SF707 光の珠となるプログラム(実践記) 光を入れる、光を放つ

・この記事は、「光の珠となるプログラム」の実践記です。

・前の記事で、「光の珠となるプログラム」の五つのステップを紹介しました。
・再掲します。

 🙂 光の珠となる五つのステップ

・前の記事で、「光の珠となるプログラム」の五つのステップを紹介しました。
・再掲します。

① 他力の光を入れる
・祈りや祈願です。

② 光を感じる
・おすすめは、自分で感動する方法を探すことです。

③ 光を見る
・瞑想修行を進めて光を見ることができるようにします。

④ 光を放つ
・人間は、ほんらいは光の塊です。
・魂には光を発散する機能があります。

⓹ 日常の生活のなかで、光の珠であることを意識し、感じる
・信仰生活の習慣化です。

 🙂 『ダイナマイト思考』のお言葉

・実践論としては、祈りで他力の光を入れるときに、自分で「強く思っている」と光がよく入る気がします。

・私は、朝の祈りの前に、経典を読むことが多いです。
・そこで、説かれれている教えを公案しながら、禅定に入った後に祈りをします。

・これで、禅定中にインスピレーションが降りてきたり、感謝の念いがわいてきたりして、光のイメージができてきたりして、祈りの光が増幅される感じがします。

・先日、『ダイナマイト思考』を読んでいたら強烈な光が心に入ってきました。
(あるいは、「強烈な光が心から放たれた」と言ってもよいと思います。)

・以降は、『ダイナマイト思考」のお言葉を、時々、思い返すようにしています。

・強烈な光が入った『ダイナマイト思考』のお言葉は以下のところです。

強くなることによって解決する悩みは、それこそ数限りないほどあります。いや、言葉を換えると、「その人が強くなって解決されない悩みなど一つもない」と言っても過言ではありません。
 人間は時折、挫折感に悩んだり、失意に沈んだり、劣等感に悩んだりしますが、仏の言葉が身に臨み、その言葉を胸に刻んで立ち上がるときに、力強く、明るく、積極的で肯定的な存在として、再び生まれまわることができるのです。(p104)

・このお言葉には次の言葉続きます。

私が述べている、この言葉を、単なる言葉としてとらえるのではなく、実体験として、みなさんに経験していただきたい。そう私は強く願っています。(p105)

・是非、光を入れる体験をしてみてくください。

SI031 投資と『黄金の法』第5章 - 弁証法的に発展する投資法

 🙂 投資と弁証法

『黄金の法』の第5章の重要論点として、「弁証法的に発展する世界の歴史」について紹介をしました。

・弁証法的運動は、宇宙の運動法則であり、市場も弁証法的運動をしています。
・当シリーズのこれまでの記事でも「循環する発展」「エル・カンターレ文明の創造」というテーマで、市場と弁証法的運動の関係を紹介してきました。

・今回は、私が実践しているSEG投資法と弁証法的運動の関係を紹介します。

順張りと逆張り

・前の記事でも紹介をしていますが、投資法には、「順張り」「逆張り」の二つの方法があります。

「順張り」とは、株価が上昇しているときに、株を買う方法です。
(つまり、高くなり始めてから買う方法です。)

「逆張り」は、株価が下落しているときに、株を買う方法です。
(つまり、安いときに買う方法です。)

しろうと感覚では、「安いときに買って、高いときに売ればもうかる」と考えますので、しろうとは逆張りが好きです。

プロは、株価のトレンドにのってもうけようとしますので、「順張り」をするのが普通です。
(つまり、プロはトレンドを予想して買うのです。)

SEG投資法

SEG投資法は、「順張り」と「逆張り」を弁証法的に統合した方法です。

・結論だけ言うと、長期トレンドを予想して、暴落時から上がり始めたときに買い(順張り的発想です)、中期的には高くなったら売り、下落したら買う(逆張り的発想です)という方法です。

・非常に合理的に見えると思いますが、大きな難点があります。

・それは、株価の大暴落は必ず起きるのですが、いつ起きるかわかりません。
・それも、十年に一度くらいのサイクルです。

・つまり、一番初めの買いチャンスが10年に一度くらいしかやってこないことになります。

リスクヘッジ用の株でのモデルづくり

・最近では、2008年のリーマンショックの時に株価の大暴落が起きました。
・もう10年以上たっているので、いつ大暴落が起きてもおかしくありません。

・経済のデータからは、金融危機が起きてもおかしくない状態なので、そろそろ起きると思います。
(中国が借金隠しをしているのですが、その利子が返せなくなるのが2021年という話があります。)

・当然、あと1,2年待つという方法もあります。

・しかし、漫然と待っているのも時間の無駄なので、SEG投資法では、暴落が起きるまで、「資金をためながらモデルをつくる」という発想で、リスクヘッジ用の株を運用しています。
(リスクヘッジ用の株とは、通常の株価が暴落しているときに上昇する株です。)

・リスクヘッジ用の株の買い時は、当然バブルの時です。
(株価が暴落する前は株価はバブルです。)

・現状の株価は、経済指標に対してはバブルです。
(ただし、バブルの間に景気が回復する可能性はゼロではありません。)

現状と予想

・現在の市場がどうなっているのかを解説しておきます。

・通常は、金融緩和により
① 金融相場が起き、
景気が上昇すると
② 業績相場が起き、
そこで中央銀行がインフレ(バブル)を恐れ、金融引き締めを行い、
③ 景気が悪化する
というサイクルをとります。

・ところが、今回は、(日、中、欧では、)「金融緩和を行っている間に景気が悪化する」という①⇒③の異常なサイクルになっています。
・つまり、異例の長期金融緩和になっています。

・アメリカは、一旦金融引き締めを行っているので、金融緩和の余地があります。
(それでも、私の常識では、景気後退です。)

日・中・欧は、これ以上の金融緩和をしても効果が期待できないので、景気は悪化していくと考えられます。

・株価暴落の時期としては、今年の5月、秋、来年のはじめくらいの三通りが考えられます。
(この記事を書いたのは、4月のはじめです。連休明けに、アメリカが対中貿易の関税を25%にあげました。おそらく、下落トレンド入りです。)

 

🙂 現在の投資実績

仕切り直し

・ここまでの、今年の投資実績は以下のとおりです。
(個人情報ですので、実際の数字ではなく、100万円投資をしたときの割合で示しています。)

持ち株数     株価  持ち株数 残高    総計
はじめ(2018年)  1183円  822株  27,524円    1,000,000円
株価最低値(9月 )    995円  851株   53,473円   900,467円
2019年はじめ    1398円  244株  882,080円  1,222,843円
5月9日     1160円   843株  157,958円  1,136,708円

・2019年の4月までは、想定外の落ち込みでした。
・米中貿易戦争が継続していることがあきらかになったきて、年初に描いていたストーリにもどりつつあります。

・仕切り直しです。戦術を一部変更して臨みます。

SG006 『黄金の法』第5章 思想と文明の弁証法的発展

・この記事は、シリーズSG「絶対信仰を目指すための『黄金の法』の読み方」の記事です。

・今日のテーマは、「第5章 思想と文明の弁証法的発展」です。

  😐 8人の預言者の意味

『黄金の法』の第5章は、預言者の歴史が説かれています。
・第5章では、後世に語り継ぐべき人々ということで、8人の預言者の歴史が説かれています。
・正直に申し上げると、私には、「なぜ、この8人の預言者なのか」という理由がよくわかっていません。

・確かなことは、「“その8人の預言者が出た時代と地域”が、世界の文明の発信地になっている」ということです。

・具体的には、古代では、ギリシャ、イスラエルが、中世以降ではヨーロッパ、中東が、そして、これからの時代は、日本が世界文明の発信地になると考えられます。

・そして、8人の預言者の思想は、文明の創造において大きな役割を果たした」ということです。

 🙂 8人の預言者の思想と文明の特徴

具体的に、8人の預言者の思想と、文明の特徴、それが、現代にどのような影響を及ぼしたのかを整理します。

① ゼウスとアポロン
・はじめに説かれているのが、古代ギリシャのゼウスとアポロンです。

・ゼウスとアポロンは、天上界から啓示を受けて、祭政一致の国家運営をしていました。
・古代ギリシャは、私たちのユートピアの原点になっているかもしれません。

② モーゼとエリア
・次にでてくるのは、ユダヤ教のモーゼとエリアです。

・ユダヤ教の特徴は、一神教であり、長所としては信仰心が強いのですが、短所として、その排他性ゆえに、戦いが絶えないことです。

・現在でも、ユダヤ教にかかわる戦争の懸念は続いています。

ユダヤ教の持つ「強さ」は見習わなければいけないと思いますが、そこに愛がないと大きな混乱と破壊を生むことには注意が必要です。

③ イエス・キリストとムハンマド
・中世以降の世界の歴史を先導したのは、キリスト教と回教でしょう。

キリスト教徒と回教の軋轢は今も大きな問題です。
(結局、「この世とあの世の関係」「何を信じるか」ということだと思います。)
(キリストは、あの世の幸福を中心に説きました。回教は、この世の勝利も目指しています。)

④ 内村鑑三と谷口雅春
・日本に生まれた預言者としては、内村鑑三と谷口雅春が説かれています。
(日本に生まれた数多くの光の天使のなかで、なぜ、この二人が、特に、後世に伝えるべき聖人であるのかはよくわかりません。)

・二人の特徴を確認しておきます。

・内村鑑三は、日本に、キリスト教を広める使命を持って生まれた預言者です。

・谷口雅春は、光一元の思想のもとに発展を説きました。
・また、経典伝道や海外へ教えをひろげたことは、幸福の科学の伝道の参考になった部分も大きいと思います。

 🙂 世界文明の弁証法的発展

・8人の預言者とみて、感じるのは、世界文明は様々な形で弁証法的に発展をしているということです。
・いかにそれを整理します。

① 思想と行動
(理想と現実の戦い)

・古代においては、ギリシャは霊界思想が中心の文明でしたが、ユダヤ教は現実に国家を打ち立てる動きが中心でした。
(古代ギリシャは繁栄は、少数の人間の繁栄でした。)
(国家が広がりを見せた古代ローマの繁栄は、奴隷制や貧富の格差のもとに成り立っていました。)
(言いかえれば、いろいろな戦いも起きていました。)

・中世以降では、キリスト教は思想が中心でしたが、イスラム教には聖戦という概念が強くあります。

② 東洋文明と西洋文明
・エル・カンターレ文明は、東洋文明と西洋文明の統合が一つのテーマですが、内村鑑三の思想は、東洋の地にキリスト教の思想を持ち込んだ動きです。

③ 知育と徳育
・谷口雅春の成長の家は、経典伝道により教えをひろげつつ、宗教的思想とこの世の発展に結びつけました。

 

 

SD005「絶対信仰を目指すための『正心法語』の読み方⓹ 無我の心、空の心」

・この記事は、シリーズSD「絶対信仰を目指すための『正心法語』の読み方」の記事です。

 🙂 次第説法の三つの論点

・『仏説・正心法語』の四つめの経文は、「目覚めの言葉・次第説法」です・

・ここでは、次の三つの論点について説明します。

① あの世がほんらいの世界
・次第説法は、ほんらいの世界である天国に還るための説法です。

② 邪見・我見を知る
・反省の第一の関門が「正見」です。
・その逆が、邪見、我見です。

③ 無我の心、空の心
・無我の心、空の心を持つことができれば、高級霊界に還ることができます。

 🙂 あの世がほんらいの世界

・次第説法は、「あの世の世界に目覚めよ」という目的で説かれています。

・これは、単に「あの世の世界がある」ということを知るだでではなく、「あの世の世界がほんらいの世界である」ということを知ってほしいということでもあります。

「この世の世界」と「あの世の世界」

・ここで「この世の世界」と「あの世の世界」について整理します。

① この世の世界
・肉体中心の狭い世界です。
・私たちの「苦しみ」の原因は、この世の世界にとらわれている(しばられている)ことにあります。

② あの世の世界

・あの世の世界は、心の世界です。
・心の世界は無限に広がっている世界です。

・心の世界を生きるときに、私たちは自由の幸福を手にいれることができます。

  😐 苦しみの原因は我見・邪見

・つまり、私たちが苦しんでいるのは、「この世の世界がほんとうの世界だ」という間違ったものの見方をしているからです。

・言いかえれば、唯物論が「苦しみ」の原因です。

・しかし、「邪教や我欲の強い人が社会に対して悪影響を与えている」ということは、ピンときても、「まじめな唯物論者が悪である」という考え方にはピンとこない方も数多くいると思います。

・その点を整理しておきます。

① 人間には我欲がある
・人間は弱いものです。
・すべての人間には我欲があります。

② 我欲は苦しみを生む
失敗すれば、劣等感で苦しみます。
成功すれば執着が出てきます。慢心します。
(どんな人間でも、健康でも、お金でも、人間関係でも与えらえているものは当たり前と思うようにできています。)

③ いい人、悪い人は、人・時・所によって変わってくる
・具体例としては、民主党で首相になった方を思い描くとわかりやすいと思います。
・偉くなるまえは、まじめで、勉強もできて、「いい人」だったんだと思います。
・しかし、どこかで魔が入ってきました。

④ 悪を修正するには宗教心が必要
魔の侵入を防ぐには、宗教的素養が必要なのです。

 🙂 無我の心、空の心

・魔の侵入を防ぐのが、「無我の心」「空の心」です。

・繰り返しになりますが、人間は失敗しても、成功しても、どうしてもものごとに執着するようになります。

幸福のもとが「苦しみのもと」になるのです。
・お金がなかったり、人から悪く言われれば、「苦しみ」を感じます。

・しかし、お金や人の評価を手に入れれば、それを失う不安がでてきます。
お金を失ったときの苦しみは、お金がなかったときより大きくなります。

・私は、スポーツ中継が好きで、よく見ます。
・プロ野球などを見て、いつも不思議に思うのは、「ひいきのチームに大金をつぎ込んで応援をして、負けるとやけ酒を飲んだり、翌日の仕事に差し支えるほどの気分を悪くしている人がたくさんいる」ということです。
(やけ酒を飲む人のことが不思議なのではありません。私もその気持ちはわかります。)
(そうした気持ちになる「心の不思議」のことを言っているのです。

・執着をしていれば、この世で苦しんで、あの世でも地獄に堕ちます。
よいことは何もありません。

・それがわかったら、「空の心」「無我の心」を求めて「悟りの道」に入ることです。

具体論

・「空の心」「無我の心」を手に入れる方法は、「八正道」の実践です。
「八正道は難しい」と考えている方に、実践のヒントを差し上げます。

・それは、「心の習慣化」ということです。
・私たちは、たまには、「この世は仮の世だ」と思うことはできます。
・しかし、いつしか、「この世が実在」という勘違い(邪見)におちいっています。
(「何かに執着をしている」ということです。)

・しかし、毎日毎日、曇りをとって、「この世は仮の世界」と言い聞かせていると、だんだん思えるようになってきます。

当サイトの提唱は、「真理生活の習慣化」です。

 

 

 

 

SI030 投資と『黄金の法』第4章 - 空海と最澄に見る現代の市場

 🙂 空海と最澄

『黄金の法』の第4章の重要論点の一つは、「空海と最澄」です。

空海は、心の世界を探求して悟りを得ながら、大衆救済の心を失わすに、仏国土建設に貢献をしました。
・つまり、上求菩提・下化衆生という仏教の本質を体現したのです。

・一方、最澄は、当時の宗教エリートで、日本天台宗の開祖となった方ですが、空海に嫉妬し、仏教思想を曲げたところがあります。

空海と最澄の影響

・日本の国にとっての大きな問題は、「思想としては、空海の思想の方が正しかったのにも関わらず、最澄の方が人気があった」ということです。
(つまり、「最澄の間違った思想が広がった」ということです。)

・その影響は、現代にまで及び、最澄の思想を受け継いだような悪魔が今でも徘徊します。

 😐 現在の市場に暗躍する悪魔

・現在の市場の世界でも似たような傾向があります。

・市場と言うのは、ほんらいは、資本主義の発展のために神の御心を実現する場です。

・しかし、現在は、以下の二つの点で、悪魔が暗躍する場になっています。
(最澄の救済論には、安易な面がありました。)
(現在の市場にまん延しているのも、安易なお金儲け論です。)

① ギャンブル的な投機の世界
・一つ目は、投資が一攫千金を狙うようなギャンブルの場となっているということです。

・ほんらいの投資は、企業の発展を支援するためのお金の投入です。
・しかし、現在では、「投資の話」というと、詐欺の話と同一視する人も珍しくはありません。

② AIの動かす唯物論の世界
・現在の市場の主流は、AIによる売買です。
・AIはデータだけで動きます。

・しかし、世の中を動かしているのは人です。
・ビジネスの中心は人です。
・投資は、人を中心に考えるものです。
(具体論で言えば、企業を判断する一番の材料は経営者と経営者がほんとうに持っている理念です。)

・人は、統計学では動きません。
・人の心は、AIではわかりません。

・一応、現在の市場と最澄の思想の類似性について述べておくと、どちらも、本質論や人の努力を否定し、楽をするための方法論を重視する傾向があります。

 

 🙂 ほんらいの市場を取り戻すために - 私たちの使命

・現在の市場は、自由主義の限界を示しています。

・エル・カンターレ文明の建設に向けて、私たちは、ほんらいの市場を取り戻す必要があります。

・しかし、AI主導の市場、マネーゲームの場となっている市場が間違っているからと言って、現在の市場を全面的に否定してはいけません。
(全面否定は、先祖帰りを生むだけです。)

・そうではなくて、見識の高い人間が発言力、影響力を強くするように努力すべきです。
・その方法としては、次の三つのことが考えられます。

① 信仰者が成功する
・成功したい人は、成功者の言うことしか耳を傾けません。

見識の高い人間が成功して、発言力、影響力を強くするのが、一番の改革法です。

・ほんらいは思想が世の中を動かすのですが、思想だけでは影響力が出ないのが世の中の常です。
(空海的に、思想と行動が一致する人間が必要です。)
(さらに、それを後世にまで伝える人も必要です。)

② 植福の精神、投資の精神を広める
・発展が好きな方は、どんどん発展すべきです。
(世の中が認めるまで発展をすることが必要です。)

・そして、世の中に対する投資として無私の植福をすすめることです。

・『植福功徳経』には、「功徳を求めぬ植福こそ、無限の功徳の始まりなり」と説かれています。

③ 嫉妬心と戦う
・現在、資本主義の精神の発達を邪魔しているのは嫉妬心です。

・最澄が人気があったのは、結果平等の世界だからです。
・結果平等の世界は、怠け者を生み、停滞の社会をつくります。

・愛ある人は、結果平等の世界を好む傾向があります。
・この悪しき傾向性を打破するためには、弱者を愛するだけではなく、成功者を祝福する傾向を身につけることです。

結論

縁起の理法は正確に働く。
安易な思想にとびつかない。

 

 

 

 

 😐 5月以降の投資戦略につてい

市場の変調について

・現在、日本の株式市場は以下のような変調をきたしています。

① 経済指標と乖離した日経平均株価
・経済指標は不況を示していますが、日経平均株価は上昇しています。

② TOPIXと日経平均株価の乖離
・本来、同じ動きを示すはずの、TOPIXと日経平均株価の動きが乖離しています。
(TOPIXは下降傾向を示していますが、日経平均は上昇傾向にあります。)

市場の変調の理由

① ヘッジファンドによる株価のつりあげ
・ファスト・リテイリングなど、一部値がさ株の動向が異常です。
・その原因は、「短期筋のヘッジファンドによる株価のつりあげ」と考えられます。

② 日銀のETF買いの効果
・現在、日本の株式市場の売買高は著しく減少しています。
・日銀の購入が株価を決めている大きな要因になっています。

・つまり、現在の日経平均株価はバブルです。

今後の予想

・今後の可能性は次の通りです。

① このままバブル - 20%以下
・昨年の2月からの株価の暴落を予想したガン・トラックは、「現在の株価の状態は、昨年1月(暴騰した)によく似ている」と言っています。
・現在の株価が最高値である可能性は高いと思われます。

② 一旦調整 - 40~50%、長期下落トレンド - 20~30%
・現在が、高値であるとすると、一旦調整か、ここから下落のどちらかです。

・アメリカの景気後退は、「年末から来年にかけて」という考え方が一般的です。
・5月の株価を決める要因となる、各企業が発表する2020年度3月期の業績予想は低いと予想されます。

・一旦調整して、年末ぐらいから本格的な下落というのがメインシナリオです。

今後の戦略

・今年のここまでの予想ははずれ、利益が出ていない状態です。
・現在の戦術として三つ考えられます。

① リスク回避の一部撤退
・大きなリスクを回避するために一部撤退する

② 危機はチャンスととらえ買い増し
・今が、日経平均の最高値と信じ、勝負をかける

③ 長期戦でのぞむ
・どちらでもよいように長期戦でのぞむ
(たんたんと少しづつ買い増しを続ける)

・5月のどこかで、はっきりとした下落トレンドが出てくる可能性があります。
・それまでは、①、③を合わせた長期戦対応にします。 

SG005 『黄金の法』第4章 神々の集う国・日本の使命

・この記事は、シリーズSG「絶対信仰を目指すための『黄金の法』の読み方」の記事です。

 🙂 神々の集う国・日本の使命

・今日のテーマは、「第4章 神々の集う国・日本の使命」です。

・『黄金の法』の第4章は、日本の歴史が説かれています。
・今日は、その重要論点を二点紹介します。

① 神様中心の考え方
・人間のほんらいの考え方です。
この常識を取り戻すことが、幸福の科学の目的です。

② 日本の使命
・どちらかというと、欧米は個人主義です。
・日本の役割は、国家のあり方のモデルとなることだと思います。
(神様中心の考え方を社会の常識にするには、理想国家という環境が必要です。)

 🙂 神様中心の考え方

「神様中心の考え方」のお話をします。

日本の国は、神様によって治められてきました。

『黄金の法』には、次のように説かれています。

神代の時代は、天上界からの神示を受けて、次期政権担当者が選ばれたのです。しかも、国王の地位も終身制ではなく、その人の心に邪心や欲心が出てきた場合には、天上界からの神示が下って交代させられました。祭政一致とよく言いますが、当時は霊能者の数も多く、また、人々から大変な尊敬を受けていたのです。普通は、最高の霊能者が統治者となり、神示を仰ぎつつ、国政を取り仕切っておりました。(p200)

神様中心の考え方は、ほんらいのあり方です。

・しかし、現代では、神様の存在がないがしろにされ、間違った考え方が横行しています。
・現代の常識は、ほんとうの常識ではありません。

・非常に危険なのは、私たち自身も、どれぐらい間違った常識に染め上げられているのか、自分で判断ができなくなっていることです。

・自我我欲が常識の世界のなかで生きていると、自分中心の考え方が当然に思えてきます。
現代社会では、良心がマヒしてきます。
(この事実に気がつくことがすごく大切だと思います。)

(社会全体の悪いところを見つけるだけではなく、真理を知っている人間が、「自分の良心がどれくらいマヒしているのか」を知ることにより、社会への啓蒙ができるようになるのだと思います。)

結論1

・したがって、世の中を変えるには、自らの自己変革と社会改革について粘り強く取り組んでいくしかないと思います。

 🙂 日本の使命

・二つ目の論点は、「日本の使命」ということです。

・神々が集う国の使命は、ユートピア建設です。
ユートピア建設の最終章は、エル・カンターレ文明の実現です。

・したがって、これまでの歴史は、主がお仕事をするための「種まきの時間」であったということも言えると思います。
・つまり、「『黄金の法』には、エル・カンターレ文明の種が説かれている」という読み方もできるということです。)

エルカンターレ文明は、東洋文明と西洋文明の弁証法的発展によって実現します。
(「東洋文明と西洋文明のよいところが統合される」ということです。)

・東洋文明のよいところは、秩序であり、欠点は、科学技術の発達の遅れでした。
・西洋文明のよいところは、個人主義・自由であり、欠点は、心の教育(思想)の不十分さでした。

・『黄金の法』では、日本の歴史における自力思想、他力思想、秩序社会、実学の指導者たちの姿が説かれています。

聖徳太子は、仏教思想を取り入れつつも、秩序のある政体をつくり上げました。(p209)
空海は、仏の大きな世界観を呈示しつつ、実学的発展にも貢献をしました。(p220)
鎌倉時代においては、日蓮の自力思想親鸞の他力思想がともに発展しました。(p233,245)

(『黄金の法』には、説かれていませんが、「明治維新は、東洋文明西洋文明の出会いの場」と言われています。)

・これらの思想が、時代を越えて受け継がれ、エル・カンターレ文明の実現へとつながってゆくものと考えられます。

結論2

・「日本人としての、私たちの仕事には、日本史数千年の重みがある」ということです。
(人類としては、数百万年、あるいは数億年の重みがありますが、実感するのは無理なような気がします。)

 

 

 

SD004 「絶対信仰を目指すための『正心法語の読み方』④ - 有限の世界から無限の世界へ

・この記事は、シリーズSD「絶対信仰を目指すための『正心法語』の読み方」の記事です。

  😐 苦しみの根本 - 肉体中心の考え方

・今日のテーマは、『仏説・正心法語』のなかの、「智慧の言葉・仏陀の悟り」です。

・「仏陀の悟り」の重要ポイントは、「苦しみの根本は肉体中心の考え方にある」ということです。

・「仏陀の悟り」では、次のようなお言葉で始まります。

この肉体は有限なり
生・老・病・死の四苦ありて
逃るることは難かりき

・肉体の生・老・病・死が苦しみのもとです。
・しかし、これはもちろん、「肉体の存在が悪い」ということを言っているのではありません。

・「肉体中心の考え方が苦しみの根本にある」ということです。
(実践的に言うと、苦しんでいるときに、「今、自分は肉体中心の考え方をしているんだ」と思うことです。)
(そこから、「霊的な考え方とはどうのようなものか」ということを考えるとよいと思います。)

 🙂 自由な世界 - 霊的な考え方

不自由な肉体の世界

・それでは、どうすれよいかというと、

無我の心を持つならば
肉体はこれ我ならず
煩悩はこれ我ならず

「肉体は本来の姿でない」と知ることです。

・プラトンは、「国家」のなかで、地上世界の人間を「光の影が映っている映画のようなものを見せられている洞窟にとらわれた囚人」にたとえています。

・主は、「ユートピアの原理」で、次のように説かれています。

みなさんの心には、よろいがあるのです。そうした思い鉄のよろいを着て、ガシャガシャと歩いているのです。それが、霊的な目で見てどれほど滑稽であるかということを知っていただきたいのです。(p53)

・肉体中心の世界とは、非常に不自由で鈍重な世界なのです。

(これを知識として理解するだけでなく、心のなかでイメージをしてみると、霊的な世界が見えるようになってくると思います。)

自由な霊的な世界

・それに対して、本来の世界は、霊の世界です。

空の心を持つならば
霊こそ全ての根源にして
この世は仮の世界なり

・霊の世界は自由で楽しい世界です。

『永遠の法』では、次のように説かれています。

肉体から霊への移行は、せみが皮を脱いで羽化登仙するようなものです。何年ものあいだ地下で眠っていたせみの幼虫が、やがて木に登って幹の途中で止まり、殻を脱いで羽をだし、大空を飛びまわるーこうしたものによく似ています。
 また、葉の上をはっていた醜い青虫が、いつのまにか蛹になり、やがて紋白蝶や揚羽蝶になるのを見ることもあります。青虫が蛹になり、やがて蝶になっていく姿は、実は、人間の転生輪廻の姿を教えんがために、仏が創ったものなのです。そのように姿を変えながら人間は進化しているのです。(p58)

・私は、たまに、霊界で飛びまわっている夢や、蝶になって飛んでいる夢をみることがあります。

・そのときの「体の軽さ」とか、「幸福感」とか、「うれしい感じ」には、たとえようもないものがあります。
・ほんとうに「そこから出たくない!」とか、「帰りたくない!」という感じです。
・地上生活に引き戻されるのは、狭い部屋に閉じ込められる感じです。
(非常に窮屈な感じです。)

・まさしく、蝶がさなぎに戻る感じだと思います。
・プラトンの言う、洞窟のなかの囚人の感じだと思います。
よろいを着て生きている感じだと思います。

 🙂 仏陀を信じる

・そんな経験をしている私でも、私でも、地上生活を続けていると、それが当たり前になり、肉体的な 自分を満足させるために、「この世的に生きやすく生きたい」と思うようになります。
エネルギーを失い、「けだるい生活が当たり前」と思うようになり、努力ができなくなります。

・ほんとうに、地上人生というのは厳しい修行だと思います。

・しかし、この厳しい環境のなかで、一念発起して、霊的な自分を追い求め続ければ、来世には、蝶のように自由にとびまわれる世界が待っています。
(一念発起とは、言葉を変えれば、「毎日毎日自家発電をする」ということです。)

・その決め手は信仰です。

・「仏陀の悟り」は次の言葉で終わっています。

仏陀(われ)を信じる心こそ
救いの道の王道なり

今回の結論

「光が入っているときの霊的な自分」と「光が入っていないときの肉体的な自分」の差を意識するようにする。
・毎日、毎日、『正心法語』を読誦して、光を入れて、自家発電の決意をする。

SI029 投資と『黄金の法』第3章 - 縁起の理法

 🙂 投資と縁起の理法

・『黄金の法』の第3章の重要論点の一つは、釈迦仏教の説く「縁起の理法」です。
・前の記事(SEG004「『黄金の法』第3章 仏教の思想」)で、縁起の理法の三つの論点を紹介しました。次の三つです。

① 幸福論
・縁起の理法は仏教における幸福哲学です。

② 智慧
・智慧とは縁起の理法を見抜くことでもあります。

③ 積少為大
・縁起の理法の結果は、積少為大という成果につながります。

・今日は、投資との関係で、②の「智慧」と、③の「積少為大」の話をします。

 🙂 縁起の理法を見抜く智慧

大宇宙の理法

・まず、「縁起の理法」を見抜く智慧についてのお話をします。

・「縁起の理法」というのは、宇宙を貫く法則です。
『心の挑戦』には、次のように説かれています。

縁起という思想は、いわゆる「大宇宙の理法」というものとまったく同じことである(p28)
宇宙は、そういう理法、ひとつの法則のもとに、運営、運行がなされているのです。(p29)

・つまり、縁起の理法を見抜くことができれば、未来がわかるのです。

未来を決める三つの要素

・投資の世界では、未来の予測が確かであれば、負けることはほとんどなくなります。

・幸福の科学では、次の三つの視点から、確かな未来予測ができます。

① 主のお言葉により未来はつくられる
・一つ目は、「主のお言葉により未来はつくられる」ということです。

・主は、「フォーキャスト」のご法話のなかで、「未来社会は、私の言葉のうえに築かなければならない」と説かれています。

・経済の話をすれば、「日本の繁栄は絶対に揺るがない」というご法話をいただいています。

② 世界のリーダーの本音
・二つ目は、守護霊霊言などにより、「世界のリーダー」の本音がわかるということです。

・現在で言えば、トランプ大統領、プーチン大統領、習近平主席の思いが世界を動かす要因になっています。

③ 様々な予言
・三つ目は、主のご法話や霊言による予言です。

・投資の世界に大きく影響を及ぼす内容としては、中国の政体の崩壊EUの衰退などが説かれています。
・あるいは、恐慌に対する備え戦争経済に対する備えのお話もいただいています。

・また、未来産業に関するお話も多くあります。

・「経営マインドの確立」のご法話では、「主のご法話には、未来産業のヒントは山のようにいっぱい入っていると説かれました。

 🙂 積少為大により財を成す

・日本の歴史(幸福の科学の指導霊)のなかで、経済の世界の指導者と言えば、二宮尊徳先生があげられると思います。

・二宮尊徳先生のお言葉として有名なのが「積少為大」という言葉です。

・このお言葉投資を実践するにあたっても重要なお言葉だと思います。

・世間では、投資というと、一発大儲けをするようなギャンブル的なイメージを持つ方も多いかと思います。
(あるいは、「楽をしてもうける」という「うまい話」のイメージもあるかもしれません。)

ほんらいの投資のしかた

・しかし、ほんらいの投資と言うのは、資本主義精神に基づいたもので、勤労を前提にして成り立っているものです。

・つまり、努力して成長する過程をつくり出すための資金です。
・したがって、資金の投入は長期で考えるべきですし、投資家サイドの方から見れば、資金の投入のしかたも、長期でコツコツとしていくのが望ましいと考えられます。

・具体的に言うと、自己資金が少ないときは、毎月、毎年定期的投資額を増やしていき、資金が増えた段階では、「複利の大きさで利益を享受する」という方法です。

具体例

・たとえば、毎年12%の利益がでるとしても、100万円の投資では12万円の利益で大したことがありませんが、1億円の資金があれば1200万円の利益で、十分に暮らしていけます。

・そこで、毎年100万円の資金を投入して、12%の複利で回せるようにすれば、6年で1000万円になり、以降は複利だけで5年ごとに約2倍になります。
(10年後に4000万円、15年後に8000万円ということです。)

SEG投資法の場合

・SEG投資法では、毎年20%の利益を目指しています。
・この利率ですと、(毎年100万円の投資で)5年後に1,000万円、以降は4年ごとに2倍になります。
1億円になるのは約18年後です。

🙂 ここまでの今年の投資実績

想定外の落ち込み

・ここまでの、今年の投資実績は以下のとおりで、想定外の落ち込みです。
(個人情報ですので、実際の数字ではなく、100万円投資をしたときの割合で示しています。)

持ち株数     株価  持ち株数 残高    総計
はじめ(2018年)  1183円 822株  27,524円    1,000,000円
株価最低値(9月)   995円  851株   53,473円  900,467円
2019年はじめ    1398円 244株  882,080円  1,222,843円
4月19日      1070円 948株 38,951円  1,054,114円

・想定が外れた理由とこれからの対策に関してはGW中に研究して、GE後半に入ってから報告します。

SF706 光の珠となるプログラム⑥ 正しい祈りに則った生き方

・前回までに、「光の珠となるプログラム」の基本的なお話をしました。

・今回は、補足あるいは、一段階上の「光の珠となる方法」のお話をします。

 🙂 正しい祈りに則った生き方

・その方法とは「正しい祈りに則った生き方をする」ということです。

「正しい祈りに則った生き方」については、『黄金の法』で、次のように説かれています。

自分の未来を金色に輝かせるためには、言うまでもないことですが、想念帯のテープを金文字で埋めるしかありません。すなわち、それは、心と行為を金色に輝かせるということなのです。たとえ、過去に灰色の文字があっても、正しい反省によって、次々と金文字に変換されてゆきます。そして、未来も、正しい祈りに則った生き方をすることによって、金色に輝き始めるのです。(p35)

・『黄金の法』では、正しい祈りにの「正しさ」の基準として、次の三つが説かれています。

① 自分だけではなく周りの人も幸福にする

② 他人を不幸にすることがない

③ 自らの人格を高める

 🙂 経文にしたがって生きる

・ここでは、もう一歩進んで、神仏と一体となる生き方を提唱したいと思います。

・その要点は、主のお言葉である「祈りの経文にしたがって生きる」ということです。

「祈りの経文にしたがって生きる」ためのポイントを紹介します。

① 信じること
一つ目は、「信じること」です。

ほんとうに信じていれば、そのとおりになります。

・たとえば、「主への祈り」を読誦するときは、「すべてのものは光でできていて、その光の根源が主である」「主に祈れば、光をいただける」と信じることです。
・ほんとうに信じていれば、100%光はいただけます。
・「どれくらい強く信じることができるか」が勝負です。

② 決意
二つ目は、決意です。

・「正しい祈りに則った生き方」とは、『真理の言葉・正心法語』にしたがえば、「正心を旨として、法語を則として 生きることを ここに誓う」のです。

祈りというのは、決意でもあります。
・主のお言葉(経文)の実践を決意すれば、高級霊からの支援を得ることができます。

③ 祈りを手段ではなく、目的にすること
「祈り」とか、「誓い」とは、人生の手段ではなく目的です。

・「菩提心の言葉・修行の誓い」にしたがえば、私たちが、この地上に生まれてきたのは、「三宝帰依を誓う」ためです。
・祈りの言葉に従って生きることが、私たちの人生の目的なのです。

祈りを手段にすると奪う愛の傾向がでてきます。
・祈りの言葉の実践を目的とする祈りのしかたこそ、ほんとうのお祈りのしかたなのだと思います。

③ 正念
・三つ目は、正念です。

・念いは実現します。
一日二十四時間、何を思っているかで人生は決まってきます。

・お祈りをしたあとは、どれだけ、そのお祈りの気持ちをどれだけ持ち続けられるかで勝負が決まります。

・主への念いを持ち続けられただけ、天上界の支援がいただけます。

 

 

SG004 『黄金の法』第3章 仏教の思想

・この記事は、シリーズSG「絶対信仰を目指すための『黄金の法』の読み方」の記事です。

・今日のテーマは、「第3章 仏教の思想」です。

・『黄金の法』の第3章は、東洋の歴史が説かれています。
・東洋史の中心は、釈迦仏教です。
歴史の中核にあるのは、それぞれの時代に説かれた偉人・聖人の思想です。

・『黄金の法』では、仏教思想を五つの柱で説明しています。

・今日は、2点に絞って説明します。

 🙂 縁起の理法

・一つ目は「縁起の理法」です。

・縁起の理法の論点は、次の三つです。

① 幸福論
・縁起の理法は仏教における幸福哲学です。

② 智慧
・智慧とは縁起の理法を見抜くことでもあります。
・詳しくは、後の記事(SI030「投資と『黄金の法』第3章」)でお話しします。)

③ 積少為大
・縁起の理法の結果は、積少為大という成果につながります。
・詳しくは、後の記事(SI030「投資と『黄金の法』第3章」)でお話しします。)

 

幸福論

人間の最大の幸福の一つは、「自由の幸福」です。
(「不自由が最大の苦しみ」と言う方がわかりやすいかもしれません。)

・自由の幸福とは、次の三つです。

① 信仰の自由の幸福
(信仰自体も幸福ですし、信仰すれば、心も変わります。)

② 努力する自由の幸福
(努力自体も幸福ですし、努力すれば、環境もかわります。)

③ 真理を実践する自由の幸福
(真理の実践自体も幸福ですし、真理を実践すれば、自分も周りも変わります。)

・縁起の理法によって私たちは、幸福になることができるのです。

・信仰の自由の幸福『釈迦の本心』では、次のように説かれています。

仏教の幸福哲学は何に集約されるかと言うと、それが「因果の理法」という言葉なのです。
 すなわち、幸福という結果を手に入れるためには、幸福という果実が実るだけの種をまき、水や肥料をやり、日ざしをあてて、成長させる必要があります。これが成功哲学の一法則なのです。

人間は、努力すれば努力をしただけ幸福になる。
・私たちは、こんなかんたんで、ありがたい宇宙の法測のなかで生きているのです。

 😐 人生の苦しみの原因と人間のほんらいの姿

・今日の二つ目の論点は、「人生の苦しみと人間のほんらいの姿」です。

・『黄金の法』では、釈迦仏教の柱として「縁起の理法」の他に、次の四つの柱が説かれています。

① 実相世界と地上世界との関り
・あの世がほんらいの世界であるり、地上世界が「苦」の世界であることが説かれています。

② 八正道
・「苦」から抜け出す方法を説いたのが八正道です。

③ 六波羅蜜多
・ほんらいの叡智あふれる姿になるための教えです。

④ 空の思想
・執着を断つための教えでもあり、ほんらいの姿を説いた教えでもあります。

・これらの思想は、実践論としては、次のようにまとめられると思います。

① 人間の苦しみの原因は執着である
・「地上こそが真実の世界と思い、地上人生に執着をした、肉体中心の考え方が『苦』の原因である」ということです。

② 人間のほんらいの姿は光である
・人間は霊であり、あの世がほんらいの世界です。

・自分が「光そのものである」と認識できたときに、人間は最高の幸福を手にいれることができます。

・当サイトでは、「光そのもの」になるために、「光の珠となるプログラム」を提唱しています。