DHS311a 真理の学びの三つの段階①a 真理知識を学ぶ

第2章 人生の真実と苦しみの底をぶち破る方法

・第2章では、神の考える「人生の真実」について考えていきます。

1 ヘーゲルの説く神の世界計画

・はじめに、神の御心を知性的に考えるために、ヘーゲルの説く神の世界計画を学んでいきます。

① 真理の学びの三つの段階

・「まえがき④」で、「トルストイの思想も、ヘーゲルも、仏教も、フリーメーソンも心の発展段階として、「感性」⇒「知性」⇒「知性」レベルの指導者⇒「悟性」という発展段階を考えている」というお話をしました。

・この点についてくわしく解説をします。

【普遍の真理の基礎知識】

・「神のつくられた心の発展段階」は、人間の方から見ると「真理を学ぶ段階」ということになります。

・第一段階は「真理知識を知る」段階です。

・すべての学問は学ぶところから始めます。
・仏教でもキリスト教でも、説法を聞くところから始まります。

・体系的な学問であれば、ここに基礎知識というものがあります。

・普遍の真理の基礎知識としては次の三つのものが大切です。

・一つ目は、普遍の真理の存在です。
・哲学では、これを理念と言います。
・キリスト教では、と言います。
・仏教では、と言います。
・その他、光という表現がつかわれることがあります。

・真理の属性としては、愛とか智慧とか勇気とかなどがあります。

・二つ目は、心の自由と善悪の問題です。
・人間には心の自由があり、善を行うことも悪を行うこともできます。
真理にしたがった思いと行いが善です。
真理に反する思いと行いが悪です。

・三つ目は、縁起の理法です。
善を行うと幸福になり悪を行うと不幸になります。
・ただし、この幸不幸はこの世とあの世を通じた幸不幸です。

・この三つの真理を知って、実践しようとすれば幸福になれます。天国に行けます。

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