DHS231b 戦争の真実と中道からの発展①b 大切な教訓

【大切な教訓】

・前回、「フランス軍は進撃の時には一体であったが、モスクワ占領後にバラバラになった」というお話をしました。

・このことは組織を運営するうえで非常に大切な教訓を与えてくれます。

・「人間は目標に向かっているときは一つにまとまって成果をだすことができるが、安定状態に入るとエゴがでてばらばらになる」ということです。

・つまり、「勝利することより、勝利をしたあとの安定状態を保つことの方が難しい」ということです。

・企業でも「創業より守成の方が難しい」と言われています。
・二代目になって会社がつぶれるのはよくあることだと思います。

・国家レベルでも、戦後の日本などは奇跡的な高度経済成長を遂げましたが、バブル崩壊後は経済成長が止まっています。

・苦しいときにがんばれる人間は結構いるものですが、安定状態にあるときに淡々と努力できる人間は極めて少ないものです。

人間は慢心する動物です。

・幸福論や成功論を考えるときには、これが大変重要なポイントになってきます。

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