MS231b 肉欲と霊性の間で揺れる苦悩

・この記事は、シリーズMS「奇跡物語」の記事です。

【肉欲と霊性の間で揺れる苦悩】

・今回は、古代キリスト教系の大思想家アウグスティヌスが目覚める前の苦悩についてのお話です。

・「戦争と平和」の主人公のピエールは、ぜいたくな暮らしをしていたときは心が満たされずに、フリーメ―ソンと出会って精神性に目覚めました。
・そのあと、フリーメーソンの教えにしたがって慈善活動をするものの、現実の社会を変えることができずに現実と理想のギャップで苦しんでいました。

・アウグスティヌスの場合には、自分の欲望と理性のギャップで苦しんでいました。

・若いころのアウグスティヌスは快楽に身をまかせるような自堕落な生活を送っていました。

・そんななかで、アウグスティヌスは、キケロの「ホルテンシウス」に出会います。
・「ホルテンシウス」を読んで感動をしたアウグスティヌスは、いったんは知恵の探究に身を捧げようとします。
・しかし、すぐに断念します。
・なぜなら、貞潔と節制の生き方をすることにより肉体の快楽から遠ざかることのがまんができなかったのです。
(この辺は、すべての人間の参考になるところだと思います。)

・このようにしてアウグスティヌスは長い間、魂の欲する知恵の生活肉体の欲する欲望の生活の中で揺れ動いて苦悩し続けます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です