SE000b 『永遠の法』の要点 第4章~第6章

・この記事は、シリーズSE「『永遠の法』講座」のまとめの記事です。
・今回は、『永遠の法』の第4章~第6章の要点をまとめて示します。

第4章 菩薩の世界

要点1 人間の本質と愛

① 人間の本質
・人間は、愛を求める存在です。

② 心の本質
・心の本質とは、心の底からわきあがる愛の思いです。

③ 光の本質
・愛は、循環により増幅します。

要点2 愛と信仰

① 仏の愛
・人間が求める愛は、仏から与えられます。

② 永遠の愛
「永遠」を感じるときに、仏の愛を感じることができます。

③ 魂の器
・仏の愛を受けるには、魂の器が必要です。

結論

「与える愛」は、シンプルな教えですが、その大きさは無限です。
(難しいけれど、絶対にチャレンジすべき課題です。)

第5章、第6章 神様中心の考え方

要点

① 神の三大発明
・神様は、「光」「時間」「空間」の三つの要素で、この宇宙を創っています。

『永遠の法』では、次のように説かれています。

仏が世界を創っている要素は三つに集約されます。「光」「空間」「時間」-この三要素で持って、仏は世界を創っているのです。(p221)

② 進歩と調和
・神は法です。
・法とは「進歩と調和」です。

『永遠の法』では、次のように説かれています。

法のなかにも、やはり二つの要素があります。それは、すでに述べた進化と調和です。(p227)

③ 法、愛、秩序
・第六章では、九次元霊のなかでも、釈尊、イエスキリスト、孔子、モーゼの働きについて詳しく説かれています。

・これらの諸霊は、それぞれ「法」「愛」「秩序」「奇蹟」の象徴です。

・これらの真理を魂でつかむことが、「神様と一体となる手だてである」と考えられます。

結論

見えない世界がほんとうの世界である。
見えない自分をほんとうの自分と思えたとき、神様中心の考え方ができる。

SE000 『永遠の法』第1章~第3章の要点

・この記事は、シリーズSE「『永遠の法』講座」のまとめの記事です。
・『永遠の法』の各章の要点をまとめて示します。

第1章 霊的とはどういうことか

要点

① あの世がほんらいの世界
・霊的に生きるとは、「あの世がほんらいの世界と知って生きる」ということです。

② 仏の本質
・人間の本質は心です。
・その心とは、仏と同じ心です。

『永遠の法』では、次のように説かれています。

霊的であるとは、仏の本質と同じ性質を持っているということです。(p61)

③ 羽化登仙の境地
・「この世の世界からあの世の世界への旅立ち」は羽化登仙にたとえられています。

『永遠の法』では、次のように説かれています。

肉体から霊への移行は、せみが皮を脱いで羽化登仙するようなものです。(p58)
蝶が蝶として、最初から大空を飛びまわってもいいのですが、それ以前の段階で、地の上を這うという不自由な生活をすることで、大空を飛ぶことがどれほど素晴らしいか、その生きがいというものを、仏は人間に教えているのです。(p59)

結論

・「霊的」とは、魂の進化を目指すことです。
・魂が進化すると、羽化登仙の自由の境地を手にいれることができます。

第2章 霊的人生を送るための基礎知識

結論

・霊的人生を生きるためには、霊的な基礎知識を身に着けることが大切です。

要点

・『永遠の法』の第2章に説かれている、「霊的な人生をおくるための基礎知識」は次の通りです。

① 精神性に目覚める
・霊の世界は心の世界です。
・ただし、心の世界というと、地獄的な心も入ってしまうので、「精神性に目覚めた世界」という方がしっくりきます。

② 魂のよろこび
・実践論として、多くの方を迷わしているのが、「“魂のよろこび”と“肉体のよろこび”の区別がつかない」ということだと思います。

・「魂のよろこび」とは、魂のうずきみたいなものです。

③ ほんとうの愛
・愛と執着の区別をつけるのも結構難しい問題です。
・ほんとうの愛は、純粋に与える愛です。

④ 光の感覚
・霊的に一番近い言葉は、「光を感じる」ということだと思います。

第3章 進化と多様性

要点

① 進化
・六次元の世界は優秀な人間の世界です。
・優秀になるためには、努力が必要です。

・また、全体的な問題としては、「人間は永遠に進化する存在」です。

② 多様性
・人間には、多様性があります。
・六次元の世界はリーダーの世界で、様々な分野の専門家、特殊な能力を持った人がいます。

結論

・「世界で起きていること、宇宙に存在していることは、すべて意味があること」です。
・すべてを学びの材料として日々進化していくのが幸福です。

SE008 『永遠の法』第5章、第6章 神様中心の考え方

・この記事は、シリーズSE「『永遠の仏陀』講座」の記事です。
・今回は、第5章「八次元の世界」、第6章「九次元の世界」を学びます。

 🙂 神様の世界の中心概念

・八次元、九次元の世界は、私たちの理解を超える神様の世界です。
・したがって、八次元、九次元の世界の全体像を理解することはできません。

今回の要点

・そこで、学びのポイントは「神様の世界の中心概念をつかむこと」に焦点を絞ります。

・神様の世界の中心概念は、次の三つです。

① 神の三大発明
・神様は、「光」「時間」「空間」の三つの要素で、この宇宙を創っています。

『永遠の法』では、次のように説かれています。

仏が世界を創っている要素は三つに集約されます。「光」「空間」「時間」-この三要素で持って、仏は世界を創っているのです。(p221)

② 進歩と調和
・神は法です。
・法とは「進歩と調和」です。

『永遠の法』では、次のように説かれています。

法のなかにも、やはり二つの要素があります。それは、すでに述べた進化と調和です。(p227)

③ 法、愛、秩序
・第六章では、九次元霊のなかでも、釈尊、イエスキリスト、孔子、モーゼの働きについて詳しく説かれています。

・これらの諸霊は、それぞれ「法」「愛」「秩序」「奇蹟」の象徴です。

・これらの真理を魂でつかむことが、「神様と一体となる手だてである」と考えられます。

 🙂 逆転の発想

・神様中心の考え方をする方法は、逆転の発想をすることです。

・私たちは、ふつうは、肉体中心の考え方をしています。
・神様中心の考え方と肉体中心の考え方は、発想が逆です。

・つまり、逆発想ができれば、神様中心の考え方ができるようになるのです。

・具体的には、以下の三点です。

① 自分自身が光である
・肉体の自分が光を感じたり、見たりしようとするのではなく、「自分自身が光である」と感じることです。

② 心の中に時空間がある
・「時空間のなかで自分が生きている」のではなく、「自分の心の中に時空間がある」と感じることです。

・具体的な例としては、「絶対時間を生きる」ということであり、「愛に生きる」ということです。

③ 愛、智慧、勇気が自分である
・①、②と同じ考え方の延長線上にありますが、肉体の自分が「愛ある人間」であったり、「智慧ある人間」であったり、「勇気ある人間」であったりするのではなく、「自分自身が愛であり、智慧であり、勇気である」と感じることです。

私の実践

・私たちは、ふつうに生きていると、「肉体中心の考え方」になっていきます。
・「神様中心の考え方」をするには、常に意識をしている必要があります。
・通常の仕事をしている中では、これは、難しいと思います。

・私は、現在、自由の身ですので、「神様中心の考え方」を意識しようと思えばできないことはないはずです。
・しかし、現実には、すぐに肉体中心の考え方に戻ってしまいます。

・そこで、次の二つのことをしています。

① 日々の信仰生活
・祈りの時間を少しづつ充実させていっています。

② 神様中心の生き方をする日
・ときどき、「今日一日は神様中心の考え方をする」という日をつくります。

今回の結論

見えない自分をほんとうの自分と思えたとき、神様中心の考え方ができる。

神様中心の生き方をする努力をする。

SE007 『永遠の法』第4章③ 愛と信仰

・この記事は、シリーズSE「『永遠の仏陀』講座」の記事です。
・前々回から、第4章「七次元の世界」を学んでいます。

 🙂 愛と信仰を深める三つのポイント

・今回のテーマは、「愛と信仰」です。
・愛と信仰は、きわめて近い概念です。

ほんとうの愛は、信仰心を深めます。
信仰が深まれば、愛は大きくなっていきます。

今回の要点

・愛と信仰を大きくしていく三つのポイントを紹介します。

① 仏の愛
・第一のポイントは、「仏の愛」を感じることです。
・人間が求める愛は、仏から与えられます。

② 永遠の愛
・仏の愛を感じることができれば、「永遠の愛」「永遠の幸福」を手にいれることができます。
・逆に、「永遠」を感じるときに、仏の愛を感じることができます。

③ 魂の器
・仏の愛を受けるには、魂の器が必要です。

 🙂 仏の愛を感じる

仏の愛

・人間は愛を求める生き物です。
・しかし、人から愛をもらおうとすると「奪う愛」になり、「苦しみ」が訪れます。

・なぜかというと、「人は自分が欲しているほど愛をくれない」からです。
(愛し合っているはずの夫婦や親子がケンカすることを見ればわかります。)

・したがって、幸福になりたかったら、「仏から愛をもらおうとする」ことです。

・「仏から愛をもらおうとする」とは、求めることです。
・求めるとすべてが与えられていることがわかります。
(参考 ⇒SEB02「『永遠の仏陀』第1章」①

永遠の愛

仏からくる愛は、無限です。
仏からくる愛は、永遠です。

・この真実を魂で感じることができれば、恐いものはなくなります。
・無限の幸福を手に入れることができます。
・永遠の幸福を手に入れることができます。

 🙂 魂の器を大きくする

・「仏の愛を魂で感じる」ためには、魂の器を大きくすることです。

『永遠の法』では、次のように説かれています。

より大きな愛を受けられる自分をつくるためには、「大きな器をつくる」「人格的な高さをつくる」-この二つに精力を注がなければいけないのです。
 大きな器をつくるとは、努力して、広い大きな人格を築いていくことです。包容力を大きくしていくこと、すなわち、すべてのものを包み込み、抱きしめるような大いなる包容力を築いていくこと、これが修行の一つです。
 さらにいま一つの修行は、ダムを高くしていくこと、すなわち、刻苦勉励して、自分の魂を一歩一歩、仏の方向へと高めていくことであり、この作業が、悟りを求める魂修行でもあるのです。(p198)

私の体験

・私の三十年の修行を振り返ってみれば、包容力大きくありませんでした。
認識力に関しては、それを高くしようと努力をしてきました
(ほんらいのあり方からすれば、包容力も、認識力も全然足りないことは確かです。)

・そこで、良かった点、悪かった点を、それぞれ振り返ります。

① 包容力に関して
良い点 失敗体験を通して、(今は)謙虚さを学べたこと
悪かった点 失敗した当時は、失敗の理由を人のせい、環境のせいにしていた。

・包容力がでてきたのは、幸福の科学を退職してからだと思います。
・心にゆとりができ、いろいろと振り返ること、反省ができるようになり、包容力が少しづつでてきました。

② 認識力
良かった点 勉強を続けて、認識力が上がったこと
悪い点 人から学ぶ点が少ないこと

・私は、真理の勉強は熱心にしますが、人から学ぶことが苦手です。
(かつての上司も、「小西さんには、何を言ってよいかよくわからない」と言っていました。)
(今は、よくわかりますが、主は、お坊さん系統レプタリアン系統の人間を組み合わせることにより、それぞれの人間に学びの材料を与えて下さっています。

・私は、レプタリアン系統の上司から十分に学ぶことができなかったと思っています。
(今から、考えると、大きなチャンスを逃していました。)

今回の結論

・「環境を受け入れることにより、仏の愛を感じることができるようになる

 

 

SE006 『永遠の法』第4章② 人間の本質と愛 

 🙂 人間の本質と愛

・前回から、『永遠の法』第4章の学びの要点の話をしています。

学びの要点

・今回の学びの要点は、次の通りです。

① 人間の本質
・人間は、愛を求める存在です。
・主は、「愛は、人間が生きる過程の中で一番大切なものである」と説かれています。
(参考 『太陽の法』)

② 心の本質
・心の本質とは、心の底からわきあがる愛の思いです。

③ 光の本質
・愛は、循環により増幅します。

 愛と人生

・人間は、愛を求める存在です。
・愛は、よろこびであり、幸福であり、悩みであり、苦しみです。

・したがって、幸福な人生を送るためには、愛をつかまなくてはなりません。
『太陽の法』では、次のように説かれています。

愛をどこまでつかめるか、愛の本質をどこまで洞察しえるか。これは、人類に与えられたひとつの課題です。(p127)
愛は両極端です。すなわち、本物の愛は最高の幸福をもたらし、偽物の愛は、最大の不幸をもたらします。愛は、人生のよろこびの大半であり、また、それを誤解した場合には人生の苦しみの大半でもあります。(p128)

 🙂 心の本質

・ほんとうの愛とは心の底からわきあがる思いです。
・それが、心の本質です。
「多次元宇宙の秘密」(参考 『悟りの極致とは何か』)では、次のように説かれています。

みなさんの胸が熱くならなければ、それは愛ではないのです。(p176)
「この行為をすることはよいことだからしたほうがよい」とか、「これはそれほどよくないからしないほうがよい」といったことを心のなかで逡巡しているようでは、そのようなものは愛の名に値しません。もっと根源的なるものです。もっと底深くから出てくるものです。もっと力強いものです。もっと深いところから出てくる力です。(P177 )

私の体験

ほんとうの愛は、湧きあがってくるものです。
とめどもつきない喜びです。
・無限のエネルギーです。

・以前の記事で、私の至福体験を紹介したことがあります。
・そのときは、愛を与える喜びが、心の底からわきあがってきました。
・その思いはとめどもなく、やむことがありませんでした。

・おそらくほんとうの愛は無限なのだと思います。
・だれでも、今、自分が知っている百倍も、千倍もの大きさの愛を心のなかに持っていると思います。

 🙂 愛の循環による幸福の増幅

・「愛が無限である」理由の一つは、愛が循環により大きくなるからです。
『限りなく優しくあれ』では、次のように説かれています。

人々への愛を込めた仕事は、決して疲れないものなのです。なぜならば、愛をもってなされた仕事には二つの見返りがあるからです。一つは、愛を受けた人から、喜びの思い、感謝の思いが返ってくることです。もう一つは、仏から「おまえを愛しているよ」という愛の光が降りてくることです。
一つを与えると二つに増える。二つを与えると四つに増える。三つを与えると六つに増える。十を与えると二十に増える。」、これが仏の世界の法則なのです(p65)
愛という触媒によってでき上ったものは何かといえば、それは、愛がさらに蓄積されて、肥大化し、雪ダルマのように大きくなったものです。

・愛は光です。
・光には増幅の性質があります。
・この光の性質が大きな幸福をもたらすカギです。

今回の結論

「与える愛」は、シンプルな教えですが、その大きさは無限です。
(難しいけれど、絶対にチャレンジすべき課題です。)

 

 

 

SE005 『永遠の法』第4章 菩薩の世界

・この記事は、シリーズSE「『永遠の法』講座」の記事です。

 🙂 私たちの目標にすべき菩薩の世界

『永遠の法』第4章は「七次元の世界」です。

七次元の世界=菩薩の世界は、私たちが目標とすべき世界です。

・主は、次のように説かれています。

最低でも、優れた人たちのいる六次元光明界に還りなさい。できれば、七次元菩薩界に還りなさい。
 菩薩界は本当に素晴らしい世界です。光に満ち溢れています。地上にいる人間彼見れば、道路にはダイヤモンドなどが敷き詰められていて、まさに光の道路です。家々も宝石でできています。(『発展思考』p232)

幸福の科学に集い、修行しようと心に誓っている人は、すべからく、「菩薩の世界に入るべし」という誓願を立てていただきたいのです。(『ユートピア創造論』p81)

・幸福の科学の根本経典である『真理の言葉・正心法語』では、「我ら 光の菩薩」と説かれています。
・この「光の菩薩」の意味は、「光の菩薩を目指す存在」という意味です。
幸福の科学の信者である」ということは、「光の菩薩になることを目指す」ということでもあるのです。

菩薩誓願と勇気

・幸福の科学の信者さんのなかには、「『菩薩になりたい』ということが、はずかしい」と感じられている方もいると思います。

・しかし、それは勘違いです。
・「菩薩になる」と宣言することは、自我の主張ではありません。
・「菩薩になる」ということは、決して、「この世的に偉くなりたい」ということではないのです。
「みんなのお役に立ちます」と宣言することなのです。

・あるいは、「自分みたいな人間が「菩薩になる」というのはおこがましい」とおもっていらっしゃる方も多いと思います。

・しかし、それも勘違いです。
・「菩薩になる」と宣言することは、「修行の誓い」をするということです。
・今の能力は関係ありません。

・私たちは、菩薩になるために永遠の時間が与えられているのです。
・ただし、菩薩誓願ができる最大のチャンスは今世です。

 🙂 『永遠の法』第4章の学びの要点

・というわけで、『永遠の法』第4章は、仏弟子にとって、すごく大切な教えです。
・当シリーズでは、今回から3回にわたり、『永遠の法』の第4章の要点を深く学んでいきたいと思います。

・今回は、その要点を示します。

人間の本質と愛

次回は、「愛の本質」についての学びを深めます。

① 人間の本質
・人間は、愛を求める存在です。

② 心の本質
・心の本質とは、心の底からわきあがる愛の思いです。

③ 光の本質
・愛は、循環により増幅します。

愛と信仰

① 仏の愛
・人間が求める愛は、仏から与えられます。

② 永遠の愛
「永遠」を感じるときに、仏の愛を感じることができます。

③ 魂の器
・仏の愛を受けるには、魂の器が必要です。

 

 

 

 

 

 

SE004 『永遠の法』第3章 進化と多様性

・この記事は、シリーズSE「『永遠の法』講座」の記事です。

 🙂 六次元の世界

今回の要点

・今回は、第3章「六次元の世界」のお話です。

・「六次元の世界」の学びの要点は、次の二つです。

① 進化
・六次元の世界は優秀な人間の世界です。
・優秀になるためには、努力が必要です。

・また、全体的な問題としては、「人間は永遠に進化する存在」です。

② 多様性
・人間には、多様性があります。
・六次元の世界はリーダーの世界で、様々な分野の専門家、特殊な能力を持った人がいます。

 🙂 努力の意味

・ここで「努力の意味」について、三つのことを確認します。

① 努力が幸福を生む
・一つ目は、「努力が幸福を生む」ということです。

・このサイトで、何度も何度もお話をしていますが、この宇宙を貫く法は「縁起の理法」です。
・人間は、努力をしたら努力をした分だけ幸福になります。

・この一点さえおさえておけば、人間は幸福になるしかありません。
(仏教の幸福論は、縁起の理法です。)

・(自分を含めて)人間は、なぜ、このかんたんな真理を理解しないで、あばれたり、もがいたりするのでしょうか。
・たいへん不思議です。

② 努力は手段ではなく、目的である
(これは七次元の教えです。)

・「努力をすれば幸福になる」というと、ふつうの人は、「『努力が手段』、『幸福が目的』」と考える思います。

・その考えも間違えではないと思います。
・六次元の世界では、その考えは成立すると思います。

・しかし、その考えは、「幸福になったら努力をやめる」という考え方につながってしまいます。
・そうすると、「永遠の進化」を望む神様の御心とは合わなくなります。
(ここが、この世的な人が幸福になれない落とし穴です。)

七次元世界に入ると、「努力即幸福」の世界になります。

・人間は、ここを目指すべきです。

・言いかえると、「『肉体の悦び』を目的としないで、『魂の悦び』を目的とする」ということになると思います。
(「魂の悦び」は働く悦びです。)

③ 仏に向かうのが人間のほんらいの姿

「魂の悦び」とは、仏に向かう悦びです。

・「魂の悦び」は、人の役に立つ悦びです。
愛を与える悦びです。
仕事の悦びです。

・「魂の悦び」は、魂の向上の悦びです。
真理の学習の悦びです。
反省の悦びです。

・永遠に仏に向かい続けるのが、ほんとうの幸福です。

 🙂 多様性の世界

・多くの人は、自分の興味関心のあることしか学びません。

・しかし、今は、エル・カンターレという創造の神が御降臨されている奇跡の時代です。

・この機会に、ふだん、自分が接したことのない世界をかいま見るのも悪くないと思います。

・「六次元の世界」には多様な世界が存在しています。
・いくつか紹介します。

① 光の世界の光景
『永遠の法』には、次のように説かれています。

みなさんが山間の道を歩いていたり車で走ったりしていると、突然、目の前の視界が開けることがあるでしょう。眼下はるかに、麓の街が見えたり、遠くの海が見えたりと、いきなり目の前に眺望が開けたという経験を持っている人がいるといます。
 まさしくこのような瞬間を、六次元光明界に入ってきた人びとは感じることになります。(p125)

・現実の合理的世界で生き抜くことにとらわれている人は、こうした広々とした世界を想像するだけで違うものが見えてくるようになると思います。

② 政治の世界、リーダーの世界
・『人間学概論』では、「人間は、政治的動物である」と説かれています。
・なじみのない人も多いかと思いますが、「政治の世界」も人間の本質の一つです。

・この機会に政治の世界を学ぶのも悪くはないと思います。

③ 裏の世界
・「裏の世界は、自分とはあまり関係のない世界」と考えいる人も多いと思いますが、現実の世の中で成果を出しているのは、裏の世界の力が大きいと思います。

・世の中で、成功をおさめるためには、裏の世界や悪の世界のことを知っておく必要があります。
(学びには、その反対のものを学ぶ必要があるのです。)
(「光を知る」には、闇が必要です。)
(「表を知る」には、裏が必要なのです。)

結論

・「世界で起きていること、宇宙に存在していることは、すべて意味があること」です。
・すべてを学びの材料として日々進化していくのが幸福です。

 

SE003 『永遠の法』第2章 霊的人生入門

・この記事は、シリーズSE「『永遠の法』講座」の記事です。

・今回は、第2章「五次元の世界」の重要論点を考えながら、「真理の学び方』のお話をします。

 🙂 勉強ができる人、できない人の違い

・幸福の科学の信者さんには、「長いあいだ真理の勉強をしているが、霊的という意味がわかったようなわからないような感じがする」という方も多いと思います。

なぜでしょうか。

・まず、一般論で、私が考える「勉強ができる(わかる)人」と「できない(わからない)人」の違いの話をします。

・受験勉強などで、勉強時間が長いのになかなか成績が上がらない人がいます。
・仕事でも、スポーツでも、「努力をしているんだけれどできるようにならない」という人がいます。

・結論を言いますと、努力してもできない人は、基礎のところができていないことが多いのだと思いです。
(難しい言い方をすれば、「本質がつかめていない」のです。)

 🙂 霊的人生入門

霊的なことがらの理解も同じです。

・霊的なことの基本知識が自分のものになっていないと、そこから先に話がしっくりと理解できなくなります。
(霊的な知識とこの世の知識がごっちゃになっているから、「何が霊的なのかがわからない」ということです。)

『永遠の法』の第2章には、霊的な考え方をする基礎の部分が説かれています。
・これをしっかりと理解することが、霊的な人生をおくるためのファーストステップになります。

今回の要点

・『永遠の法』の第2章に説かれている、霊的な基礎知識は次の通りです。

① 精神性に目覚める
・霊の世界は心の世界です。
・ただし、心の世界というと、地獄的な心も入ってしまうので、精神性に目覚めた世界という方がしっくりきます。

・私には、「霊が見える人」よりは、「精神の向上」に価値を感じる人の方が霊的に見えます。

② 魂のよろこび
・実践論として、多くの方を迷わしているのが、「“魂のよろこび”と“肉体のよろこび”の区別がつかない」ということだと思います。

・「魂のよろこび」とは、魂のうずきみたいなものです。
・「真理の勉強をしている」ということは、「魂のうずきがある」ということです。

・ふだんの生活で感じているよろこびは、おそらく「肉体のよろこび」からくるものが多いと思います。
(もちろん「肉体のよろこび」を感じることは悪ではありません。それに執着すると、魂のよろこびを忘れてしまうところに問題があります。

③ ほんとうの愛
・愛と執着の区別をつけるのも結構難しい問題です。
(というか、一般の方が愛と思っているものは、だいたいは執着だと思います。)
(しかし、誰の心にも、その奥底には与える愛のよろこびがあります。)
(それを発見していくのが霊的人生です。)

④ 光の感覚
・霊的に一番近い言葉は、「光を感じる」ということだと思います。

霊的人生を送るために

・私たちは、ふつう、「肉体中心の感覚」で生きています。
・ですから、霊的な人生に入門するためには、一日のうち一定時間を、一週間のうち一定時間を、霊的な生活をおくるために確保することです。

・そこで、「精神性」「魂のよろこび」「ほんとうの愛」「光の感覚」のことを考えたり、感じたりするのがよいと思います。

今回の結論

・霊的人生を生きるためには、霊的な基礎知識を身に着けることが大切です。

 

 

SE002 『永遠の法』第1章 霊的とはどういうことか

・新しくシリーズSE「『永遠の法』講座」を開始します。

・今回は、第1章「四次元の世界」の重要論点を学びます。

 🙂 霊的とはどういうことか

・『永遠の法』の第1章では、あの世の世界について説かれています。
・今回は、「霊的とはどういうことか」についてのお話をします。

・幸福の科学では、霊的という言葉をよく使われます。
・しかし、「霊的」と聞いて、考えることは、一人ひとり違っていると思います。
(多くの人は、霊が見えたり、霊の声が聞こえることを霊的と言っているかもしれませんが、この考え方は全体のほんの一部です。)

・したがって、教えの理解のしかたにも差があると思います。

・たとえば、当サイトの案内では、「霊的な自己が5割を越えると、人生が変わる」という『繁栄思考』の言葉を紹介しています。
・「霊的な自己が5割を越える」という意味がピンとこない方のほうが多い気がします。

今回の要点

・今回は、霊的という意味を次の三つの点から紹介します。

① あの世がほんらいの世界
・霊的に生きるとは、「あの世がほんらいの世界と知って生きる」ということです。

② 仏の本質
・人間の本質は心です。
・その心とは、仏と同じ心です。

③ 羽化登仙の境地
・「この世の世界からあの世の世界への旅立ち」は羽化登仙にたとえられています。

 🙂 あの世がほんらいの世界

・「霊的である」ということは、「『あの世がほんらいの世界である』と知って生きる」ということです。

魂は永遠の進化という目的を持っている

・「あの世のがほんらいの世界である」ということは、次の二つのことを意味しています。

① 人間は永遠の生命を持つ
・一つは、「人間は永遠の生命を持つ」ということです。
・これは、知識的にはわかると思います。

② 魂は進化という目的を持つ
・しかし、「永遠の生命がある」ことだけを知っても、「あの世の世界がどのような世界であるか」ということがわからなければ、あまり意味がありません。

・そこで、大切なのは、「魂は進化という目的を持った存在である」ということを知ることです。

・つまり、「人間は永遠に進化する存在」なのです。

・ですから、「霊的に生きる」というのは、「魂の進化を目指す」ということでもあります。

 🙂 仏の本質

「霊的に生きる」の反対は、「肉体中心の考え方で生きる」ということです。

・「霊的な考え方」と「肉体中心の考え方」の差を実践的に考えると次の通りです。
肉体中心の考え方 ⇒ 結果主義、環境を変えようとする、マイナス思考
霊的な考え方 ⇒ プロセス主義、心を変えようとする、プラス思考

・わかりやすく考えるには、「心がすべて」と考えるとよいと思います。

『太陽の法』では、次のように説かれています。

人間は、心です。魂です。ですから、死んであの世にもって還れるものは、あなた方自身の心以外にはないのです。心すべてなのです。死んであの世にもって還れるものは「心」しかないのだと気がついてはじめて、人間はひらきなおることができるのです。
 心しかもって還れないならば、せめて美しい心をもって還るしかないでしょう。(p306)

・そして、ほんとうの心とは、仏の心です。

『永遠の法』では、次のように説かれています。

霊的であるとは、仏の本質と同じ性質を持っているということです。(p61)

 🙂 ほんとうの幸福 - 羽化登仙の境地

ほんとうの世界を知らない悲しさ

「地上生活がほんらいの世界である」と勘違いしていることの悲しさは、「『ほんとうの幸福』を知らない」ということです。

・ほんとうの幸福を知らないので、欲望を満たすような間違った幸福に執着するようになります。
・そして、その結果、地獄に堕ちて苦しむことになります。

・この世の(肉体中心の)世界は、不自由な世界です。
・「苦しみ」が人生の真実です。

ほんとうの幸福

・一方、霊の世界は、自由で軽やかな世界です。
・幸福な世界です。

・『永遠の法』では、それを、羽化登仙のたとえで表しています。

肉体のから霊への移行は、せみが皮を脱いで羽化登仙するようなものです。何年ものあいだちかで眠っていたせみの幼虫が、やがて木に登って幹の途中で止まり、殻を脱いで羽を出し、大空を飛びまわるーこうしたものによく似ています。
 また、葉の上をはっていた醜い青虫画像、いつのまにか蛹になり、やがて紋白蝶や揚羽蝶になるのを見ることもあります。青虫が蛹になり、やがて蝶になっていく姿は、実は、人間の転生輪廻の姿を教えんがために、仏が創ったものなのです。そのように姿を変えながら人間は進化をしているのです。(p58)

・私も、蝶になって自由に飛び回る夢を見たことがありますが、その時の幸福感というのは何とも言えないものがありました。
(空を飛びまわる夢を見たことがある方も多いと思いますが、空を自由に飛び回るというのはほんとうに気持ちのよいものです。)
(守護霊に熱心にお祈りをすれば、見せてくれるかもしれません。)

・私たちの、地上人生は、青虫のようなものだということを時折思い出して、「霊的になる」ことを志すとよいと思います。

今回の結論

・「霊的」とは、魂の進化を目指すことです。
・魂が進化すると、羽化登仙の自由の境地を手にいれることができます。

 

 

 

 

 

 

 

SE001 絶対信仰を目指す『永遠の法』の学び方

・この記事では、「絶対信仰を目指す『永遠の法』の学び方」を紹介します。

 🙂 各次元の中心概念

・『永遠の法』では、多次元宇宙が説かれています。
・その学びのポイントは大きく三つあると思います。

・一つ目は、各次元の中心概念をつかみ、それを実践することです。

六次元の中心概念

『太陽の法』には、次のように説かれています。

六次元世界の住人となる資格は、道徳的な善人であり、かつ仏の教えについての知識をかねそなえている人であるかどうかによります。

・『永遠の法』には、次のように説かれています。

(六次元光明界にいる人は、)それだけ進化が進んだ人なのです。
魂というものは本質的に勤勉にできているのであり、怠けるようにできてはいないのです。
魂そのもののなかに熱心に仕事をする勤勉さという面があるのですから、人間はやはり向上を目指していくしかないのです。

真理を学び、向上を目指し、努力をし、進化していくのが六次元の中心概念と考えられます。

七次元の中心概念

・幸福の科学の信者にとっては、七次元の中心概念は有名すぎるほど有名だと思います。
・愛です。与える愛です。

・ここは、知識より実践が大切です。

 🙂 弁証法的な構造

・『永遠の法』の学びの二つ目のポイントは、その構造です。
・その構造をつかむと、中心概念の実践に一歩近づけると思います。

・繰り返しますが、宇宙は多次元宇宙です。
多次元宇宙は弁証法的に発展する宇宙です。
・これが宇宙の構造になっています。

・具体的に説明します。

五次元世界から六次元世界への構造

・五次元世界の住人は善人ですが、それだけでは理想は実現しません。
・つまり、五次元世界の人間には、現実と理想のギャップがあります。

六次元世界にはいりますと、現実と理想の矛盾を「努力」という中心概念の力で統合することができます。
・これが六次元の世界です。

六次元世界から七次元世界への構造

・六次元世界の住人は進化していますが、多様性がありまとまらないことがあります。
・つまり、六次元の世界では、一人ひとりの意見が違うことがよくあります。

七次元の世界に入ると、一人ひとりの意見の違いを「愛の力」で統合することができます。
・これが七次元の世界です。

 🙂 八次元、九次元の世界の学び

・『永遠の法』の学びの三つ目のポイントは、八次元世界、九次元世界の学びです。

・私たちにとって、実践論だけでしたら、七次元の学びで十分なような気がします。
・しかし、主は、八次元、九次元の神秘の世界についても説かれています。

・この学びがしっかりできるのは、今世だけです。
・この千載一遇のチャンスを大事にしたいと思います。

八次元、九次元世界の学び

・私には、八次元世界から上の世界を学ぶポイントとして二つのことが考えられます。

① 神様中心の考え方、見方を心がける
八次元世界の概念の一つは、「一即多、多即一」です。

・この世の中には矛盾に見えることがたくさんありますが、真理には、一見矛盾して見えることを統合する力があります。
(上の弁証法的な構造の例)
一見矛盾するものを統合する見方ができるようになると神様中心の見方に近づけると思います。
(参考 ⇒LD000「光と弁証法」

⓶ 真理の言葉に大きなエネルギー、光を感じる
・一般ページで、「真理を心で理解することが大切」という話をしてきました。
八次元世界、九次元世界というのは、時代を動かすエネルギーをもっています。
・そのエネルギーを少しでも感じる学び方が八次元、九次元世界を垣間見る方法だと思います。
わかりやすい言葉で言えば熱意です。

・このエネルギーをどれだけ感得できるかどうかが、ユートピア建設の夢が成就するかどうかの鍵になるような気がします。

・勉強の実践論、愛の実践論、エネルギーの実践論に関しては、これからの記事で詳しく紹介をしていくつもりです。
・幸福の科学の信者の方は、毎日、「主への祈り」のお祈りをあげるときに、力、智慧、愛の大切さを心に刻むようにするとよいと思います。