SI006 『太陽の法』の重要論点とSEG投資法

 🙂 『太陽の法』の重要論点とSEG投資法の関係

・この記事では、『太陽の法』とSEG投資法の関係を紹介します。
(今回は、概要だけです。少しづつ慣れていってください。)

① 普遍の真理と生々流転の法則
・『太陽の法』の第1章の重要論点は、「普遍の真理」と「生々流転の法則」です。

・経済サイクルは、「生々流転の法則」にしたがって起きる好不況のサイクルです。
・中心理念が真理に沿っている企業は、長期的に発展します。

・SEG投資法では、中心理念が真理に沿っている企業の株を所有し、好不況のサイクルにしたがって、循環による発展を目指します。

⓶ 縁起の理法と反省からの発展
・『太陽の法』の第2章の重要論点は、「進化の法則(光の増幅)」と「仏説・八正道」です。
・努力を続ける人間、反省をする人間は進化します。

・SEG投資法は、日々、投資に関する研究と反省を重ね、所有株数と株価の上昇を目指します。

③ 与える愛
・『太陽の法』の第3章の重要論点は、「与える愛」です。
・宇宙の本質は、「与える愛」です。

正しい投資の実践は、「与える愛」です。
優良企業の発見は、「与える愛」です。
富の創造は、「与える愛」への道を開きます。

④ 天上界からの智慧を得る
・『太陽の法』の第4章の重要論点は、「悟り」です。

・SEG投資法では、経済革命を目指し、天上界からの支援を受け、投資の成功を目指します。
(SEG投資法では、投資と投機の違いが重要だと考えています。)
(投資は、循環による発展をもたらす霊的な作業です。)
(投機は、ゼロサムゲームの唯物論的作業です。)

⑤ 文明の流転
・『太陽の法』の第5章の重要論点は、「文明の流転」です。
今、新しい文明を創造するための創造的破壊が起きようとしています。

・SEG投資法は、新しい文明を創造するなかでの運営を続けます。
(真理本位制をつくるモデルを目指しています。)

⑥ エル・カンターレへの道
・『太陽の法』の第6章の重要論点は、「エル・カンターレへの道」です。

・SEG投資法も、「エル・カンターレへの道」です。

・各々の重要論点は、今後の記事で詳しく説明していきます。

 

 🙂 今週の市場の展望と戦術

市場展望

中台軍事衝突の可能性 - 見えないピースがある

・中台軍事衝突の可能性があります。
・しかし、不可解な点もあります。
・それを箇条書きにします。

① 中国は完全に追い込まれている
・トランプ大統領により中国は完全に追い込まれています。
・私の印象では、外貨準備高がなくなっているのに財政政策の発表をしました。(減税です。)

⓶ 中国は中台の軍事衝突の可能性を公表している
・中国解放軍は、今の重要課題が戦争準備であることを公にしています。
・習近平主席は、中台軍事衝突の可能性を明言しています。
(何が本音で、何がブラフかは私にはわかりません。)

③ 米中の貿易戦争が終わる可能性はない
・米中の貿易問題の交渉の期限は2月末です。
(2月はじめから閣僚級の会議があります。)
・関税がなくなる可能性はないと思いますが、中国としてはどうにかしないといけない状態です。

④ 閣僚級の会議が決裂したら・・・?
・(本音レベルでは)閣僚級の会議が決裂する可能性は高いと思います。
(どのような形でまとめるかは検討もつきません。)
・そのときに、中国は何らかの手を打つ必要があります。
・台湾での軍事衝突で、国民の目を欺くことは可能なような気がします。

⓹ 戦争を起こす力はあるのか・・・?
・しかし、中国が米と本気で戦って勝てるはずはないと思います。
・どういう紛争のかたちがつくれるのでしょうか。

・あるいは、戦争以外に国民やアメリカをあざむく手段があるのでしょうか?
・よくわかりません。
(ブレグジットもわかりませんが、こちらもわかりません。)
(???です。)

日米通商交渉と円高

・アメリカの政府が閉鎖をしているので、日米通商交渉は遅れるのかもしれません。
・円高になる時期が後ずれしそうです。
(こちらも一旦は株高になってあとからドスンのパターンができつつあります。)

投資戦術

・大筋では変更しませんが、株価の暴落は後ずれしそうだと考えています。

・2月以降の暴落に備えて、持ち株数を増やしていきます。

 

SI005 株の売買の基準① - 実体経済と株価の関係

今週の投資実績と反省

・今週の実績は以下のとおりです。
(個人情報ですので、実際の数字ではなく、100万円投資をしたときの割合で示しています。)

持ち株数     株価  持ち株数 残高    総計
はじめ(2018年) 1183円 822株 27,524円  1,000,000円
株価最低値(9月) 995円 851株  53,473円  900,467円
2019年はじめ   1398円 244株 882,080円  1,222,843円
1月18日        1297円 585株  414,400円  1,173,958円

はじめからのリターン       約17.3%
今年初めからのリターン      約-4.0%

・日経平均株価が20,666円になりました。
(アナリストの伊藤秀廣氏によると暴落の前によく666の数字が出るそうです。)
・日経平均の先物は、21,000円近くに上昇しています。
・日経平均は25日移動平均線を越えました。
・想定内の動きですが、私のメインシナリオは崩れました。
(メインシナリオの日経平均の高値は25日移動平均線でした。)
・第2シナリオに移行です。
(第2シナリオの高値は、移動平均の50日線~200日線です。)
・持ち株数は、約2.4倍になっています。
(だいたい想定どおりです)

現状の分析

ブレグジット
・1月15日にはブレグジットに関する英議会の採決がありました。
・大差で否決されましたが、株価は逆に上昇しました。
(ブレグジットの離脱案に関して、異なる政党が異なる理由で反対をしています。つまり、離脱派も、離脱反対派も、「離脱案」に対して「反対」で一致しているのです。)
・メイ首相の不信任決議も否決されました。
(「離脱案」にも反対だけれでも、「合意なき離脱」にも反対ということです。)

・つまり、何もかも反対だけれども、建設的意見は一切なしという恐ろしい状態です。

・これに対して、市場は、離脱が遅れることを歓迎して株価が上昇しているのです。

・つまり、結論だけ言うと
「何も進まないと株価が上がる」という状態なのです。

・なぜかというと、株を買っている人間があまりいないので、売っている(空売りをしている)人間が買い戻しているからです。

企業業績、経済指標

・日本電産の永守会長が、「中国需要の急減で過去にない業績の落ち込みがある」と発表しました。
・中国の状況は非常に悪いと思います。

米政府の閉鎖

・日米通商交渉が遅れれば、日本の株価にとっては上昇要因です。
・こちらも「仕事が進まない方が株価があがる」という状況になっています。

米中貿易戦争

・株価上昇の理由は、(表向きは)「米中貿易戦争の不安が緩和した」ということですが、それはないと思います。
・明日のサイトでお話をするつもりですが、中台軍事衝突の可能性が高まってきました。

シミュレーションをしている方へ

・日経平均が上がると思われる方は、1579のレバレッジダブルを買ってもよいと思います。
(日経平均は短期的には上がって、どこかでドスンと下がると思います。)
・長期投資の練習をしたい方は、インバースの買い増しをしてみてもよいですし、様子見でもよいと思います。

 

 

 😐 株価と景気の関係

・今回は株価が何によって決まるのかというお話をします。

株価は景気に先行する

・(株のことをよく知らない人の)一般的な感じでは、景気がよくなると株価が上がり、景気が悪くなると株価が下がると考えられていると思います。

・しかし、市場関係者は「株価は景気に先行する」と考えています。
・つまり、「今、景気が悪くても将来景気が回復しそうなら株価は高くなる」ということです。
・逆に、「今、景気がよくても将来景気が悪くなりそうなら株価は安くなるということです。

今起きていること

・昨年の年末のアメリカの経済指標は好景気を示していましたが、暴落をはじめました。

・年末の株価の暴落の原因の一つは、長期金利と短期金利の差がなくなってきたからです。
・「長短の金利差が逆転すると1年か1年半後に景気が後退する」と言われているので、1年後の景気後退を見込んで株価が暴落したのです。

 😐 経済のサイクル - 実体経済の株価の関係

金融緩和 ⇒ 好景気 ⇒ 金融引き締め ⇒ 不況

・現実には、経済のサイクルは投資から始まります。
(この世的に言えば借金から始まります。)
・誰かが、投資をして、ものをつくって、それを売って経済は回り始めます。

・経済のサイクルは以下のように回っています。

不況 ⇒ 金融緩和(政府の借金) ⇒ 資源、輸送などの先行業種の活動増加 ⇒ 先行業種の株価の上昇) ⇒ 企業全体の活動の上昇 ⇒ 企業全体の株価の上昇 ⇒ 金融引き締め ⇒ 先行業種の活動の低下 ⇒ 先行業種の株価の下落 ⇒ 企業全体の活動の低下(不況)

(かんたんにすると、「金融緩和⇒好景気⇒金融引き締め⇒不況」です。)

昨年、起きたこと

・今回の株価の暴落の例で説明します。

・金融緩和で市場にお金があふれています。
(繰り返しますが、借金でお金があふれている状態です。)
・FRBは金利を上げ始めました。
(「借金を少なくしようとした」ということです。)

・先行指標と言われる資源の商品市況の高値は2018年の5月20日でした。
(不景気は、生産に必要な資源価格が落ちるところから始まります。)
NYダウの輸送株がピークをつけたのは9月12日です。
(資源が不要になると、それを運ぶ輸送関係の業績が落ち込み始めます。)
NYダウが10月3日です。
(その結果、全体の業績が落ち込みます。)
長期金利のピークは10月9日です。

 😐 株価に影響を与える要因

・それでは、実際に株価を予想する場合、何を見ていくのがよいでしょうか。

・重要な方から言いますと、金融政策(金利)、企業業績、政治的要因ということになります。
・上の三つで株価のトレンドが決まり、実際に、いつ上げたり下げたりするか、どの程度上がったり下がったりするかは、ヘッジファンドの需給要因*で決まります。
*需給要因 - 短期的な株価を決めるのは、需給なのですが、これについては別の機会におはなしをします。

金融政策

(ここは勉強が苦手な方は飛ばして、政治的要因のところを読んでください。)
(勉強をして優良企業をさがしたい方は、企業業績のところを読んでください。)

・一般的には、「株価は企業業績を反映する」と考えがちですが、一番大きく影響を与えるのが金融政策です。
(主は「金融がわかると経済がわかる」と説かれています。)

・2018年の2月の株価の暴落は、アメリカの長期金利が急上昇したために起きました。
・年末の株価の暴落は、FRBが政策金利を上げたために起きました。
・1月7日に株価が上昇したのは、FRBが金融緩和に舵を切ることを示唆したからです。

・上に述べたように、経済サイクルは、不況になって、政府がお金を市場に供給するところから始まります。
・中央銀行は、金利を下げることによって市場にお金を供給しようとします。
(金利が下がると株価があがります。)
・これが金融政策です。

・逆に、株価が上がり、インフレ懸念がでてくると金利を引き上げます。
・これによって、株価は下がります。

企業業績と企業価値

個々の銘柄の株価は、当然、その会社の業績と価値によって決まってきます。

・株の世界では、業績の指標としてPER(株価収益率)というのがよく使われます。
(結論を先に言うと、PERは株価の指標としてはあてになりません。)
・PERとは、その会社の株価を1株当たりのその年の純利益で割ったものです。

・巷の経済アナリストは、「PERが13から15の間を動くので、13以下なら割安だ」と言いますが、これはセールストークであてになりません。
(難しくなるので、詳しい説明は省きます。PERの話をして株価の予想をする人間は基本的に勉強不足と思ってください。)

企業価値とは会社の純資産です。
・株の世界では、企業価値の指標としてPBRというのがよく使われます。
・PBRとは、その会社の株価を純資産で割ったものです。

・たとえば、株価の総額とその会社の純資産が同じであれば、PBR=1.0になります。
・これは、会社を今すぐ売り払ったとしても、株主には株価と同じ現金が返ってくるということです。
(つまり、PBRは会社が倒産しやすいか、しにくいかの指標にもなります。)

・ということで、これは不況のときには、大事な指標となります。
私が、暴落時に買おうと思っている株は、PBRが1.0以下の会社です。

政治的要因

今は、バブルが破裂しかかっていると推定されます。
・バブルの原因は、政府の過剰な財政投資と中央銀行の異常な金融緩和です。
(この世的な言葉を使えば、借金の返済の先延ばしです。)

・特に、中国は国ぐるみで借金隠しをしています。
日本政府と日銀も後先を考えない金融政策をとっています。
EUも制度的に、矛盾した経済政策をとることになっています。
(アメリカは昨年までは金融引き締めに向かっていましたが、今は、金融緩和を考え始めました。)

・今は、グローバル経済になっているので、不況が起きれば世界的な不況になると思います。

・残されている道は三つです。
① 不況を起こして、不良債権を処理する。
⓶ 不良債権を隠して大きくして、金融危機が起きる。
③ 経済を発展させる秘策がある。
(たとえば戦争経済などで一部の国が生き残る。)

・おそらく①か⓶です。

SI004 株と人生 - 投資で利益を出し、人生で成功する方法

・今日は、「投資の勉強が人生勉強にもなる」というお話です。
(実践的な真理の学び方は、間違えを知り、そこから正しさを発見することです。)
(「正見(正しい見方)」は難しいけれど、「邪見(間違った見方)」はだれにでもわかるのです。)

 🙂 心の修行と株式投資

しろうとが株に手を出すと、だいたい損をします。
・その理由は、人生修行の失敗と似ています。
・それを説明します。

<株で失敗する理由>

【株が上がった時の失敗 - 買いすぎる】
(マイナス思考の人)
・株価が上がると利益を確定したくてあわてて売ります。
・そのあとに、もっと上がって後悔します。後悔した人は、次に下がった時にすぐに買います。

(プラス思考の人)
・もうかったと思って他の株を買いたくなります。
・つまりもうかっている間は、投資の額はふえていきます。

【株が下がった時 - 売れない】
・株は、どこかで必ず下がります。
・下がると、損を確定するのがいやなので売れません。
(これはプラス思考の人でも、マイナス思考の人でも同じです。)
・いわゆる塩漬け状態になり大損をします。

・下がった株が上がり始めると、あわてて売ります。

・要するに、しろうとは、利益が出るとどんどん株を買い続けます。損をするまでやめられないのです。
・損をするとみてみないふりをします。
(試験で悪い点をとってみないのと同じです。)
(ほとんどの人は、失敗するまで自分の愚かさに気がつきません。人生と同じです。)

 🙂 人生の成功と株式投資成功の真理は同じである

・つまり、株で利益を出す方法は、人生成功の方法とまったく同じなのです。
・その方法は、以下のとおりです。

① 長期で考える
・「株でお金儲けをしよう」と考えるより、「お金をためて投資して社会に貢献しよう」という考えた方の方が健全です。
人の役に立つとお金は後からついてきます。
欲をかくと失敗します。

② 不況の時には、忍耐強さと現実に直面する勇気を持つ
(ほんとうは不況の時がチャンスです。私が、今、長期投資法をおすすめするのは、これから不況がやってくる可能性が高いからです。)
(不況の時は含み損が出ます。これを想定しておいて忍耐することが大切です。)

③ 好況の時には、与える愛の実践をする
・難しい言い方をすると、「投資による経済の発展は弁証法運動であり、その運動法則と、企業業績、社会の動き、人間の心理を合わせたものが株価になって現れてくる」ということです。

・かんたんに言うと、「お金の余裕があれば投資の実践をして企業の応援をしましょう」ということです。
(お金に不安のある人は、まず貯蓄です。あるいは、積立型の投資です。)

・ということで、「長期投資」は非常に霊的な作業です。
(与える愛です。忍耐です。智慧です。勇気です。『仏説・伝道経』と同じです。)

 🙂 今週の市場の展望と戦術

市場展望

・1月15日にはブレグジットに関する英議会の採決があります。
・否決の可能性はかなり高いと報道されています。否決されれば株価は大きく下がると思っていたのですが、不思議なくらい、それを言う市場関係者が少ないです。
・市場の動きも、あまり、それを予感させるような動きになっていません。
(どういうことかわかりません。)
(もう織り込んだということなのでしょうか。売り方が売りのチャンスをうかがっているような気がするのですが)

・決算発表も始まりました。
・業績の悪化は織り込み済みです。ヘッジファンドがこれを理由に上げる場合と下げる場合があります。
(売り方がエネルギーをためるのであれば、上がりますし、ここで、暴落相場をつくる可能性もあります。)

・ということで、短期的にはどう動くか読めないところはあるのですが、中期的(2、3月は)日経平均は下落の方向だと思います。

・「今月のメインシナリオは日経平均19,000円~21,000円の乱高下」ということは変わりません。

投資戦術

・変更なしです。

① 2月以降の暴落に備えて、持ち株数を増やす
・大きく下がった時に買い増しをします。
・前述のように、ブレグジットの採決で大きく上がる可能性と下がる可能性があります。

⓶ 日経平均の大きな下げがあったときは、それなりにダブルインバースの株を売って利益を確定する

③ ただし、円高要因で日経平均が下げたときは、それほど利益確定はしない

SI003 投資戦略を考える - 株の売買の方法

今週の投資実績と反省

・今週の実績は以下のとおりです。
(個人情報ですので、実際の数字ではなく、100万円投資をしたときの割合で示しています。)

持ち株数     株価  持ち株数 残高    総計
はじめ(2018年) 1183円 822株 27,524円  1,000,000円
株価最低値(9月) 995円 851株  53,473円  900,467円
2019年はじめ   1398円 244株 882,080円  1,222,843円
1月11日        1338円 496株 666,482円  1,191,601円

はじめからのリターン       約19.2%
今年初めからのリターン      約-2.6%

・日経平均株価が反発しました。
・そのため、ダブルインバースは反落し、年初から2%以上の損失になっています。
・今月は、株の買い増しが目的ですので、これは想定内です。
・持ち株数は、2倍以上になっています。
(1月の反発は、売り方の買戻しによるリバウンド、年末から景気後退というのが、私が信頼する専門家の見方です。)

現状の分析

・私が情報源としている専門家の一覧を紹介しておきます。
(基本的によく勉強されているなと感じられる方です。)
主にアメリカ関連の情報
(株以外にもNY市場に精通している方で、金融情報も的確な方です。)
今市太郎 投資コンサルタント
江守哲 投資会社代表取締
大竹慎一 ファンドマネージャー
(みんな、年末の大暴落に対する警告をされています。)

短中期の市場情報
松川行雄(ヤフーファイナンスで見ることのできる専門家で唯一参考にできる方です。)
・中短期のトレードを中心に考えています。
・松川さんの意見は、「現在、売り手と買い手がニュートラルな状態で、このあと暴落するか、急反発するかの両方のシナリオに対応できるようにする」というものです。

中期的な中国関連の情報
吉田繁治 (金融の専門家です。中国の金融危機の情報はこの人のデータを信じています。)
村田雅志 (学者肌の冷静な分析をされている方です。)

渡邊哲也 (しろうと受けする過激な経済論を展開する方です。)
(全員、中国経済の破綻を予言しています。)

その他
中原圭介 (しろうとにわかりやすい経済学者の解説です。)
(世界経済の減速を言っています。)

 

投資戦略を考える

・株の投資戦略(利益を出すための株の売買の方法)はたくさんあります。

・代表的なものを紹介します。

① 長期投資
将来性のある企業、優良企業の株を買って、会社の成長とともに株価が値上がりすることを待つ方法です。
・本来の投資の姿で、本サイトで推奨している方法です。
(みんなが、真理価値にもとづいて、優良企業に投資をするようになれば経済革命は実現します。)

⓶ 中短期のスイングトレード
株価の上下動を利用して、利益を得る方法です。
・現在の売買の主流になっています。
・極端な例は、デートレードと言って、一日のうちで売買を完結させて利益を得ているトレーダーもいます。
(これは投資ではなく、ギャンブルようなものです。)

・長期投資で大きな利益をえようとするならば、企業や経営陣の情報を徹底的にとることです。
・著名投資家のバフェットは、この方法で、世界有数の金持ちになりました。

・私自身は長期トレードを主体にしようとしていますが、利益をあげるためにスイングトレードの手法も使っています。

③ 逆張り
株価が安くなったら買い、高くなったら売るという手法です。

・一般の人の生活感覚に近い手法なので、多くのしろうとはこの手法を好みます。
(しかし、一般的には損をします。その理由は、次の記事で紹介します。)

④ 順張り
株価が「上昇トレンドに入ったら買い」、「下落トレンドに入ったら売る」という手法です。
・プロのトレーダーは基本的にこの手法を使います。
・トレンドが確定するのは、株価が最高値や最安値を記録してからかなりあとなので、比較的高い値段で買い、安い値段で売ることになります。
(プロは、金額の総量と値幅で勝負をします。前にいったように、たとえ0.01%の利益でも1兆円の資金があれば1億円の利益です。)

順張りの難しさは、トレンドを見抜くことです。

幸福の科学の情報に通じていると、長期のトレンドはわかります。
(逆に、短期のトレンドははずしやすいですが。)
・このトレンドにしたがって、トレードすれば、負けはありません。

・一応繰り返しますが、今は、長期的に下落トレンドです。
王道の投資をするならば、株価がグッと下がったところで、優良企業の株を買えば利益が出ます。

 🙂 投資をはじめたい方へ

・上の話は、少し気の長い話になります。
・投資への興味を保つために、当サイトでは、仮のポートフォリオをつくり、株取引の練習をする方法を紹介しています。
・前回は、ポートフォリオのつくり方を紹介しました。

・今回は、それを使って、スイングトレードの練習をしてみましょう。

・方法は二つ考えられます。

1 逆張り - 株が上がったら売る、下がったら買う

・まず、わかりやすい練習をします。
・前回紹介したヤフーのポートフォリオを使って、株が下がったら買い、上がったら買うという単純なルールで売買のシミュレーションをします。
・方法は以下のとおりです。

① 日経平均に連動する1597か1357の株でシミュレーションをします
(1579は、日経平均に連動する株です。)
(1357は、日経平均が下がると上がる株です。私が実際に取引をしている株です。)
・1579でしたら購入金額は15,000円に設定します。
・持ち株数は100株(150,000円ということ)ぐらいでよいと思います。

モデルの実践
・1357でしたら購入金額は1400円に設定します。
・持ち株数は1,000株でよいと思います。
(現在は、株価は1338円で下がっているので、買い増しをしてよいと思います。10円下がったら100株と考えて、1340円で600株ぐらい新たに購入してみてください。現在の含み損は約4万4千円の含み損です。株の平均取得金額は1377円です。)

⓶ 株が上がったら売る、下がったら買う
・ポートフォリオを開くと、その時の株価がでています。
・一日の終わりに株価が上がっていたら売って、下がっていたら買ってください。

・具体的にいくらぐらい下がったらどれくらい買うか、いくらぐらい上がったらどれくらい売るかは自分でいろいろ試してみてください。
(1357の株の場合、だいたい日経平均が100円動くと10円動きます。)
(日経平均は1か月で、1000円~2000円ぐらい動きます。)
(1日では100円ぐらいが平均です。最近は、一日で500円以上動くことも珍しくなくなりました。)

(インバース株の値動きの予想に関しては、来週お話をします。)

2 順張り - 上昇トレンドの時に買い、下落トレンドの時に売る

・順張りは、プロが行う取引方法なので、少し難しいですが実践的です。
・方法は、以下の通りです。

① 25日の移動平均線を見る
・ヤフーのポートフォリオのグラフの図ところをクリックしてください。
・グラフの図が大きくなります。
・グラフの図の期間の欄の「6か月」のところをクリックしてください。
・6か月の株価の推移がでてきます。
・移動平均の欄の「25日」のところをクリックしてください。
25日の移動平均線がでてきます。

⓶ 25日の移動平均より上になったら買う、下になったら売る
・原則は、全体的に上り調子で、株価25日の移動平均より上になったら買い始めます。
(どこで売るかは自分で決めてください。)
・かなり上がったあとで(売り損ねて)25日線より下になったら、損をしていても売ります。
(これを損切りと言います。)
(買ったすぐ後で25日線より下がった場合には、もうしばらく様子をみて、下り調子に変わっているようでしたら損をしていても売ります。)

・今は、1357が25日線の上、1579は25日線の下の状態ですが、日経平均が急反発して25日線を超える可能性もあります。
(上述の松川さんの戦略では、25日線を越えたら、1357を売って、1579を買うことになります。)

SI002 今年の株価・経済の展望 - 三つ(+α)のシナリオ

・新しい年が始まりましたので、今年の株価の展望をします。

1 かなり確かなこと

株価の下落トレンドが続く確率は90%以上です。
(下に書きますように、FRBが金融緩和に舵を切ったようですので、実際に出てくる姿は乱高下になります。)

・年末の一般ページの記事でも紹介しましたが、下落要因は以下のとおりです。
① 世界の景気減速と円高
年初から円高に向かう確率はかなり高いです。
(上の文は、実は、年末に書きましたが、すでに円高になっています。)
⓶ 米中貿易戦争
(2月末が交渉期限です)
③ 政治の不透明要因
(ブレグジット、EUの崩壊傾向)

2 株価が上昇する可能性

・株価が上昇するとすると、その要因は以下のとおりです。

① FRBの金融緩和
世界の景気が持ち直すとしたら可能性があるのはアメリカだけです。

・トランプ大統領の政策は(株価に関しては)限界だと思います。
(というか、経済アナリストが考えているほど、トランプ大統領は株価のことを気にしていないと思います。むしろウォール街と戦っているところがあります。ここが安倍さんとの大きな違いです。)

FRBが再び市場にお金を供給し始めると、株価は一時的には持ち直しをします。
(市場<マネーゲームをしている人>はこれを催促しています。)
(現在のNYダウの株価の暴落は市場の催促と言っている人も多いです。)
(昨年の2月の株価暴落時にFRBは、ステルスQEといって、みんなに見えない形で金融緩和を行いました。)
(しかし、今回、これをやるとバブルになります。そのあとに大不況がくる可能性が高いので常識的にはやらないと思います。)
(「前科をとる」か、「良識を信じる」かです。)

・FRBは金融緩和の方に舵をきったようです。

⓶ 政治の不透明要因の払しょく
市場は米中貿易戦争が激しくならないことを期待していますが、その可能性はかなり低いと思います。
(北朝鮮とのこともありましたので、「絶対にない」とは言えません。)
・もしも、中国が、世間にわからないような形で貿易戦争の敗北を認めることがあれば、株価は一時的には持ち直します。
(この場合は、習近平の国内での立場がかなり危うくなります。)
(中国が撤退をはじめれば、その後にデフレリセッションが起きると考えられます。)

・イギリスのEU離脱問題も大きなテーマです。
・これに関しては、回避される可能性もそこそこあるような感じがします。
(私の手元にある情報量が足りません。)
(あるいは、先が見えて何かをしている人がいないのかもしれません。)
(一時的に回避があっても、問題を先送りするだけなので、一時的な上昇要因にしかなりません。)

3 考えられるシナリオ

三つのシナリオ

・以上のことを考えると、三つの下落シナリオが考えられます。
(FRBが金融緩和に舵をきったとすると第2のシナリオが80~90%、バブルが起きるのが10~20%です)

① 1月から大暴落が始まる
・一つ目は、「1月から大暴落が始まる」というものです。
・FRBが金融緩和に舵を切ったのであればこの可能性はなくなります。

⓶ 年初に乱高下したあとに、年後半以降に大暴落がくる
・第一四半期は、「米中交渉期限」、「円高(日米通商交渉)」、「ブレグジットの期限」とイベント目白押しですので、この可能性が一番高いと思います。

(年前半の日経平均の予想は18,000~21,500円の乱高下)

③ 低空飛行したあと、年後半以降に大暴落がくる
・ヘッジファンドは売買で利益をだしているので、常識的には、狭いレンジの動きは考えにくいです。
(この可能性も考えにくくなりました。)

・しかし、著名投資家のレイ・ダリオは、今度来る景気後退は、今までと違って、「だらだらとした景気後退になる」と予想しています。
(通常、株価はドスンと下げて、だらだら上がります。今回は、だらだら下げが長い間続くというものです。)

・したがって、+αのシナリオして、長期にわたってだらだら下げる大暴落という可能性もあります。
(というか、この可能性はかなり高いかもしれません。)
(この場合は、短期的には、日経平均で500~1000円ぐらいの乱高下がしばしば起きることが予想されます。)

上昇シナリオ

・日銀もFRBも「あとは野となれ山となれ」の感じで、上昇の可能性もでてきましたが、たとえ一時的に上昇しても、その先に大暴落がくるのは間違いないです。

 🙂 今月の市場の展望と投資戦術

市場の展望

・FRBが金融緩和に踏み切ったので株価は一時的に上昇します。
(残念ですが、どれくらいまで上昇するかは、はっきりはわかりません。)
(円高に向かうことや、その後のことを考えると日経平均の上りはたいしたことがないような感じがします。21,000円くらいの可能性が60~70%くらい。)
・日米通商交渉が始まり、米中貿易戦争が本格化することが明らかになれば、暴落します。
・日米通商交渉も米中貿易戦争も2月であることが予想されます。
・さらに2月は決算の関係などで、円高、来年の日本企業の減益予想などで、株価の下落要因が重なります。

・そこで、今月のメインシナリオは日経平均19,000円~21,000円の乱高下です。

投資戦術

① 2月の暴落に備えて、持ち株数を増やす
・大きく下がった時に買い増しをする。

⓶ 日経平均の大きな下げがあったときは、それなりにダブルインバースの株を売って利益を確定する

③ ただし、円高要因で日経平均が下げたときは、それほど利益確定はしない。

SI001 投資の天才への道

・この記事は、シリーズSI「投資の天才への道」の記事です。

 🙂 SEG投資法実績報告と反省

・毎週土曜日は、現在試行中の投資モデルのSEG投資法の実績を報告します。

投資内容

・「一般ページ」でお話をした通り、今年は暴落の年になると予想されます。
(特に、輸出業は、円高が予想されるので、かなり厳しくなると思います。)

・暴落予想の私の投資法を紹介します。
(「株の売買は自己責任」ですし、100%当たる予想はありませんので責任はとれません。私の投資法を参考にして、各自お考え下さい。)

① 現在所有している株
現在所有しているのは「1357 日経ダブルインバース」です。
・リスクヘッジ用の株です。
・日経平均が下がると、2倍(実感では1.8倍くらい)上がる株です。

⓶ 株の売買の方法
・長期的には、下落トレンドと考えていますので、毎日買い増す準備をしています。
(1月中は、一日平均で投資総額の2%の株を買い増しする予定です。)
・実際には、株価が下がった時に買い、大きく上がった時に売る逆張りをしています。

・現在は、中期的にも下落トレンドなので逆張りをしていますが、中期的に上昇トレンドに転換したときは、順張りになります。
(雑な言い方をすれば25日の移動平均線を下回ったら売ることを考えます。)
(詳しい内容は、いずれ紹介します。)

・整理しますと、
長期では、買い増し、
中期では、順張り
短期では、逆張りです。

・1月4日は年頭なので少し余分に買い増しをしました。
(年末に一旦利益確定で持っている株を処分しました。)

・実績は以下のとおりです。
(個人情報ですので、実際の数字ではなく、100万円投資をしたときの割合で示しています。)

持ち株数     株価  持ち株数 残高   総計
はじめ(2018年) 1183円 822株 27,524円  1,000,000円
株価最低値(9月) 995円 851株  53,473円  900,467円
2019年はじめ   1398円 244株 882,080円  1,222,843円
1月4日                        1464円 373株 690,759円  1,237,929円

はじめからのリターン       約23.8%
今年初めからのリターンリターン  約1.2%

・日経平均株価が暴落しました。
・そのため、ダブルインバースは高騰し一日で1%以上の利益になっていますが、これはみせかけで、また、日経平均が急に上がることもあると思います。
(1月5日現在の日経平均の先物の値段から推測すると、7日のダブルインバースの値段は1390円ぐらいです。)
(リスクシナリオとしては、株価が1250円くらいになることを予想しています。)

今週の反省

・1月4日に株価が暴落したので、「私の奇跡実現の後押しがあったか」と思い、予定より少し多めにインバース株を買い増ししました。
・その結果、5日には、日経平均の先物が大幅に上昇して、短期的には少し損をしています。
・「我を出すとダメ」という警告として受け止めます。
(「やるべきことをやっていたら奇跡は起きると思いますが、我を出して奇跡を期待すると反作用が起きる」ということだと思います。)

 

 🙂 投資経験のない方へ

株の売買のシミュレーションをする

・投資の経験のない方は、習うより慣れろで、株の売買のシミュレーションをしてみることをおすすめします。
(毎週日曜日に「私の投資戦術」を紹介しますので、それにならって株の売買のシミュレーションをすると実感がつかめると思います。)

・方法は以下のとおりです。
(私の場合は、パソコンを使っているのでその説明をします。スマフォでは少し勝手が違うかもしれません。)

ポートフォリオづくり

・「ポートフォリオ」とは、自分が持っている株の一覧表のことです。
(自分が持っている株と購入金額、現在金額を入力して、現在の収支を計算する表です。)
・みなさんにおすすめするのは、ポートフォリオをシミュレーションでつくってみるということです。
(要するに株を買ったつもりのゲームをするということです。)

① ヤフーファイナンスのページを開きます。

⇒ヤフーファイナンス
(上をクリックしてください。)

⓶ (パソコン画面では)メニューバーの下にある(株価検索の下にある)【ポートフォリオ】の「新規作成」のところをクリックします。

(スマフォの場合は、検索で「ヤフーファイナンス、ポートフォリオ」を探す方が早いかもしれません。)

③ 「新規作成」のステップ1の画面が開いたら、ポートフォリオの名前を決めて入力して、次に進んでください。
好きな名前でかまいません。

④ ステップ2で株の銘柄を指定し、保有したい株数、購入金額を入力します。
・自分の応援したい企業があれば、その名前を入れてください。
(企業の株価のコード番号がでて、それをクリックすれば入力ができます。)
特に応援したい企業がなければ、1357と入力してください。私が買っているダブルインバースの番号です。

・株数は100単位で好きな数字で構いません。
(株価は1,000円が基準ですので、100株でだいたい10万円の投資になります。発展している企業は数千円のものが多いです。)
・購入金額はとりあえず1000円で入力しておいて後から現在の株価に調整してください。
(あとで実際の株価を調べて訂正をします。)
1357のダブルインバースを入力した方は1400円と入力してください。今年のスタート点です。

・特に、買いたい株がないようでしたら次のなかから選んで入力して、次へ進んでください。
(いくつでも構いません。半角の番号だけ入れれば名前は自動ででてきます。)

〇 現在私が買っている株
・1357 日経ダブルインバース
(日経平均が下がると上がる株です。当分、これの売買をするつもりです。)

〇 そのほかの優良企業と銘柄番号
・7203 トヨタ(一番代表的な株です。) 
・2719 大黒天物産(真理企業です。)
・7856 萩原工業(技術力とハートが両立した企業で、注目している企業の一つです。優良企業に関してはおいおい紹介をしていきます。)
・1579 日経レバレッジダブル(日経平均に連動して上がり下がりをする株です。)

⓹ (「株価ボード」と出ていると思います)そのまま次へ進んでください。

⑥ 「株価ボード」の画面が開きます。
・グラフが出ている画面が出てきます。
・取引値というのが現在の株価です。
・下の損益のところに1株1000円で買ったときの損益が出ています。

⑦ これで、準備は終了です。

シミュレーションの実践方法

① 「ポートフォリオ」の編集のところをクリックすると、新規作成した時と同じ画面がでてきます。
⓶ 購入金額のところに現在の株価を入れ、株数を入力すると、今(の株価で)、入力した株数の株を買ったことになります。
(「株を買いたいと思ったときに、編集画面を開いて、株数と購入金額を入れるとシミュレーションができるようになる」ということです。)

③ 以降、ポートフォリオを開けば、現在の損益がでてきます。
④ 新たに買いたかったり、売りたかったりしたときは、現在の数値を記録しておいて、「ポートフォリオ」を作り直せば、シミュレーションを続行できます。
(現在持っている株の損益しかでませんので、過去の損益は記録しておく必要があります。ここがめんどうくさいところです。一週間に一回ぐらい取引をする感じがよいかもしれません。)

・はじめのうちは、ヤフーファイナンスの記事を見ながら自分の好きな株を探してみるか、1357の株を登録しておいて、暴落の状況を実感として感じるとよいと思います。
(当サイトで、私の実績も紹介しますので、自分のシミュレーションの結果と比較してみるのも面白いと思います。)

・わからないことがあれば、お問い合わせフォームでお問合せください。
(質問の数が少ないうちは丁寧にお答えします。)