SI033 投資と『永遠の法』第1章 霊的な投資

 😐 投資と霊的な世界

・前の記事で、『永遠の法』の第1章では、『霊の本質』について説かれている」という話をしました。

・この記事では、「投資と霊的な世界の関係」についてのお話をします。

・要点は、次の三つです。

① 投資は霊的な行為である
・以前にもお話をしたことがあると思いますが、ほんらいの投資は、(神の御心にかなった)きわめて霊的な行為です。
(唯物的な行為ではありません。)

② 金持ちと貧乏人の違い
・投資の精神がわかる人は、お金持ちになれます。

③ 経済危機が起きる霊的な理由
・これから、経済の危機が起きると思われますが、その理由を霊的に説明します。

 🙂 投資は霊的な行為である

・一つ目の論点は、「投資は霊的な行為である」ということです。

・理由は、シンプルです。

① 物質界の法則にしたがうと、ものごとは崩壊していく
・物質界の法則にしたがうと、ものごとは(放っておくと)壊れていきます。
・エネルギーはなくなっていきます。

・物質は、放っておくと壊れます。
・水は下に流れ、エネルギーを失います。
・社会は、放っておくと無秩序になります。

・言いかえれば、「神様の関与がなければ、ものごとは壊れていく」ということです。

② 発展するものは、霊的なものである
・霊的な世界には、進化という目的があります。

この宇宙には、発展繁栄のエネルギーが満ちあふれています。

・長期にわたって繁栄するものは、神様が創られたものです。

③ 投資の目的は、長期の発展繁栄である
・ほんらいの投資は、長期投資です。

・正しい長期投資は、必ず、富を生みます。

・したがって、長期投資は神様の御心に一致する霊的な作業です。

④ 投資とは愛の行為であり、智慧の行為である
・さらにつけ加えれば、投資とは未来の社会の発展を考えた愛の行為であり、智慧の行為です。

 😐 二宮尊徳が説く金持ちと貧乏人の違い

・「一般ページ」で、一度紹介をしたことがあると思いますが、二宮尊徳は、金持ちと貧乏人の違いを次のように言っています。

・「金持ちは、働いてからお金を使う。貧乏人は、お金を使ってから働く」

・この言葉は、「経済的に成功する人間と失敗する人間の違い」をよくあらわしていると思います。
・それをまとめると、以下のようになります。

① 経済的に失敗する人
・遊んでから、仕事をする。
・借金をして、生活する。
・実力以上の借金をして、起業する。

・仕事をしない、できない人。
・お金を軽視している人。
・結果平等の思想を持つ人。

② 経済的に成功する人
・仕事をしてから、お金を使う。
・生活をしながら貯蓄をする。
・自分のお金で起業する。
・投資をする。

・経済的に失敗する人は、唯物的な人か、霊的でも調和的な人と言えます。
経済的に成功する人は、発展的で、霊的な人と言えます。

  😐 今後経済危機が起きると思われる霊的な根拠

経済のサイクル

・経済のサイクルは、次のように展開します。

① 経済の停滞
・社会の動乱などで、経済が停滞します。

② 金融政策、財政政策
・経済が停滞すると、政府は市場にお金を供給します。

③ 企業の発展
・市場にお金が供給されると企業が発展します。

④ インフレ(バブル)
・市場に供給されるお金の量が大きくなると、インフレ、バブルが起きます。

⑤ 金融引き締め
・インフレが起きると、中央銀行は金融引き締めを行い、市場のマネーを減少させます。

⑥ 景気の減速
・市場のマネーが減ると、景気は減速します。

現在の世界経済 

・経済が停滞しているときは、金融緩和で市場にお金を供給することが必要です。
・経済が発展したら、企業が(自由競争で)生産力をあげることが大切です。

・現在の世界の経済は、市場にお金を供給することが主流で、企業の生産力の向上が伴っていません。
・つまり、借金で経済が回っている状況です。

・個人の話にたとえれば、借金をして遊ぶ人、借金として生活している人、借金をして起業する人になっています。
・これは、霊的に見たら失敗のパターンです。
神様の創られた世界で、縁起の理法は正確に働きます。

・ただし、中国経済が借金経済で世界を引っ張るようになってから10年以上もたっています。
・常識的には、いつ崩壊がきてもおかしくありませんが、意外と長持ちさせることもできるのかもしれません。
(このへんの仕組みについて、今後、研究していきたいと思っています。)

 

🙂 現在の投資実績

・ここまでの、今年の投資実績は以下のとおりです。
(個人情報ですので、実際の数字ではなく、100万円投資をしたときの割合で示しています。)

持ち株数     株価  持ち株数 残高    総計
はじめ(2018年)  1183円  822株  27,524円    1,000,000円
株価最低値(9月 )    995円  851株   53,473円   900,467円
2019年はじめ    1398円  244株  882,080円  1,222,843円
5月24日     1188円   787株  226,270円  1,161,820円

・5月24日時点の株価は、2018年に投資をはじめたときとほぼ同じ価格になりました。
・一年半で、投資資金が16%増加しています。

・米中貿易戦争が本格化してきました。

・日経平均の株価は52日移動平均線の下にあります。(中期的には下落トレンドです。)

 🙂 今後の見通し

一般的な市場の予想
・しばらく今の状態が続いて、米中貿易戦争が激化すれば、株価は下落し、好転すれば株価が上昇する。

私の予想
・トランプ大統領が対中の姿勢を緩めることは考えられません。
・米中貿易戦争が激化します。

・短期予想で、5月末までは上昇トレンド、6月から下降トレンドです。
・中期は下降トレンドです。
・6月に日経平均が21000円を下回って推移すると、7月に19500~21000円までの下落を予想します。
・逆に、21000円を上回りますと、7月以降上昇トレンドに入る可能性がありますが、その可能性は低いと思います。

戦術
・日経平均が移動平均線を下回っている限りは、下落トレンドと見て対応します。

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