SF703 光の珠となるプログラム③ - 光を感じる

・「光の珠となるプログラム」の第2のステップは「光を感じる」です。

 🙂 感謝の心、感動の心

「光を感じる」ためのポイントは、「感謝の心」と「感動の心」です。

・人間は、感謝の思いが湧きあがってくるとき、感動しているときは、光を感じている時です。

感謝と感動

・人間がほんとうに感動しているときは、心の底から感謝の気持ちがわきあがってきて、最高の幸福を感じます。

・ただし、そこにいたる過程に関しては、私自身、それほど深く理解できているわけではありませんので、体験をまじえながらの推測のレベルの話をします。

・まず、経験としては、「形からでも感謝を続けると、光が入り、感動する」ということはあります。
・幸福の科学の儀式で、感謝をしたり、植福をしているとだんだん光を感じられるようになります。

ご自宅に霊的な磁場をつくったり、幸福の科学の行事に参加したりして、感謝を捧げる機会をもうけるとよいと思います。

 🙂 感動の時空間をつくる

・「光の珠となるプログラム」の核となるのは、「感動の時空間を創造すること」です。
「自分の個性に合わせて、感動する環境をつくる」ということです。
(感動のわかりやすい基準は涙です。)

・最近の女性は「サプライズ」が大好きですが、人からいつもいつも感動をもらっているわけにはいきません。
自分の手で「感動の創造」ができるようになると、いつも心に光を入れることができます。

・是非、自分にあった感動体験をみつけてください。

仏の七色の光による感動の場

・下に仏の七色の光による「感動の時空間の創造」の例を示します。

① 黄金光線
・この宇宙を貫く真理の法則や、主の御降臨の奇跡を信じられる人間にとっては、三宝の存在自体が最大の光です。
・真理を学んで光を感じるのは、最高の光の感じ方だと思います。
(人のタイプによって、読むのがよい方、聴くのがよい方、禅定状態で考えるのがよい方などがあるかもしれません。)

具体的方法
『正心法語』を読誦しながら、奇跡を感じれば、毎日、光を感じることができます。

個人的体験
・私の場合は、『愛から祈りへ』の「永遠の祈り」で魂がふるえます。

② 白色光線
・白色光線の光は、「愛の光」です。
・愛は、与える側にも、与えられる側にも感謝と感動の心を呼び起こします。

人との出会いは感動の始まりです。
愛の物語は、多くの人を感動に包みます。
愛の人生は、感動の人生です。

具体的方法
・具体論としては、与えられているものを発見したり、人の良いところ(仏性)を発見することです。
(環境がよければ、自分の幸福なときを振り返るだけで、自然と涙がでてきます。)
・自己犠牲の心を表現している物語などを見たり、読んだりするのも効果的です。

個人的体験
・「主に愛されていることを感じたとき」が最高の幸福のときです。
(ほんとうに、すべての者が光って見えます>)

③ 赤色光線
・赤色光線は、「勇気の光」です。
・勇気の光は感じるより、出す方が中心になると思います。

具体的方法
「自分はできる」と信じて、何かにチャレンジすることにより、勇気の光を確かめることができます。

・また、感動の物語や勇気ある人々の姿(を見ること)は、私たちに大きな勇気を与えてくれます。

個人的体験
・勇気のポイントは、「念う」ことです。
・次の「光を放つ」の項目に入るのかもしれませんが、「光を出そう」と思うと、「光が入って」きて、感動に似た心を持つこともできます。

④ 紫色光線
・紫色光線は、礼節秩序の光です。
・宗教的な方であれば、磁場の良い環境をつくり、礼節を保てば、光を感じることができると思います。

具体的方法
・そうじにより「光が入る」ことは、幸福の科学の信者さんの体験談でも多いと思います。

⓹ 青色光線
・青色系統の感動は、魂のふるえるような教え、書籍との出会いでしょう。
(もちろん教えにはいろいろな色の光がはいっていますので、正確に言えば「知的興奮を味わったとき」ということになるかもしれません。)

個人的体験
・個人的体験として、青色の光線を感じるのは、インスピレーションをもらったときです。

・パターンとしては二つあります。
・一つは、日ごろ考えていたことに対する解答が、天上界から降りてくるときです。
(このようなインスピレーションをもらうには、いつもいつも考えていることが必要です。)

・もう一つの場合は、「常識的にはわかるはずのないことが、ふと、わかるとき」です。
(私の場合、東大受験のときにこれを体験したことが大きかったです。)
(このようなインスピレーションをもらえるかどうかは、守護霊の能力と守護霊との関係によると思います。)
(東大受験のとき、私は、理由もわからずに心の中の自分と対話をしていました。)

⑥ 緑色光線
・緑色光線は自然と芸術の光線です。
・一般的な方であれば、自然や芸術にふれているときが、一番感性が働きやすいときですので、感動もしやすいと思います。

・芸術家であれば、インスピレーションをもらったとき、それを表現できたときの感動というのもあるのだと思います。

具体的方法
自分の好きな音楽を聴いたり、絵を見たり、自然にふれたりするだけで感動すると思います。

個人的体験
・私は、天気の良い日には、近くの土手に行って、川の水面に反射する太陽の光を見つめることを楽しみにしています。

⑦ 銀色光線
・銀色光線は科学の光線です。
・文明や科学技術、機械などにあこがれる方は、そうしたものを目の当たりにすることにより感動すると思います。

・銀色系統の方も、インスピレーションの興奮はあると思います。

具体的方法
・自分の感動する文明や科学技術、機械などを探しにでましょう。

 

SG003 『黄金の法』第2章 弁証法的発展

・この記事は、シリーズSG「『黄金の法』講座」の記事です。

 🙂 弁証法的発展

・今日のテーマは、「第2章 弁証法的発展」です。

・『黄金の法』の第2章は、西洋の歴史が説かれています。
・西洋史の始まりとして、プラトンを中心としたギリシャ哲学が説かれ、最大のエポックとしてヘーゲル哲学が説かれています。

・プラトンとヘーゲルは、同じ魂グループの人間とされていて、その中心となる哲学は弁証法です。

・弁証法は、(言葉は難しいですが)神様のつくられた宇宙の基本的な運動法則です。
・したがって、弁証法を理解することができれば、神様の御心の一端を理解することができます。

弁証法的発展とは

・弁証法的発展は、仏教で言う「中道からの発展」やとほとんど同じ意味を持つと思います。
・また、「法」というのも弁証法的発展に近い概念です。

『ユートピア創造論』には、次のように説かれています。

大宇宙を創造した仏は、限りない進化と、乱れることのない大調和という、一見相反する二つの目的を整合させるために、宇宙の理法であるところの「法」を考え出したのです。(p18)

・「法」とは、進歩と調和の統合のためのものです。
・「弁証法的発展」とは、「正」⇒「反」⇒「合」という、一見背反するのものの統合です。
「中道からの発展」とは、左右の両極端を廃した発展です。

 🙂 西洋文明と東洋文明の統合

『黄金の法』では、はじめに、西洋文明と東洋文明の歴史が説かれ、その次に、日本の歴史、神の愛の使者について説かれています。
・これは、日本の地において、西洋文明と東洋文明を統合したエル・カンターレ文明を創造することが仏の世界計画であるからです。

・今日は、弁証法的観点から西洋文明と東洋文明の特徴について学んでいきます。

西洋文明・東洋文明の特徴

西洋文明の最大の特徴は「自由と発展」ということにあると思います。

・西欧の社会は、ギリシャ、ローマの時代から、個人の自由を尊重し、騎士道精神で全体を護る社会を創ってきました。
・理想を論じる思想家と、文明を発展させる科学者、実務家の活躍が多く見られます。

・その結果、科学文明や第三次産業が発展し、文明自体が発展をしました。

・歴史のなかでは、理想家肌の思想家系統の人間と現実主義の政治家系統の対立がしばしばあったように見えます。

・一方、東洋文明の特徴は、「秩序と調和」ということにあると思います。

・東洋の社会は、国家を中心に動いています。
・儒教に代表されるように、秩序を保ち、勤勉であることが美徳とされています。
・優秀な為政者は農業に力を入れ、安定した国家づくりがたっとばれています。

・国家を中心に考えるので、戦国時代か、発展のない大きな国家のどちらかの時代になりやすい傾向があります。
(日本で言えば、戦国時代の次に、徳川時代が長く続きました。)

・歴史の中心にくるのは皇帝などの権力者で、思想家系統の人間は教育者としての働きが大きいと思います。

エル・カンターレ文明建設に向けてのさまざまな対立と弁証法的発展

西洋的自由主義と東洋的秩序ある社会を統合させることが、エル・カンターレ文明の創造の鍵です。

・ここには、次にあげるような様々な要素が含まれていると思います。

① 合理主義と神秘主義の統合
・科学文明が発達すると、合理主義になり唯物論に傾きがちになります。
・一方、神秘主義になると、科学の発達が遅れ、進歩が止まります。

エル・カンターレ文明は、合理主義と神秘主義を統合した文明です。
・当サイトでは、魔法と量子論の統合を探求しています。

② 個人主義と全体主義・利他主義の統合
・個人主義がすぎると自我の世界になります。
・全体のことを優先しすぎると、独裁的な全体主義か、「貧乏の平等」の社会主義が生まれます。

・エル・カンターレ文明は、利自即利他の文明です。

③ 進歩と調和
・進歩を強調すると、都会的競争のストレス社会になります。
・調和を強調すると、発展が止まった停滞した社会になります。

・エル・カンターレ文明は、時間の循環論による(春夏秋冬)の発展を目指します。

④ レプタリアン型とプレアデス型
・どちらかというと、西洋文明はレプタリアン型の面が強く出ているような感じがします。
プレアデス型の人も、個人的には、西洋文明で活躍してきたのかもしれません。

・一方、中国の三国志を見ると、いかにも、個人の魂修行の場という感じがしますし、日本の政治を見ていると、全体のなかの役割を考える場になっているような気がします。

・エル・カンターレ文明は、過去の修行の成果を実現する場だと思います。

今回の結論

「西洋文明と東洋文明が弁証法的に発展してエル・カンターレ文明が生まれる」と考えられる。

 

 

SF702 光の珠となるプログラム② - 他力の光を入れる

・一般ページの記事(NA190329「光の珠となる五つのステップ」で、光の珠となる五つのステップを紹介しました。

・この記事では、第一ステップの「他力の光を入れる方法」のお話をします。

・他力の光を入れる方法としては、「幸福の科学の祈願を受ける方法」と、「お祈りをする方法」の二つが考えられます。

本論の要点

・はじめに本論の要点を示します。

① 祈願の受け方
・精進系の祈願、成功系の祈願 ⇒ 精進の誓いを立てる
・「苦しみ」から逃れるための祈願 ⇒ 信じる力を強くする

2 祈りのしかた
・自分の心に正直になり、本音で、天上界と相対する
(真摯な思いは必ず天上界に通じる)

 🙂 祈願の受け方

・はじめに祈願の受け方についてお話をします。

支援霊団の思い

・祈願は、受けさえすれば望みがかなうというものではありません。

・祈願をする方は植福をしていますが、支援霊団の方はお金を受け取っているわけではありません。
・お金の対価でご利益があるわけではありません。

・それでは、支援霊団は何を期待されているのでしょうか。

・支援霊団が期待されているのは、祈願を受ける人間の魂の向上です。
・したがって、祈願を受ける側が精進の決意をしていれば支援霊団はお応えをしやすいと思います。

・祈願には、病気平癒祈願、結婚祈願などの結果を求める祈願(環境を変えたい祈願)と、精進必達祈願、悟り向上祈願など、自分の向上を志す祈願があると思います。

・精進を誓う祈願は、支援霊団の思いと祈願者の思いが一致していることが多く、比較的、応えが得やすい祈願だと思います。

結果を求める祈願の受け方

・それでは、結果を求める祈願を受けるときはどうすればよいでしょうか。
・結果を求める祈願でも、商売繁盛祈願、成功祈願など成功系の祈願の場合は、「精進の誓い」をすればよいと思います。

・問題は、病気平癒祈願、悪霊撃退祈願など、「苦しみ」から逃れるための祈願です。

・「苦しみ」から逃れるための祈願が難しいのは、「苦しみ」から逃れたい気持ちが「奪う愛」になりやすいということです。
・つまり、支援霊団の思いと、祈願を受ける側の思いが逆になりやすいのです。

・そこで、一番よいのが「信じる心」を強くすることです。

・祈願の基本的な心構えは全託です。
・天上界は、私たちの幸福を願われています。
・天上界を信じて、全託の思いで臨めば最高の結果が得られるはずです。

結果に執着しなくなると光が入りやすくなります。

・一般ページでも紹介をしたことがありますが、『太陽の法』の一節を紹介します。

執着を断って、いつ死んでもいいような心境になったときはじめて、あの世の守護・指導霊の力で、仏法真理の光が入りはじめ、病は、急速に回復していきます。(p315)

 🙂 祈りのしかた

・祈りのしかたも、基本的には祈願と同じで、天上界の力を信じる心が大切です。

・具体的な手順は次の通りです。

① 自分の気持ちに正直になる
・まず、自分の気持ちに正直になることです。
・たとえば、ガンにかかっているときは、「不安で不安でしかたがない」という気持ちを受け止めます。

② どうしたいかを考える
・次に、第一段階として、「どうしたいのか」を考えます。

・たとえば、「不安をなくしたい」とか、「心に光を入れたい」とか、「信じる力を強くしたい」とか、元気になるために「〇〇をしたい」とか。
(いきなり「治してください」だと、裏側に届きます。)

③ 自分でできることを考える
・さらに、②の内容を実現するために「自分ができること」を考えます。

・たとえば、「不安をなくすために、真理の学習をして信じる力を強くする」とか、「心に光を入れるために感謝をする」とか。

④ 天上界にお願いする
・最後に、自分の力が及ばない所に関して、天上界の支援をおねがいします。

・たとえば、「信じる力を強くするための教えに導いてください」とか、「感謝ができることを発見させてください」とか。

・つまり、自分の心に正直になり、自分のできること、天上界にお願いすることを明確にし、真剣に祈ることです。

天上界が、私たちの精進の姿勢を評価してくだされば、祈りには必ずお応えがあります。

 

 

 

SI026 投資と『黄金の法』第1章 SEG投資法における四正道の実践

 投資における四正道の実践

・前の記事(⇒SG002『黄金の法』第1章)で、「『黄金の法』の第1章の重要論点の一つは『一日一生』の生き方にある」というお話をしました。

・それを投資の実践にあてはめると、「毎日真理を実践する」ということになります。
・さらに、具体化すると、「毎日、四正道の実践を考える」ということになります。
・今回は、SEG投資法を四正道の観点から説明します。

 🙂 SEG投資法における愛の実践

・SEG投資法の愛は、大愛と小愛に分けて考えることができます。

大愛 - 経済革命

・SEG投資法における大愛は経済革命です。
・世の中の人の発展繁栄を願い経済革命のモデルをつくるのがSEG投資法の目的です。

・そのための実践行としては、経済の勉強をし、経済革命のモデルを考え、実践することです。
・具体的には、真理本位制のモデルをつくることです。
・真理本位制のモデルをつくるための準備には以下のようなことが考えられます。

① 真理企業の発見と投資
・これは、SEG投資法の小愛に当たる部分です。

② 真理企業を応援する人を増やす
・真理企業に関する情報交換のシステムや、実際の商品の販売や購入の促進、真理企業同士の連携のシステムを考えます。

③ 真理企業の応援ができる政治環境をつくる
・現時点では、「幸福実現党の支援」ということになると思います。

小愛 - 真理企業の応援

・小愛は、上に述べたように「真理企業の発見と投資の実践です。

・世のため、人のためになり、発展が見込まれる企業を発見していきたいと思っています。

・真理企業、優良企業に関する情報があればお寄せください。

 🙂 SEG投資法における知・反省・発展


・SEG投資法における「知」は、勉強と考えることです。

・勉強と考察の内容には以下のようなものがあります。

① 経済理論
・経済の全体像を把握することが必要です。

② 投資に関する情報
・現在の市場はマネーゲームになっていて、経済理論通りには動いていません。
・投資(投機)の種類、投資の方法、お金の流れについての情報が必要です。

③ 現在から未来に関する政治経済の情報
・市場は生きています。
・理論だけではなく、現在の情報が必要です。

・現在の情報には、仏の視点、各国政府の視点、ファンドなど投資参加者の視点(表に出ている社会と裏社会の情報)、企業の視点、消費者の視点などすべてが必要です。

反省とイノベーション

・反省とイノベーションは次の点に関して実践しています。

① 投資法の学習とイノベーション
・それぞれの市場状態(上昇場面、下落場面、持ち合い場面、ボラティリティが高いとき、ボラティリティーが低いとき)に合わせた投資法を考え、実践し、反省しています。

② 経済(市場)予想のための学習と反省
・短期、中期、長期で経済(市場)予想をし、結果と照らし合わせ反省をしています。

 🙂 毎日の愛と発展

・SEG投資法の特徴の一つは、思考モデル(想定)としては、毎日、投資額を増やしています。

・どいうことかというと、たとえば、毎日10株づつ株を買う想定で考えます。
・この場合、実際に売買が100株単位ならば、10日に一度買うことになります。
・さらに、実際の売買の場合は、手数料がかかりますので、手数料ができるだけ低くなる単位で買います。

・また、株価が上昇した時は売りますので、実践としては、「一か月間、全然買わない」ということもありますし、持ち株数が減少することもあります。

・つまり、株価が同じ値段であり、かつ売買可能であれば、毎日買うということです。
(あるいは、「株数か、全体の金額かどちらかは毎日増えている」という言い方もできます。)

現状と方針

・現在、株価はバブルの感じがしていますので、株価の金額にこだわらずに、リスクヘッジ用の株を買い増ししていく戦術をとっています。

SI025 中国経済を反面教師にする - 希望の未来を考える

・この記事は、シリーズSF「投資の天才への道」の記事です。

 😐 危機をチャンスに転じる

・当サイトでは、これから経済の危機がくる可能性を指摘しています。
・経済の危機は、危機のための危機ではありません。
新しい時代をつくるための創造的破壊です。

・真理にしたがえば、逆境は、発展のためのばねです。
失敗は教訓に変えなければいけません。

・そこで、今回は、現在、私たちが直面している危機の原因を真理の観点から探求し、私たちが何をなすべきかを考えていきたいと思います。

 😐 中国経済の危機

・今、真理の最大の反面教師は中国政府です。
・その理由は以下の通りです。

① 自我
・中国は基本的には帝国主義です。
・帝国主義は、内部で権力闘争があります。
(私たちのレベルで考えると、あちらにもこちらにもつまらない派閥争いがたくさんあります。)

・大きくなりすぎるとどこかで他国と摩擦がおきます。
(これも普通に、どこにでも起きています。)

・役人は、自己防衛に走り、わいろなどで動くことが多くなります。
世の中は自己保存の塊です。
(あちらでも、こちらでも、自己保存の気持ちから問題が起きています。)

② 愚かさ
・中国は、共産主義と市場経済のいいとこどりをしようとしましたが、その矛盾がでてきています。
(これも、だいたいほとんどの人がやっていることです。下で詳しく説明します。)

・共産主義経済には情報統制が必要です。
市場経済は情報の自由が必要です。
(情報統制が必要な共産主義経済は農業、工業の発達には適していても、貿易、商業の発達には適していません。)

・共産主義経済は平等社会を目指しています。
・市場経済は格差社会をつくります。

・つまり、中国は矛盾した理想を追いかけているので、どこかで崩壊します。
(多くの人も同じです。下で詳しく説明します。)

③ 怠け者
・自我の気持ちで、矛盾をした理想を追いかけているのは中国政府だけではありません。

・実は、ほとんどすべての人が矛盾をした理想を追いかけているのだと思います。

・その矛盾は、以下の通りです。

貧しい人は、豊かさの平等を求めます。
(これは、理想ではなく勘違いです。)

・しかし、豊かな社会(=市場経済)というのは格差社会なのです。
・豊かさの平等はありえないのです。
・豊かさの平等があり得ない理由は以下の通りです。

・市場経済において、豊かな人、特殊な能力を発揮している人か、智慧を使っている人です。
・しかし、みんなが智慧ある人になると、できるのはユートピアではなく地獄です。
(ロボットだけが働く世界ができたら、多量の怠け者を輩出するでしょう。)
(智慧を持っている人間が楽をして豊かになろうとするとゼロサムゲームになります。つまり、詐欺のたぐいのものが横行します。)

 😐 現在の世界経済の危機と希望の未来

世界経済の危機

・上の前提で、現在の世界経済の危機を考えてみます。

米国
・今、世界経済の中心はアメリカです。
・アメリカの危機は、一部の富裕層がマネーゲームをして世界を動かしていることです。
(つまり、「楽をしようとしているお金持ちが多い」ということです。)
(日本では、ソフトバンクなどが、そのような動きをしています。)

・「マネーゲームをしている人が悪い」というよりは、「教育をしないと(正しい宗教をひろげないと)人間はそうなる」ということです。

EU
・EUの危機は表面化しています。
(崩壊しかかっています。)
・EUの問題点は、平等主義です。
(つまり、智慧のないまま民主主義で動くとこうなるという文明実験です。
・経済力の違う国の通貨を一つにしたために、為替や金利による経済の調整がきかないようになりました。

日本
・日本の状態はかなり中国に近づいてきました。
・政府は平気でうそをつくようになってきました。
・国民も(楽をして)平等を求める声が強くあるような気がします。
(これも、「正しい宗教がないとこうなる」という文明実験のような気がします。

 希望の未来

・当サイトの提唱しているのは、マネーゲームではなく正しい投資です。
・結果平等の世界ではなく、智慧を使った成功です。
・自己保存のためのお金もうけではなく、愛ゆえの繁栄です。

🙂 現在の投資実績

・現在の投資実績は以下のとおりです。
(個人情報ですので、実際の数字ではなく、100万円投資をしたときの割合で示しています。)

持ち株数     株価  持ち株数 残高    総計
はじめ(2018年)  1183円 822株  27,524円    1,000,000円
株価最低値(9月)   995円  851株   53,473円  900,467円
2019年はじめ    1398円 244株  882,080円  1,222,843円
3月29日        1184円 823株  129,298円  1,104,618円
4月5日      1118円 906株  35,560円 1,048,688円

はじめからのリターン       約4,6%
今年のリターン          約-14,3%
4月のリターン          約-5,0%

現在の状況

市場の状態は変わりなしです。
・毎週報告するほどの内容はなくなりました。
・中央銀行の金融緩和姿勢で「バブルに見えないバブル」がだらだらと続いている感じです。

・当サイトとしては、景気後退の始まりとして、① 今年のはじめ、② 今年の5月前後、③ 今年の秋 ④ 来年という四つのシナリオを描いていました。

・しかし、どうやら世界の景気後退には、ずれが生じているようです。
・「アメリカの景気後退は来年」、「その他の国では、すでに景気後退が起きている」というのがメインシナリオのような気がします。
(アメリカ以外の国では、景気減速が起きているのは間違いありません。)

・一応、「日本の株価は5月からだらだら下がる」がメインシナリオのような気がしますが、10連休のときにでもじっくり考えようと思います。

SG002 『黄金の法』第1章 - 一日一生

 🙂 一日一生の教えの三つの要点

・この記事は、シリーズSG「『黄金の法』講座」の記事です。
・本日は、『黄金の法』の第1章の要点を学びます。

宇宙を創っている三つの要素は、「光」と「時間」と「空間」です。
・時間論は『黄金の法』で説かれています。

・実践的な時間論として大切な教えは、「一日一生」の教えです。

・「一日一生」の教えは、キリスト教でも、仏教でも説かれています。
・それだけ普遍的な教えだということです。

・今回は、「一日一生」の教えのポイントを三点紹介します。

① 今を生きる
・人生で大切なことは「今を生きる」ということです。

② 進化の幸福
・「今を生きる」ときに大切なのは、結果の幸福ではなく、進歩の幸福を感じることです。

③ 絶対時間を生きる
・魂の進化に貢献をするのは、真理を実践している時間(=絶対時間)だけです。

 😐 今を生きる

一つ目のポイントは「今を生きる」ということです。

『黄金の法』では、次のように説かれています。

あなたがたの手のなかにあるのは、現在だけであり、だれもが平等に、「一日」という、自分の「現在」と直面しているのです。
人生とは、一日の連続体だと言えます。一昨日があり、昨日があって、今日がある。そして、今日があり、明日があり。ということは、より良き人生を生きたいとするならば、一日一日を着実に生きてゆくしかないのです。黄金の人生を創ってゆくためには、一日一日を黄金に変えてゆくしかないのです。そして、一日一日が、すべて黄金に変わってゆけば、人生全体も、必ず金色の光を放つものとなるはずです。(p15)

・非常に当たり前のことであるのですが、人間が「現在」以外の時間を生きることができません。

霊的人生観を持って、今を生きる

・しかし、不思議なくらい、「現在」を生きている人はめったにいません。

・ほとんどの人は、過去の失敗をひきずり、劣等感や恐怖心をかかえて生きています。
「焦り」や「不安」という未来のことを考えて、現在の時間を無駄に生きています。

・「劣等感」「恐怖心」「焦り」がでてくる理由の一つは、目で見える(表面的な)幸福を追求する結果主義や人との比較に生きる生き方にあります。
霊的人生観が持てていないことが原因です。

日々の生活のなかで、「感動を発見すること」「命を燃焼させること」がほんとうの幸福です。

 😉 進化の幸福

・二つ目のポイントは、「進化の幸福」ということです。
(プロセスの幸福ということでもあります。)
(肉体中心の考え方をする人は結果主義です。霊的な考え方をする人はプロセス主義です。)

・言いかえると、「人生の幸福成功は、大きな成果を出すことにあるのではなく、毎日の進化にある」ということです。

『太陽の法』には、次のように説かれています。

仏がさまざまなのレベルの意識・魂をつくられて、それぞれの進化、発展を願っておられるのは、その進化してゆくということ自体によろこびをともなうからなのです。つまり、大宇宙の創造、そして、各生命体の創造は、進化ということをめざすことによって、仏のよろこびの表現となり、幸福の源となっているのです。(p97)

・この世的になると、私たちは、お金とか、人の評価とか目に見える幸福を追いかけてしまいます。
・しかし、そうした幸福は長続きするものではありませんし、持てば持つほど欲がでてきて、逆に「苦しみ」の原因となることが多くあります。

・それにたいして、仏が願うほんとうの幸福は、「進化の幸福」です。
毎日毎日、一歩づつ進化していくことが、ほんとうの幸福です。

・逆に言うと、「進化の幸福」を感じることができるようになると、どんな環境でも幸福に感じることができるようになります
(私の場合は、このことをしばしば確認して、幸福であることを感謝しているレベルです。)

 🙂 絶対的時間を生きる

・三つ目のポイントは、「絶対的時間を生きる」ということです。

・「絶対的時間」とは「真理を実践している時間」です。

『若き日のエル・カンターレ』では、次のように説かれています。

絶対的時間は、「仏の心に添うことに、どれだけ時間を注いだか」という観点から計られるのです。
この絶対的時間という観点から計ったときに、各人の人生は、そうとう違ったものとなってきます。同じく七十年の人生を生きたとしても、絶対的時間のなかにおいて、その時間数を稼いだ人と、相対的時間の中に生きていた人、この両者はまったく違った時間体系のなかに生きていたことになり、人生の決算は相当違ってくるということです。

・霊的に見れば、人生で意味のあるのは「絶対時間」だけです。
・しかし、「絶対時間」のなかを生きていることは極めてまれです。

・つまり、ほとんどの人間は、「無駄な時間を生きている」ということです。

「絶対的時間」を意識できるようになると、私たちの人生はガラッと変わったものになるはずです。

SF701 光の珠となるプログラム① - 心に光を入れる一日の過ごし方

 🙂 神様中心の一日の過ごし方のモデル

・前の記事(SF204「神様中心の考え方」)で、「最高の幸福を得る方法は、神様中心の考え方をすること」というお話をしました。

・しかし、現実世界では、どうしても自分中心(肉体中心)の考え方がでてきます。

・そこで、心に光を入れるためには、毎日の反省による修正も必要ですが、一週間に一度くらい(むずかしいなら一月に一度でも)、世俗から離れて「神様中心の生活」をするのがおすすめです。

・今日は、「神様中心の一日の過ごし方」のモデルを紹介します。
(本記事は、幸福の科学の信者でない方が病気を治すために光を入れるモデルとしても使う予定です。)

前日までの準備

【光を入れる実践の用意】
・事前準備として、「自分にあった光を入れる方法」の準備をします。
・次の項目を参考にして、「自分にあった光を入れる方法」を考えてみてください。

① 自分の光の入れ方がわかる方
・学習、反省、瞑想、祈り、与える愛の実践で光を入れます。

・自分で一番光が入る方法を考えて準備をすすめます。
(私が、よくやるのは、自宅で『仏説・正心法語』を一冊読誦してから、本を持って近くの土手に行って、散歩をしながら思索をすることです。)

② 真理学習者(真理の学習をしていらっしゃる方)
・真理の学習で光を入れます。

・好きな経典を読んで、反省、真理の実践を考えてください。

③ 一般向け
感動体験で光を入れます。

・感動体験を起こせるような企画を自分で考えてください。
(涙を流せるようなDVDの鑑賞、好きな音楽を聴く、自然に親しむ)
(私は、天気の良い日に近くの土手に行って、散歩しながら川面にチラチラと反射する陽の光を見ることが大好きです。おそらく、どなたでもこの方法でかなり光は入ると思います。*)

*水面に反射する光をじっと見ていると、なんとも言えない黄金色や白金色の光が見えてきます。これはかなり霊的な光だと思います。(見ているだけで感動して、幸福になります。)

【現状チェック】
(使用前・使用後の差<ビフォーアフター>を知るために、事前の状態をチェックします。)

・チェックの方法は、真理学習者と、そうでない方のための二通りの方法を紹介します。
(現在、研究中ですが、多くの人の「苦しみ」の原因は「恐怖心」にあるようです。「恐怖心」の反省の例をあげておきます。)

① 真理学習者 - 八正道によるチェック
【正見】 現在の状態は、「苦」に見えますか、「希望」に見えますか。
(何に恐怖していますか。不安の正体をはっきりさせていますか。)
【正思】 マイナスの思いはでませんでしたか。
(何かから逃げていませんか。あるいは焦りの気持ちがありませんか。)
【正語】 愚痴・不平不満などマイナスの言葉をださなかったでしょうか。
(「何かをしない言い訳」を言っていませんか。)
【正業】 自分の成長、世のなかの発展のための行動をしましたか。
(何かにチャレンジしましたか。)
【正命】 感謝の思いをどれだけ持てたでしょうか。
(すべてを与えられていることに感謝をしましたか。)
【正精進】真理の学習をしましたか。
(自分の心の問題を明確にして、勉強しましたか。)
【正念】 真理のことをどれくらい考えましたか。
【正定】 天上界との交流の時間をどれだけ持ちましたか。

② 一般向け
(田中愛子さんの「免疫力をあげる」三笠書房に出ている方法です。)
・次の項目を点数で考えてください。

・元気か(疲れているか)(5点)
・ごはんがおいしいか(5点)
・よく眠れるか(5点)
・物忘れをしないか(10点)
・愉快か(10点)
・的確な判断や行動がとれているか(10点)
・ウソをついていないか(55点)
(自分にウソをつかないことが何よりも大事)

・100点満点で自分の点数をつけてください。

前日の実践

・実践は、前日の夕食の準備から始まります。

① 夕食
・食事のときのポイントは、感謝の心です。

・野菜中心の食事がおすすめです。

・おすすめの食材は以下の通りです。
(参考 「免疫力をあげる」田中愛子)
(自分にできる範囲で無理をする必要はありません。)
・パワーフード「まごころ」、玄米、味噌汁、納豆、ごま塩、たくあん

・内から光を出したい方は、陽性の野菜(根菜類、暖色系)
・外から光を入れたい方は、陰性の野菜(葉物、緑系)

② 反省・瞑想
・前日のポイントは反省より瞑想にあります。
(反省をする場合は、事前にチェックした点を反省していただくとよいと思います。)

・瞑想は「光の瞑想」をします。

『ザ・ヒーリングパワー』では、次のように説かれています。

「金色の珠のような霊体」「欠けることのない金色の珠のような霊体の自分」というものを、毎日、夜寝る前に瞑想なされるとよいと思います。「金色の珠のような」とは、「完全無欠」といういことを意味しているのです。
「自分の霊体は、本来、神仏から頂いた尊い命であって、完全無欠な金の塊、金の珠なのだ」というイメージを、できるだけ持っていただきたいと思います。そういうイメージを持つことによって、頭のてっぺんから足の裏までに含まれる、あらゆる病気を撃退することができます。(p51)

(うまくできない方も多いと思いますが、チャレンジしてください。)

③ 祈り
・反省・瞑想の前には、『真理の言葉・正心法語』『主への祈り』『守護指導霊』の祈りをされるとよいと思います。

・就寝前に、守護霊に「よい夢をみせてください」というお祈りをしてみてください。
(参考 神理学要論p130)

当日の実践

① 夢と目覚めのチェック
・前日の準備で光が入っていれば、目覚めがよいはずです。
・思いが強ければ、夢も見られるかもしれません。
(うまくいかなかったときは、そこが出発点です。それを自分の実力として受け入れて、次回の進歩を誓います。)

② 朝の祈りと光を入れる計画、決意
・朝の祈りは、自分のペースで行ってください。

・大切なのは、信じる心強い決意です。
・自分は「思い通りの人間になる」と決意をして、チャレンジしてください。
光を入れようと思えば、光は必ず入ります。

③ 実践とチェック、瞑想、祈り
・事前に各自が準備した内容で光を入れてください。

・夕方か夜に、実践後のチェックをします。

・事前のチェックポイントをもう一度チェックしてみてください。
(どの程度進化があったかを確認してください。)
(進化がなければ、もう一段と思いを強くしてみてください。)
(エネルギーがまったくでてこないようでしたら、休息が必要かもしれません。)
・前日の瞑想と祈りも繰り返します。

翌日以降の修行

① 夢と目覚めのチェック
・朝起きたら、夢と目覚めのチェックをしてみてください。

② 日々の実践と「神様中心の一日」
・あとは、できる範囲で、朝夕に、反省、瞑想、祈り、真理の実践を繰り返し、時々「神様中心の一日」を過ごすとよいと思います。

 🙂 当サイトの提唱 - 「光の珠となる」自主研修の開催

「光の珠となるプログラム」

・4月中に、「光の珠となるプログラム①~⓹」を公開します。

・SF701「心に光を入れる一日の過ごし方」(4月1日公開予定)
・SF702「他力の光を入れる」(4月8日公開予定)
・SF703「光を感じる」(4月13日公開予定)
・SF704「光を見る、光を放つ」(4月18日公開予定)
・SF705「光の珠となるプログラム⓹ まとめ」(4月21日公開予定)

・この記事をよく勉強して、後半からの10連休のときにでも、ゆっくりと時間をとって「光の珠となる」自主研修を開催するのはいかがでしょうか。

・ご自宅でも、精舎でも、その他自然環境のよいところでも、どこでも構いません。
・ポイントはじっくりと時間をとれることです。