DHS311b 真理の学びの三つの段階①b 指導者になる

・この記事は、シリーズDHS「奇跡物語」の記事です。

【指導者になる】

・真理を学ぶ第二の段階は、真理知識を学び実践する段階です。

・この段階では、二つ大切な点があります。

・一つ目は、「普遍の真理の基礎知識」のところでお話をした「縁起の理法」です。

「縁起の理法」は正確に働きます。
・真理を学べば学ぶほど幸福になります。進化します。
・真理を実践すればするほど幸福になります。進化します。

・したがって、真理を多く学び実践した人間は進化をし、指導者になることができます。

・フリーメーソンでも第2段階では、「徒弟」から「職人」へと進化します。
・仏教でも第2段階では、「声聞」から「阿羅漢」へと進化します。

・「職人」も「阿羅漢」も弟弟子が持てる段階です。

SIS200111 『鋼鉄の法』に学ぶ「投資の天才への道」

 🙂 『鋼鉄の法』と投資の実践

・今回は、2020年の戦略経典である法シリーズ『鋼鉄の法』のなかで、投資に役立つ教えを学びたいと思います。

・SEG投資法は真理に基づいた投資法なので、すべての真理を応用できるはずです。

・特に、第1章の『繁栄を招く考え方』は、直接投資の実践に使える内容です。

今回の要点

① 繁栄(投資の成功)は循環による発展である
・真理に置ける発展とは、循環による発展(永遠の発展)を意味します。

② 逆転の発想 - 正しい考え方をする
・循環による発展をするには、投資が必要です。
・投資は、ほんらいは、お金儲けの手段ではなく、お金の使い方を考えるものです。
・この原点に立ち返ることが、真理にかなった投資の成功法です。

③ 循環による発展の本質
・「循環による発展」の本質は光です。真理です。仏性です。愛です。

 🙂 繁栄を招く考え方

循環による発展

・「繁栄を招くための考え方」では、「繁栄をするために『成功サイクル』をつくる」ということが説かれています。

・この成功サイクルとは、当サイトで何度もお話をしてきた「循環による発展」のことです。
(参考 ⇒SI012「投資と『太陽の法』第1章 循環による発展」

・投資における「循環による発展」のポイントは三つです。

① 複利が莫大な富を生む
・SEG投資法で、50万円が30年で1億円になるのは、複利の効果です。
(幸福の科学ではよく、2倍の発展とか、10倍の発展を口にすることもありますが、主が説かれているのは10%増しの目標です。10%の複利が最終的に、2倍、10倍になります。)

② 経済サイクル
・経済は、好況と不況の循環によって、10倍、100倍の発展をします。

③ 光の増幅
・仏光物理学の第一テーゼにより、光は増幅します。
・これを実践に応用できれば、永遠の発展ができます。

逆転の発想

・「循環による発展」の鍵は投資にあります。
・「循環による発展」を描いて投資を考えると、「循環による発展」が現実的なものとなります。

・そのためにおすすめなのは、発想を逆転させることです。

・多くの方は、投資というと「お金儲けの手段」と考えると思います。
・しかし、真実は、投資とは「お金の使うこと」なのです。

・「お金の使い方のうまい人がお金を儲けることができる」というのが、「繁栄を招く考え方」です。

・他のたとえで考えると、「果実を得るのに、今成っている果実の刈り取りのことを考えるのではなく、種まきのことを考えた方がより繁栄する」ということです。
投資とは種まきの作業です。

「循環による発展」の本質は光

・それは、私たちは繁栄をするために、「どこに、どのような種まきをすればよいのでしょうか」。

・投資の先は、まずは、心です。
心を真理で耕し、愛や理想の種を植え、智慧の光を当てて育てる。

・具体的には、「未来を創造する人材や企業を発見し、愛の気持ちをもって投資をはじめ、人材情報、企業情報、経済情勢を集めながら投資を進めていく」ということになると思います。

🙂 現在の投資実績

・ここまでの、今年の投資実績は以下のとおりです。
(個人情報ですので、実際の数字ではなく、100万円投資をしたときの割合で示しています。)

持ち株数     株価  持ち株数 残高    総計
はじめ(2018年)  1183円  822株  27,524円    1,000,000円
1月10日      863円  1,025株  70,102円    954,677円

 

 

 

 

SEG191228 天才教育を考える⑥ 天才の人生計画(保存版)

・一般ページのT2013「『未来の法』の学びの要点」でお話をしたとおり、「来世の自分に向けて」の記事を公開しようと考えています。

・今回は、前回に引き続いて「天才教育」について考えます。
・今回のテーマは、「幼少時代の環境を考える」です。

🙂 幼少時代の環境を考える

メインシナリオ

・現時点で、私が考えているメインシナリオのイメージは、だいたい現在の私の子供たちの環境です。
(つまり、「現在の我が家のようなところに生まれる」というイメージです。)
・具体的には、田舎で、親は宗教的素養があるが自由、経済に関しては食べてはいけるが楽ではない、一人の時間が多く取れる環境です。

・その理由を、今世の私の幼少時代の環境と比較して説明します。

今世との比較で考える

[今世]

自由ということ

・「私が幸福に感じることのなかで、いちばん大切にしているものの一つが「自由」ということだと思います。
・生まれる前の人生計画も「そこに重点をおいたのではないか」と思われます。

① 両親について
・両親とも、子供のことを信用する方で、自由にさせてくれました。
(好きなことに熱中できましたし、経済的にかなり厳しいときでも勉強することに関しては出費を惜しまない親でした。)
・母親からは勤勉さということを学んだと思います。

② 都会育ち
・生まれも育ちも東京の新宿でしたが、学校は、すべて公立校で、何の規制もありませんでした。
・おまけに高校一年のときは、学校紛争で二学期はまるまる授業がありませんでした。
(夏休みから冬休みまでずっと休みでした。)
・高校2,3年のときも、あまり授業に出た記憶がありません。
(自分の感覚としては半分くらいしか出ていないような感覚です。)

③ 経済について
・経済的には、程よい自由がありました。
(天上界の後押しも大きかったと思います。)
(たとえば、大学院の博士過程に進学する時に、出費はかさむが収入はゼロという家庭状況に陥っていましたが、何の迷いもなく大学院に進学することを決め、それで全然困りませんでした。)

④ 交友関係
・交友関係に関しては、一人でいるのが好きだったと思いますが、仲のよい友達は何人かはいました。

⑤ 幸福の科学
・自由を人生の指針にしていたので、幸福の科学に出会い、入会、奉職することができたのだと思います。

自由の代償

・ということで自由にやっていたので、今世は次のような問題を抱えていました。

① 逆境に弱い
・あまり「苦しみ」を経験したことがない幸せな幼少時代であったので、逆境に弱い、軟弱な部分があると思います。

② 劣等感と慢心
・基本的に勉強は好きなのですが、学校の勉強は嫌いなのであまりしません。
・仕事に関しても、好きなことでないと熱心にしません。
・学校の勉強をしないので、内容によって、学校の成績(や仕事の成果)がすごくよくなったり、悪くなったりします。
・悪いときは、「逆境に弱い」という傾向性とあいまって、とても落ち込みます。
・よいときは、慢心します。

③ 宗教的素養が身についていなかった
・子供のころに宗教教育を受けていなかったので、すごい回り道をした感じはあります。
・ここは説明するのが難しいのですが、主の教えで言うと、おそらく「凡事徹底」のところだと思います。
(宗教的素養がないと、まじめなのにも関わらず「凡事徹底」ができないのです。どこかで手を抜くのです。)
(宗教的素養があると、「逆境も時にがんばれる」「順境の時に慢心しない」というようになると思います。)

④ 失敗のリスク
・私は自由を指針としていますので、教育も自由が中心です。
・その結果、子供たちは、その分苦労をしています。
・たとえば、子供のころに「宿題の答えを教えてくれ」という子供もいました。
・私はその要望に応えていましたが、今ではその子はその分苦労をしていると思います。
(大川隆法総裁先生も似た部分があります。私たちが望ましくないことをしようとしても、その非を自分で悟るようにお許しになることがしょっちゅうあります。)
(たとえば、私の印象では、私たちの希望するままに祈願を降ろしていただいた時期があった感じがしています。)

天上界の後押し

① 宗教的素養
・両親は唯物論的傾向も強かったですが、幼稚園はキリスト教系の幼稚園を選んでくれました。
(今思えば、これはめちゃくちゃ大きな出来事だった思います。)
(たとえば、小中学校のころ、天上界の存在など信じていませんでしたが、お祈りめいたことをしていたような気がします。)

② 念いは実現する
・私は、幼少時から「念いは実現する」という体験をしています。
(小学校のころ、テストの時だけ鉄棒の逆上がりができました。なぜか知らないけれどテストの時だけです。それで、テストに対する自信を持っています。東大に合格できた理由の一つは間違いなくそれです。)

・また、インスピレーションもよくもらいます。
(私の場合は、わかるはずがないことがわかったり、考えてもいないことが口から出てくるので、インスピレーションだとわかります。)

③ 経済的後押し
・これは数え上げればきりがありません。
(というか、全面的に天上界のご支援だと思います。)

・一つだけ、わかりやすい例をあげます。
・幸福の科学に奉職するときに、前の職場の上司から、「退職するのを三月三十一日ではなく、四月一日にしてくれ」と言われました。
・私は、どうでもよかったので、その通りにしましたが、そのおかげで(一日違いで)奨学金の返済が免除されました。
(当時の職場は、奨学金の返済が免除されている職場で、私には「奨学金を返す」という発想自体がもともとありませんでした。しかし、後から通知がきて、もしも三月三十一日に退職をしていたら、奨学金の返済の義務が生じていることがわかりました。)

[来世]

① 宗教的素養
・真理家庭に育ち、幼少時から真理を魂に植え付けるのが理想です。

② 両親
・親は、はやり自由を大切にする親がよいです。
・子供のころから真理に触れていたいので、親が真理を学んでいて、かつ、自由にさせてくれるのが理想です。

③ 一般的な環境
・今世の私の環境は勉強をするには理想的でしたが、精神力を鍛えるには十分ではありませんでした。
・今世の最優先課題は、幸福の科学に出会うことでしたので、情報量の多い都会に育つ必要があったのだと思います。
・来世は、もう少しハングリー精神が芽生える環境の方がよいような気がしています。

(12月28日記:この記事は一か月以上前に書いた記事です。その後インスピレーションが降りてきたり、環境の変化により、来年の計画が大幅に修正されました。「来世の自分に向けて」の記事の公開は延期することにしました。)

SEG191226 天才教育を考える⑤ 天才教育を考えるポイント(保存版)

・一般ページのT2013「『未来の法』の学びの要点」で、お話をしたとおり、来年から、「来世の自分に向けて」の記事を公開しようと考えています。

・そこで、年内はその準備期間とし、このサイトには、「来世の自分に向けて」の準備段階で考えていることを紹介する記事を載せようと考えています。

・今回は、天才教育について考えます。

 🙂 天才教育を考えるポイント

・天才教育を考えるポイントは以下の通りです。

(能力を含む)環境の問題

① どこで宗教的に目覚めるか
・一番大きな問題は、「どこで宗教的素養を身に着けるか」です。

② 勉強できる環境のつくり方
・次に大切なのは「勉強できる環境」です。

③ どのような経済状態が理想か
・経済的に豊かな方が自由にできますか、豊かだとだいたい慢心して堕落します。

④ 都会か、田舎か
・都会の方が、経済的豊かさ、勉強の機会や情報に関しては恵まれますが、誘惑が多くリスクも大きいです。
(当然、田舎が逆です。)

⑤ 親は、自由放任か、厳しい方か
・どちらもそれなりのリスクがあります。

⑥ 人との交流、あるいは一人の時間
・勉強や思索をするには一人の時間が必要ですが、一人でいると独善的になります。

⑦ 天才型か、努力型か
・予習型、天才型の方が好きなことに特化できて幸福ですが、慢心―堕落のリスクも大きいです。
・復習型、努力型は、なかなか人生の先行きが見えずにつらいです。

人生の問題

① 人間は怠け者である
・人間は怠け者にできています。
・いかに、努力をする傾向性をつくりあげるかを考える必要があります。

② 人間は愛されたい動物である
・人生の迷いは、人の評価を求めるところで生まれてきます。

③ 人間は慢心する動物である
・人間は、失敗すると自己卑下におちいりますし、成功すれば慢心します。

④ 人生は「苦」である
・「苦しみ」のない人生はありません。

⑤ 人間は矛盾した生き物である
・人生は、矛盾しています。
・人間は、矛盾した生き物です。

自分の個性

① 好きなこと
・心のうずきの発見が天才教育のポイント

② 能力
・心のうずきと世間の評価が一致するものを見出す必要があります。

③ 努力をする性格
・能力を伸ばすには「努力すること」が必要です。
・どのような環境下だと努力をするようになるのかを考える必要があります。
(逆に、どのような環境下だと慢心するのかも考えておく必要があります。)

 

SEG191224 天才教育を考える④ 弁証法的発展(保存版)

・一般ページSEG191203「天才教育と救済に向けて」で、お話をしたとおり、来年から、シリーズGE「天才教育を考える - 来世の自分、孫、子供たちへ」をスタートさせます。

・そこで、年内はその準備期間とし、このサイトには、「天才教育を考える」の準備段階で考えていることを紹介する記事を載せようと考えています。

・一般ページでは、企画を考えるプロセスを紹介し、「会員ページ」では、天才教育そのものについて考えるつもりです。

・今回は、弁証法的発展を考えます。
(天才教育を考える②の続きです。)

 🙂 弁証法的発展について

・世の中のすべての永続的発展は、弁証法的に発展しています。
・そのことが理解できると、世の中がだいぶ見えてくるようになると思います。
・新シリーズでは、世の中がどのように弁証法的に発展しているのかを説明したいと思っています。

弁証法的発展とは何か

・弁証法的発展は、宇宙の根本的な成り立ちであり運動法則です。
・具体的には、「三次元の現象界には必ず二つ以上の対立する存在と、それを統一する概念がある」という理論です。
・宇宙の次元構造も発展も、これにより成り立っています。
・具体例を下に示します。

① 「正」「反」「合」
・具体例としては、「男性と女性が結婚して、子供が生まれ育つ」という例があげられます。

② 循環による発展
・循環の具体例としては、春夏秋冬の四季があげられます。

・循環と縁起の理法が結びつくと「循環による発展」が起きます。
・具体例てとしては、「好不況サイクルによる経済発展」があげられます。

・四正道の循環による発展も、循環による発展です。

・当サイトでは、「リズムの習慣をつくる」といういい方をしています。

③ 一即多
・理念(一)と現実世界(多)の運動による発展が、宇宙の発展法則です。

理念 - 神、光、真理、幸福という方向性、ユートピア
現実世界 - 人間

弁証法的発展と真理

① 中道からの発展
・私の理解する範囲では、「弁証法的発展」と「中道からの発展」は同じものです。

② 理念と生々流転の法則
・『太陽の法』の第1章の中心論点の一つは、「理念と生々流転の法則」です。

・これは、弁証法的発展のもとなる考え方です。

③ 次元構造
・次元構造は、弁証法的発展ができるようにつくられています。
・三次元的な自我の心を統一するのが五次元の善です。
・現実と理想の矛盾を統一するのが、六次元の努力の心です。
・自他の個性を統一するのが、七次元の愛の心です。

弁証法的発展の具体例

① 自然の進化
・オスとメスが生殖をして子供ができることにより多様性が生じ、多様性のなかで自然淘汰が起きて進化する。

② ドラッカーのマネジメント
・ドラッカーのマネジメントを一言で言えば、顧客のニーズに合わせて(愛・マーケティング)、反省と智慧の力で自分を変えていく(イノベーション)こと。

③ 繁栄している国の政治
・繁栄している国では、保守と革新が絶妙なバランスをとっている。

④ 明治維新
・明治維新が成功したのは、他の革命で類を見ない*、王政復古と四民平等のサンドイッチ革命であったから。
・東洋文明と西洋文明の弁証法的発展でもある。

*革命によらない弁証法的発展の国家建設の代表例としては古代ローマ帝国があげられる。
*ヘーゲルによれば、世界の歴史自体が弁証法的に発展している。

⑤ 将棋の藤井聡太七段の天才性 
・藤井聡太七段の将棋が天才的なのは、詰めや、駒得を読んで、捨て駒をしながら攻防兼手の一手や読みの一手を放つこと。

⑥ 戦争の歴史(ヒトラーとドラッカー)
・ヒトラーは、一人ですべてを掌握しようとした。
・それに反して、ドラッカーは組織の発展は一人の天才によるのではなく、マネジメントによるべきだとした。

・項羽と劉邦、ハンニバルとローマ軍、ナポレオンと連合軍も同じ図式

⑦ エル・カンターレ信仰とドラッカーの本質
・エル・カンターレは、法そのもの。
(一人の人による支配ではなく、法による支配)
(マネジメントにおける原則と同じ)
・自由だが、すべての人は法にしたがう。
(劉邦軍 - 兵法に従って動いた)
・中心の理念は一つ 

⑧ 本質論と方法論
・六次元までは、自我があり、自分のための教え、神様、信仰心、愛、知、反省、発展
・七次元以降は、本質の世界、神のための自分、信仰心、愛、知、反省、発展が目的
・自分は光そのもの、役割そのもの

 🙂 弁証法的発展をブレスト風に考える

真理・心の世界と弁証法

① 悟り
・真空妙有の世界
② 心の構造
・知性・理性と感性
・次元構造
・一念三千
③ 人生修行
・魂の兄弟
・カルマ
④ 四正道
・四正道の循環による発展
⑤ 時間と空間
・時間は円環
・愛は循環する
・微分と積分
⑥ 進歩と調和
・法とは進歩と調和の統合
⑦ 個人と全体
・個人の幸福の追求と全体の幸福の追求は矛盾する
⑧ この世とあの世
・真空妙有と同じ
⑨ 本質と現象
・真理は一つ、現象は多
(一即多)
⑩ 心の中の次元構造
・五次元は自他の自我のギャップ
・六次元は現実と理想のギャップ
・七次元は高低を含めた自他一体

経営の世界と弁証法

① 一般論
・攻めと守り

・営業、総務、商品開発
② 人物
・本多と藤沢
③ 戦略
・マネジメント ー マーケティングとイノベーション
・マーケティング - 高付加価値(ニッチ)戦略と安値(大衆)戦略
④ 投資
(経済の項参照)
⑤ アイデア・企画・商品
・拡散と絞り込み

政治の世界と弁証法

① 自由主義と社会主義
・冷戦
・55年体制
② 保守と革新
・アメリカ(民主党と共和党)
・イギリス(労働党と保守党)
・貴族と平民(ヨーロッパの歴史)

経済の世界と弁証法

① 好況と不況
・長期サイクル、短期サイクル
② 投資
・順張りと逆張り
・投資と投機(ゼロサム)
・バフェットとソロス
③ 政策
・ケインズとハイエク
・計画経済と自由経済
・市場と国家

自然界と弁証法

① 物理量
・プラスとマイナス
・引力と斥力
・光の性質(波、粒子、点滅)
② 春夏秋冬のリズム
・蓄積と発展
・発展と衰退
③ 生物の構造
・動物と植物
・肉食動物と草食動物
・オス・メス・子
・筋肉系と内臓系
・自律神経系(交感神経系と副交感神経系)
・免疫系(リンパ球と好中球)
④ 病気
・交感神経亢進と副交感神経亢進
・交感神経減退と副交感神経減退

歴史と弁証法

① 事象
・『黄金の法』
・西洋と東洋
・貴族と平民
・明治維新(サンドイッチ革命)
・明治維新(薩摩と長州)
・明治維新(東洋文明と西洋文明、和魂洋才)
・ローマ帝国(多様性の統合)
・中国(戦国時代、諸子百家)
・『太陽の法』第5章

② 人物
・項羽と劉邦
・カエサル・アウグストゥス・ティべリウス
・織田信長・豊臣秀吉・徳川家康
・孔子と老子
・劉備玄徳と曹操
・劉備玄徳・諸葛孔明・関羽・張飛

学問と弁証法

① 理科系と文科系
・演繹法と帰納法
・概念と現象
② 哲学、悟り、発展
・問答法
・反省から発展
・間違えの修正
③ 智慧の創造
・逆発想
・統合と分析
・本質論と具体論
④ 脳
・右脳と左脳

教育・宗教・思想と弁証法

① 教育
・自由と規律
・エリート教育と大衆教育
・私立と公立
② 宗教・思想
・悟りと救済
・自力と他力
・一神教と多神教
・カソリックとプロテスタント
・大乗と小乗
・儒教と道教
・上求菩提と下化衆生
・易経

SEG191217 天才教育を考える③ 絶対信仰の境地(体験版)

・一般ページSEG191203「天才教育と救済に向けて」で、お話をしたとおり、来年から、シリーズGE「天才教育を考える - 来世の自分、孫、子供たちへ」をスタートさせます。

・そこで、年内はその準備期間とし、このサイトには、「天才教育を考える」の準備段階で考えていることを紹介する記事を載せようと考えています。

・一般ページでは、企画を考えるプロセスを紹介し、「会員ページ」では、天才教育そのものについて考えるつもりです。

・今回は、人生の目的である「絶対信仰の境地」について、今世、私が体験したことを書いておきます。

 🙂 絶対信仰・絶対幸福について

絶対信仰とは

・絶対信仰の境地とは、次のような境地です。

信仰を得ることができたら、ほかのものは、もう要りません。たとえ、会社で出世しなくても、お金持ちになれなくても、離婚して苦しんでも、愛する子供を失っても、事故に遭っても、病気になっても、車椅子の生活になっても、信仰を失わなければ、あなたがたの前には希望の未来が必ず待ち受けています。(「純粋な信仰」)

・絶対信仰、絶対幸福の境地は、人生の目的でもあり、永遠の生命でもあり、ほんとうの人生そのものです。
(目的でもあるが、終わりではない、永遠である)

地上人生の矛盾

・地上人生の矛盾は、環境が悪いほど、絶対信仰の境地に近づきやすいことです。

・なぜなら、逆境にいるときに、幸福を感じるには主を信じるしかありません。
(「苦しみ」のなかにある時、必ず主は側にいてくださいます。)
(逆に、環境に恵まれている時、順境にいるときは、信仰心がなくても幸福になれます。)
(慢心もしやすいです。)

・苦しみのときは、主のお言葉が身に染みます。
(逆に、苦しみの中にないときは、主のお言葉が理解できません。)

使命の自覚

・それでは、「苦しみ」を求めずに、絶対信仰の境地にいたるにはどうすればよいでしょうか。

・それは、天命を感じることです。

・「苦しみ」の時以外に主が側にいてくださるのは使命を実現しようとしてくれるときです。
・使命実現の誓願をしたときに、主の御心がわかります。
(主が側にいてくれます。)

私の体験

・絶対信仰の境地までは行っていませんが、それを目指している私の体験談を紹介します。

① 念いはあった
・若いころから、「真理に命をかけよう」と何度も思いました。

② 現実は、逃げた
・しかし、恐怖心や欲望に負けていました。
(「苦しみ」のなかにいた。)

③ 学習は続けた
・しかししかし、信仰は捨てなかったし、学習はつづけています。

・今でも、主のお言葉をそのまま実践しようとしています。
(例1 「『永遠の仏陀』深読講座」「『太陽の法』実践講座」)
(例2 「智慧の創造」⇒『智慧の法』『創造の法』『創造的人間の秘密』)
(例3 四正道の指針シリーズ)

(ナポレオン・ヒルの金鉱を探す人間の話)
(『創造的人間の秘密』 努力、インスピレーション、知的体力、忍耐力)

④ 執着を去る幸福を実感した
・退職をして、多くの人間関係を断って「執着を去る幸福」を実感しはじめました。

⑤ 時間があったので「正しき心の探究」ができた
・毎日心は揺れますが、そのたびに心を見つめています。

⑥ 「真理に命をかける」と考える
・「真理に命をかける」ということも考え続けています。
(心の種子)

⑦ 仮の世界の実感
・すると、最近、「この世が仮の宿りである」ということを実感し始めました。
(この世の世界が夢の世界で、あの世が実在であるということの実感です。)

⑧ 「純粋な信仰」のお言葉が理解できた
・「他のものは要らない」、「信仰心しか持って還れない」という主のお言葉が心に沁みるようになってきました。

⑨ 使命実現の道が見えてきた
・「自分も本気で神様になろう」と決意しました。
・そこで、「天才教育と救済の企画」を考えました。

SEG191210 天才教育を考える② 弁証法的発展(導入編)

・一般ページSEG191203「天才教育と救済に向けて」で、お話をしたとおり、来年から、シリーズGE「天才教育を考える - 来世の自分、孫、子供たちへ」をスタートさせます。

・そこで、年内はその準備期間とし、このサイトには、「天才教育を考える」の準備段階で考えていることを紹介する記事を載せようと考えています。

・一般ページでは、企画を考えるプロセスを紹介し、「会員ページ」では、天才教育そのものについて考えるつもりです。

・今回は、天才教育の内容の中心となる弁証法的発展について考えます。

 🙂 神の御心としての弁証法的発展

・「弁証法的発展」は、おそらく、真理の中核にくるものと考えられます。
・しかし、その概念を理解できる人が極めて少ないために、あまり積極的に説かれていない教えだと思います。
・また、哲学的思考(=本質論)というのは、「抽象的で、難しいうえに、実践に役立たない」と思われているために人気がありません。

・しかし、本質論は「神の御心そのもの」です。
・神の御心は、すべての人の幸福にあります。
・本質論が人間の幸福に役立たないはずがありません。

・そこで、新シリーズ「天才教育を考える」では、「弁証法的発展」を徹底的に追及していきたいと思います。
・今回は、ブレスト風に思いつくままに書きながら整理をしていきます。

弁証法的発展とは何か

・弁証法的発展には三つの側面が考えられます。

① 「正」「反」「合」
・具体例としては、「男性と女性が結婚して、子供が生まれ育つ」という例があげられます。

② 循環による発展
・循環の具体例としては、春夏秋冬の四季があげられます。

・循環と縁起の理法が結びつくと「循環による発展」が起きます。
・具体例てとしては、「好不況サイクルによる経済発展」があげられます。

・四正道の循環による発展も、循環による発展です。

・当サイトでは、「リズムの習慣をつくる」といういい方をしています。

③ 一即多
・理念(一)と現実世界(多)の運動による発展が、宇宙の発展法則です。

理念 - 神、光、真理、幸福という方向性、ユートピア
現実世界 - 人間

弁証法的発展と真理

① 中道からの発展
・私の理解する範囲では、「弁証法的発展」と「中道からの発展」は同じものです。

② 理念と生々流転の法則
・『太陽の法』の第1章の中心論点の一つは、「理念と生々流転の法則」です。

・これは、弁証法的発展のもとなる考え方です。

③ 次元構造
・次元構造は、弁証法的発展ができるようにつくられています。

④ そのほかの真理
・「常勝思考」は、弁証法的発展の一例です。
・真理とは、一見矛盾するものの統合です。これは、「弁証法的発展」と同義です。
・「徳」も一見矛盾するものを統合したときに発生します。
・「この世とあの世を貫く幸福」も、弁証法的発展の一例です。
・「苦楽中道」も、弁証法的発展の一例です。
・『マネジメント」も、弁証法的発展の一例です。

・書き出すときりがないので止めます。
・というか、この世のなかで、永続的な発展の法則には、すべて弁証法的発展の要素が含まれているはずです。

SEG191203 天才教育を考える① 天才の人生計画を考える(導入編)

・一般ページSEG191203「天才教育と救済に向けて」でお話をしたとおり、来年から、シリーズGE「天才教育を考える - 来世の自分、孫、子供たちへ」をスタートさせます。

・そこで、年内はその準備期間とし、このサイトでは、「天才教育を考える」の準備段階で考えていることを紹介する記事を載せようと考えています。

・一般ページでは、企画を考えるプロセスを紹介し、「会員ページ」では、天才教育そのものについて考えるつもりです。

・今回は、天才の人生計画を考えます。

 🙂 人生計画を立てるときに考えること

絶対信仰と地上人生の矛盾

① 永遠の生命の目的
・人生計画を考えるための第一のポイントは、絶対信仰です。
・なぜなら、絶対信仰が人生の目的だからです。

・絶対信仰は、環境に左右されないで幸福になれる境地です。

② 地上人生の矛盾

・地上人生の矛盾は、環境が悪いほど、絶対信仰の境地に近づきやすいこと
・環境が悪いとき、逆境にいるときは、幸福になるには主を信じるしかありません。

・逆に、環境に恵まれている時、順境にいるときは、信仰心がなくても幸福になれます。
(慢心もしやすい。)
(主のお子様方の人生から学ぶ。)

(つまり、「あまり苦しい人生も送りたくありませんが、そうかといって、順境にいると真理と出会うのが難しくなる」ということです。)

③ 人生計画のポイント
・したがって、来世の人生のポイントは、「どのような形で、信仰心に目覚め、それを深くするのか」ということです。

・これを、今世との関係で考えます。

今世の意味と転生を超えた人生計画

① 今世の意味は、真理の学び
・真理を学ぶ環境は、今世が一番恵まれています。
・なぜなら、主の直説金口の教えを学べるのは今世だけだからです。
・今世学べない真理は、来世以降も学べないと思います。

② 来世以降学べるのは、経験を智慧にすること
・したがって、来世以降では経験の方が大切になってくると思います。

③ 今世の反省
・今世これまでの人生で、私ができなかったことは「伝道すること」と「成功すること」です。

④ 転生を超えた人生計画
・現時点で考えられるのは、「今世は、上求菩提、つまり真理の学びを徹底的に深め、来世は、下化衆生にむく」ということです。
(つまり、「成功する」、「伝道する」ということです。)
(ちなみに、自分の幸福は心のなかにあります。成功を求めるのは、自分の幸福のためではなく、他人に愛を与えるためです。)

⑤ 来世メインシナリオ
・勉強ができる環境に生まれ、成功をして、愛を与えることができればベストです。

⑥ 問題点(あるいは検討すべき点)
・どのような環境が一番、勉強できる環境か。
(勉強をするには裕福な家庭の方がよい気がします。)

・どのように信仰心に目覚め、それを深くするか。
(裕福な環境に生まれて、信仰心に目覚めることができるのか。)
(貧しい環境下で、深い信仰心を持てるようになるのか。)
(今世、私が深い信仰心をもてるようになったのは、晩年になって余裕のある状態ができてからです。)

・貧しい環境に生まれて、この世的な勉強と真理の勉強の両立ができるのか。

・真理家庭に生まれて、自由がきくか。
(しつけが厳しいとか、しっかりした教育を受けるのは向かないような気がする。)

・次回以降にこの点を考えます。

 🙂 他の人には理解しにくいこと

・天才になるための人生計画を考えるための材料をKJ法風に書いておきます。

1.神の世界や裏宇宙が概念の世界であること

2.ヘーゲルの言う概念と現象界の運動

3.「時間と空間は同じものである」ということ

4.一即多の世界
・一つの箱を考える。
(物と概念)

5.相同と相違
・「違うということは同じ」ということ
(一つ上の概念で同じ)
(上の概念で同じでないと、「違う」ことにならない。)

6.プラトンの洞窟の比喩

7.要するに「世界は概念でできている」ということが理解できるようになればよいか。

8.概念を知性、理性で理解するとカントの世界になる
(ヘーゲルとカントの違いを知る。)

9.霊的なものを感覚でとらえようとすると霊能者の世界になる
(あくまでも光の探究をすることが大切)

10.光=神=真理=理念を心全体で理解する

11.絶対信仰

12.真理に命をかける
・参考 ブレイブブロッサムの練習ーWC8強のために、すべてのものを犠牲にして練習した
・他人は関係ない
・仏と一対一になる

13.まず、四正道を考える
・わからなければ愛から始める(見返りを求めずあたえきり)
・何を学習するかを考える(真理を強く求める)
・どうしたいか(理想)を考える(無欲の大欲)
・自分の弱さとの戦い(心の存在を見つめる)

SEG19117 緊急特別記事 台風19号を経験して - 天変地異をどう考えるか 

・この記事は、「一般ページ」と「会員ページ」で、共通の記事です。

 🙂 台風19号の被害にあって

・台風19号が、東日本に大災害をもたらしました。

・仏弟子としては、「天変地異を自分の問題として受け止めなければいけない」と思いますので、今回は、そのお話をします。

自己責任の考え方

・私たちにとって、難しいのは、「天変地異のときに、自己責任の問題をどう考えるか」ということです。

・自己責任の問題は、自分の問題と、被災者の問題の二つに分けて考えられます。

① 自分の自己責任
・まず、「自分の自己責任の問題」を考えます。

・自分の能力を考えれば、自分が天変地異の責任を負うほど力がないのは明らかです。
・そうかといって、仏弟子として、「天変地異は自分には関係ない」と言ってすまされる問題ではないのも確かです。
(この記事を書く前に、私は、「会員ページ」で公開している「『永遠の仏陀』講座」の記事を書いていました。そこで、紹介したのは、第5章の「滅亡するか否かはおまえたちの選択にかかっている」という仏の言葉でした。)

・私たちは、天変地異(天の警告)に対して、なすべきことを見つける努力をしなければいけないと思います。

② 被災者の自己責任
・次に、被災者の自己責任です。

・被災された方に対して、「自己責任です」言って突き放すのは、宗教者の姿勢として明らかにおかしいと思います。
・しかし、縁起の理法は正確に働いています。
・被災された方が、単なる不運ではなくて、縁起の理法のもとに被災されたのも真実です。
・「ただ、やみくもに、目に見える形の救済をすればよい」というわけでもないと思います。
(実際に、目に見える形の救済には限度があります。)

・私たちには、被災者に対してどのように向き合えばよいのでしょうか。

 🙂 私たちは何をすべきか

神様中心の考え方

・何事が起きても、私たちが考えるべきことは、神様の御心です。
・今回の場合は、「神様は、天変地異をどう考えているか」ということです。

・そうすると、はっきりしていることがいくつか出てきます。

① 今、起きていることは幸福の源
・手っ取り早い話は、聖書のヨブの話を思い出せばよいと思います。

・「神様は、私たちの幸福のためにこの宇宙を創られ、神様の創られた法のもとに、天変地異が起きている」ということです。

② 人生の目的は魂修行である
・そして、私たちの幸福とは、悟りであり、ユートピア建設です。

・つまり、天変地異は、「悟りとユートピア実現の材料である」ということです。

具体的にどう考えるか

・上の考え方は、頭では理解できたとしても、実践には結びつかないことが多いと思います。

・実際に、被害に会えば「苦しいものは苦しい」でしょうし、被害にあっていなければ、他人事で過ぎ去ってしまうことが多いと思います。

・そこで、どのように真理を実践するかを考えてみます。

・これも、仏弟子としての立場と、被災者に対しての立場と二つに分けて考えたいと思います。

① 仏弟子として
・上に書いた通り、仏弟子には、天変地異の責任があります。
(主は「わが町100人の信者をつくれば、天変地異は止めて見せる」と説かれました。)

・したがって、天変地異が起きた以上、修行が不十分であり、伝道ができなかった自分の反省は必要です。
・ただし、今、必要なのは、「過去に伝道できなかった」という反省や、「未来への伝道への決意」ではなく、「現在の自分の心境と行動に対する反省」だと思います。
(過去の反省は、自分の弱さを責めることが多くなります。未来への決意は、自分の弱さを無視することが多くなります。)

・言葉を変えれば、「心弱き自分を責めても」、「心弱き自分を無視しても」いけないということです。

・私たちは、修行が不十分なのです。

・私自身を振り返っても、現在ただいまを見れば、何もしていない愛のない怠惰な自分がいます。
・みなさまのなかには、愛の気持ちはあっても、何をしてよいかわからない智慧のない自分を発見される方もいるかもしれません。
(実際は、智慧がないのではなく、必死に考えてないことが多いと思います。)
(あるいは、「祈りの力を信じていない」ということかもしれません。)

・その現実を受け入れて、強くなるために歩み始めるしかないと考えています。

② 被災者に対して
・被災者に対しては、どのような態度で臨めばよいのでしょうか。

・私たちが心弱き人間であるならば、真理を知らない人々が心弱き存在であるのは当然のことです。

・しかし、一人ひとりの心のなかには、無限の可能性があります。
・「神様は、その人が背負えない問題は与えない」と言われています。

・だれでも、立ち直ることは絶対にできます。

・神様は、人類が立ち上がるのをジッと見守っておられます。
(内容は深く理解できていませんが、今月の月刊誌の「心の指針」や、映画には人類復活の主の御心が込められているのだと思います。)
(残念ながら、「危機を避けることはできなかった」というのが、私たちの実力です。)

ブレイブブロッサムの快挙

・台風19号が日本に甚大な被害をもたらしているなかで、ラグビーのワールドカップは行われ、「日本代表であるブレイブブロッサムが、スコットランドに勝ってベスト8入りをする」という快挙をなしとげました。

・これは、偶然ではないと思います。

・ブレイブブロッサムの奇跡は、「努力の力と自分を信じる力があれば、不可能が可能になる」ことを私たちに教えてくれました。

今回の結論

・私たちは、「一人ひとりの人が力強く立ち直れることを信じて、自分の立場でできることを考え、実践していくべき」だと思います。
(逆に言えば、できることは、一人ひとりによって、支部によっても違ってくると思います。)
(しかし、確かに言えることは、自分たちで考えないといけないと思います。)

・いつもお話をしていることを繰り返します。
・神の御心は、私たちが「真理を実現すること」ではなく、「真理を実践しようとすること」にあります。
「真理の実現」ではなく「真理の探究」です。

 

 

SEG190712 特別記事 魔法(ケリューケイオンの杖)による奇跡の実現について

 🙂 ユートピアのモデル

・当サイトでは、「貧」「病」「争」の解決に向けて、「奇跡の実現」にチャレンジしています。

・この記事は、ユートピアのモデル実現に向けて、ケリューケイオンの杖の使い方を考えるための記事です。
(ケリューケイオンの拝受をされていない方には、「祈りによる奇跡の実現」と考えていただいて結構です。)

真理の学習会

・現在、10名程度のメンバーで、月一回真理の学習会を開催しています。
・私は、そこで、「ユートピアのモデルをつくりたい」と考えています。

・このたび、学習会のメンバーが、4体のケリューケイオンの杖の拝受をされました。
・そこで、今回は、「ケリューケイオンの杖を使った奇跡の実現」について考えてみることにしました。

・一般的には、「祈りによる奇跡の実現」と考えていただいてもかまいません。

 🙂 奇跡の実現のための二つのポイント

・祈りやケリューケイオンの杖を使って奇跡を実現するには、次の二つのポイントがあります。

① 祈りが届いているか
・まず、祈りがしかるべき相手に届くことが必要です。

② 祈りが聞き届けられるか
・届いた祈りが、「聞き届けられるかどうか」が、次のポイントです。

祈りを届ける

祈りが届くかどうかのポイントは、次の三つだと思います。

① 主のご指導と地上人間の確信

・一つ目は、主のご指導があるかないかです。
・今回の「ご本尊」「精舎の磁場」「祈願」などのお力添えがないと、お祈りを天上界に届けるのは難しくなります。

・その意味で「ケリューケイオンの杖」は大きな武器になります。
・主から下賜されたものを縁として、天上界に念いを伝えるには、それぞれの理念を理解することが大切です。

・ケリューケイオンの杖の場合は、「愛と発展」です。
(真理が広がる方向への使い方をすれば、「病気治し」や「悪霊撃退」にも力を発揮すると思います。)

② 祈りの内容の明確さ
・二つ目は、祈りの内容が「明確であること」です。

・具体的には、イメージです。
・願いの内容が、心に絵柄として描けているようならOKだと思います。

③ 念いの強さ
・「天使は、強い念いの祈りに応えてくれる」と言われています。

・天上界は真剣な祈りを待っています。

・「ユートピア価値革命」では、「ユートピア価値=熱意×時間×霊格」と教えていただいています。
・念いの強さだけではなく、長い時間、思い続けることも、天上界に念いを伝えるよき方法だと思います。

・ちなみに、幸福の科学の祈願を受ける場合も、祈願の後にも「思い続ける」ことは大切です。
(以前の出世祈願大祭のときに、霊視をできる方が、「多くの祈願者が、ケリューケイオンの杖を心で受け取っていたにも関わらず、礼拝堂をでるときには、そのケリューケイオンの杖を置いて行ってしまった」と話されていたことがありました。)

聞き届けられる祈りの内容

・次に、どのような祈りが聞き届けられるのかを考えます。

・大雑把に言えば、「祈りの内容が、その人のため、世の中のため、人のため」になるのであれば、その祈りは聞き届けられるはずです。

① その人のためになる
・子供の宿題を教える家庭教師の立場を考えるとわかりやすいと思います。
・天上界は、「人生の問題集を解くのにどうしたらよいか」を考え、その人が進歩する形で、応えをくれると思います。

② 世のため、人のため
・幸福の科学の場合、「主のお役に立てるかどうか」という観点で考えればわかりやすいと思います。

 🙂 実践的に考える

・これまで、私たちは、数々のお祈りをしてきて、かなわないことが多くありました。
・また、奇跡を体験したこともあります。
・そうした経験から、どのような祈りが聞き届けられるのかを考えてみます。
(当サイトの「奇跡実現へのチャレンジ」では、これを明らかにしていきたいと思っています。)

選挙の時の体験

・今でもそうだと思いますが、2009年の初めての選挙の時は、多くの人が総本山・正心館で秘法や祈願を受けられました。
・しかし、祈りは聞き届けられませんでした。

・なぜでしょうか。

・理由は二つ考えられます。

① 私たちのため
私たちの実力不足で、「天上界が『選挙に勝つには早すぎる』と判断した」ということです。

② 光と闇の戦い
・しかし、2009年のときは、天上界は総力を結集して応援してくれていた気もします。

・そうだとすると、「光の勢力よりも闇の勢力の方が強かった」ということになります。

・おそらく、理由は両方だと思います。
・つまり、「天上界は総力を結集して」といっても、「ほんとうの総力」ではなく、「あるルールの範囲内での総力」なのだと思います。
・したがって、「その当時に応援してくださっていた天上界を含めた私たちの力不足」ということのような気がします。

私の奇跡体験 - 吹雪が止む

・上に、「毎月一回、真理の学習会をしている」という話をしました。
・次にお話をするのは、その時の体験談です。

・今年の3月だったと思うのですが、学習会のために羽田空港に行ったところで、学習会の参加者から、「吹雪で足止めされて学習会に参加できそうもない」というメールをもらいました。

・飛行機のフライト自体も怪しい状況だったので、私は、「天候がよくなりますように」というお祈りをしました。

・現地についてから、相手の方にお話をうかがうと、私がお祈りをしたと思えるその時間に「ウソのように、吹雪が止み、はれてきた」そうです。
・私が、現地に着いたあとも、それまで止まっていた電車が動き出しました。

(もちろん偶然の可能性もありますが、幸福の科学で活動をしていると、このようなことを経験することはすごく多いです。)
(確率論から言って、科学的に「奇跡は起きている」と証明できると思います。)
(自然科学の論文の証明は確率論に基づいています。)

日常に起きている奇跡の体験

・私たちは、当たり前のことと思っていることは、冷静に考えれば「すべて奇跡」です。
・一つの卵子が成長すると、すごく複雑な人間になります。
・その人間は、ものを考えることも、ものを見ることも、ものを聞くこともできるのです。

テレビも、飛行機も、高層ビルも奇跡です。

・太陽が毎日東の空から昇のも奇跡ですし、夜空に輝く銀河の存在も奇跡です。

・ということは、奇跡は「起きる、起きないの問題」ではなく、奇跡を「感じるか、感じないかの問題」だということも言えます。

・前の記事で書いたように、私たちは、「霊的世界の影響を受けたこと」を奇跡と感じるようにできているということです。

三つの事象から考えられること

・以上の三つの事象と、「主の説かれた教え」から考えられることは、以下のようなことです。

① 努力の余地のあるところでの奇跡は感じにくい
・幸福実現党の例でわかるように、「私たちの実力があれば、その事象が起きる」というのでは奇跡とは感じません。

(私の印象では、祈願がはじまったころは、成功系の祈願はは少なかったです。みんなの願いが主に届いて、お金儲け系の祈願は増えましたが、祈願数に比べ、その奇跡の事例の数は少ないと思います。)

② 祈りによる奇跡は本人にしかわからないことが多い
・私たちは、常識では考えられないような奇跡を期待しますが、実際に、それが起きたときに、それを奇跡と感じるか、偶然と感じるかは、人それぞれです。

・したがって、「祈りによる奇跡は、それを起こした人にしか感じることができない」ということが多くなります。

③ 天上界は、真理を広めるために奇跡を起こす
・天上界が奇跡を起こすのは「真理を広める」ためです。
・奇跡を起こしても、本人しか感じないようでは、天上界の存在を伝えることになりません。

・したがって、「祈りによる奇跡は、個人的な事柄では起きにくい」と考えられます。

④ 愛ゆえの祈り
・以上のことから考えて出る結論は、「天上界のお力を得て起こせる奇跡は愛の奇跡である」ということです。

・真理が広がる方向への願いは実現するはずです。
・ほんとうの愛の心が奇跡を生むと思います。
ケリューケイオンの杖は「愛と発展の杖」です。