SE003 『永遠の法』第2章 霊的人生入門

・この記事は、シリーズSE「『永遠の法』講座」の記事です。

・今回は、第2章「五次元の世界」の重要論点を考えながら、「真理の学び方』のお話をします。

 🙂 勉強ができる人、できない人の違い

・幸福の科学の信者さんには、「長いあいだ真理の勉強をしているが、霊的という意味がわかったようなわからないような感じがする」という方も多いと思います。

なぜでしょうか。

・まず、一般論で、私が考える「勉強ができる(わかる)人」と「できない(わからない)人」の違いの話をします。

・受験勉強などで、勉強時間が長いのになかなか成績が上がらない人がいます。
・仕事でも、スポーツでも、「努力をしているんだけれどできるようにならない」という人がいます。

・結論を言いますと、努力してもできない人は、基礎のところができていないことが多いのだと思いです。
(難しい言い方をすれば、「本質がつかめていない」のです。)

 🙂 霊的人生入門

霊的なことがらの理解も同じです。

・霊的なことの基本知識が自分のものになっていないと、そこから先に話がしっくりと理解できなくなります。
(霊的な知識とこの世の知識がごっちゃになっているから、「何が霊的なのかがわからない」ということです。)

『永遠の法』の第2章には、霊的な考え方をする基礎の部分が説かれています。
・これをしっかりと理解することが、霊的な人生をおくるためのファーストステップになります。

今回の要点

・『永遠の法』の第2章に説かれている、霊的な基礎知識は次の通りです。

① 精神性に目覚める
・霊の世界は心の世界です。
・ただし、心の世界というと、地獄的な心も入ってしまうので、精神性に目覚めた世界という方がしっくりきます。

・私には、「霊が見える人」よりは、「精神の向上」に価値を感じる人の方が霊的に見えます。

② 魂のよろこび
・実践論として、多くの方を迷わしているのが、「“魂のよろこび”と“肉体のよろこび”の区別がつかない」ということだと思います。

・「魂のよろこび」とは、魂のうずきみたいなものです。
・「真理の勉強をしている」ということは、「魂のうずきがある」ということです。

・ふだんの生活で感じているよろこびは、おそらく「肉体のよろこび」からくるものが多いと思います。
(もちろん「肉体のよろこび」を感じることは悪ではありません。それに執着すると、魂のよろこびを忘れてしまうところに問題があります。

③ ほんとうの愛
・愛と執着の区別をつけるのも結構難しい問題です。
(というか、一般の方が愛と思っているものは、だいたいは執着だと思います。)
(しかし、誰の心にも、その奥底には与える愛のよろこびがあります。)
(それを発見していくのが霊的人生です。)

④ 光の感覚
・霊的に一番近い言葉は、「光を感じる」ということだと思います。

霊的人生を送るために

・私たちは、ふつう、「肉体中心の感覚」で生きています。
・ですから、霊的な人生に入門するためには、一日のうち一定時間を、一週間のうち一定時間を、霊的な生活をおくるために確保することです。

・そこで、「精神性」「魂のよろこび」「ほんとうの愛」「光の感覚」のことを考えたり、感じたりするのがよいと思います。

今回の結論

・霊的人生を生きるためには、霊的な基礎知識を身に着けることが大切です。

 

 

SD008 絶対信仰を目指すための『正心法語』の読み方⑧ - 降魔の方法

・この記事は、シリーズSD「絶対信仰を目指すための『正心法語』の読み方」の記事です。

 🙂 私の降魔の祈り

・『仏説・正心法語』の七つめの経文は、「仏説・降魔経」です。

・ここでは、「悪霊撃退祈願」と合わせて、降魔のための祈り方を紹介します。

・私の降魔のための祈り方の方法はシンプルです。
・主(あるいは光)のイメージと、悪霊がそれを怖がっているイメージ、あるいは、悪霊が飛んでいくイメージを持つことです。

・私が、心がけているイメージは、以下の三点です。

① 主のイメージを強く持つ
・一つ目は、「主のことを強くイメージする」ということです。

・私の場合、主のイメージは、光の塊に近い感じです。
(『正心法語』のお祈りの時点で、「大宇宙の存在そのものが主であり、光である」というイメージを持っています。)

・「病気平癒祈願」のときには、実際に、主の魂の御兄弟がそこにいて下さるイメージを持ちます。
・この場合も、イメージするのは、(アニメにでてくるような)人間的なお姿というよりは、どちらかというと、概念(=光)としてのご存在をイメージしています。
・「悪霊撃退の祈り」のときには、本気で、「主に力を貸していただこう」と思います。
(「主に力を貸していただこう」とする限りは、こちらも生半可な気持ちで生きられないので、気がひきしまります。

② 大量の光が流れているイメージを持つ
・二つ目は、大量の光が流れこんくるイメージを持ちます。

・「病気平癒祈願」のときなどは、体中に光が流れ込んでくると同時に、痛みがひいていくような経験をしています。
(「病気平癒祈願」においては、一回目のエル・カンターレ・ヒーリングの時には、体の各部署に光が入って、細胞が元気になるイメージを持ちます。二回目には、「光の珠となる」イメージをもちます。

③ 悪霊が光によってとばされるイメージを持つ
・「仏説・降魔経」のときは、光によって悪霊が押しつぶされている感じになりますし、「悪霊撃退の祈り」のときは、エル・カンターレ・ファイトの光の十字・五芒星が悪霊に飛んでいくイメージを持ちます。

 

SI033 投資と『永遠の法』第1章 霊的な投資

 😐 投資と霊的な世界

・前の記事で、『永遠の法』の第1章では、『霊の本質』について説かれている」という話をしました。

・この記事では、「投資と霊的な世界の関係」についてのお話をします。

・要点は、次の三つです。

① 投資は霊的な行為である
・以前にもお話をしたことがあると思いますが、ほんらいの投資は、(神の御心にかなった)きわめて霊的な行為です。
(唯物的な行為ではありません。)

② 金持ちと貧乏人の違い
・投資の精神がわかる人は、お金持ちになれます。

③ 経済危機が起きる霊的な理由
・これから、経済の危機が起きると思われますが、その理由を霊的に説明します。

 🙂 投資は霊的な行為である

・一つ目の論点は、「投資は霊的な行為である」ということです。

・理由は、シンプルです。

① 物質界の法則にしたがうと、ものごとは崩壊していく
・物質界の法則にしたがうと、ものごとは(放っておくと)壊れていきます。
・エネルギーはなくなっていきます。

・物質は、放っておくと壊れます。
・水は下に流れ、エネルギーを失います。
・社会は、放っておくと無秩序になります。

・言いかえれば、「神様の関与がなければ、ものごとは壊れていく」ということです。

② 発展するものは、霊的なものである
・霊的な世界には、進化という目的があります。

この宇宙には、発展繁栄のエネルギーが満ちあふれています。

・長期にわたって繁栄するものは、神様が創られたものです。

③ 投資の目的は、長期の発展繁栄である
・ほんらいの投資は、長期投資です。

・正しい長期投資は、必ず、富を生みます。

・したがって、長期投資は神様の御心に一致する霊的な作業です。

④ 投資とは愛の行為であり、智慧の行為である
・さらにつけ加えれば、投資とは未来の社会の発展を考えた愛の行為であり、智慧の行為です。

 😐 二宮尊徳が説く金持ちと貧乏人の違い

・「一般ページ」で、一度紹介をしたことがあると思いますが、二宮尊徳は、金持ちと貧乏人の違いを次のように言っています。

・「金持ちは、働いてからお金を使う。貧乏人は、お金を使ってから働く」

・この言葉は、「経済的に成功する人間と失敗する人間の違い」をよくあらわしていると思います。
・それをまとめると、以下のようになります。

① 経済的に失敗する人
・遊んでから、仕事をする。
・借金をして、生活する。
・実力以上の借金をして、起業する。

・仕事をしない、できない人。
・お金を軽視している人。
・結果平等の思想を持つ人。

② 経済的に成功する人
・仕事をしてから、お金を使う。
・生活をしながら貯蓄をする。
・自分のお金で起業する。
・投資をする。

・経済的に失敗する人は、唯物的な人か、霊的でも調和的な人と言えます。
経済的に成功する人は、発展的で、霊的な人と言えます。

  😐 今後経済危機が起きると思われる霊的な根拠

経済のサイクル

・経済のサイクルは、次のように展開します。

① 経済の停滞
・社会の動乱などで、経済が停滞します。

② 金融政策、財政政策
・経済が停滞すると、政府は市場にお金を供給します。

③ 企業の発展
・市場にお金が供給されると企業が発展します。

④ インフレ(バブル)
・市場に供給されるお金の量が大きくなると、インフレ、バブルが起きます。

⑤ 金融引き締め
・インフレが起きると、中央銀行は金融引き締めを行い、市場のマネーを減少させます。

⑥ 景気の減速
・市場のマネーが減ると、景気は減速します。

現在の世界経済 

・経済が停滞しているときは、金融緩和で市場にお金を供給することが必要です。
・経済が発展したら、企業が(自由競争で)生産力をあげることが大切です。

・現在の世界の経済は、市場にお金を供給することが主流で、企業の生産力の向上が伴っていません。
・つまり、借金で経済が回っている状況です。

・個人の話にたとえれば、借金をして遊ぶ人、借金として生活している人、借金をして起業する人になっています。
・これは、霊的に見たら失敗のパターンです。
神様の創られた世界で、縁起の理法は正確に働きます。

・ただし、中国経済が借金経済で世界を引っ張るようになってから10年以上もたっています。
・常識的には、いつ崩壊がきてもおかしくありませんが、意外と長持ちさせることもできるのかもしれません。
(このへんの仕組みについて、今後、研究していきたいと思っています。)

 

🙂 現在の投資実績

・ここまでの、今年の投資実績は以下のとおりです。
(個人情報ですので、実際の数字ではなく、100万円投資をしたときの割合で示しています。)

持ち株数     株価  持ち株数 残高    総計
はじめ(2018年)  1183円  822株  27,524円    1,000,000円
株価最低値(9月 )    995円  851株   53,473円   900,467円
2019年はじめ    1398円  244株  882,080円  1,222,843円
5月24日     1188円   787株  226,270円  1,161,820円

・5月24日時点の株価は、2018年に投資をはじめたときとほぼ同じ価格になりました。
・一年半で、投資資金が16%増加しています。

・米中貿易戦争が本格化してきました。

・日経平均の株価は52日移動平均線の下にあります。(中期的には下落トレンドです。)

 🙂 今後の見通し

一般的な市場の予想
・しばらく今の状態が続いて、米中貿易戦争が激化すれば、株価は下落し、好転すれば株価が上昇する。

私の予想
・トランプ大統領が対中の姿勢を緩めることは考えられません。
・米中貿易戦争が激化します。

・短期予想で、5月末までは上昇トレンド、6月から下降トレンドです。
・中期は下降トレンドです。
・6月に日経平均が21000円を下回って推移すると、7月に19500~21000円までの下落を予想します。
・逆に、21000円を上回りますと、7月以降上昇トレンドに入る可能性がありますが、その可能性は低いと思います。

戦術
・日経平均が移動平均線を下回っている限りは、下落トレンドと見て対応します。

SE002 『永遠の法』第1章 霊的とはどういうことか

・新しくシリーズSE「『永遠の法』講座」を開始します。

・今回は、第1章「四次元の世界」の重要論点を学びます。

 🙂 霊的とはどういうことか

・『永遠の法』の第1章では、あの世の世界について説かれています。
・今回は、「霊的とはどういうことか」についてのお話をします。

・幸福の科学では、霊的という言葉をよく使われます。
・しかし、「霊的」と聞いて、考えることは、一人ひとり違っていると思います。
(多くの人は、霊が見えたり、霊の声が聞こえることを霊的と言っているかもしれませんが、この考え方は全体のほんの一部です。)

・したがって、教えの理解のしかたにも差があると思います。

・たとえば、当サイトの案内では、「霊的な自己が5割を越えると、人生が変わる」という『繁栄思考』の言葉を紹介しています。
・「霊的な自己が5割を越える」という意味がピンとこない方のほうが多い気がします。

今回の要点

・今回は、霊的という意味を次の三つの点から紹介します。

① あの世がほんらいの世界
・霊的に生きるとは、「あの世がほんらいの世界と知って生きる」ということです。

② 仏の本質
・人間の本質は心です。
・その心とは、仏と同じ心です。

③ 羽化登仙の境地
・「この世の世界からあの世の世界への旅立ち」は羽化登仙にたとえられています。

 🙂 あの世がほんらいの世界

・「霊的である」ということは、「『あの世がほんらいの世界である』と知って生きる」ということです。

魂は永遠の進化という目的を持っている

・「あの世のがほんらいの世界である」ということは、次の二つのことを意味しています。

① 人間は永遠の生命を持つ
・一つは、「人間は永遠の生命を持つ」ということです。
・これは、知識的にはわかると思います。

② 魂は進化という目的を持つ
・しかし、「永遠の生命がある」ことだけを知っても、「あの世の世界がどのような世界であるか」ということがわからなければ、あまり意味がありません。

・そこで、大切なのは、「魂は進化という目的を持った存在である」ということを知ることです。

・つまり、「人間は永遠に進化する存在」なのです。

・ですから、「霊的に生きる」というのは、「魂の進化を目指す」ということでもあります。

 🙂 仏の本質

「霊的に生きる」の反対は、「肉体中心の考え方で生きる」ということです。

・「霊的な考え方」と「肉体中心の考え方」の差を実践的に考えると次の通りです。
肉体中心の考え方 ⇒ 結果主義、環境を変えようとする、マイナス思考
霊的な考え方 ⇒ プロセス主義、心を変えようとする、プラス思考

・わかりやすく考えるには、「心がすべて」と考えるとよいと思います。

『太陽の法』では、次のように説かれています。

人間は、心です。魂です。ですから、死んであの世にもって還れるものは、あなた方自身の心以外にはないのです。心すべてなのです。死んであの世にもって還れるものは「心」しかないのだと気がついてはじめて、人間はひらきなおることができるのです。
 心しかもって還れないならば、せめて美しい心をもって還るしかないでしょう。(p306)

・そして、ほんとうの心とは、仏の心です。

『永遠の法』では、次のように説かれています。

霊的であるとは、仏の本質と同じ性質を持っているということです。(p61)

 🙂 ほんとうの幸福 - 羽化登仙の境地

ほんとうの世界を知らない悲しさ

「地上生活がほんらいの世界である」と勘違いしていることの悲しさは、「『ほんとうの幸福』を知らない」ということです。

・ほんとうの幸福を知らないので、欲望を満たすような間違った幸福に執着するようになります。
・そして、その結果、地獄に堕ちて苦しむことになります。

・この世の(肉体中心の)世界は、不自由な世界です。
・「苦しみ」が人生の真実です。

ほんとうの幸福

・一方、霊の世界は、自由で軽やかな世界です。
・幸福な世界です。

・『永遠の法』では、それを、羽化登仙のたとえで表しています。

肉体のから霊への移行は、せみが皮を脱いで羽化登仙するようなものです。何年ものあいだちかで眠っていたせみの幼虫が、やがて木に登って幹の途中で止まり、殻を脱いで羽を出し、大空を飛びまわるーこうしたものによく似ています。
 また、葉の上をはっていた醜い青虫画像、いつのまにか蛹になり、やがて紋白蝶や揚羽蝶になるのを見ることもあります。青虫が蛹になり、やがて蝶になっていく姿は、実は、人間の転生輪廻の姿を教えんがために、仏が創ったものなのです。そのように姿を変えながら人間は進化をしているのです。(p58)

・私も、蝶になって自由に飛び回る夢を見たことがありますが、その時の幸福感というのは何とも言えないものがありました。
(空を飛びまわる夢を見たことがある方も多いと思いますが、空を自由に飛び回るというのはほんとうに気持ちのよいものです。)
(守護霊に熱心にお祈りをすれば、見せてくれるかもしれません。)

・私たちの、地上人生は、青虫のようなものだということを時折思い出して、「霊的になる」ことを志すとよいと思います。

今回の結論

・「霊的」とは、魂の進化を目指すことです。
・魂が進化すると、羽化登仙の自由の境地を手にいれることができます。

 

 

 

 

 

 

 

SD007 絶対信仰を目指すための『正心法語』の読み方⑦ - 光の集中と発散

・この記事は、シリーズSD「絶対信仰を目指すための『正心法語』の読み方」の記事です。

 🙂 五つの徳目

・『仏説・正心法語』の六つめの経文は、「仏説・伝道経」です。

・主から見ると、「伝道とは、人間がこの世に生を受けてやるべきこと」であります。
(私たちには、伝道は特別なことのように見えますが、主から見ればこれが人生の中心です。参考 『信仰論』)

・したがって、「仏説・伝道経」にも、人生の指針となる内容が説かれています。

・「仏説・伝道経」には「忍耐」「勇気」「叡智」「慈悲」「希望」の五つの徳目が説かれています。

この五つの徳目は、人生の中心にくるべき徳目です。

・この五つの徳目を自分のものとすることができれば、人格は向上し、人生も大いに発展すると思います。

結論

・結論を先に言うと、毎日「仏説・伝道経」を読みながら、この五つの徳目を心に刻み、この五つの光を発信することが、人間にとって最高の生き方です。

 🙂 光の吸収・発散ということ

「光の珠となるプログラム」「『太陽の法』講座」で紹介してますように、人間の魂というのは、光の集中・発散の機能を持っています。

・宗教家(あるいは光の菩薩)とは、光を他の人に供給できる魂です。(参考 『太陽の法』第2章)

・私たちは、「仏説・伝道経」を読むことにより、「忍耐」「勇気」「慈悲」「叡智」「希望」の光の供給をすることができるようになり、光を発散するイメージを持つことができるようになります。

光の吸収・発信のしかた

・具体的には、「忍耐」「勇気」「慈悲」の光は、念いの作用により吸収・発散できるようになると思います。

・「仏説・伝道経」を読みながら、それぞれの徳目を心に刻みつけ、また、その力がでていることをイメージすればよいと思います。

・「叡智」の光を吸収するには、学習の習慣化、考える習慣化が必要だと思います。

 🙂 希望ということ

・「仏説・伝道経」では、五つ目の徳目として「希望」が説かれています。

・この「希望」というのは、人間が幸福になるために極めて大切な要素です。

・人間の幸・不幸は、現在の状態よりも未来に対する見方で変わってきます。

・まったく同じ能力をもつものが、まったく同じ環境にいても、希望があれば、その人は幸福です。
絶望していれば、その人は不幸です。

・希望のある人に、発展が訪れる可能性は極めて高いです。
・絶望している人が、そのままの状態にいる限り、未来が開ける可能性は極めて低いです。

宗教家(あるいは光の菩薩)の仕事は、苦難・困難のなかにいる人に「希望の光」を与えることです。
・そのために、「仏説・伝道経」を読誦して、自らが「希望の光」を吸収することです。

経文の読み方 - 私の場合

・私は、以前は、毎日、朝の祈りの中心は、「真理の言葉・正心法語」「菩提心の言葉・修行の誓い」「仏説・伝道経」でした。
(「伝道が仕事」という位置づけでした。)

・当サイトで「光の珠となるプログラム」の掲載を始めてからは、「主への祈り」「守護・指導霊への祈り」「病気平癒祈願」「悪霊撃退祈願」「成功のための祈り」が中心となっています。
(自分自身が「光の珠」のモデルとなることを目指しています。)

・各自、光の入りやすいお祈りの方法を見つければよいと思います。

 

 

 

SI032 投資と『黄金の法』第6章 - 投資と未来予言

🙂 投資と未来予言

『黄金の法』の第6章では、未来の予言が説かれています。

・今回は、「投資と未来予言の関係」を整理します。
・要点は以下の三つです。

① SEG投資法の根拠は、「未来がわかる」ことである
・SEG投資法が絶対に負けないのは、「未来がわかる」からです。

② 未来予言はあてものではなく、縁起の理法から考える
・未来予言は、いきなり結果をあてるのではなく、縁起の理法から考えて結果を推測するのが筋です。

③ 時間のズレを知る
・主のご法話は、世の中の向かっていく先を示すもので、時間に関しては特定していません。
・時間の解釈を勝手にすると間違いを生みます。

 🙂 SEG投資法の根拠

・「SEG投資法が絶対に負けない」という根拠は、未来予想にあります。
(「投資と『黄金の法』第3章」で掲載した内容を再掲します。)

未来を決める三つの要素

・投資の世界では、未来の予測が確かであれば、負けることはほとんどなくなります。

・幸福の科学では、次の三つの視点から、確かな未来予測ができます。

① 主のお言葉により未来はつくられる
・一つ目は、「主のお言葉により未来はつくられる」ということです。

・主は、「フォーキャスト」のご法話のなかで、「未来社会は、私の言葉のうえに築かなければならない」と説かれています。

・経済の話をすれば、「日本の繁栄は絶対に揺るがない」というご法話をいただいています。

② 世界のリーダーの本音
・二つ目は、守護霊霊言などにより、「世界のリーダー」の本音がわかるということです。

・現在で言えば、トランプ大統領、プーチン大統領、習近平主席の思いが世界を動かす要因になっています。

③ 様々な予言
・三つ目は、主のご法話や霊言による予言です。

・投資の世界に大きく影響を及ぼす内容としては、中国の政体の崩壊、EUの衰退などが説かれています。
・あるいは、恐慌に対する備え、戦争経済に対する備えのお話もいただいています。

・また、未来産業に関するお話も多くあります。

・「経営マインドの確立」のご法話では、「主のご法話には、未来産業のヒントは山のようにいっぱい入っている」と説かれました。

 😐 未来予想の注意点

・ただし、注意しなくてはいけない点が2点あります。
・一つは、「主の予言は『あて物』ではない」ということです。

・主は、『信仰の法』で、「『株価がいつまでに何円あがるか』みたいなことは、ズルになるから言ってはいけないことになっている」と言われています。

・もう一つは、時間のズレです。
・たとえば、上に紹介した『信仰の法』のご法話(2017年の1月の「未来への扉」)で、「今年は株価が乱高下する」とおっしゃっていましたが、『信仰の法』では、「2017年以降は、株価が乱高下する」に改訂されています。
(実際に、2017年だけを見ると乱高下しているようには見えませんが、その後下落しているので、2017年から乱高下が始まったのは事実です。)

縁起の理法で考える

・前の記事で、「予言は『将棋の読み』と同じ」という話をしましたが、予言は「よきものは繁栄し、悪しきものは衰退する」という縁起の理法で考えていくべきです。

・一例をあげると、「株価が上がりそうな企業や情報」を探すのではなく、「世の中に役にたちそうな優良企業を探す」ということです。

・ここまで、何度もお話をしてきましたが、「投資の未来予想」として、縁起の理法から考えると、次の三つのことが言えます。

① 超長期的には、日本の市場は大発展をする
・市場自体が発展の性質を持っています。
日本の国は、世界のリーダーとして発展期を迎えます。

② 発展の前に冬の時代を迎える
・発展の前には、創造的破壊が必要です。
・いったんは、不況の時代が来ると考えられます。

③ 破壊すべきは、各国の自我と無知の政策、欲望の市場である
・不況の原因は、中国の全体主義政策、日欧の日和見的政策、市場のマネーゲームなどです。

 

 

 

 

 

🙂 現在の投資実績

・ここまでの、今年の投資実績は以下のとおりです。
(個人情報ですので、実際の数字ではなく、100万円投資をしたときの割合で示しています。)

持ち株数     株価  持ち株数 残高    総計
はじめ(2018年)  1183円  822株  27,524円    1,000,000円
株価最低値(9月 )    995円  851株   53,473円   900,467円
2019年はじめ    1398円  244株  882,080円  1,222,843円
5月9日     1171円   846株  156,270円  1,147,232円

・先週と状況はほとんど変わっていません。

・日経平均の株価は52日移動平均線の下にあります。(中期的には下落トレンドです。)
・5日移動平均線の上にあります。(短期的には上昇トレンドです。)
(市場の言葉で、これを自律反発と言います。)

 🙂 今後の見通し

一般的な市場の予想
・しばらく今の状態が続いて、米中貿易戦争が激化すれば、株価は下落し、好転すれば株価が上昇する。

私の予想
・トランプ大統領が対中の姿勢を緩めることは考えられません。
・米中貿易戦争が激化します。

戦術
・戦術としては、中期順張り、短期逆張りです。

SG007 『黄金の法』第6章 予言の考え方

・この記事は、シリーズSG「絶対信仰を目指すための『黄金の法』の読み方」の記事です。

 😉 予言の性質

・今日のテーマは、「第6章 予言の考え方」です。

・『黄金の法』の第6章には、未来の予言が書かれています。

・ここで予言の考え方について整理をしておきます。

・まず、予言の性質について整理しておきます。

① 予言は、方向性を示すもの
予言の目的の一つは、「未来の方向性」を示し、希望(あるいは警告)を与えることです。

・この方向性に関しては、だいたいあっていることが多いと思います。

② 完全な予言はありえない
・予言は未来を変える力がありますので、「完全な予言をする」ことはできません。
(人間の自由意思をそこねることになるからです。)

・したがって、事象の予言は、ある程度の認識力の範囲内で行われます。

③ 予言は、将棋の読みのようなものである
・予言は、「将棋の読みのようなものである」とお教えいただいたことがあります。

・認識の高い高級霊が予言をするのであれば、「かなりの確率でそのようになる」ということです。

補足 主に無謬性を求めるのは間違い
・予言とは別の話になりますが、肉体を持った大川隆法総裁先生は人間的な間違えをすることがあります。

・「先生は神様なので間違いをおかさない」と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、それは勘違いです。
・肉体を持った表面意識の先生は、人間の部分を持ち合わせていらっしゃいます。
・病気にもなりますし、喜んだり、悲しんだりもされますし、この世的なミスもされます。
(それが、ご法話の材料になっていることは、よくあります。)

 😉 予言の受け取り方

① ものあてではない
・上に書いた通り、予言は、「人類に希望や警告を与えるため」に説かれるものです。
・決して、私たちが生きやすく生きるためや、主の霊能力を誇示するための「ものあて」ではありません。

・したがって、「当たる、当たらない」の観点で受け止めるのは勘違いです。

② 危機の予言は、反省の材料とするか、未来への備えとする
・高級霊からの危機の予言は、「私たちの反省の材料とする」、「未来への備えとする」ことが大切です。

③ 主のご存在が危機の予言を変える
・上に書いた通り、予言は「将棋の読み」のように、高級霊が未来を見通すものです。

・したがって、予言した高級霊より認識力の高い存在が介入することがあれば、予言は変わってきます。

・つまり、「高級霊による危機の予言も、主のご存在により、変えることができる」ということです。

主がこの地上に力を発揮するには、私たちの信仰心が必要です。

信仰心こそが、未来を変える力なのです。

 

 

 

 

 

SD006 絶対信仰を目指すための『正心法語』の読み方⑥ 正しさの基準

・この記事は、シリーズSD「絶対信仰を目指すための『正心法語』の読み方」の記事です。

 🙂 仏中心の考え方

・『仏説・正心法語』の五つめの経文は、「仏説・八正道」です。

・「八正道」とは、「仏の御心を御心として生きるための『正しさ』の基準」です。
・ここでは、「絶対信仰」に至るための「正しさの基準」について考えます。

① 信仰は幸福の手段ではなく、目的である
・方便としては、「幸福になるために信仰する」という考え方もありますが、ほんとうは「信仰心を強くする」ことが地上人生の目的です。

② すべてのものに意味がある
・そもそも地上人生は方便の世界です。
・すべてのできごとには、隠された意味があります。

③ 心の中に宇宙(時空間)がある
・ほんとうの世界は「心の世界」です。
・すべては、心のなかにあります。
(「心が霊界につながっている」といういい方もできます。)

 🙂 信仰は、幸福の手段ではなく、目的である

・一つ目は、「信仰は、幸福のための手段ではなく、目的である」ということです。

・「方便の教え」としては、「『貧』『病』『争』などの『苦しみ』から脱出するために、教えを実践しましょう」といういい方をします。
・しかし、真実を述べれば、そうした「貧」「病」「争」の「苦しみ」は、心を向上するための問題集として仏から与えられたものです。

・「貧」「病」「争」がほんとうの問題なのではなく、「心の向上」の方が中心のテーマです。

・さらに、言えば、「心の向上」とは、「信仰心を深める」ことに他なりません。

・つまり、私たちは、「信仰心を深める」ためにこの地上に生まれてきているのであり、信仰の方が目的なのです。

 🙂 すべてのものに意味がある

・上に述べたように、私たちは魂修行のためにこの地上に生まれてきています。

・「仏の心を心として生きる」とは、「この世が修行のための仮の世である」と知って生きることです。(参考『太陽の法』)

・魂修行の観点から見ると、この地上の経験に無駄なものはありません。

成功も失敗も、魂を向上させてくれます。
・すべての人は、「愛を与える」対象になります。
・すべてのできごとは、学びの材料になります。
・すべての体験は、反省の材料になります。
・私たちは、すべてのものごとを通して発展することができます。

・そう考えたときに、人生に失敗はなくなります。

・そう思えないのは、私たちのものの見方に誤りがあるからです。

・私たちは、生きやすい生き方を求めます。
・私たちは、人の称賛を求めます。
・私たちは、楽な生き方を求めます。
・私たちは、マイナスのない生き方を求めます。

この人生観を正すところから反省は始まります。

 🙂 心の中に宇宙(時空間)がある

・三つ目は、「心の中に宇宙がある」ということです。

・私たちの、通常の感覚では、私たちは時空間のなかを生きています。
・こうした感覚は、自分を中心にしたものの見方を生みやすくなります。

・話が難しくなるので、結論だけを言います。
・「自分が時間のなかを生きている」と思うと、そこに焦りがでてきたり、過去の失敗体験をひきずったりします。

・そうではなくて、「自分の進歩のために時間がある」と考えると、未来に向けた積極的な考えができるようになります。

・同様に、「多くの人のなかで生きている」と思うと、人の否定的な想念を受けやすくなります。

・そうではなくて、「自分が愛を与えるために多くの人がいる」と考えると、「愛の人生」が開けます。

・「心の中に宇宙がある」と知るためには、禅定修行が必要です。

SF707 光の珠となるプログラム(実践記) 光を入れる、光を放つ

・この記事は、「光の珠となるプログラム」の実践記です。

・前の記事で、「光の珠となるプログラム」の五つのステップを紹介しました。
・再掲します。

 🙂 光の珠となる五つのステップ

・前の記事で、「光の珠となるプログラム」の五つのステップを紹介しました。
・再掲します。

① 他力の光を入れる
・祈りや祈願です。

② 光を感じる
・おすすめは、自分で感動する方法を探すことです。

③ 光を見る
・瞑想修行を進めて光を見ることができるようにします。

④ 光を放つ
・人間は、ほんらいは光の塊です。
・魂には光を発散する機能があります。

⓹ 日常の生活のなかで、光の珠であることを意識し、感じる
・信仰生活の習慣化です。

 🙂 『ダイナマイト思考』のお言葉

・実践論としては、祈りで他力の光を入れるときに、自分で「強く思っている」と光がよく入る気がします。

・私は、朝の祈りの前に、経典を読むことが多いです。
・そこで、説かれれている教えを公案しながら、禅定に入った後に祈りをします。

・これで、禅定中にインスピレーションが降りてきたり、感謝の念いがわいてきたりして、光のイメージができてきたりして、祈りの光が増幅される感じがします。

・先日、『ダイナマイト思考』を読んでいたら強烈な光が心に入ってきました。
(あるいは、「強烈な光が心から放たれた」と言ってもよいと思います。)

・以降は、『ダイナマイト思考」のお言葉を、時々、思い返すようにしています。

・強烈な光が入った『ダイナマイト思考』のお言葉は以下のところです。

強くなることによって解決する悩みは、それこそ数限りないほどあります。いや、言葉を換えると、「その人が強くなって解決されない悩みなど一つもない」と言っても過言ではありません。
 人間は時折、挫折感に悩んだり、失意に沈んだり、劣等感に悩んだりしますが、仏の言葉が身に臨み、その言葉を胸に刻んで立ち上がるときに、力強く、明るく、積極的で肯定的な存在として、再び生まれまわることができるのです。(p104)

・このお言葉には次の言葉続きます。

私が述べている、この言葉を、単なる言葉としてとらえるのではなく、実体験として、みなさんに経験していただきたい。そう私は強く願っています。(p105)

・是非、光を入れる体験をしてみてくください。

SI031 投資と『黄金の法』第5章 - 弁証法的に発展する投資法

 🙂 投資と弁証法

『黄金の法』の第5章の重要論点として、「弁証法的に発展する世界の歴史」について紹介をしました。

・弁証法的運動は、宇宙の運動法則であり、市場も弁証法的運動をしています。
・当シリーズのこれまでの記事でも「循環する発展」「エル・カンターレ文明の創造」というテーマで、市場と弁証法的運動の関係を紹介してきました。

・今回は、私が実践しているSEG投資法と弁証法的運動の関係を紹介します。

順張りと逆張り

・前の記事でも紹介をしていますが、投資法には、「順張り」「逆張り」の二つの方法があります。

「順張り」とは、株価が上昇しているときに、株を買う方法です。
(つまり、高くなり始めてから買う方法です。)

「逆張り」は、株価が下落しているときに、株を買う方法です。
(つまり、安いときに買う方法です。)

しろうと感覚では、「安いときに買って、高いときに売ればもうかる」と考えますので、しろうとは逆張りが好きです。

プロは、株価のトレンドにのってもうけようとしますので、「順張り」をするのが普通です。
(つまり、プロはトレンドを予想して買うのです。)

SEG投資法

SEG投資法は、「順張り」と「逆張り」を弁証法的に統合した方法です。

・結論だけ言うと、長期トレンドを予想して、暴落時から上がり始めたときに買い(順張り的発想です)、中期的には高くなったら売り、下落したら買う(逆張り的発想です)という方法です。

・非常に合理的に見えると思いますが、大きな難点があります。

・それは、株価の大暴落は必ず起きるのですが、いつ起きるかわかりません。
・それも、十年に一度くらいのサイクルです。

・つまり、一番初めの買いチャンスが10年に一度くらいしかやってこないことになります。

リスクヘッジ用の株でのモデルづくり

・最近では、2008年のリーマンショックの時に株価の大暴落が起きました。
・もう10年以上たっているので、いつ大暴落が起きてもおかしくありません。

・経済のデータからは、金融危機が起きてもおかしくない状態なので、そろそろ起きると思います。
(中国が借金隠しをしているのですが、その利子が返せなくなるのが2021年という話があります。)

・当然、あと1,2年待つという方法もあります。

・しかし、漫然と待っているのも時間の無駄なので、SEG投資法では、暴落が起きるまで、「資金をためながらモデルをつくる」という発想で、リスクヘッジ用の株を運用しています。
(リスクヘッジ用の株とは、通常の株価が暴落しているときに上昇する株です。)

・リスクヘッジ用の株の買い時は、当然バブルの時です。
(株価が暴落する前は株価はバブルです。)

・現状の株価は、経済指標に対してはバブルです。
(ただし、バブルの間に景気が回復する可能性はゼロではありません。)

現状と予想

・現在の市場がどうなっているのかを解説しておきます。

・通常は、金融緩和により
① 金融相場が起き、
景気が上昇すると
② 業績相場が起き、
そこで中央銀行がインフレ(バブル)を恐れ、金融引き締めを行い、
③ 景気が悪化する
というサイクルをとります。

・ところが、今回は、(日、中、欧では、)「金融緩和を行っている間に景気が悪化する」という①⇒③の異常なサイクルになっています。
・つまり、異例の長期金融緩和になっています。

・アメリカは、一旦金融引き締めを行っているので、金融緩和の余地があります。
(それでも、私の常識では、景気後退です。)

日・中・欧は、これ以上の金融緩和をしても効果が期待できないので、景気は悪化していくと考えられます。

・株価暴落の時期としては、今年の5月、秋、来年のはじめくらいの三通りが考えられます。
(この記事を書いたのは、4月のはじめです。連休明けに、アメリカが対中貿易の関税を25%にあげました。おそらく、下落トレンド入りです。)

 

🙂 現在の投資実績

仕切り直し

・ここまでの、今年の投資実績は以下のとおりです。
(個人情報ですので、実際の数字ではなく、100万円投資をしたときの割合で示しています。)

持ち株数     株価  持ち株数 残高    総計
はじめ(2018年)  1183円  822株  27,524円    1,000,000円
株価最低値(9月 )    995円  851株   53,473円   900,467円
2019年はじめ    1398円  244株  882,080円  1,222,843円
5月9日     1160円   843株  157,958円  1,136,708円

・2019年の4月までは、想定外の落ち込みでした。
・米中貿易戦争が継続していることがあきらかになったきて、年初に描いていたストーリにもどりつつあります。

・仕切り直しです。戦術を一部変更して臨みます。