🙂 SEG投資法の実際
・2019年7月より「会員ページ」では、毎週土曜日に、シリーズSIS「『太陽の法』と経済」を公開しています。
・シリーズSISでは、SEG投資法の投資実績とともに、『太陽の法』の各章に関連する経済的知識を紹介しています。
・先週から新たなクールPartⅢに入っています。
・今回のテーマは、「株価トレンドと短中期の株価予想」です。
【保存版】 株価トレンドの見分け方を紹介します。
(SIS205の改訂版です。)
【短期版】 SEG投資法の実績報告と、今、現在の株価予想をします。
🙂 経済サイクルと株価のトレンド(保存版)
今回のテーマ
・今回のテーマは、「経済サイクルと株価のトレンド」です。
・『太陽の法』の第1章の重要論点の一つは、「生々流転の法則」です。
・「生々流転の法則」とは、「すべてのものには春夏秋冬のサイクルがある」ということです。
・株価においては、長期の好不況のサイクルの他にも、中期の需給のサイクル、短期のヘッジファンドの仕掛けなどがあります。
・SEG投資法では、短・中・長期のトレンドを見極めて株価の売買を行います。
🙂 移動平均線と株価のトレンド
・株式の売買において、一般的には、株価の移動平均線を見て、株価のトレンドを判定します。
・その内容は、以下の通りです。
① 長期トレンド - 200日線
・景気サイクルの関わるような長期トレンドは、200日の移動平均線で判定します。
・200日の移動平均線が上向きで、かつ株価が200日線を越えていれば、好景気です。
・200日の移動平均線が下向きで、かつ株価が200日線の下にあれば、景気減速(あるいは景気後退)です。
② 中期トレンド - 50日線
・株価に大きく影響を与えるのは、経済指標と需給です。
・需給とは、かんたんに言えば、株を「買いたいと思っている人が多いか、売りたいと思っている人が多いか」ということです。
・結論だけ言うと、株価50日の移動平均より上にあるときは、株を買いたい人が多く、下にあるときは、株を売りたい人が多いことを示しています。
③ ヘッジファンドの売り崩し、踏み上げ
・ヘッジファンドは、株価が上がるときは、買いでもうけ、株価が下がるときは、売りでもうけます。
・「買い」で、もうけるときは、「踏み上げ」と言って、かさにかかって買います。
・逆に「売り」で、もうけるときは、「売り崩し」と言って、かさにかかって売ります。
・大損をしたくなければ、大きな暴騰、暴落があったときは、現金化して相手にしないことです。
・しかし、しっかり対処をすれば、大きく値が動くときに利益を上げることもできます。
(真理的には、このような儲け方はあまり感心されないかもしれませんが、この世で勝つためには、こういった研究も大切なような気がします。)
(自分の人生観にしたがって、決めればよいと思います。)
🙂 現在の株価のトレンド(短期版)
・現在、株価が反転する兆しがでています。
11月22日現在
長期トレンド
・昨年10月より下落トレンドでしたが、今年の9月9日より上昇トレンドに入りました。
・現在は、経済指標は低値(不景気)、株価は高値(好景気)というわけのわからない状態になっています。
・理由は以下の通りです。
① FRBの金融緩和
・金利が低いので、借金をしているところが生き延びています。
(現在の市場は、だれもが認める社債バブルです。)
② 米中貿易交渉の進展期待
・「来年の大統領選をひかえ、トランプ大統領が米中貿易交渉の部分合意をしたがっている」というのが市場の大半の見方です。
(「現実には、香港の問題などもからみ、合意は難しい」というのが私の見方です。)
(ただし、短期予想に関しては、私の見方はよくはずれます。)
中期トレンド
① 移動平均線
・9月から中期トレンドは上昇トレンドです。
・ただし、ここのところ日経平均株価は25日移動平均線上にいます。
・また、日経平均株価は、SEG投資法で実際に指標としている6週移動平均線*の下に行く可能性が高いです。
* SEG投資法で使っている実際の判断基準
・SEG投資法では、6週移動平均と前の三週間の株価との関係で、中期トレンドを判断しています。
② RSIの逆行現象
・先週お話をした通り、モメンタム指標のRSIの逆行現象が起きています。
・これは、現在の株価が天井圏であり、近々株価が反転することを予告しています。
・したがって、個人的な予想では、来週から中期トレンドは下降です。
🙂 現在の投資実績
・ここまでの、今年の投資実績は以下のとおりです。
(個人情報ですので、実際の数字ではなく、100万円投資をしたときの割合で示しています。)
持ち株数 株価 持ち株数 残高 総計
はじめ(2018年) 1183円 822株 27,524円 1,000,000円
2019年はじめ 1398円 244株 882,080円 1,222,843円
新モデル開始時(8月9日) 1210円 240株 924,871円 1,215,271円
11月22日 932円 970株 70,494円 975,142円