SIS401 『太陽の法』と今の経済PartⅣ① SEG投資法の実際

 🙂 SEG投資法の実際

・2019年7月より「会員ページ」では、毎週土曜日に、シリーズSIS「『太陽の法』と経済」を公開しています。
・シリーズSISでは、SEG投資法の投資実績とともに、『太陽の法』の各章に関連する経済的知識を紹介しています。

・今週から新たなクールPartⅣに入ります。

・今回のテーマは、「SEG投資法の実際」です。

【保存版】 SEG投資法の実際のやり方を紹介します。
(SIS204の改訂版です。)

【短期版】 SEG投資法の実績報告と、10月から開始している危機管理の戦術の実績と反省点を紹介をします。

 🙂 SEG投資法の実際(保存版)

SEG投資法の投資戦術

 

① 基本戦略
・これから、日本株は、長期では、下落トレンドに入ると考えています。
・暴落した時点で、優良企業の株を買い、長期投資をするのが基本戦略です。

② モデルづくり
・下落トレンドの間は、モデルづくりのために、リスクヘッジ用の株の運用をします。

リスクヘッジ用の株:日経平均株価が下がると値上がりする(もうかる)株です。

③ モデルの投資法
・投資法としては、中期トレンドに対しては順張り、短期トレンドに対しては逆張りで臨みます。

順張り:株価が上がりだしたと思ったら買い、下がりだしたと思ったら売る方法です。
(プロ好みの方法です。上昇トレンド、下落トレンドを見極める力量が必要です。)
逆張り:株価が下がった時に買い、上がったら売る方法です。
(しろうと好みの方法です。)

具体的な売買法

現在買っている株
・現在取引をしている株は、日経ダブルインバース(証券コード1357)という株です。
・上に書いてあるように、日経平均株価が上がると株価が下がり、下がると上がる株です。

資金の運用方法
・資金は、順張り用と、逆張り用と、だいたい半々にしています。

売買のタイミング
・長期で日経平均株価が下落トレンドに入ったら、原則、毎日、株を購入します。
(長期の順張り)
・短期(毎日でも)で株価が上がったら売り、下がったら買います。
(短期の逆張り)
・日経平均株価の大暴落があったときには、大量に売ります。
(順張りで勝った株の利益確定)
・日経平均株価が上昇トレンドに入ったと思ったときは、順張りで買った株を処分します。
(順張りのロスカット)

 🙂 危機管理の戦術の実績と反省(短期版)

・上に書いたように、現在、日本株は長期では下落トレンドに入ると予想していました。
・しかし、10月の中旬に米中貿易交渉の進展、米・中・EUの大型の金融政策、財政政策の発表がありました。
・つまり、「世界中で、借金を無視して、来年の米大統領選までバブルを引き延ばししようとする動きがでてきた」ということです。

・そこで、SEG投資法は、バブルが起きても、バブルが破裂してもよいような二面作戦をとります。
(バブルが起きている期間は、多少損失がでますが、大きくならないようにとどめるという方針です。)

基本方針

① 株の買い増し
・バブル期間中は、株価が安いので、無理のない程度に買い増しをしていきます。
(実は、これがSEG投資法の成功の秘訣の一つです。)
(毎月の資金投入をしていれば、資金量が少ないうちは、株で少々の損失をしても、資金投入で、損失分をカバーできます。)
(資金投入量よりも株の利益の方が大きくなった時点で、損失はそれまでの利益でカバーできるようになります。)

② 逆張りの売り
・株価が下落トレンドにあるときでも、株価が一方的に下がることはありません。
・必ず上がるときがあります。
・株価が上がったら、売る逆張り戦術を実践します。

・買い増しをしているので、バブル破裂がしても、利益を出せるように、一部分だけ売ることが可能です。
・売った部分は、株価が下がったら、買い戻します。
・そのまま、株価が上がり続けたら、部分的に少し損はでますが、上がった分の利益の方が大きいので気になりません。

(上の保存版では、順張りのロス・カットと書いてありますが、現在は、順張りのロス・カットが十分ににできなかったので、逆張りのロス・カットで対応しています。)
(現段階では、損失が予想より大きくなっていますが、バブルがすぐに破裂すれば、利益は多くなります。バブルが長くなれば、損失は順張りでのロス・カットの値に近づいていきます。)

🙂 現在の投資実績

・ここまでの、今年の投資実績は以下のとおりです。
(個人情報ですので、実際の数字ではなく、100万円投資をしたときの割合で示しています。)

持ち株数     株価  持ち株数 残高    総計
はじめ(2018年)  1183円  822株  27,524円    1,000,000円
2019年はじめ    1398円  244株  882,080円  1,222,843円
新モデル開始時(8月9日) 1210円  240株  924,871円  1,215,271円
12月13日      858円  1,064株  3.143円  944,457円

現在の状況とこれからの戦術

・予想に反して、米中貿易交渉が部分合意したので、株価は上昇トレンドに入りました。
・ただし、最近、毎週お伝えしているようにRSI指標は高値反転を示唆しています。
・日経平均株価も24.000円代で先物の売買から考えて上限に来ているような気がします。
・ここから下落という考えと、バブルを起こして大暴落という可能性の二つがあります。
(大暴落の場合は、リーマンショック級の大暴落ですが、これは大統領選後と考える方が常識的になってきたような気がします。)

 

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