SI011 投資の情報の収集の仕方

 🙂 今週の投資実績と反省

・今週の投資実績は以下のとおりです。
(個人情報ですので、実際の数字ではなく、100万円投資をしたときの割合で示しています。)

持ち株数     株価  持ち株数 残高    総計
はじめ(2018年) 1183円 822株 27,524円  1,000,000円
株価最低値(9月) 995円 851株  53,473円  900,467円
2019年はじめ   1398円 244株 882,080円  1,222,843円
1月31日        1281円 685株  289,980円  1,167,460円
2月8日        1337円 565株  448,389円  1,203,794円

はじめからのリターン       約20,4%
1月のリターン          約-4.5%
今月のリターン          約3.1%

・日経平均株価は、ずっと20,600~20,800円のところで動いていましたが、金曜日に20300円台に下落しました。
・25日移動平均線より下になりました。
・短期では、下落トレンドに入ったと考えられます。
・想定通りの動きです。
(為替は思ったほど円高に振れていないのが想定外です。)
・少し売って利益を確定しました。

現状の分析

・週末の下落の要因は、EUの経済指標の悪化と、「米中首脳会談がない」という報道です。
・これは想定通りです。
・しかし、思ったほど下落していません。
・市場の方は、まだ、米中通商交渉がうまくいくと思っているようです。
・その意味で大きな流れは先週とまったく変わっていません。
・今週は、中国が春節で休みですので大きな動きがないことも流れが変わらない一因です。
・先行き楽観論と悲観論が交錯しています。

ソフトバンクの株価の急変
・木曜日にソフトバンクの株価がストップ高となり、日経平均を160円くらいおしあげたということです。
・理由は、SQに伴うAIの売買の結果で、異常値です。

・これは、以下の理由で、現在の市場の象徴的な動きです。
① ソフトバンクはマネーゲームの象徴である。
② ソフトバンクとファーストリテイリングは、主が名指しで取り上げられている企業であること。
③ AIが市場をかく乱していること。

・詳しくは、来週お話をする予定です。

 😐 投資の情報の収集

・一般論で、成功の秘訣の一つは情報の収集にあります。
・特に、投資に関しては、情報の占める割合は50%を超えると思います。
(しかし、不思議なことに情報だけでも勝てません。)

・投資においては、時間をどのように設定するかが重要になります。
(要するに、「短期のトレード」か「中長期のトレンドか」ということです。)
・中長期の投資の場合、市場全体のトレンドが重要になってきます。

・トレンドに関する情報には次のようなものがあります。

① 幸福の科学の情報
・私(たち)にとって、他との差別化ができる最大の情報は幸福の科学の情報です。
・ただし、幸福の科学の情報には難点もあります。
・その難点とは、時間がずれることです。
・経済情報に関しては、主の教えは、早くて2~3年、遅ければ10年後に実現します。

・高級霊の中国の経済崩壊の予言は、幸福実現党が活動を始めた2009年ごろから出ていました。
(崩壊の兆しがでてきたのは10年たった今年です。)
・主の恐慌の予言が出始めたのは2014年です。
(現在、市場では、数年前から2020年~2021年に景気後退や金融危機の予測が出てきています。)

⓶ 学問的、歴史的な情報
・経済は周期的に循環します。
・経済学の観点からも好不況の予想はできます。

だいたいの周期の予想と、経済指標を重ね合わせた予想は確度が高くなります。

・というか、ファンドマネージャーは、経済指標から未来の好不況を予想して、売買しますので、これが実際の高騰、暴落の要因になります。

・実例としては、年末に米国の長短金利差が縮まったことが大暴落の原因になりました。
今、市場は年末から来年にかけての景気後退を予想しています。
(個人的な印象としては、80%ぐらいの確率で景気後退だと思います。)

・個人で勉強をしながら、経済指標を読めるようにするとよいと思います。
(株価や景気の変動には先行指数があります。)
(機会があるごとに紹介します。)

(個人的には、アダムスミスの国富論に書かれていることを、現代社会に適応すると、これからの経済が見えてくると思っています。もう、少し勉強してから詳しいことを紹介する予定です。)

③ アナリスト等の個人情報
・というわけで、様々な経済指標を分析して、いろんな人が未来の経済の予想をします。
(個人情報の見分け方に関しては、あとでまとめてお話をします。)

 😐 需給 - ファンドの思惑で情報が逆になる

短中期の上げ下げを決めるのは、需給です。
(要するにファンドが株価を「上がる方向で考えているか」、「下がる方向で考えているか」ということです。)

① ファンドのトレード

・ファンドは先物と現物の両方のトレードをしています。
・先物のトレードの場合、買ったものは期限以内に売らなければいけません。
・逆に、売ったものは期限以内に買わなければいけません。

・そこで、売り手と買い手がいつも戦争をしている状態です。
・買い手が勝てば、株価は上がります。
・売り手が勝てば、株価は下がります。

② 買い手と売り手のどちらが勝っているか

・株価が、移動平均の50日線より上にあるときは、買い手が勝っている時です。
・逆に、移動平均線よい下にあるときは、売り手が勝っている時です。

・株価が、SQ値(先物取引の決済日の価格)より上にあるときは、買い手が勝っている時です。
・逆に、SQ値より下にあるときは、売り手が勝っている時です。
(SQ値は、毎月第2金曜日の始値で決まります。)
(今週のソフトバンクの急騰は、SQ日という売買の締め切り日が迫っていたために、売り手が買戻したために起きました。要するに売り手の負けです。)

③ 現状

・現状では、昨年の年末の株価の暴落を一時的と見ているファンドは買い手にまわろうとしています。
・年末の株価の暴落を「終わりの始まり」と見ているファンドは売り手にまわろうとしています。
・現状は、株価は移動平均線の下にありますので、売り手が勝っています。

 😐 個人情報の見分け方

・個人情報としては、上向きの予想をする傾向性のある人と、暴落の警告をするのが好きな人と、できるだけ正確な情報を出そうとする人がいます。
・傾向を知って情報を収集するとよいと思います。
・その分類は以下の通りです。

① 上向き予想をする人
・証券会社のアナリストや政府おかかえの学者、評論家です。
・投資する人が増えて、株価が上がらないと商売になりませんので上向き予想をする人が多いです。
・印象としては、勉強不足の人が多くて、情報としてはあまり価値がありません。

⓶ 暴落予想をする人
・恐怖で人を動かすタイプですので、性格的にはあまりほめられたものではありませんが、このタイプの方が勉強はよくしているような気もします。
(勝手な推測による思い込みも多いのですが、これは頭のよい人間にありがちな行為です。)
・うのみにするのは危険ですが、一定の情報価値はあると思います。

③ 客観的な情報を伝えようとする人
・ファンドマネージャーなどで、実際に自分が取引をしている人の情報は価値が高いものが多い気がします。
・優秀な人間は、客観情報と、自分の予想(メインシナリオとリスクシナリオ)、自分のトレードの方法を明確に分けて話をしてくれます。
・ただ、情報をとるのが難しいか、有料かどちらかです。

・有料情報にはおかしなものの方が多いので選別は難しいかもしれません。

・幸福の科学の情報と同じで、暴落予想に関しては、時期が後ずれすることが多いので、古い情報が意外に役に立ちます。
(今、経済問題に関しては、トランプ大統領以外の政府関係者は、問題解決をあきらめて、問題の先送りばかりしているので悪いことが後ずれしています。)

・私が比較的信頼している情報の提供者を紹介しておきます。

主にアメリカ関連の情報
(株以外にもNY市場に精通している方で、金融情報も的確な方々です。)
今市太郎 投資コンサルタント
江守哲 投資会社代表取締
大竹慎一 ファンドマネージャー
(みんな、年末に向けての暴落に対する警告をされています。)

短中期の市場情報
松川行雄(ヤフーファイナンスで見ることのできる専門家で参考にできる方です。)
・中短期のトレードを中心に考えています。
・松川さんの意見は、「現在、売り手と買い手がニュートラルな状態で、このあと暴落するか、急反発するかの両方のシナリオに対応できるようにする」というものです。

中期的な中国関連の情報
吉田繁治 (金融の専門家です。中国の金融危機の情報はこの人のデータと分析を信じています。)
村田雅志 (学者肌の冷静な分析をされている方です。)

渡邊哲也 (しろうと受けする過激な経済論を展開する方です。)
(全員、中国経済の破綻を予言しています。)

その他
中原圭介 (しろうとにわかりやすい経済学者の解説です。)
(唯物論者ですが、合理性の部分では信じられると思います。世界経済の減速を言っています。)

・私がおかしいと思っている人の意見も紹介しておきます。

株価高騰派の意見
・これから株価が高騰する言っている人の根拠は以下の通りです。
① PERで見ると株価は割安である
・現在PERは異常に低いので、あと15~20%株価が上がる」という話です。
(以前は、PERの平均値は14~16と言っていましたが、最近は13~15に変わっています。そのうち12~14になるかもしれません。プロの投資家は、PERを参考にしてはいません。)

② トランプ大統領の第一命題は、選挙対策で株価を上げること
・「来年は大統領選挙なので、今年は株価が上がる」という意見です。
・米中関係は改善されると思っています。

③ 金融緩和を続ければ株価は上がる
・「中国が財政政策を打っているので、中国の景気は回復する」というのが高騰派の意見です。
(どのような理論からそのような意見が持てるのかは不明です。)

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