SD004 「絶対信仰を目指すための『正心法語の読み方』④ - 有限の世界から無限の世界へ

・この記事は、シリーズSD「絶対信仰を目指すための『正心法語』の読み方」の記事です。

  😐 苦しみの根本 - 肉体中心の考え方

・今日のテーマは、『仏説・正心法語』のなかの、「智慧の言葉・仏陀の悟り」です。

・「仏陀の悟り」の重要ポイントは、「苦しみの根本は肉体中心の考え方にある」ということです。

・「仏陀の悟り」では、次のようなお言葉で始まります。

この肉体は有限なり
生・老・病・死の四苦ありて
逃るることは難かりき

・肉体の生・老・病・死が苦しみのもとです。
・しかし、これはもちろん、「肉体の存在が悪い」ということを言っているのではありません。

・「肉体中心の考え方が苦しみの根本にある」ということです。
(実践的に言うと、苦しんでいるときに、「今、自分は肉体中心の考え方をしているんだ」と思うことです。)
(そこから、「霊的な考え方とはどうのようなものか」ということを考えるとよいと思います。)

 🙂 自由な世界 - 霊的な考え方

不自由な肉体の世界

・それでは、どうすれよいかというと、

無我の心を持つならば
肉体はこれ我ならず
煩悩はこれ我ならず

「肉体は本来の姿でない」と知ることです。

・プラトンは、「国家」のなかで、地上世界の人間を「光の影が映っている映画のようなものを見せられている洞窟にとらわれた囚人」にたとえています。

・主は、「ユートピアの原理」で、次のように説かれています。

みなさんの心には、よろいがあるのです。そうした思い鉄のよろいを着て、ガシャガシャと歩いているのです。それが、霊的な目で見てどれほど滑稽であるかということを知っていただきたいのです。(p53)

・肉体中心の世界とは、非常に不自由で鈍重な世界なのです。

(これを知識として理解するだけでなく、心のなかでイメージをしてみると、霊的な世界が見えるようになってくると思います。)

自由な霊的な世界

・それに対して、本来の世界は、霊の世界です。

空の心を持つならば
霊こそ全ての根源にして
この世は仮の世界なり

・霊の世界は自由で楽しい世界です。

『永遠の法』では、次のように説かれています。

肉体から霊への移行は、せみが皮を脱いで羽化登仙するようなものです。何年ものあいだ地下で眠っていたせみの幼虫が、やがて木に登って幹の途中で止まり、殻を脱いで羽をだし、大空を飛びまわるーこうしたものによく似ています。
 また、葉の上をはっていた醜い青虫が、いつのまにか蛹になり、やがて紋白蝶や揚羽蝶になるのを見ることもあります。青虫が蛹になり、やがて蝶になっていく姿は、実は、人間の転生輪廻の姿を教えんがために、仏が創ったものなのです。そのように姿を変えながら人間は進化しているのです。(p58)

・私は、たまに、霊界で飛びまわっている夢や、蝶になって飛んでいる夢をみることがあります。

・そのときの「体の軽さ」とか、「幸福感」とか、「うれしい感じ」には、たとえようもないものがあります。
・ほんとうに「そこから出たくない!」とか、「帰りたくない!」という感じです。
・地上生活に引き戻されるのは、狭い部屋に閉じ込められる感じです。
(非常に窮屈な感じです。)

・まさしく、蝶がさなぎに戻る感じだと思います。
・プラトンの言う、洞窟のなかの囚人の感じだと思います。
よろいを着て生きている感じだと思います。

 🙂 仏陀を信じる

・そんな経験をしている私でも、私でも、地上生活を続けていると、それが当たり前になり、肉体的な 自分を満足させるために、「この世的に生きやすく生きたい」と思うようになります。
エネルギーを失い、「けだるい生活が当たり前」と思うようになり、努力ができなくなります。

・ほんとうに、地上人生というのは厳しい修行だと思います。

・しかし、この厳しい環境のなかで、一念発起して、霊的な自分を追い求め続ければ、来世には、蝶のように自由にとびまわれる世界が待っています。
(一念発起とは、言葉を変えれば、「毎日毎日自家発電をする」ということです。)

・その決め手は信仰です。

・「仏陀の悟り」は次の言葉で終わっています。

仏陀(われ)を信じる心こそ
救いの道の王道なり

今回の結論

「光が入っているときの霊的な自分」と「光が入っていないときの肉体的な自分」の差を意識するようにする。
・毎日、毎日、『正心法語』を読誦して、光を入れて、自家発電の決意をする。

SI029 投資と『黄金の法』第3章 - 縁起の理法

 🙂 投資と縁起の理法

・『黄金の法』の第3章の重要論点の一つは、釈迦仏教の説く「縁起の理法」です。
・前の記事(SEG004「『黄金の法』第3章 仏教の思想」)で、縁起の理法の三つの論点を紹介しました。次の三つです。

① 幸福論
・縁起の理法は仏教における幸福哲学です。

② 智慧
・智慧とは縁起の理法を見抜くことでもあります。

③ 積少為大
・縁起の理法の結果は、積少為大という成果につながります。

・今日は、投資との関係で、②の「智慧」と、③の「積少為大」の話をします。

 🙂 縁起の理法を見抜く智慧

大宇宙の理法

・まず、「縁起の理法」を見抜く智慧についてのお話をします。

・「縁起の理法」というのは、宇宙を貫く法則です。
『心の挑戦』には、次のように説かれています。

縁起という思想は、いわゆる「大宇宙の理法」というものとまったく同じことである(p28)
宇宙は、そういう理法、ひとつの法則のもとに、運営、運行がなされているのです。(p29)

・つまり、縁起の理法を見抜くことができれば、未来がわかるのです。

未来を決める三つの要素

・投資の世界では、未来の予測が確かであれば、負けることはほとんどなくなります。

・幸福の科学では、次の三つの視点から、確かな未来予測ができます。

① 主のお言葉により未来はつくられる
・一つ目は、「主のお言葉により未来はつくられる」ということです。

・主は、「フォーキャスト」のご法話のなかで、「未来社会は、私の言葉のうえに築かなければならない」と説かれています。

・経済の話をすれば、「日本の繁栄は絶対に揺るがない」というご法話をいただいています。

② 世界のリーダーの本音
・二つ目は、守護霊霊言などにより、「世界のリーダー」の本音がわかるということです。

・現在で言えば、トランプ大統領、プーチン大統領、習近平主席の思いが世界を動かす要因になっています。

③ 様々な予言
・三つ目は、主のご法話や霊言による予言です。

・投資の世界に大きく影響を及ぼす内容としては、中国の政体の崩壊EUの衰退などが説かれています。
・あるいは、恐慌に対する備え戦争経済に対する備えのお話もいただいています。

・また、未来産業に関するお話も多くあります。

・「経営マインドの確立」のご法話では、「主のご法話には、未来産業のヒントは山のようにいっぱい入っていると説かれました。

 🙂 積少為大により財を成す

・日本の歴史(幸福の科学の指導霊)のなかで、経済の世界の指導者と言えば、二宮尊徳先生があげられると思います。

・二宮尊徳先生のお言葉として有名なのが「積少為大」という言葉です。

・このお言葉投資を実践するにあたっても重要なお言葉だと思います。

・世間では、投資というと、一発大儲けをするようなギャンブル的なイメージを持つ方も多いかと思います。
(あるいは、「楽をしてもうける」という「うまい話」のイメージもあるかもしれません。)

ほんらいの投資のしかた

・しかし、ほんらいの投資と言うのは、資本主義精神に基づいたもので、勤労を前提にして成り立っているものです。

・つまり、努力して成長する過程をつくり出すための資金です。
・したがって、資金の投入は長期で考えるべきですし、投資家サイドの方から見れば、資金の投入のしかたも、長期でコツコツとしていくのが望ましいと考えられます。

・具体的に言うと、自己資金が少ないときは、毎月、毎年定期的投資額を増やしていき、資金が増えた段階では、「複利の大きさで利益を享受する」という方法です。

具体例

・たとえば、毎年12%の利益がでるとしても、100万円の投資では12万円の利益で大したことがありませんが、1億円の資金があれば1200万円の利益で、十分に暮らしていけます。

・そこで、毎年100万円の資金を投入して、12%の複利で回せるようにすれば、6年で1000万円になり、以降は複利だけで5年ごとに約2倍になります。
(10年後に4000万円、15年後に8000万円ということです。)

SEG投資法の場合

・SEG投資法では、毎年20%の利益を目指しています。
・この利率ですと、(毎年100万円の投資で)5年後に1,000万円、以降は4年ごとに2倍になります。
1億円になるのは約18年後です。

🙂 ここまでの今年の投資実績

想定外の落ち込み

・ここまでの、今年の投資実績は以下のとおりで、想定外の落ち込みです。
(個人情報ですので、実際の数字ではなく、100万円投資をしたときの割合で示しています。)

持ち株数     株価  持ち株数 残高    総計
はじめ(2018年)  1183円 822株  27,524円    1,000,000円
株価最低値(9月)   995円  851株   53,473円  900,467円
2019年はじめ    1398円 244株  882,080円  1,222,843円
4月19日      1070円 948株 38,951円  1,054,114円

・想定が外れた理由とこれからの対策に関してはGW中に研究して、GE後半に入ってから報告します。

SF706 光の珠となるプログラム⑥ 正しい祈りに則った生き方

・前回までに、「光の珠となるプログラム」の基本的なお話をしました。

・今回は、補足あるいは、一段階上の「光の珠となる方法」のお話をします。

 🙂 正しい祈りに則った生き方

・その方法とは「正しい祈りに則った生き方をする」ということです。

「正しい祈りに則った生き方」については、『黄金の法』で、次のように説かれています。

自分の未来を金色に輝かせるためには、言うまでもないことですが、想念帯のテープを金文字で埋めるしかありません。すなわち、それは、心と行為を金色に輝かせるということなのです。たとえ、過去に灰色の文字があっても、正しい反省によって、次々と金文字に変換されてゆきます。そして、未来も、正しい祈りに則った生き方をすることによって、金色に輝き始めるのです。(p35)

・『黄金の法』では、正しい祈りにの「正しさ」の基準として、次の三つが説かれています。

① 自分だけではなく周りの人も幸福にする

② 他人を不幸にすることがない

③ 自らの人格を高める

 🙂 経文にしたがって生きる

・ここでは、もう一歩進んで、神仏と一体となる生き方を提唱したいと思います。

・その要点は、主のお言葉である「祈りの経文にしたがって生きる」ということです。

「祈りの経文にしたがって生きる」ためのポイントを紹介します。

① 信じること
一つ目は、「信じること」です。

ほんとうに信じていれば、そのとおりになります。

・たとえば、「主への祈り」を読誦するときは、「すべてのものは光でできていて、その光の根源が主である」「主に祈れば、光をいただける」と信じることです。
・ほんとうに信じていれば、100%光はいただけます。
・「どれくらい強く信じることができるか」が勝負です。

② 決意
二つ目は、決意です。

・「正しい祈りに則った生き方」とは、『真理の言葉・正心法語』にしたがえば、「正心を旨として、法語を則として 生きることを ここに誓う」のです。

祈りというのは、決意でもあります。
・主のお言葉(経文)の実践を決意すれば、高級霊からの支援を得ることができます。

③ 祈りを手段ではなく、目的にすること
「祈り」とか、「誓い」とは、人生の手段ではなく目的です。

・「菩提心の言葉・修行の誓い」にしたがえば、私たちが、この地上に生まれてきたのは、「三宝帰依を誓う」ためです。
・祈りの言葉に従って生きることが、私たちの人生の目的なのです。

祈りを手段にすると奪う愛の傾向がでてきます。
・祈りの言葉の実践を目的とする祈りのしかたこそ、ほんとうのお祈りのしかたなのだと思います。

③ 正念
・三つ目は、正念です。

・念いは実現します。
一日二十四時間、何を思っているかで人生は決まってきます。

・お祈りをしたあとは、どれだけ、そのお祈りの気持ちをどれだけ持ち続けられるかで勝負が決まります。

・主への念いを持ち続けられただけ、天上界の支援がいただけます。

 

 

SG004 『黄金の法』第3章 仏教の思想

・この記事は、シリーズSG「絶対信仰を目指すための『黄金の法』の読み方」の記事です。

・今日のテーマは、「第3章 仏教の思想」です。

・『黄金の法』の第3章は、東洋の歴史が説かれています。
・東洋史の中心は、釈迦仏教です。
歴史の中核にあるのは、それぞれの時代に説かれた偉人・聖人の思想です。

・『黄金の法』では、仏教思想を五つの柱で説明しています。

・今日は、2点に絞って説明します。

 🙂 縁起の理法

・一つ目は「縁起の理法」です。

・縁起の理法の論点は、次の三つです。

① 幸福論
・縁起の理法は仏教における幸福哲学です。

② 智慧
・智慧とは縁起の理法を見抜くことでもあります。
・詳しくは、後の記事(SI030「投資と『黄金の法』第3章」)でお話しします。)

③ 積少為大
・縁起の理法の結果は、積少為大という成果につながります。
・詳しくは、後の記事(SI030「投資と『黄金の法』第3章」)でお話しします。)

 

幸福論

人間の最大の幸福の一つは、「自由の幸福」です。
(「不自由が最大の苦しみ」と言う方がわかりやすいかもしれません。)

・自由の幸福とは、次の三つです。

① 信仰の自由の幸福
(信仰自体も幸福ですし、信仰すれば、心も変わります。)

② 努力する自由の幸福
(努力自体も幸福ですし、努力すれば、環境もかわります。)

③ 真理を実践する自由の幸福
(真理の実践自体も幸福ですし、真理を実践すれば、自分も周りも変わります。)

・縁起の理法によって私たちは、幸福になることができるのです。

・信仰の自由の幸福『釈迦の本心』では、次のように説かれています。

仏教の幸福哲学は何に集約されるかと言うと、それが「因果の理法」という言葉なのです。
 すなわち、幸福という結果を手に入れるためには、幸福という果実が実るだけの種をまき、水や肥料をやり、日ざしをあてて、成長させる必要があります。これが成功哲学の一法則なのです。

人間は、努力すれば努力をしただけ幸福になる。
・私たちは、こんなかんたんで、ありがたい宇宙の法測のなかで生きているのです。

 😐 人生の苦しみの原因と人間のほんらいの姿

・今日の二つ目の論点は、「人生の苦しみと人間のほんらいの姿」です。

・『黄金の法』では、釈迦仏教の柱として「縁起の理法」の他に、次の四つの柱が説かれています。

① 実相世界と地上世界との関り
・あの世がほんらいの世界であるり、地上世界が「苦」の世界であることが説かれています。

② 八正道
・「苦」から抜け出す方法を説いたのが八正道です。

③ 六波羅蜜多
・ほんらいの叡智あふれる姿になるための教えです。

④ 空の思想
・執着を断つための教えでもあり、ほんらいの姿を説いた教えでもあります。

・これらの思想は、実践論としては、次のようにまとめられると思います。

① 人間の苦しみの原因は執着である
・「地上こそが真実の世界と思い、地上人生に執着をした、肉体中心の考え方が『苦』の原因である」ということです。

② 人間のほんらいの姿は光である
・人間は霊であり、あの世がほんらいの世界です。

・自分が「光そのものである」と認識できたときに、人間は最高の幸福を手にいれることができます。

・当サイトでは、「光そのもの」になるために、「光の珠となるプログラム」を提唱しています。

 

 

 

SD003 「絶対信仰を目指すための『正心法語』の読み方⓷ - 三宝帰依の精神」

・この記事は、シリーズSD[絶対信仰を目指すための『正心法語』の読み方」の記事です。

 🙂 神様中心の考え方

絶対信仰を目指すのに一番大切な考え方は、神様中心の考え方です。

・私たちは、ふつうは、自分中心の考え方をしています。
(非常に優秀な方は、相手中心の考え方ができるかもしれませんが、きわめてまれだと思います。)

・絶対信仰、絶対幸福への道に入るためには、この自分中心の考え方を神様中心の考え方に変える必要があります。

目的と手段を逆転させる

・自分中心の考え方を神様中心に変える実践的な方法は、人生の目的と手段を逆にすることです。

・多くの方は、幸福になるために「真理の勉強をしたり」、「信仰心を強くしたり、仕事を一生懸命したり」していると思います。
・これを逆転させるのです。

・つまり、「信仰」や、「愛の実践」、「勉強」、「反省の実践」を幸福の手段ではなく、「人生の目的」にするのです。

・こうすると二つのよいことがあります。

① 毎日が幸福
・一つは、人生の幸福に対する考え方です。
人生の幸福は、過去や未来にあるのではなく、現在ただいまにあります。

・人生とは、結果ではなくプロセスなのです。

『幸福の法』には、次のように説かれています。

人類は、「愛」と「悟り」という二つの武器を持って、この地上をユートピアにしていく必要があります。それは物質的なユートピアではありません。(p309)
私たちが求めているユートピアは、目に見える姿でのユートピアでは必ずしもありません。
人々が変化するもののなかにあって、変化しない方向性を知り、向かうべき方向を知り、その高みを知ること、そして、この地上世界を、菩薩や如来の世界、天使の世界に近づけていくことが大切なのです。(p310)

・私たちは、仏になることは永遠にできません。しかし、仏に近づいていくことは、だれでも、いつでも、どこでもできます。
毎日、毎日、仏に近づいていくことがほんとうの幸福です。

② 霊的世界への参入
・もう一つは、「霊的世界に参入する」ということです。

・この世の世界と霊的世界では、多くのものが逆転をしています。
・自分中心の考え方というのは、この世的な考え方です。
・これを逆転させると幸福になります。

・実践的に説明をします。

・今日の話の目的は、「三宝帰依の精神」の説明です。
・仏教では、三宝帰依が説かれています。

・帰依というのは、絶対の服従です。
・服従と言われると、この世的には、いちばん不自由で嫌な感じがします。

・しかし、悟った人間にとっては、三宝帰依の精神は喜びそのものになります。

三宝帰依をすると、この世的な束縛から逃れることができ、霊的には自由になります。

・たとえば、
悟っている人間には、『正心法語』を読誦することが喜びです。
(なぜなら、『正心法語』を読誦することは、「光が入ること」であり、「自分のなすべきことがわかること」であり、一切の不安がなくなることだからです。)

悟っていない人間は、義務感で「菩提心の言葉・修行の誓い」を読誦します。
(修行の手段だからです。)


SF705 「光の珠となるプログラム⓹ まとめ(保存版)

・これまで、紹介してきた「光の珠となるプログラム」をまとめると以下のようになります。

1 光の珠となる五つのステップ

・光の珠となるには次の五つのステップがあります。

① 他力の光を入れる
・祈りや祈願です。

② 光を感じる
・おすすめは、自分で感動する方法を探すことです。

③ 光を見る
・瞑想修行を進めて光を見ることができるようにします。

④ 光を放つ
・人間は、ほんらいは光の塊です。
・魂には光を発散する機能があります。

⓹ 日常の生活のなかで、光の珠であることを意識し、感じる
・信仰生活の習慣化です。

2 霊的な見方を身につける

・頭で理解をしていても、実践できないのは、魂の傾向性の問題です。

魂の傾向性を変えるポイントは、「正見」です。

・普段から、霊的な見方をする習慣を身につけることです。

肉体中心の考え方と霊的な考え方

・肉体中心の考え方は、結果主義、自我我欲、マイナス思考、焦り、恐怖です。

・霊的な考え方は、プロセス主義、愛の心、プラス思考、智慧、勇気です。

3 感動体験で光を入れる

・人間には、一人ひとりの個性があります。
・自分に合った光の入れ方があります。
(感じ方があります。発信のしかたがあります。)

・光が入ることと感動は非常に近い関係にあります。

自分が感動することを発見し、それを実践すれば光は入るようになります。

4 週に一度くらいは光を入れる日とつくる

・人間は、ふつうに生きていれば欲がでてきます。
・執着にとらわれています。
・日常生活のなかで、霊的であり続けることは大変難しいことです。

・肉体中心の生き方をしていると、何が執着で、何が霊的かもわからなくなってきます。

・そこで、週に一度くらいは、意識して「光を入れる」必要があります。
(当サイトの「会員ページ」の目的は、ここにあります。)

・光を入れる日のモデルは、⇒SF701「光の珠となる方法」で紹介しました。

5 信仰生活の習慣化

・光を入れる方法がわかったら、日々の信仰生活で、霊的な生き方を習慣化させていけばよいと思います。

SI028 バフェットの成功の習慣と真理③

🙂 研究、勉強、反省

・この記事は、SI017(SI021)「バフェットの法則と真理の実践①、②」の続きの記事です。

・今回は、「研究、勉強、反省」というテーマでお話をします。

・「研究、勉強、反省」の習慣は以下の通りです。

 自分独自の売買手法を開発する - 成功する習慣4
(前の記事と重複しています。)
・バフェットは銘柄を選ぶときは、アニュアルレポート、経営者の人柄、市場のニーズなどいくつかの情報を組み合わせています。
・バークシャー・ハサウェイという株式会社を投資ファンドとして金融業や情報産業などのいくつかの企業の大型株主になり全体としての経営にもかかわりながら投資をしています。

② 自分の手で調べる - 成功する習慣9
・情報は解釈力によって智慧に変わります。
・自分で調べないと、正しい解釈ができないことがよくあります。

・また、「伝言ゲーム」でわかるように、人の情報というものは、そもそもあてにならないものです。
・情報を手に入れたときは、何らかの手段で確認取ることが必要ですし、できれば一次情報から自分で調べる方が確かです。

⓷ 間違いを認めてすぐさま正す - 成功する習慣14
・「間違えたときにすぐ修正する」というのも成功する習慣の一つです。

・しかし、バフェットはが修正するのは行為の間違えに対してであり、「売買のシステムはめったに変えません」。
・これが、重要です。

④ 間違いから学ぶ - 成功する習慣15
・投資にはリスクが伴います。
・失敗することもあります。

・大切なのは、「たちなおれないような失敗をしないこと」と、「失敗から教訓を学ぶこと」です。
・この二つの力を備えていれば、無限に発展することができます。

 😉 バフェットの成功する習慣の検証

・真理の観点からバフェットの習慣を検証します。

① 研究、勉強、反省
・研究や勉強、反省は仕事ができるようになるための基本です。
・幸福の科学においても、真理の学習は中心テーマの一つですし、反省は仏教の中心テーマの一つです。

・『繁栄の法』の第3章「繁栄のための考え方」では、四つのよき習慣として、「反省」「読書」「勤勉さ」「適度な運動」が説かれています。

② リズムをつくる
・研究、勉強、反省は光の充電にあたります。

・人生の成功においては、毎日、毎週、毎月、毎年、充電と放電のリズムを創っていくことが大切なのです。

・何度もお話をしていますが、『太陽の法』の第1章の重要論点は、「生々流転の法則」です。
・ものごとが発展するには、春夏秋冬のリズムが必要なのです。
・世の中に一本調子の発展というものはありません。
(経済にも好不況があります。)

・必ず停滞のときがあるのです。
・このときに、停滞の原因を知り、エネルギーをためて、次の発展に結びつけることが大切です。

 🙂 SEG投資法の場合

・バフェットの成功の習慣が、私の実践しているSEG投資法にどのように応用されているかを紹介します。

① 研究、勉強、反省
SEG投資法自体が研究、勉強の産物です。

・研究の対象は、「経済学」「政治経済の情報」「投資の方法」「企業情報」「光の法則」など多方面にわたっています。

・毎日、毎週、毎月の変化に応じて、「投資の天才への道」を探求しています。

・現状をチェックしながら、修正は繰り返していますが、まだ「反省の方法」は確立できていないかもしれません。
(これから検討していきます。)

② リズムをつくる
・SEG投資法は、市場のリズムに対応した投資法です。

・負けているときは、研究を重ね、勝っているときは、成果の刈り取りをするようにしています。

SF704 光の珠となるプログラム④ - 光の珠を見る、光を放つ

 🙂 光の珠となるプログラム、第三、第四のステップ

① 第三のステップ - 「光の珠を見る」
・霊的になると、瞑想中や、夢の中で「光の珠」を見ることができるようになると思います。
・あるいは、心の中に「光の珠」があるのを感じられるようになると思います。

② 第四のステップ - 「光を放つ」
・光の発散は、人間の魂の基本的な性質です。
(参考 『太陽の法』p76)
・真理の実践は、霊的に見れば「光を発散している」ということです。
・第四ステップでは、自分が「光の珠」であることを意識しながら光の発散をします。

自分の個性にしたがったプログラムをつくる

・「光の珠となるプログラム」の第三のステップと第四のステップは、個性によって内容が変わってきます。

感性の強い人、霊的な方でしたら、瞑想修行を進めて、第三ステップから第四ステップに進むのがよいと思います。

知性的、理性的な方、行動的な方は、第四ステップ中心の修行がよいと思います。
(つまり、「真理の実践をしながら、愛や勇気の光を出していることをイメージする」という方法です。)

 🙂 七色の光の放ち方

・また、光の放ち方は、光の色によって変わってきます。
・七色の光の放ち方は次の通りです。

① 黄金光線
・反省で魂を磨いて光を放ちます。

具体的方法
・反省をするときに「自分が黄金色の光の珠である」ことを意識し、汚れを消していく感じがよいと思います。

② 白色光線
・白色光線の場合は、なんといっても「愛の実践」です。

・「自分が愛の塊である」ことを意識して、愛を与え続ければよいと思います。

具体的方法
・病気の方に「エル・カンターレ・ヒーリング」をすると実感がでてくるかもしれません。

③ 赤色光線
・赤色光線は「勇気の光」なので、光を出しやすいと思います。

「苦難・困難に立ち向かう」、「理想実現に向かってチャレンジする」、「戦いに挑んでいく」などの感じです。

具体的方法
・信じる力を強くして「悪霊撃退の祈り」とか「仏説・降魔経」を読誦すれば、光は出ます。

④ 紫色光線
・紫色光線の光の出し方は、真剣な祈りとか、「誠の心でものごとに臨む」という感じです。

⓹ 青色光線
・青色の光線を放つには、徹底的に考え続けることです。
・先生からは、「脳漿を絞る」という言葉をいただいたことがあります。

⑥ 緑色光線
・緑色光線の場合は、「自分が感じた感動を、そのままに多くの方に伝える」ということになると思います。

・芸術作品の創造で、人々に感動を与えることができれば大きな仕事ができます。

⑦ 銀色光線
・銀色光線は科学の光線です。
文明や科学技術、機械などの創造が光を放つということになるのだと思います。

通常の真理の実践と違うところ

・第四ステップの「真理の実践」が、通常の真理の実践と違うところは、第四ステップの真理の実践においては、「心の底から湧きあがるような気持ち」とか、「人間の底力みたいなもの」を感じながら実践することが大切である」という点です。

・赤心とか、まごころとか、誠の心なども同じです。

・この心の底から出てくる思いが「光」であり、「普遍の真理」であり、「金剛心」です。

・一朝一夕には、そのようにならないと思いますが、「念い」続ければそのようになるはずです。

SD002 絶対信仰を目指すための『真理の言葉・正心法語』の読み方② - 心の主となる

・前の記事(⇒SD001「絶対信仰を目指すための『真理の言葉・正心法語』の読み方」では、「光一元の世界と一体となる」という現実の感覚とは違った“この世離れした読み方”の紹介をしました。
(「法身という普遍の世界に自分が入っていく読み方」です。)

・今回は、現実の感覚に近い読み方を紹介します。
(「肉体的な感覚を前提にして、それを修正するための読み方」です。)

 😐 心を支配する

結論

・結論は、『大悟の法』に説かれている次のお言葉です。

心に支配されることなく、心を支配せよ。心の主とすることなく、心の主となるべし(p71)

・つまり、「欲望(肉体中心の考え方)にほんろうされるのではなく、『真理にもとづいた生きよう』と決意せよ」ということです。

方法

・具体的には、『真理の言葉・正心法語』の次のフレーズを読むときに、「心を正そう」と決意することです。

肉体は これ 霊の影
人生の 大河を 流るる 小舟なり
小舟は あくまで 小舟にして
船頭 なくば 座礁せん
船頭 即ち 心なり
心 もし 過てば
小舟は 岩に 砕かれん

・そしで、反省をし、「心の主となる」という言葉を魂に刻み込んでいくことです。
(『仏説・正心法語』の全編を読誦しながら反省に入るのがベストです。)

ポイント

私たちは、ふつうに生きていれば、肉体中心の考えで生きています。
(とにかく、自分が考えている以上に心が汚れています。)
・肉体中心の考えで生きていれば、心に塵がつもり、欲望に引っ張られるようにできています。

毎日毎日の反省で、心の塵を払っていく必要があります。
(これを強く強く意識することです。)
(そして、反省の習慣化をすることです。)

・光が入り、霊的意識が50%を超えるようになれば、絶対信仰の世界に入っていけると思います。

SI027 「投資と『黄金の法』第2章 弁証法的発展」

・前の記事(⇒SG003『黄金の法』第2章)で、「『黄金の法』の第2章の重要論点は弁証法的発展である」というお話をしました。

神様の創られた世界は循環による発展をします。
・哲学的に表現をすれば、「正」「反」「合」の弁証法的発展です。
・みなさんになじんだ表現をすれば、春夏秋冬のサイクル(循環)をくりかえしながら発展をしていくということです。

・今日は、現在の世界経済の発展を二つの観点で考えたいと思います。

 🙂 新しい文明の創造

・一つは、「新しい文明の創造」という観点です。

文明の興亡

・文明の興亡も弁証法的発展の法則にしたがって起きます。

『太陽の法』では、「文明の最後には魔が競い立つ」「新しい文明は、古い文明の流れを受け継ぎながらも、必ず異なった価値尺度を求める」と説かれています。

・これが「正」「反」「合」の弁証法的発展です。

・また、『資本主義の未来』では、次のように説かれています。

資本主義の未来が恐慌で終わるというのは、かわいそうなことだと思いますが、そんなに悲観する必要はないと思います。
仏教の「生老病死の考え方」から考えて、一本調子の成長だけというのはありえないことです。春夏秋冬の四季の巡りから見ても、「春があり、夏がある喜び」と「秋が来て、冬が来る悲しみ」とは、一体となっているものだろうと思います。
したがって、一つの経済システムが、もし、崩壊に至る過程を辿ったとしても、そこからまた新しいものは始まるだとうと考えてます。(p48)

時代の終焉

・現在では、マルクスの流れをひく共産主義も、自由主義の流れをひく新自由主義やグローバリズムも限界にきて、これまでの資本主義が終焉を迎えようとしています。

・終焉の理由は大きく二つです。

① 神を恐れぬ慢心
・一つは、「自分たちの力で世界をコントロールしようとする唯物論的、社会主義的考え方」です。
(参考 SI015「習近平と日銀とカントの共通点」)

② 自我我欲の心
・もう一つは、「自我の思いで欲望いっぱいのマネーゲームをしている新自由主義の考え方」です。

新しい時代

・新しい時代は、この両者の悪いところを修正し、よいところを取り入れた、「霊的な愛の自由主義」と考えられます。

 😐 人類の課題

・今日、お話をしたいもう一つの経済の姿は、「現在の景気サイクル」についてです。

・現在の経済サイクルは、景気後退の局面に入りそうになっていますが、場合によっては大きな危機になるかもしれません。
(上に述べたように、主は、「恐慌が起きてもおかしくない」と説かれています。)
(ご法話当時と違っているのは、トランプ大統領の登場です。)

現在の経済危機の原因

・大きな経済危機が起きようとしている原因は、通常起きている景気循環が人為的な操作によりゆがめられているからです。
・その人為的操作とは次の三つです。

① 中国の偽装経済
・中国企業も地方政府も民間も大きな負債を抱えています。
・通常の自由主義国でしたら、とっくにバブルは崩壊しています。

・しかし、中国政府はバブル崩壊を恐れ、偽装経済をつくって、借金の量をどんどん増やしています。
病人が「痛い」というたびに、麻薬をうっているようなものです。)

② 中央銀行の金融緩和
・今、市場は、中央銀行からお金を引き出したいときに、わざと株価を下げるようなことをしています。
(これは、麻薬をうってもらいたい患者が、わざと「痛い、痛い」とわめいているようなものです。)
(現在の世界の経済の状態は、病人に麻薬と輸血*をしまくっている状況です。)

*麻薬と輸血:金融緩和で市場にお金を供給すること

⓷ AIによる取引
・AIは過去のデータにより、今後の景気を予想します。
・しかし、AIは上に書いた偽装経済や、市場のウソを読み込めないのです。

・そして、中央銀行の金融緩和や、政府の財政政策の効果があるような判断をしてしまうのです。
(つまり、AIは、「麻薬で痛みが止まった患者が働きだす」と判断をしているのです。)

・もう一つ、AIの取引により、ある値段になったら機械的に売買するようになっています。
・これが「買いが買いを呼び」「売りが売りを呼ぶ」非常にボラティリティの高い波乱相場とつくり出しているのです。
(ボラティリティーが高いと市場は、投資の場ではなく、マネーゲームの投機の場になります。)

人類の課題

・つまり、「『時代遅れの全体主義』と、『文明が進んだ結果もたらされたAIと自由主義による市場の支配』の両方の相乗効果により文明の危機がきている」と考えられます。

・これが、まさしく、人類につきつけられた課題です。

🙂 現在の投資実績

・現在の投資実績は以下のとおりです。
(個人情報ですので、実際の数字ではなく、100万円投資をしたときの割合で示しています。)

持ち株数     株価  持ち株数 残高    総計
はじめ(2018年)  1183円 822株  27,524円    1,000,000円
株価最低値(9月)   995円  851株   53,473円  900,467円
2019年はじめ    1398円 244株  882,080円  1,222,843円
3月29日        1184円 823株  129,298円  1,104,618円
4月19日      1078円 927株  11,843円 1,011,688円

リターン
はじめから       約1,2%
今年          約-18,3%
4月          約-8,4%
持ち株数
今年          約380%
今月          約12,6%増

現在の状況

・予想外の落ち込みです。
・昨年の利益がほとんど吹っ飛んでしまいました。
・もう一段のバブルに入る可能性も残っています。
(連休明けにならないとわかりませんが、いずれにしても様子見で、株価、あるいは、投資資金を蓄積する方向です。)

なぜ、株高か

・今、日経平均を動かしているのは、ファースト・リテイリング(ユニクロ)の株価です。上場来高値になっています。これは、業績が高いからではなく、外資の株価操作です。この高騰がいつまでも続くとは思われませんが、そういうときに一段高になることもよくあります。

トランプ大統領の考え

・日米通商交渉が始まれば円高になると考えていましたが、まだ、交渉は進んでいません。
・トランプ大統領は、最終的にプラザ合意にようなドル安誘導を考えていることはほぼ確かです。(霊言で言っています。)
・そのために各国との貿易交渉で為替条項を入れてきています。
・常識的には、この事実だけで、円高に向かうと思いますが、実際にプラザ合意のようなものができあがるまで、円高にならないという可能性もあるのかもしれません。