DW001 宇宙を貫く三つの普遍の法測

・この記事は、シリーズDW「『普遍の法則』と世界史の秘密」の記事です。

・世界史の根底は、三つの宇宙を貫く三つの普遍の法則が流れています。
・今回は、それを紹介します。

 🙂 一即多

・第一の法則は「一即多」ということです。

・世の中(宇宙)のことは、すべて「一即多」で説明できます。

① 人生
・人生で言えば、「一」は「ほんとうの自分」です。
・「多」を「一」にする方法が「八正道」です。

② 組織
・組織で言えば、「一」は「理念」です。
・「多」を「一」にする方法が、「マネジメント」です。

③ 地球
・地球全体で言えば、「一」は「エル・カンターレ」です。
・「多」を「一」にする方法が「四正道」です。

「真理の言葉・正心法語」

・「真理の言葉・正心法語」には「一即多」の宇宙が説かれています。
・「一」は光です。
・「多」を「一」にする方法が「正心法語」に説かれています。

 🙂 弁証法的発展

・「一即多」という言葉は「弁証法的発展」という言葉でも表現できます。
・これが二番目の法則です。

① 宇宙
・宇宙は、弁証法的に発展しています。

・それを説いたのが、ヘーゲルの「精神現象学」です。
『太陽の法』は、「宇宙の弁証法的発展」の姿をがわかりやすく説いた経典という読み方もできると思います。
『永遠の法』で説かれている「宇宙の次元構造」は、弁証法的発展のための構造です。
(悟りの階梯を昇っていくことが弁証法的発展です。)

② 歴史
・地球の歴史は、弁証法的に発展しています。

・それを説いたのがヘーゲルの「歴史哲学」です。
『黄金の法』は、「地球の歴史の弁証法的」の姿をわかりやすく説いた経典という読み方もできると思います。

③ 経営・人生
・経営も人生も、弁証法的に発展させることができます。

・それが説かれているのが「ドラッカーの経営公案」(非売品)の最終節の公案の意味です。
『太陽の法』第6章「エル・カンターレへの道」には、そのことが説かれていると考えられます。

・宇宙のものは、すべて弁証法的に発展しています。

・これについては、次回にお話をします。

 🙂 縁起の理法

・「縁起の理法」には次の二つの面があります。

① 時間論
・「努力すれば努力をしただけ幸福になれる」という「原因結果の法則」です。

② 空間論
・世の中のものは互いにすべて関係をしています。
・仏教では、これを「重々無尽」という言葉で表します。

・縁起の理法には奥深い部分があります。
・魔法や魔術も、実際は、「縁起の理法」に基づいて起きています。

・縁起の理法を見抜くことがほんとうの智慧です。

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