SI007 株の売買の基準 - チャートを見る

・この記事は、シリーズSI「投資の天才への道」の記事です。

今週の投資実績と反省

・今週の実績は以下のとおりです。
(個人情報ですので、実際の数字ではなく、100万円投資をしたときの割合で示しています。)

持ち株数     株価  持ち株数 残高    総計
はじめ(2018年) 1183円 822株 27,524円  1,000,000円
株価最低値(9月) 995円 851株  53,473円  900,467円
2019年はじめ   1398円 244株 882,080円  1,222,843円
1月18日        1281円 626株  363,695円  1,165,921円

はじめからのリターン       約16,5%
今年初めからのリターン      約-4.7%

・日経平均株価が20,773円になりました。
・25日移動平均線を越えたところで推移しています。
・想定内の動きです。
(今月いっぱい日経平均が25日線ぐらいまで上がるというのがメインシナリオでした。)
・持ち株数は、約2.5倍になっています。
(1月いっぱいもう少し増やしていきます。)

現状の分析

・株式の売買を増やしたい証券マンの能天気な予想は、「悪材料を織り込んでいるので、悪い決算がでてもこれから株価は上昇するであろう」というものです。
・シビアなファンドマネージャーは、危機が迫っているという予想です。

トランプ大統領と既得権益者の戦い

いずれ、詳しく解説するつもりですが、「今、トランプ大統領は、軍産複合体やウォール街などの既得権益者との戦いをしている」という話があります。
既得権益者はジャーナリズムを動かしてトランプ大統領の弾劾にかかっています。
天上界の支援があるので、トランプ大統領が負けることはないと思いますが、どうなるかは予断を許しません。
既得権益者の方は、株価のバブルを起こしてから大暴落のシナリオを描いているかもしれません。
トランプ大統領が勝った場合でも、株価が無傷ではすみそうもありません。
(というか、私には、勝つまでに大混乱が起きる可能性もあるように見えます。トランプ大統領や天上界がどのような道筋を考えているのかはわかりません。)

日本の政治は末期的

はっきりしているのは、日本の政治が末期症状だということです。
外人投資家はすでに避難をはじめているかもしれません。
このまま、株価が下落していくリスクはかなり高いと思っています。

 😉 順張りの売買のタイミング

・今回は、「株のトレードの方法」のお話です。

・前の記事で、「株の売買には、株価が上昇をはじめたときに買う順張りという(プロが好む)方法と、株価が下落した時に買う逆張りという(しろうとが好む)方法がある」というお話をしました。
・今回は、それぞれの方法の具体的な売買のタイミングについてのお話をします。

「順張り」の売買のタイミングを決めるには、基本的に、移動平均線を使います。
(移動平均線は、ふつうの株価のチャートにでてきます。)

・私の場合、移動平均線として、25日線、50日線、200日線の三つの移動平均線を使って考えています。それぞれの移動平均線の持つ意味は下の通りです。

① 25日線
・人気線と言われています。
・「短期の株価は人気投票で決まる」と言われています。
・人気のある株の値段が上がります。
株価が、25日の移動平均より上にあれば、人気のある株です。(つまり買いです。)

⓶ 50日線
・需給線と言われています。
・株の取引は、売り手(株価を下げてもうける人)と買い手(株価を上げてもうける人)の戦いです。
(売りが多いか、買いが多いかを「需給」という言葉で表します。)

株価が、50日の移動平均より上にあれば、買い手に有利な状態です。
(株価が、50日線より下にあれば売り手が有利な状態です。)

③ 200日線
・景気循環線と言われます。
株価が、200日線より上にあれば、景気は良くなると考えられます。
(株価が、200日線より下になると、景気は減速、後退していきます。)

現在の状態

・今は、日経平均の株価は、25日線上にあり、50日線、200日線を下回っています。
(これから上がるのか、下がるのか見方がわかれるところです。)

・順張りの場合、第一段階としては、「買いたい株があれば、25日線を越えるのを待つ」ということでよいと思います。
(大きくあがったあとに下げて、25日線を下回ったら売ります。)
(上がらないで下がった時には、失敗したと判断して売ります。これを損切りと言います。しろうとは損切りができないので、順張りはプロが好む方法になります。)
(現状は、まだ手出しできない状態です。)
(というか、「上昇トレンドにはならない」というのが、私の見解です。

私の場合

・私の場合は、25日線、50日線、200日線の三つをみながら徐々に買い増したり、売ったりします。

 😐 逆張りのタイミング

・逆張りは、株価が下がった時に買う方法で、しろうとが好む方法です。
・しろうとは、特別な指標を使わずに、「株価がすごく安くなったから買う」とか、「将来あがりそうだから買う」ということが多いと思います。

抵抗線

・多くのアナリストが株価予想をするときに使うのが抵抗線です。

・抵抗線は、移動平均線とこれまでの株価の取引が多い価格帯で決まってきます。

・具体的な話をします。
・現在の日経平均ですと、上の第一抵抗線が25日線で、今の値段です。
・下の抵抗線が20,000円ぐらいです。
(つまり、「日経平均株価は、20,000円と21,000円の間をいったりきたりする」と考えられています。)
(現実的には、20,300円~20,800円が60~80%です。)

 😐 暴落した後に、いつ買うか

・当サイトでは、これから株価は暴落すると考えています。
・暴落している間に優良企業を探し、株価が上がり始めたら買うつもりです。

・その場合の買い方を説明します。
① 発見した優良企業候補の株価をマークする
・優良企業候補を発見したら、株価の変化を追います。

⓶ 株価が膠着状態になっているものを選ぶ
・株価が激しく上がったり下がったりする株は危険です。
・低空飛行を続けている株の方が、上がり始めたときの上がり方は大きく安定したものになります。

③ RSIが逆行している株を買う
・RSIとは株価の勢いを現す指標です。
・「RSIが逆行する」とは、株価が下がり続けているのに、RSIは上がり始める(下がりの勢いが弱くなる)ということです。

・この逆行現象はめったにでませんが、出たときは“買い”です。

④ 順張りで、25日線を越えたら買いはじめる
・今回の株価の暴落は、企業の淘汰の意味があります。
・優良企業を見抜く目に自信があれば、安いうちに買い始めてもかまいませんが、そうでなかったら株が上がり始めてから買うようにした方が安全だと思います。

(この方法で実際に買うのは、1年以上先になると思います。)
(今年の一時的なリバウンド狙いで個別企業の株を買うのであれば大企業で中国関連でない株がよいと思います。機会があれば、私も探して紹介をします。)

 🙂 株式投資をはじめたい方へ

シミュレーションゲームの実践

・これから株式投資をはじめたい方のために、ポートフォリオを使ったシミュレーションの説明をします。
(ポートフォリオのつくり方に関しては、⇒SI001「投資の天才への道」をご覧ください。)

【シミュレーションの売買の方針】

① 株価の暴落を見越して、1357のダブルインバースの株を買います。
(日経平均が下がると上がる株です。)
② 株の取引は週末の最後の値段のみにします。
③ 株価が下がった時に株を買い増しします。

(だいたい10円下がったら100株買います。)
④ 株価が大きく上がったら一旦利益確定をします。
(だいたい50円上がったら500株売ります。)

・今年初めから、シミュレーションを始めたとすると以下のようになります。

1月4日 1400円で1000株購入。
1月11日 1338円で600株購入
1月18日 1297円で400株購入
1月25日 1281円で200株購入

現在の成果

時価   2,818,800円
購入価格 2,977,800円
損益  -159,600円
・159,600円損をしていますが、シミュレーションだと気楽です。
・来月には持ち直すと予想しています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です