・この記事は、シリーズSE「『永遠の法』講座」の記事です。
・今回は、第2章「五次元の世界」の重要論点を考えながら、「真理の学び方』のお話をします。
🙂 勉強ができる人、できない人の違い
・幸福の科学の信者さんには、「長いあいだ真理の勉強をしているが、霊的という意味がわかったようなわからないような感じがする」という方も多いと思います。
・なぜでしょうか。
・まず、一般論で、私が考える「勉強ができる(わかる)人」と「できない(わからない)人」の違いの話をします。
・受験勉強などで、勉強時間が長いのになかなか成績が上がらない人がいます。
・仕事でも、スポーツでも、「努力をしているんだけれどできるようにならない」という人がいます。
・結論を言いますと、努力してもできない人は、基礎のところができていないことが多いのだと思いです。
(難しい言い方をすれば、「本質がつかめていない」のです。)
🙂 霊的人生入門
・霊的なことがらの理解も同じです。
・霊的なことの基本知識が自分のものになっていないと、そこから先に話がしっくりと理解できなくなります。
(霊的な知識とこの世の知識がごっちゃになっているから、「何が霊的なのかがわからない」ということです。)
・『永遠の法』の第2章には、霊的な考え方をする基礎の部分が説かれています。
・これをしっかりと理解することが、霊的な人生をおくるためのファーストステップになります。
今回の要点
・『永遠の法』の第2章に説かれている、霊的な基礎知識は次の通りです。
① 精神性に目覚める
・霊の世界は心の世界です。
・ただし、心の世界というと、地獄的な心も入ってしまうので、精神性に目覚めた世界という方がしっくりきます。
・私には、「霊が見える人」よりは、「精神の向上」に価値を感じる人の方が霊的に見えます。
② 魂のよろこび
・実践論として、多くの方を迷わしているのが、「“魂のよろこび”と“肉体のよろこび”の区別がつかない」ということだと思います。
・「魂のよろこび」とは、魂のうずきみたいなものです。
・「真理の勉強をしている」ということは、「魂のうずきがある」ということです。
・ふだんの生活で感じているよろこびは、おそらく「肉体のよろこび」からくるものが多いと思います。
(もちろん「肉体のよろこび」を感じることは悪ではありません。それに執着すると、魂のよろこびを忘れてしまうところに問題があります。)
③ ほんとうの愛
・愛と執着の区別をつけるのも結構難しい問題です。
(というか、一般の方が愛と思っているものは、だいたいは執着だと思います。)
(しかし、誰の心にも、その奥底には与える愛のよろこびがあります。)
(それを発見していくのが霊的人生です。)
④ 光の感覚
・霊的に一番近い言葉は、「光を感じる」ということだと思います。
霊的人生を送るために
・私たちは、ふつう、「肉体中心の感覚」で生きています。
・ですから、霊的な人生に入門するためには、一日のうち一定時間を、一週間のうち一定時間を、霊的な生活をおくるために確保することです。
・そこで、「精神性」「魂のよろこび」「ほんとうの愛」「光の感覚」のことを考えたり、感じたりするのがよいと思います。
今回の結論
・霊的人生を生きるためには、霊的な基礎知識を身に着けることが大切です。