SIS402 『太陽の法』と今の経済PartⅣ② 株価トレンドと短中期の株価予想

🙂 SEG投資法の実際

・2019年7月より「会員ページ」では、毎週土曜日に、シリーズSIS「『太陽の法』と経済」を公開しています。
・シリーズSISでは、SEG投資法の投資実績とともに、『太陽の法』の各章に関連する経済的知識を紹介しています。

・先週から新たなクールPartⅢに入っています。

・今回のテーマは、「株価トレンドと短中期の株価予想」です。

【保存版】 株価トレンドの見分け方を紹介します。
(SIS205の改訂版です。)

【短期版】 SEG投資法の実績報告と、今、現在の株価予想をします。

 🙂 経済サイクルと株価のトレンド(保存版)

今回のテーマ 

今回のテーマは、「経済サイクルと株価のトレンド」です。

・『太陽の法』の第1章の重要論点の一つは、「生々流転の法則」です。
・「生々流転の法則」とは、「すべてのものには春夏秋冬のサイクルがある」ということです。

・株価においては、長期の好不況のサイクルの他にも、中期の需給のサイクル短期のヘッジファンドの仕掛けなどがあります。

SEG投資法では、短・中・長期のトレンドを見極めて株価の売買を行います。

 🙂 移動平均線と株価のトレンド

・株式の売買において、一般的には、株価の移動平均線を見て、株価のトレンドを判定します。
・その内容は、以下の通りです。

① 長期トレンド - 200日線
・景気サイクルの関わるような長期トレンドは、200日の移動平均線で判定します。

・200日の移動平均線が上向きで、かつ株価が200日線を越えていれば、好景気です。
・200日の移動平均線が下向きで、かつ株価が200日線の下にあれば、景気減速(あるいは景気後退)です。

② 中期トレンド - 50日線
・株価に大きく影響を与えるのは、経済指標と需給です。
・需給とは、かんたんに言えば、株を「買いたいと思っている人が多いか、売りたいと思っている人が多いか」ということです。

・結論だけ言うと、株価50日の移動平均より上にあるときは、株を買いたい人が多く、下にあるときは、株を売りたい人が多いことを示しています。

③ ヘッジファンドの売り崩し、踏み上げ
・ヘッジファンドは、株価が上がるときは、買いでもうけ、株価が下がるときは、売りでもうけます。
・「買い」で、もうけるときは、「踏み上げ」と言って、かさにかかって買います。
・逆に「売り」で、もうけるときは、「売り崩し」と言って、かさにかかって売ります。

・大損をしたくなければ、大きな暴騰、暴落があったときは、現金化して相手にしないことです。
・しかし、しっかり対処をすれば、大きく値が動くときに利益を上げることもできます。
(真理的には、このような儲け方はあまり感心されないかもしれませんが、この世で勝つためには、こういった研究も大切なような気がします。)
(自分の人生観にしたがって、決めればよいと思います。)

 🙂 10年間の危機の時代(短期版)

・本年のエル・カンターレ祭において、大川隆法総裁先生は2020年から「苦しみの時代に入る」と説かれました。
・「投資への天才の道」はもともと30年計画なので、基本戦略に変わりはありませんが、現在、ただいまの情報をみなさまにお届けすることにあまり意味がなくなりました。

・そこで、当分は、保存版と投資実績の報告のみとします。

🙂 現在の投資実績

・ここまでの、今年の投資実績は以下のとおりです。
(個人情報ですので、実際の数字ではなく、100万円投資をしたときの割合で示しています。)

持ち株数     株価  持ち株数 残高    総計
はじめ(2018年)  1183円  822株  27,524円    1,000,000円
2019年はじめ    1398円  244株  882,080円  1,222,843円
新モデル開始時(8月9日) 1210円  240株  924,871円  1,215,271円
12月20日      873円  1,016株  7,292円  960,156円

SES014 天才教育『黄金の法』講座 第3章② 空と救済

 🙂 『黄金の法』の第3章の要点

・この記事は、シリーズSES「天才教育『黄金の法』講座」の記事です。

・前回から、第3章を学んでいます。
・第3章の中心テーマは以下の通りです。

① 空の思想と八正道
・空は大乗仏教の中心的な考え方です。
・空の境地に至るには八正道の実践が必要です。

② 縁起の理法
・空は霊的に理解するしかありませんが、この世的には、努力論、幸福論として縁起の理法の方が理解しやすい内容だと思います。

③ 菩薩への道としての六波羅蜜多
・救済する側の人間の修行方法のとして六波羅蜜多があります。

④ 儒教の思想
・主は、「孔子の儒教がなければ、中国の歴史の半分ぐらいはなくなる」と説かれています。
・中国の歴史は、世界仏国土建設に向けて大切な視点です。

⑤ 諸子百家の思想
・自由主義と多様性の統合が未来社会の一つのテーマです。
・中国の諸子百家の思想から学ぶべきところも多いと思います。

・今回は、1番目の「救済としての空の思想」について考えます。

 🙂 救済としての空の思想

・当サイトでは、来年より「救済」をメインテーマの一つにしたいと考えています。

・仏教的には、「救済」のための中心的な考え方は「空」です。
・なぜかというと、「空」の思想を理解すれば、執着から脱することができるからです。

「空」の思想を理解するポイント

・「空」の思想を理解するポイントは以下の通りです。

① この世は仮の世界
・この世は仮の世界であり、あの世が実在の世界です。

『黄金の法』では、次のように説かれています。

人間には、生れて来る前にそこにおり、死して、またそこに還る永遠の実相、実在世界があり、この世は仮の世にすぎないのだ。実在の世界が、根元の仏の創造意志によって現出したように、この三次元世界も、実在の世界の投影にすぎず、人間は影絵の世界に住んでいるようなものである。(p145)

② 私たちが見ているこの世の存在は幻である
・上の『黄金の法』のお言葉にある通り、この世の世界は、影絵の世界のようなものです。
・『慈悲の時代』では、次のように説かれています。

「この世には何も存在しない」。そう聞くと、あなたがたは非常に奇妙に感じるかもしれません。しかし、これは真実です。この世には何も存在しません。本当に何もないのです。あなたがたは「幻」を見ているにすぎません。(p21)

・この世が幻だとわかれば、執着を断つことができます。

③ 「空」を見抜くと、神の光が見えてくる
・この世が「幻」であることだけを悟るとニヒリズムの世界に入ってしまいます。

・しかし、「幻」を見抜くと、そこに見えてくるのは「神の光」なのです。
・つまり、最高の幸福が見えてくるのです。

私が感じていること

・私は、今、かなりこの世的な執着がとれて、この世が幻だということも感じとれるようになってきました。

・そのステップは、以下の通りです。

① 「心の揺れ」を見つめる
・私は、退職をして、人との関りが減り、人の評価を気にすることが少なくなりました。

・すると、たまに、「人の評価で心が揺れている自分」を(敏感に)感じるようになりました。

・その時に、心を見つめると、「こんなささいなことで心が揺れているのか」とあきれる思いが出てきます。

② すべてはささいなことである
・ここで、よくよく考えてみると、「ささいなことで心が揺れている」のではなく、「すべてがささいなことである」ということに気づきます。

(たとえば、はじめに、この世で起きている「大きな事象(たとえば台風19号の被害に遭われた方)のことを考えます。)
(次に、それよりも大きな地球規模の歴史的な出来事を思い浮かべます。)
(さらに、何憶年の宇宙のできごとにおもいをはせます。)
(そして、最後に主の御降臨の奇跡と実在界のことを考えます。)
(すると、自分のみの周りに起きていることがいかにささいなことかがわかります。)

③ 真理に生きる決意をする
・主の御降臨の奇跡を感じとったら、真理に生きる決意をして、真理の実践を考えます。
(これは、基本、毎日しています。)

④ 真理の学習をしたり、歴史小説を読む、夢を見る
・①~③の生活を繰り返していると、経典を読んだり、小説を読んだりしている時や、夢から覚めたときに、主のお言葉が実感として感じとれるようなときがやってきます。
(たとえば、夢から覚めて、「この世が夢の世界で、あの世が実在である」と感じたりします。)

⑤ 執着がとれると光が入る
・この世が幻に見え、執着がとれると、心に光が入ります。
・光が入ると、幸福を感じ、「空」とか「無我」とかいった教えを実感として感じることができるようになります。

 

 

SEG191217 天才教育を考える③ 絶対信仰の境地(体験版)

・一般ページSEG191203「天才教育と救済に向けて」で、お話をしたとおり、来年から、シリーズGE「天才教育を考える - 来世の自分、孫、子供たちへ」をスタートさせます。

・そこで、年内はその準備期間とし、このサイトには、「天才教育を考える」の準備段階で考えていることを紹介する記事を載せようと考えています。

・一般ページでは、企画を考えるプロセスを紹介し、「会員ページ」では、天才教育そのものについて考えるつもりです。

・今回は、人生の目的である「絶対信仰の境地」について、今世、私が体験したことを書いておきます。

 🙂 絶対信仰・絶対幸福について

絶対信仰とは

・絶対信仰の境地とは、次のような境地です。

信仰を得ることができたら、ほかのものは、もう要りません。たとえ、会社で出世しなくても、お金持ちになれなくても、離婚して苦しんでも、愛する子供を失っても、事故に遭っても、病気になっても、車椅子の生活になっても、信仰を失わなければ、あなたがたの前には希望の未来が必ず待ち受けています。(「純粋な信仰」)

・絶対信仰、絶対幸福の境地は、人生の目的でもあり、永遠の生命でもあり、ほんとうの人生そのものです。
(目的でもあるが、終わりではない、永遠である)

地上人生の矛盾

・地上人生の矛盾は、環境が悪いほど、絶対信仰の境地に近づきやすいことです。

・なぜなら、逆境にいるときに、幸福を感じるには主を信じるしかありません。
(「苦しみ」のなかにある時、必ず主は側にいてくださいます。)
(逆に、環境に恵まれている時、順境にいるときは、信仰心がなくても幸福になれます。)
(慢心もしやすいです。)

・苦しみのときは、主のお言葉が身に染みます。
(逆に、苦しみの中にないときは、主のお言葉が理解できません。)

使命の自覚

・それでは、「苦しみ」を求めずに、絶対信仰の境地にいたるにはどうすればよいでしょうか。

・それは、天命を感じることです。

・「苦しみ」の時以外に主が側にいてくださるのは使命を実現しようとしてくれるときです。
・使命実現の誓願をしたときに、主の御心がわかります。
(主が側にいてくれます。)

私の体験

・絶対信仰の境地までは行っていませんが、それを目指している私の体験談を紹介します。

① 念いはあった
・若いころから、「真理に命をかけよう」と何度も思いました。

② 現実は、逃げた
・しかし、恐怖心や欲望に負けていました。
(「苦しみ」のなかにいた。)

③ 学習は続けた
・しかししかし、信仰は捨てなかったし、学習はつづけています。

・今でも、主のお言葉をそのまま実践しようとしています。
(例1 「『永遠の仏陀』深読講座」「『太陽の法』実践講座」)
(例2 「智慧の創造」⇒『智慧の法』『創造の法』『創造的人間の秘密』)
(例3 四正道の指針シリーズ)

(ナポレオン・ヒルの金鉱を探す人間の話)
(『創造的人間の秘密』 努力、インスピレーション、知的体力、忍耐力)

④ 執着を去る幸福を実感した
・退職をして、多くの人間関係を断って「執着を去る幸福」を実感しはじめました。

⑤ 時間があったので「正しき心の探究」ができた
・毎日心は揺れますが、そのたびに心を見つめています。

⑥ 「真理に命をかける」と考える
・「真理に命をかける」ということも考え続けています。
(心の種子)

⑦ 仮の世界の実感
・すると、最近、「この世が仮の宿りである」ということを実感し始めました。
(この世の世界が夢の世界で、あの世が実在であるということの実感です。)

⑧ 「純粋な信仰」のお言葉が理解できた
・「他のものは要らない」、「信仰心しか持って還れない」という主のお言葉が心に沁みるようになってきました。

⑨ 使命実現の道が見えてきた
・「自分も本気で神様になろう」と決意しました。
・そこで、「天才教育と救済の企画」を考えました。

SIS401 『太陽の法』と今の経済PartⅣ① SEG投資法の実際

 🙂 SEG投資法の実際

・2019年7月より「会員ページ」では、毎週土曜日に、シリーズSIS「『太陽の法』と経済」を公開しています。
・シリーズSISでは、SEG投資法の投資実績とともに、『太陽の法』の各章に関連する経済的知識を紹介しています。

・今週から新たなクールPartⅣに入ります。

・今回のテーマは、「SEG投資法の実際」です。

【保存版】 SEG投資法の実際のやり方を紹介します。
(SIS204の改訂版です。)

【短期版】 SEG投資法の実績報告と、10月から開始している危機管理の戦術の実績と反省点を紹介をします。

 🙂 SEG投資法の実際(保存版)

SEG投資法の投資戦術

 

① 基本戦略
・これから、日本株は、長期では、下落トレンドに入ると考えています。
・暴落した時点で、優良企業の株を買い、長期投資をするのが基本戦略です。

② モデルづくり
・下落トレンドの間は、モデルづくりのために、リスクヘッジ用の株の運用をします。

リスクヘッジ用の株:日経平均株価が下がると値上がりする(もうかる)株です。

③ モデルの投資法
・投資法としては、中期トレンドに対しては順張り、短期トレンドに対しては逆張りで臨みます。

順張り:株価が上がりだしたと思ったら買い、下がりだしたと思ったら売る方法です。
(プロ好みの方法です。上昇トレンド、下落トレンドを見極める力量が必要です。)
逆張り:株価が下がった時に買い、上がったら売る方法です。
(しろうと好みの方法です。)

具体的な売買法

現在買っている株
・現在取引をしている株は、日経ダブルインバース(証券コード1357)という株です。
・上に書いてあるように、日経平均株価が上がると株価が下がり、下がると上がる株です。

資金の運用方法
・資金は、順張り用と、逆張り用と、だいたい半々にしています。

売買のタイミング
・長期で日経平均株価が下落トレンドに入ったら、原則、毎日、株を購入します。
(長期の順張り)
・短期(毎日でも)で株価が上がったら売り、下がったら買います。
(短期の逆張り)
・日経平均株価の大暴落があったときには、大量に売ります。
(順張りで勝った株の利益確定)
・日経平均株価が上昇トレンドに入ったと思ったときは、順張りで買った株を処分します。
(順張りのロスカット)

 🙂 危機管理の戦術の実績と反省(短期版)

・上に書いたように、現在、日本株は長期では下落トレンドに入ると予想していました。
・しかし、10月の中旬に米中貿易交渉の進展、米・中・EUの大型の金融政策、財政政策の発表がありました。
・つまり、「世界中で、借金を無視して、来年の米大統領選までバブルを引き延ばししようとする動きがでてきた」ということです。

・そこで、SEG投資法は、バブルが起きても、バブルが破裂してもよいような二面作戦をとります。
(バブルが起きている期間は、多少損失がでますが、大きくならないようにとどめるという方針です。)

基本方針

① 株の買い増し
・バブル期間中は、株価が安いので、無理のない程度に買い増しをしていきます。
(実は、これがSEG投資法の成功の秘訣の一つです。)
(毎月の資金投入をしていれば、資金量が少ないうちは、株で少々の損失をしても、資金投入で、損失分をカバーできます。)
(資金投入量よりも株の利益の方が大きくなった時点で、損失はそれまでの利益でカバーできるようになります。)

② 逆張りの売り
・株価が下落トレンドにあるときでも、株価が一方的に下がることはありません。
・必ず上がるときがあります。
・株価が上がったら、売る逆張り戦術を実践します。

・買い増しをしているので、バブル破裂がしても、利益を出せるように、一部分だけ売ることが可能です。
・売った部分は、株価が下がったら、買い戻します。
・そのまま、株価が上がり続けたら、部分的に少し損はでますが、上がった分の利益の方が大きいので気になりません。

(上の保存版では、順張りのロス・カットと書いてありますが、現在は、順張りのロス・カットが十分ににできなかったので、逆張りのロス・カットで対応しています。)
(現段階では、損失が予想より大きくなっていますが、バブルがすぐに破裂すれば、利益は多くなります。バブルが長くなれば、損失は順張りでのロス・カットの値に近づいていきます。)

🙂 現在の投資実績

・ここまでの、今年の投資実績は以下のとおりです。
(個人情報ですので、実際の数字ではなく、100万円投資をしたときの割合で示しています。)

持ち株数     株価  持ち株数 残高    総計
はじめ(2018年)  1183円  822株  27,524円    1,000,000円
2019年はじめ    1398円  244株  882,080円  1,222,843円
新モデル開始時(8月9日) 1210円  240株  924,871円  1,215,271円
12月13日      858円  1,064株  3.143円  944,457円

現在の状況とこれからの戦術

・予想に反して、米中貿易交渉が部分合意したので、株価は上昇トレンドに入りました。
・ただし、最近、毎週お伝えしているようにRSI指標は高値反転を示唆しています。
・日経平均株価も24.000円代で先物の売買から考えて上限に来ているような気がします。
・ここから下落という考えと、バブルを起こして大暴落という可能性の二つがあります。
(大暴落の場合は、リーマンショック級の大暴落ですが、これは大統領選後と考える方が常識的になってきたような気がします。)

 

SES013 天才教育『黄金の法』講座 第3章① 救済における仏教思想の重要性

 🙂 仏教思想の重要性

・この記事は、シリーズSES「天才教育『黄金の法』講座」の記事です。

・今回からは、「『黄金の法』の第3章の深読を試みたいと思います。
・『黄金の法』の第3章の要点は、仏教思想と中国の思想です。

私が感じること

・仏教思想の学びに関しては、近頃強く感じることがありますので、はじめにその話をします。

・結論を先に言うと、「幸福の科学の職員、リーダーは『発展の法』を中心にユートピア建設を進めようとしている感じがしますが、危機の時代を迎えた今、世界を救済する決め手は仏教思想にある」ということです。

・その根拠は、以下の三つです。

① 天変地異などの弱者が増える事実が起きている
・「救世運動が進んでいない今、実際に、弱者を救済する必要がある」ということです。

② 主の発展に対するお言葉
・主は『幸福の科学の基本教義とは何か』のなかで、「私も、発展が当会の基本的な考え方だとは、全然、思っていません。」と説かれています。
(この仏言は、弟子の方からの「『発展の法』の重要性について説いて欲しい」という質問を受けての答えで、主の真意は、「(弟子が発展に傾いているので、)「私は違うかたちでこたえさせていただきました。」というものです。)

③ 幸福の科学の教えの中心は仏教である
・幸福の科学の教えの中心は仏教です。
・行動の原理を入れても、八割は仏陀の教えとヘルメスの教えです。

未来型人間は仏教からヘルメスへ

・私自身の最近の体験で、執着をとることの幸福感をすごく感じています。
・やはり、光を入れてほんとうに発展するにも、「執着をとることが大切である」と思います。

・というわけで、人々を救済するにも、この危機の時代に発展するにも執着をとるための仏教思想を知っておくことが大切かと思います。
(正確に表現すると、仏教思想と信仰心を循環によって深めていくことにより、救済ができると考えています。)

・発展をするにも仏陀からヘルメスへの順序が大切です。
(発展の教えを先に持っていくと、どうしても欲がでてきます。)
(実践論的には、その方が反省点がでてよいのですが、「(リーダーに信仰心が足りないという)反省ができない」という事実が天変地異を起こしている以上、今は反省の時だと思います。)

 🙂 『黄金の法』の第3章の要点

・というわけで、このサイトでは、実際の救済を念頭において、仏教思想、中国の思想を考えていきたいと思います。

・その要点は、次の通りです。

① 空の思想と八正道
・空は大乗仏教の中心的な考え方です。
・空の境地に至るには八正道の実践が必要です。

② 縁起の理法
・空は霊的に理解するしかありませんが、この世的には、努力論、幸福論として縁起の理法の方が理解しやすい内容だと思います。

③ 菩薩への道としての六波羅蜜多
・救済する側の人間の修行方法のとして六波羅蜜多があります。

④ 儒教の思想
・主は、「孔子の儒教がなければ、中国の歴史の半分ぐらいはなくなる」と説かれています。
・中国の歴史は、世界仏国土建設に向けて大切な視点です。

⑤ 諸子百家の思想
・自由主義と多様性の統合が未来社会の一つのテーマです。
・中国の諸子百家の思想から学ぶべきところも多いと思います。

SEG191210 天才教育を考える② 弁証法的発展(導入編)

・一般ページSEG191203「天才教育と救済に向けて」で、お話をしたとおり、来年から、シリーズGE「天才教育を考える - 来世の自分、孫、子供たちへ」をスタートさせます。

・そこで、年内はその準備期間とし、このサイトには、「天才教育を考える」の準備段階で考えていることを紹介する記事を載せようと考えています。

・一般ページでは、企画を考えるプロセスを紹介し、「会員ページ」では、天才教育そのものについて考えるつもりです。

・今回は、天才教育の内容の中心となる弁証法的発展について考えます。

 🙂 神の御心としての弁証法的発展

・「弁証法的発展」は、おそらく、真理の中核にくるものと考えられます。
・しかし、その概念を理解できる人が極めて少ないために、あまり積極的に説かれていない教えだと思います。
・また、哲学的思考(=本質論)というのは、「抽象的で、難しいうえに、実践に役立たない」と思われているために人気がありません。

・しかし、本質論は「神の御心そのもの」です。
・神の御心は、すべての人の幸福にあります。
・本質論が人間の幸福に役立たないはずがありません。

・そこで、新シリーズ「天才教育を考える」では、「弁証法的発展」を徹底的に追及していきたいと思います。
・今回は、ブレスト風に思いつくままに書きながら整理をしていきます。

弁証法的発展とは何か

・弁証法的発展には三つの側面が考えられます。

① 「正」「反」「合」
・具体例としては、「男性と女性が結婚して、子供が生まれ育つ」という例があげられます。

② 循環による発展
・循環の具体例としては、春夏秋冬の四季があげられます。

・循環と縁起の理法が結びつくと「循環による発展」が起きます。
・具体例てとしては、「好不況サイクルによる経済発展」があげられます。

・四正道の循環による発展も、循環による発展です。

・当サイトでは、「リズムの習慣をつくる」といういい方をしています。

③ 一即多
・理念(一)と現実世界(多)の運動による発展が、宇宙の発展法則です。

理念 - 神、光、真理、幸福という方向性、ユートピア
現実世界 - 人間

弁証法的発展と真理

① 中道からの発展
・私の理解する範囲では、「弁証法的発展」と「中道からの発展」は同じものです。

② 理念と生々流転の法則
・『太陽の法』の第1章の中心論点の一つは、「理念と生々流転の法則」です。

・これは、弁証法的発展のもとなる考え方です。

③ 次元構造
・次元構造は、弁証法的発展ができるようにつくられています。

④ そのほかの真理
・「常勝思考」は、弁証法的発展の一例です。
・真理とは、一見矛盾するものの統合です。これは、「弁証法的発展」と同義です。
・「徳」も一見矛盾するものを統合したときに発生します。
・「この世とあの世を貫く幸福」も、弁証法的発展の一例です。
・「苦楽中道」も、弁証法的発展の一例です。
・『マネジメント」も、弁証法的発展の一例です。

・書き出すときりがないので止めます。
・というか、この世のなかで、永続的な発展の法則には、すべて弁証法的発展の要素が含まれているはずです。

SIS304 『太陽の法』と今の経済PartⅢ④ 世界経済の現状

🙂 SEG投資法と世界経済

・2019年7月より「会員ページ」では、毎週土曜日に、シリーズSIS「『太陽の法』と経済」を公開しています。
・シリーズSISでは、SEG投資法の投資実績とともに、『太陽の法』の各章に関連する経済的知識を紹介しています。

・今は、PartⅢに入っています。

・今回のテーマは、「世界経済の現状」です。

【保存版】 新文明建設に向けての、世界経済の問題点を紹介します。

【短期版】 米中貿易戦争を中心とした世界経済の情報を紹介します。 

 🙂 世界経済の問題点

・主は、『資本主義の未来』で、「資本主義が死んだ」と説かれています。
・超長期的な経済の状況を一言で表現すると、「エゴイスティックなものは潰れていく」と言えると思います。

・その代表例は、次の三点です。

① 全体主義の中国
・中国の経済はウソのかたまりで、大きな付加価値は生み出せていません。

② 投機マネーによるバブル
・私の理解では、バブルには二種類のバブルがあります。
・投資マネーの拡大によるバブルと、投機マネーの拡大によるバブルです。

・投資マネーのバブルの場合は、やがて実体経済が追い付いてくる可能性がありますが、投機マネーのバブルには、経済成長の可能性がありません。

③ 国内産業の空洞化をもたらした企業
・ロボット化や海外流出で、中国に利益をもたらした企業は潰れていくことになると思います。
(間違った情報をたれながしているマスコミや出版業界も同罪です。)

なぜ、潰れるか

・「なぜ、潰れるか」という理由は単純です。
縁起の理法は正確に働きます。
・付加価値を生まない経済活動はどこかで潰れることになっています。

いつ、潰れるか

・主は、2017年に「(主のお言葉が現実になるのに)早くとも2~3年、場合によっては10年以上かかる」と説かれています。
・主が、「資本主義の終焉する」と説かれたのは、2014年です。
・金融経済の危機を説かれたのは2017年です。
・したがって、2019年~2024年ぐらいが予言の真ん中です。

・トランプ大統領の任期と、中国の金融危機の予測とからめると2020年末から2021年がもっとも危ないと考えられます。

 🙂 現在の状況と2020年の経済予想

現状

11月まで高値圏

・現在は「市場はバブルだが、景気は悪い」というすごい不思議な状態にあります。
(中央銀行の金融緩和のせいです。)

・2019年の11月末にNYの株価が史上最高値を更新している理由は、「金融緩和と半導体などの先行業種で景気の底入れの兆しが見られた」ということになっています。

12月に入って下落の兆候

・12月3日にトランプ大統領が、「中国との貿易交渉の合意は、場合によっては、大統領選の後でも構わない」という発言をしました。
・米中貿易交渉の合意がなければ、株価は下がります。
・延期なら、需給で動くようになると思います。
(延期の可能性が一番高いような気がします。)
(需給関係については、下に書きます。)

2020年

・第一の焦点は、米の中国への関税です。

トランプ大統領は、大統領選までは、景気後退入りを避けたいと思っていると思います。(「第4弾の関税はかけたくない」と思っています。)
・ただし、中国問題で妥協もしたくないはずです。(「関税をかける」ということになります。)
(どちらかわからず、関税発動があるかどうかは五分五分です。)

チャイナマネーが経済を活性化させる力はほとんどありません。
・2020年の中国経済はさらに悪化すると思います。
・というゆうことは、世界経済も上向く可能性はないと思います。

日本経済「オリンピック後は危機を迎える」という予想が、かなり前からありました。
(日銀に金融緩和の余地はほとんどありません。)

EUも、多少は財政出動の余地はあるのでしょうが、金融リスクや政治不安の方が大きいと思います。

・ということで、常識的には、株価は、前半は、下落傾向含みの乱高下、2020年末から2021年にかけて大暴落がメインシナリオです。

🙂 現在の投資実績

・ここまでの、今年の投資実績は以下のとおりです。
(個人情報ですので、実際の数字ではなく、100万円投資をしたときの割合で示しています。)

持ち株数     株価  持ち株数 残高    総計
はじめ(2018年)  1183円  822株  27,524円    1,000,000円
2019年はじめ    1398円  244株  882,080円  1,222,843円
新モデル開始時(8月9日) 1210円  240株  924,871円  1,215,271円
12月5日      910円  975株  69,651円   956,901円

現在の状況

チャート

・先週お話をした「RSIの逆行現象」が続いていますので、株価は今天井圏にあり、どこかで暴落すると思います。

需給

・12月13日が三か月に一度のメジャーSQ日です。
・SQ日の前は、ヘッジファンドが買いか売りのどちらかでも受けようとして、株価は大きく動きます。
(この週を境に株価のトレンドが変わります。)
・現在、高値ですので、常識的には、今回は下落です。

 

 

 

SES012 天才教育『黄金の法』講座 第2章③ 「ヘーゲルとカントの違い・如来の教訓」

 🙂 近代の思想の問題点

・この記事は、シリーズSES「天才教育『黄金の法』講座」の記事です。

・前回、「『黄金の法』の第2章をよくよく読むと、しっかりと説かれているのは、① ギリシャ哲学、② 古代ローマ帝国、③ 近代の思想の三点だけです。」というお話をしました。

・今回は、「近代思想」のお話をします。

・結論的な話を先にすると、現代社会の最大の問題点は、唯物思想が社会の中心にきたことです。
・その原因は、近代思想にあります。

・唯物思想をもたらした近代思想には、次の二つの種類があります。

① 唯物的な思想
・一つは、マルクスやダーウィンのような、神の存在を否定する唯物的思想です。
・マルクスやダーウィンは、死後、地獄界の深いところに堕ちています。

② 啓蒙思想
・もう一つは、啓蒙思想です。
(代表的なのはルソーです。)
・啓蒙思想を遺した人間は(神様の存在は信じているので)、死後、天上界(菩薩界や如来界)に還っています。
・しかし、主からは、厳しい評価をされている部分もあります。
(「マイナスの影響も大きい」ということです。)」

 🙂 ヘーゲルとカントの違い

・唯物思想がいけないことはわかりますが、神を信じる啓蒙思想家たちが、なぜ、主より厳しい評価をうけることになっているのでしょうか
(これは、私たち弟子にとっても非常に参考になる論点です。)

・それを、ヘーゲルとカントの違いで説明したいと思います。

大学シリーズの『法哲学入門』で、主は、次のように説かれています。

(ヘーゲルは)神の世界の掟、すなわち、「宗教の実定法」と言うべきものを、哲学として表そうとした方なのではないかと思われます。要するに、「神のお考えを言葉にしたらどうなるか」ということを試みる一生を送ったかたなのではないでしょうか。
そういう意味で、この人は、宗教的に「智天使」とも言われる分類に入る方であり、「神の衣の裾はかっちりと握っていた」と思われるようなところがあります。

このヘーゲルに先立つ哲学者としてはもちろん、カントという人もいます。
結局、「カントは、『神学』のところを、全部「哲学」に置き換えてしまい、『神』にあたるものを、『理性』に置き換えようとした」と考えてもよいのではないかと思います。・・・これは、要するに、「理性が神の代わりになる」という考え方でしょう。

・つまり、ヘーゲルは「神様中心の考え方」をしましたが、カントは「神様ではなく自分中心の考え方」をしたということです。
(平たく言えば、「神様から与えられた言葉よりも、自分の考えの方が正しいと思った」ということです。)

真理の自分勝手な解釈

・このヘーゲルとカント考え方の違いは実に大きいと思います。

・そして、カントと同じような間違えは、信仰をしている仏弟子である私たちでも犯す可能性があることを知らなければいけません。

・それは、「真理の自分勝手な解釈」ということです。
・「真理を自分勝手に解釈して、それを、あたかも真理のようにして人に伝えれば、世の人を惑わすことになります。
・「真理の自分勝手な解釈をすれば、すぐに地獄に堕ちる」ということではありませんが、世の中を混乱させる危険性があることは間違いありません。

今回の結論

・私たちは、常に、「真理に忠実にあらんとする」ということを忘れてはいけないと思います。

SEG191203 天才教育を考える① 天才の人生計画を考える(導入編)

・一般ページSEG191203「天才教育と救済に向けて」でお話をしたとおり、来年から、シリーズGE「天才教育を考える - 来世の自分、孫、子供たちへ」をスタートさせます。

・そこで、年内はその準備期間とし、このサイトでは、「天才教育を考える」の準備段階で考えていることを紹介する記事を載せようと考えています。

・一般ページでは、企画を考えるプロセスを紹介し、「会員ページ」では、天才教育そのものについて考えるつもりです。

・今回は、天才の人生計画を考えます。

 🙂 人生計画を立てるときに考えること

絶対信仰と地上人生の矛盾

① 永遠の生命の目的
・人生計画を考えるための第一のポイントは、絶対信仰です。
・なぜなら、絶対信仰が人生の目的だからです。

・絶対信仰は、環境に左右されないで幸福になれる境地です。

② 地上人生の矛盾

・地上人生の矛盾は、環境が悪いほど、絶対信仰の境地に近づきやすいこと
・環境が悪いとき、逆境にいるときは、幸福になるには主を信じるしかありません。

・逆に、環境に恵まれている時、順境にいるときは、信仰心がなくても幸福になれます。
(慢心もしやすい。)
(主のお子様方の人生から学ぶ。)

(つまり、「あまり苦しい人生も送りたくありませんが、そうかといって、順境にいると真理と出会うのが難しくなる」ということです。)

③ 人生計画のポイント
・したがって、来世の人生のポイントは、「どのような形で、信仰心に目覚め、それを深くするのか」ということです。

・これを、今世との関係で考えます。

今世の意味と転生を超えた人生計画

① 今世の意味は、真理の学び
・真理を学ぶ環境は、今世が一番恵まれています。
・なぜなら、主の直説金口の教えを学べるのは今世だけだからです。
・今世学べない真理は、来世以降も学べないと思います。

② 来世以降学べるのは、経験を智慧にすること
・したがって、来世以降では経験の方が大切になってくると思います。

③ 今世の反省
・今世これまでの人生で、私ができなかったことは「伝道すること」と「成功すること」です。

④ 転生を超えた人生計画
・現時点で考えられるのは、「今世は、上求菩提、つまり真理の学びを徹底的に深め、来世は、下化衆生にむく」ということです。
(つまり、「成功する」、「伝道する」ということです。)
(ちなみに、自分の幸福は心のなかにあります。成功を求めるのは、自分の幸福のためではなく、他人に愛を与えるためです。)

⑤ 来世メインシナリオ
・勉強ができる環境に生まれ、成功をして、愛を与えることができればベストです。

⑥ 問題点(あるいは検討すべき点)
・どのような環境が一番、勉強できる環境か。
(勉強をするには裕福な家庭の方がよい気がします。)

・どのように信仰心に目覚め、それを深くするか。
(裕福な環境に生まれて、信仰心に目覚めることができるのか。)
(貧しい環境下で、深い信仰心を持てるようになるのか。)
(今世、私が深い信仰心をもてるようになったのは、晩年になって余裕のある状態ができてからです。)

・貧しい環境に生まれて、この世的な勉強と真理の勉強の両立ができるのか。

・真理家庭に生まれて、自由がきくか。
(しつけが厳しいとか、しっかりした教育を受けるのは向かないような気がする。)

・次回以降にこの点を考えます。

 🙂 他の人には理解しにくいこと

・天才になるための人生計画を考えるための材料をKJ法風に書いておきます。

1.神の世界や裏宇宙が概念の世界であること

2.ヘーゲルの言う概念と現象界の運動

3.「時間と空間は同じものである」ということ

4.一即多の世界
・一つの箱を考える。
(物と概念)

5.相同と相違
・「違うということは同じ」ということ
(一つ上の概念で同じ)
(上の概念で同じでないと、「違う」ことにならない。)

6.プラトンの洞窟の比喩

7.要するに「世界は概念でできている」ということが理解できるようになればよいか。

8.概念を知性、理性で理解するとカントの世界になる
(ヘーゲルとカントの違いを知る。)

9.霊的なものを感覚でとらえようとすると霊能者の世界になる
(あくまでも光の探究をすることが大切)

10.光=神=真理=理念を心全体で理解する

11.絶対信仰

12.真理に命をかける
・参考 ブレイブブロッサムの練習ーWC8強のために、すべてのものを犠牲にして練習した
・他人は関係ない
・仏と一対一になる

13.まず、四正道を考える
・わからなければ愛から始める(見返りを求めずあたえきり)
・何を学習するかを考える(真理を強く求める)
・どうしたいか(理想)を考える(無欲の大欲)
・自分の弱さとの戦い(心の存在を見つめる)

SIS303 『太陽の法』と今の経済PartⅢ③ 優良企業の発見と支援

 🙂 SEG投資法の実際

・2019年7月より「会員ページ」では、毎週土曜日に、シリーズSIS「『太陽の法』と経済」を公開しています。
・シリーズSISでは、SEG投資法の投資実績とともに、『太陽の法』の各章に関連する経済的知識を紹介しています。

・今は、PartⅢに入っています。

・今回のテーマは、「優良企業の発見と支援」です。

【保存版】 優良企業の発見の仕方と候補を紹介します。
(SIS203の改訂版です。)

【短期版】 優良企業候補の現状を紹介します。 

 🙂 優良企業の発見(保存版)

優良企業の条件

・SEG投資法の考える、優良企業の条件は以下の通りです。

① 信頼がおける経営者(経営陣)
・一番は、人です。
・信頼のおける経営者がいることが投資の最低条件です。

② 高付加価値商品をつくり出す力
・二番目は、製品をつくり出す力です。
・一般的には高付加価値商品をつくり出す技術力とマーケティングの力です。

③ 理念が社員に浸透をしている
・三番目に、理念です。
・言葉だけの理念だけでなく、実践的に社員がその理念に基づいて仕事をしていることが重要です。

・その他、現在では、中国との関連が薄いことなどが条件になります。

投資先の候補

・現在、SEG投資法では、いくつかの企業を投資先としてウォッチングしています。
・三つの企業を紹介します。
(情報先との関連で、公開しづらい企業もあるので、問題のない企業だけにします。)

【ユーグレナ】
・ミドリムシを材料にした機能性食品やバイオ燃料の企業です。
・経営者が、東大の農学部出で、私の後輩ともいえる人間です。
・私には、その理念や、やっていることが非常によくわかります。
(誠実さが伝わってくる企業です。)
・バイオ燃料の開発は、成功すれば、未来への創造に大きく貢献します。
・その意味でも、応援したい企業です。

【未来産業】
・ホワイト企業で有名な企業です。
・技術力もしっかりとしている印象を受けているので、投資先の候補です。

【新報国製鉄】
・「国の発展のため」という企業理念がしっかりしている企業です。
・技術力もあると思われますが、現在、新幹線の車体の亀裂問題でJRに提訴されています。

【萩原工業】(追加候補)
・技術力がある化学繊維メーカーです。
・ブルーシートが主力製品で、災害が多発する現代においては、有力企業のような気がします。
(幸福実現党が政権に入る前の投資候補になります。)
・中国拠点が不安材料の一つですが、最近は、中国からの東南アジアへのシフトもている進められているようなので候補に加えました。
(インドネシア拠点で現地化に成功していると言われています。)

 🙂 優良企業候補の現状(短期版)

ユーグレナ

① 会社計画と企業業績

・ユーグレナの現在の主力製品はヘルスケア―事業ですが、会社の将来性として期待されているのは、バイオエネルギー事業です。
・2019年の9月期の決算は、はじめての減収で、株価も急激に下がりました。
・理由はヘルスケア―事業の減収です。
・バイオエネルギー事業に関しても、予定をしていた実証プラントの稼働が遅れていて、かつ、予定をしていたバイオ燃料を航空機に使うためのASTM認証がえられていません。(法律の問題)

・しかし、失敗に対する会社側の説明には誠意と智慧が感じられるので、先行きの不安は少ないです。

② 経営環境

・バイオエネルギー事業は、伊藤忠、いすゞ、ANAなどの大手企業との提携のもとに進んでいるので、一時的な不況を乗り越える力はあると思います。
(会社は財務的にはしっかりしています。)

③ 株価のトレンド、需給

・株価は、2015年に2000円を付け、その後下落傾向になり、昨年の12月に500円近くにまでなりました。
・その後、上昇トレンドに入り、今年の夏には1000円を超えましたが、9月期の決算発表後は、800円ぐらいまで急落をし、今は、11月29日現在は、843円です。

・現在は、移動平均の25日線と200日線の間で、上昇トレンドとも下降トレンドともいえません。

・いずれにせよ、「今のバブル経済が破裂する」という趣旨のご法話もありましたので、当分の間、株式の購入は控えます。

🙂 現在の投資実績

・ここまでの、今年の投資実績は以下のとおりです。
(個人情報ですので、実際の数字ではなく、100万円投資をしたときの割合で示しています。)

持ち株数     株価  持ち株数 残高    総計
はじめ(2018年)  1183円  822株  27,524円    1,000,000円
2019年はじめ    1398円  244株  882,080円  1,222,843円
新モデル開始時(8月9日) 1210円  240株  924,871円  1,215,271円
11月29日      918円  1039株  8,335円   962,257円

現在の状況

チャート

・先週お話をした「RSIの逆行現象」が続いていますので、株価は今天井圏にあり、どこかで暴落すると思います。

経済情勢

・トランプ大統領が、香港人権法に署名をしたので、米中貿易交渉が難航することが明らかになってきました。
・しかし、不思議なくらい市場は楽観ムードです。(バブルの雰囲気を維持しています。)