🙂 SEG投資法の実際
・2019年7月より「会員ページ」では、毎週土曜日に、シリーズSIS「『太陽の法』と経済」を公開しています。
・シリーズSISでは、SEG投資法の投資実績とともに、『太陽の法』の各章に関連する経済的知識を紹介しています。
・今は、PartⅢに入っています。
・今回のテーマは、「優良企業の発見と支援」です。
【保存版】 優良企業の発見の仕方と候補を紹介します。
(SIS203の改訂版です。)
【短期版】 優良企業候補の現状を紹介します。
🙂 優良企業の発見(保存版)
優良企業の条件
・SEG投資法の考える、優良企業の条件は以下の通りです。
① 信頼がおける経営者(経営陣)
・一番は、人です。
・信頼のおける経営者がいることが投資の最低条件です。
② 高付加価値商品をつくり出す力
・二番目は、製品をつくり出す力です。
・一般的には高付加価値商品をつくり出す技術力とマーケティングの力です。
③ 理念が社員に浸透をしている
・三番目に、理念です。
・言葉だけの理念だけでなく、実践的に社員がその理念に基づいて仕事をしていることが重要です。
・その他、現在では、中国との関連が薄いことなどが条件になります。
投資先の候補
・現在、SEG投資法では、いくつかの企業を投資先としてウォッチングしています。
・三つの企業を紹介します。
(情報先との関連で、公開しづらい企業もあるので、問題のない企業だけにします。)
【ユーグレナ】
・ミドリムシを材料にした機能性食品やバイオ燃料の企業です。
・経営者が、東大の農学部出で、私の後輩ともいえる人間です。
・私には、その理念や、やっていることが非常によくわかります。
(誠実さが伝わってくる企業です。)
・バイオ燃料の開発は、成功すれば、未来への創造に大きく貢献します。
・その意味でも、応援したい企業です。
【未来産業】
・ホワイト企業で有名な企業です。
・技術力もしっかりとしている印象を受けているので、投資先の候補です。
【新報国製鉄】
・「国の発展のため」という企業理念がしっかりしている企業です。
・技術力もあると思われますが、現在、新幹線の車体の亀裂問題でJRに提訴されています。
【萩原工業】(追加候補)
・技術力がある化学繊維メーカーです。
・ブルーシートが主力製品で、災害が多発する現代においては、有力企業のような気がします。
(幸福実現党が政権に入る前の投資候補になります。)
・中国拠点が不安材料の一つですが、最近は、中国からの東南アジアへのシフトもている進められているようなので候補に加えました。
(インドネシア拠点で現地化に成功していると言われています。)
🙂 優良企業候補の現状(短期版)
ユーグレナ
① 会社計画と企業業績
・ユーグレナの現在の主力製品はヘルスケア―事業ですが、会社の将来性として期待されているのは、バイオエネルギー事業です。
・2019年の9月期の決算は、はじめての減収で、株価も急激に下がりました。
・理由はヘルスケア―事業の減収です。
・バイオエネルギー事業に関しても、予定をしていた実証プラントの稼働が遅れていて、かつ、予定をしていたバイオ燃料を航空機に使うためのASTM認証がえられていません。(法律の問題)
・しかし、失敗に対する会社側の説明には誠意と智慧が感じられるので、先行きの不安は少ないです。
② 経営環境
・バイオエネルギー事業は、伊藤忠、いすゞ、ANAなどの大手企業との提携のもとに進んでいるので、一時的な不況を乗り越える力はあると思います。
(会社は財務的にはしっかりしています。)
③ 株価のトレンド、需給
・株価は、2015年に2000円を付け、その後下落傾向になり、昨年の12月に500円近くにまでなりました。
・その後、上昇トレンドに入り、今年の夏には1000円を超えましたが、9月期の決算発表後は、800円ぐらいまで急落をし、今は、11月29日現在は、843円です。
・現在は、移動平均の25日線と200日線の間で、上昇トレンドとも下降トレンドともいえません。
・いずれにせよ、「今のバブル経済が破裂する」という趣旨のご法話もありましたので、当分の間、株式の購入は控えます。
🙂 現在の投資実績
・ここまでの、今年の投資実績は以下のとおりです。
(個人情報ですので、実際の数字ではなく、100万円投資をしたときの割合で示しています。)
持ち株数 株価 持ち株数 残高 総計
はじめ(2018年) 1183円 822株 27,524円 1,000,000円
2019年はじめ 1398円 244株 882,080円 1,222,843円
新モデル開始時(8月9日) 1210円 240株 924,871円 1,215,271円
11月29日 918円 1039株 8,335円 962,257円
現在の状況
チャート
・先週お話をした「RSIの逆行現象」が続いていますので、株価は今天井圏にあり、どこかで暴落すると思います。
経済情勢
・トランプ大統領が、香港人権法に署名をしたので、米中貿易交渉が難航することが明らかになってきました。
・しかし、不思議なくらい市場は楽観ムードです。(バブルの雰囲気を維持しています。)