かれた「改めて信仰の優位を説く」では、灯台を護る灯台守と、遠くから灯台の明かりを見る人の違いを述べ、「主に近い人間には、ほんとうの主の偉大さが見えない」と説かれました。

・私たちは、幸福にすぐに慣れてしまいます。
・これは慢心です。
毎日、毎日、意識をして奇跡を感じるようにしなくてはいけないのです。

 😐 知的衝撃を受けて、耐えるために

・「知的衝撃」を受けるという言ことは、「自分の常識と違う世界が目の前に展開している」ということです。
・したがって、その事実を受け入れるためには、自分の常識を捨てなければいけません。
・言いかえれば、「知的衝撃」を受ない多くの人は、自分の常識を捨てられない人なのです。
(真理を学んでいる人の場合、頭で考えている常識と、心で考えている常識が違うこともよくあります。)

・自分の常識が捨てられないケースとして、次の二つのケースが考えられます。

① その常識を捨てることが自分に不利に働くとき
・人間は、放っておくと自己防衛の考え方をします。
(たとえば、自分の良心に恥じることをしている人は地獄の存在を否定したがります。)

・これは、自我の問題ですので、反省の力があれば修正できると思います。
(逆に言うと、反省する力がない人は、「知的衝撃」を無視しようとします。

② 新しい事実が理解できない
・これは幸福の科学ではよく起きると思います。
・今回の天御祖神についても、十一次元の世界とか、パラレルワールドとか言われてもよく理解できません。
(理解できないと、自分勝手な解釈をして満足をするか、無視しておしまいにします。)

・このときは、「理解できない世界を理解しようとする」のではなく、「理解できている常識の世界を疑ってみる」といいと思います。

・たとえば、唯物論者は、「神様は見たことがないから信じられない」と言います。
・一見もっともな意見のようにも聞こえます。

・しかし、「ものが見える」ということは、いったいどういうことなのでしょうか。
・タンパク質と、炭水化物と、脂質でできた物質を混ぜ合わせると「ものが見えるようになる」というのはどういうことなのでしょうか。
・これを唯物論的に説明できる人はいないはずです。
・自分の見たものが「存在している」と、どのように証明できるのでしょうか。
(これを説明しようとするとハイデッカーの難しい「存在と時間」の話になります。)

・真剣に考えてみると、自分が常識と思っていることは、不思議なことばかりなのです。
人間の理解力と言うのは、神様の智慧と比べれば、蟻と太陽の大きさ以上の差があるものなのです。
・蟻の常識で太陽の大きさをはかろうとしていること自体が間違えなのです。

(つまり、理解できないことを勝手に理解しないで、「『不思議な世界がある』という衝撃を受ける」ということです。)

 😉 知的衝撃に耐えるとどうなるか

・最後に、主のお言葉を、「『知的衝撃』を受けないで信じる」のと、「『知的衝撃』を受けて信じる」のは、何が違うのかの説明をします。
・大きくは次の三つの利点があります。

① 奇跡を感じる
・はじめから受け入れるよりも、一回疑って受け入れた方が、奇跡を感じるようになります。
・上述したように、「知的衝撃」を感じるとは、常識がこわれますので、そこに今まで考えていなかった奇跡の世界が展開します。

② 足ることを知る - 感謝の心の芽生え
・奇跡を感じると、今まで当たり前と思っていたことも当たり前でなくなります。
・与えられていることに気がついたり、自分が恵まれている存在であることに気がついたりします。

③ 視野がひろがる
・私の印象を言うと、「知的衝撃」を受けて、一回疑ったあとに信じることができると、視野がものすごく広がった感じがします。
・衝撃を受けて、考え方が180度転換し、それを受け入れてさらに180度元に戻った感じです。
今まで見えていなかった360度の光景が見える感じがします。