SG005 『黄金の法』第4章 神々の集う国・日本の使命

・この記事は、シリーズSG「絶対信仰を目指すための『黄金の法』の読み方」の記事です。

 🙂 神々の集う国・日本の使命

・今日のテーマは、「第4章 神々の集う国・日本の使命」です。

・『黄金の法』の第4章は、日本の歴史が説かれています。
・今日は、その重要論点を二点紹介します。

① 神様中心の考え方
・人間のほんらいの考え方です。
この常識を取り戻すことが、幸福の科学の目的です。

② 日本の使命
・どちらかというと、欧米は個人主義です。
・日本の役割は、国家のあり方のモデルとなることだと思います。
(神様中心の考え方を社会の常識にするには、理想国家という環境が必要です。)

 🙂 神様中心の考え方

「神様中心の考え方」のお話をします。

日本の国は、神様によって治められてきました。

『黄金の法』には、次のように説かれています。

神代の時代は、天上界からの神示を受けて、次期政権担当者が選ばれたのです。しかも、国王の地位も終身制ではなく、その人の心に邪心や欲心が出てきた場合には、天上界からの神示が下って交代させられました。祭政一致とよく言いますが、当時は霊能者の数も多く、また、人々から大変な尊敬を受けていたのです。普通は、最高の霊能者が統治者となり、神示を仰ぎつつ、国政を取り仕切っておりました。(p200)

神様中心の考え方は、ほんらいのあり方です。

・しかし、現代では、神様の存在がないがしろにされ、間違った考え方が横行しています。
・現代の常識は、ほんとうの常識ではありません。

・非常に危険なのは、私たち自身も、どれぐらい間違った常識に染め上げられているのか、自分で判断ができなくなっていることです。

・自我我欲が常識の世界のなかで生きていると、自分中心の考え方が当然に思えてきます。
現代社会では、良心がマヒしてきます。
(この事実に気がつくことがすごく大切だと思います。)

(社会全体の悪いところを見つけるだけではなく、真理を知っている人間が、「自分の良心がどれくらいマヒしているのか」を知ることにより、社会への啓蒙ができるようになるのだと思います。)

結論1

・したがって、世の中を変えるには、自らの自己変革と社会改革について粘り強く取り組んでいくしかないと思います。

 🙂 日本の使命

・二つ目の論点は、「日本の使命」ということです。

・神々が集う国の使命は、ユートピア建設です。
ユートピア建設の最終章は、エル・カンターレ文明の実現です。

・したがって、これまでの歴史は、主がお仕事をするための「種まきの時間」であったということも言えると思います。
・つまり、「『黄金の法』には、エル・カンターレ文明の種が説かれている」という読み方もできるということです。)

エルカンターレ文明は、東洋文明と西洋文明の弁証法的発展によって実現します。
(「東洋文明と西洋文明のよいところが統合される」ということです。)

・東洋文明のよいところは、秩序であり、欠点は、科学技術の発達の遅れでした。
・西洋文明のよいところは、個人主義・自由であり、欠点は、心の教育(思想)の不十分さでした。

・『黄金の法』では、日本の歴史における自力思想、他力思想、秩序社会、実学の指導者たちの姿が説かれています。

聖徳太子は、仏教思想を取り入れつつも、秩序のある政体をつくり上げました。(p209)
空海は、仏の大きな世界観を呈示しつつ、実学的発展にも貢献をしました。(p220)
鎌倉時代においては、日蓮の自力思想親鸞の他力思想がともに発展しました。(p233,245)

(『黄金の法』には、説かれていませんが、「明治維新は、東洋文明西洋文明の出会いの場」と言われています。)

・これらの思想が、時代を越えて受け継がれ、エル・カンターレ文明の実現へとつながってゆくものと考えられます。

結論2

・「日本人としての、私たちの仕事には、日本史数千年の重みがある」ということです。
(人類としては、数百万年、あるいは数億年の重みがありますが、実感するのは無理なような気がします。)

 

 

 

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