GE003 「天才君」(基礎編)③(正語)

 🙂 失敗をしたときに・パート2

・前回は、「天才君」は、「失敗を糧にする」という話をしました。

・失敗した時に、もう一つした方がよいことがあります。

「凡人君」「失敗する秀才君」「成功する天才君」

・テストで悪い点をとったときの「凡人君」「失敗する秀才君」「成功する天才君」の違いは何でしょうか。

・「凡人君」「失敗する秀才君」「成功する天才君」は、それぞれ次のような行動をします。

凡人君 ⇒ 悪い点をとったことを忘れる。
失敗する秀才君 ⇒ 悪い点をとったことを隠す。
成功する天才君 ⇒ 悪い点をとったことを正直に人に話す。

・悪い点をとったことは、だれでも隠したくなるものですし、親に言っても悲しませたり、怒られたりするだけでよいことはないような気がします。

・しかし、そんなことはありません。

・世の中は、お互いに助け合うことによってできているのです。
・困った人がいれば、必ず助けてくれる人が出てくるのです。
・自分の失敗はできるだけ、正直に話せるようになることが成功の秘訣です。

ごまかす人間は成長しない

・前回、「『天才君』になるには、復習(反省)をしないといけない」という話をしました。

「凡人君」は、(失敗をすると)反省をしないで、ウソをついたりごまかそうとします。
・これが、成長できない理由です。

・渡部昇一さんが、「将棋で、強くなる子は『まった』をしない」という話をしていました。
・多くの人は、試験や仕事で失敗をすれば、「もとに戻ってやり直したい」と考えると思います。

・しかし、「元に戻ってやりなおすより」その失敗を認めた方が成長できるのです。

知的正直

・頭がよくなるための大切なポイントは、「知的正直」ということです。
・わからないことを隠すよりは、正直にうちあける人の方が頭がよくなるのです。

・人間とは、愚かな生き物です。
・知らないことが悪いのではなく、「知らないことを知ること(無知の知)」が天才君への道です。

 

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