SI022 投資と『太陽の法』第6章 - 主の御心にかなう投資

・今回のテーマは、「『太陽の法』の第6章で説かれている真理を投資活動で実践する」ということです。

・前の記事で紹介をしたように、『太陽の法』の第6章の重要論点は、
① にせものの自分を捨てる
② 主の使命の実現
の二つです。

 🙂 ほんとうの投資活動

・投資活動において、「にせものの自分」を捨てるということは次の二段階にわけて考えることができると思います。

① 神の御心にかなった投資哲学を発見する
・一番目は、「神の御心にかなった投資哲学を発見する」ということです。

・投資活動というものは、本来は「与える愛」の行為です。
・これは、当然神の御心にかなっています。

・しかし、現実には、自分の利益しか考えない投機活動を投資と称していることが多いと思います。
・投機は神の御心に反する「にせものの活動」です。

「与える愛」になるような、投資哲学を持つべきです。

・SEG投資法は、「神の御心にかなった経済革命」を志しています。

② 恐怖心や欲望と戦う
・体験的には、「かなり研究をし、投資システムを考え、投資を実践しても、株価が下がると恐怖心がでてきます」。
・逆に、「株価が上がると欲がでてきます。」

・このときに、自分の決めた売買システムに忠実になれるかどうかが成否のカギとなります。
・理由は二つあります。

・一つは、仕事の世界では感情に流されるより、知性、理性にしたがった方が成功する確率が高いことです。

・もう一つは、自分のシステムを忠実に実践すれば、失敗した時に反省ができることです。

・神様の創った世界の特徴は、何度でもやり直せることです。
・本来の投資は長期で考えるべきものです。
・その長い時間、研究を重ねつづけ、反省しつづけることが大切です。

自分のつくったシステムに関しては、研究も反省もイノベーションも可能です。
・感情に左右されていると、研究も反省もイノベーションもやっかいです。

 🙂 経済革命の実現

・前述したとおり、SEG投資法は、経済革命の実現を目指しています。

・経済革命の中心となるのは、真理本位制の確立です。
・真理本位制とは、真理価値により信用創造をしていくことです。

① 真理価値
・真理価値とは、真理を経済価値として表すことです。
『成功の法』では、次のように説かれています。

経済の世界では、「付加価値」という言葉がよく使われます。
以前、ある評論家は、「これから『知価』の時代が来る。知恵がその中に織り込まれていることが、値打を呼ぶようになる」ということを論じていました。
この「知価」に代わるべき言葉として、私は「真理価値」という言葉を挙げたいと考えます。「この宇宙を統べているエネルギー、法測を、発展、進化させる方向で知恵を出す。ということが、真理価値と言うべきものです。(p165~167)

② 信用の創造
・真理を真理価値として表すことができれば、そこに信用の創造ができます。
(信用の創造とは、わかりやすく言えば、借金の担保ができるということです。)

・山田方谷の霊は次のように話をしています。

信仰心をもう一度高めて、信仰心を信用経済にすれば、真理価値を含んでいるもの、あるいは真理企業とかが、みんな発展していって、融資先も分かるわけよ。お金をどこに使えばいいかが、みんな分かってくるよねえ。(『財政再建論 山田方谷ならどうするか』(p162)

③ 循環による発展
・信用創造ができるようになると、経済は循環して発展していきます。

当会の場合は、先ほど言った「土地本位制」のような言い方で、一言で言うとすれば、基本的に「説法本位制」です。
私の説法には、グルグルと回転しながら、当会の経済規模を大きくしていく効果があるわけです。(『資本主義の未来』p95~96)

・このように真理の価値を循環して発展させることにより新しい経済システムを創っていくことが経済革命です。

・そのためにSEG投資法では、真理を実践して、真理を実践している企業を発見し、投資をして経済発展に貢献します。

 

 

 

 😉 今後の市場展望

先週の予想

・先々週末に株価が下がり、先週は以下のような予想をしました。 

アナリストの予想
① 強気派 - 3月に下落をして、4月から上昇トレンドになる
(強気派の根拠は4月くらいから各国の財政政策が効いてくるというもの。円高、世界の景気減速を考えると、難しいと思います。)
② 弱気派 - 景気後退局面に入った
⓷ 冷静派 - 今の下落はアノマリー
(3月、4月は需給がよいのでそんなに下落をしない)、5月から下落の危機

私の予想

・ここから下落トレンドがはじまる。

先週の結果と今後の予想

・すべての予想は見事にハズレ、株価は高値を維持しました。
・可能性としては、次の三つが考えられます。

① このままミニバブルに突入する
・「各国の金融緩和が効いて、ミニバブルに突入する」という予想です。
・政治的な不透明要因が強いので可能性は低いと思います。

② 需給がよい4月くらいまで、高値を維持して、5月に暴落する
・この可能性が一番高いと思います。

③ 大きな事件と金融政策で乱高下する
・乱高下はしそうな気もしますが、株価上昇の要因はよくわかりません。

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