SI025 中国経済を反面教師にする - 希望の未来を考える

・この記事は、シリーズSF「投資の天才への道」の記事です。

 😐 危機をチャンスに転じる

・当サイトでは、これから経済の危機がくる可能性を指摘しています。
・経済の危機は、危機のための危機ではありません。
新しい時代をつくるための創造的破壊です。

・真理にしたがえば、逆境は、発展のためのばねです。
失敗は教訓に変えなければいけません。

・そこで、今回は、現在、私たちが直面している危機の原因を真理の観点から探求し、私たちが何をなすべきかを考えていきたいと思います。

 😐 中国経済の危機

・今、真理の最大の反面教師は中国政府です。
・その理由は以下の通りです。

① 自我
・中国は基本的には帝国主義です。
・帝国主義は、内部で権力闘争があります。
(私たちのレベルで考えると、あちらにもこちらにもつまらない派閥争いがたくさんあります。)

・大きくなりすぎるとどこかで他国と摩擦がおきます。
(これも普通に、どこにでも起きています。)

・役人は、自己防衛に走り、わいろなどで動くことが多くなります。
世の中は自己保存の塊です。
(あちらでも、こちらでも、自己保存の気持ちから問題が起きています。)

② 愚かさ
・中国は、共産主義と市場経済のいいとこどりをしようとしましたが、その矛盾がでてきています。
(これも、だいたいほとんどの人がやっていることです。下で詳しく説明します。)

・共産主義経済には情報統制が必要です。
市場経済は情報の自由が必要です。
(情報統制が必要な共産主義経済は農業、工業の発達には適していても、貿易、商業の発達には適していません。)

・共産主義経済は平等社会を目指しています。
・市場経済は格差社会をつくります。

・つまり、中国は矛盾した理想を追いかけているので、どこかで崩壊します。
(多くの人も同じです。下で詳しく説明します。)

③ 怠け者
・自我の気持ちで、矛盾をした理想を追いかけているのは中国政府だけではありません。

・実は、ほとんどすべての人が矛盾をした理想を追いかけているのだと思います。

・その矛盾は、以下の通りです。

貧しい人は、豊かさの平等を求めます。
(これは、理想ではなく勘違いです。)

・しかし、豊かな社会(=市場経済)というのは格差社会なのです。
・豊かさの平等はありえないのです。
・豊かさの平等があり得ない理由は以下の通りです。

・市場経済において、豊かな人、特殊な能力を発揮している人か、智慧を使っている人です。
・しかし、みんなが智慧ある人になると、できるのはユートピアではなく地獄です。
(ロボットだけが働く世界ができたら、多量の怠け者を輩出するでしょう。)
(智慧を持っている人間が楽をして豊かになろうとするとゼロサムゲームになります。つまり、詐欺のたぐいのものが横行します。)

 😐 現在の世界経済の危機と希望の未来

世界経済の危機

・上の前提で、現在の世界経済の危機を考えてみます。

米国
・今、世界経済の中心はアメリカです。
・アメリカの危機は、一部の富裕層がマネーゲームをして世界を動かしていることです。
(つまり、「楽をしようとしているお金持ちが多い」ということです。)
(日本では、ソフトバンクなどが、そのような動きをしています。)

・「マネーゲームをしている人が悪い」というよりは、「教育をしないと(正しい宗教をひろげないと)人間はそうなる」ということです。

EU
・EUの危機は表面化しています。
(崩壊しかかっています。)
・EUの問題点は、平等主義です。
(つまり、智慧のないまま民主主義で動くとこうなるという文明実験です。
・経済力の違う国の通貨を一つにしたために、為替や金利による経済の調整がきかないようになりました。

日本
・日本の状態はかなり中国に近づいてきました。
・政府は平気でうそをつくようになってきました。
・国民も(楽をして)平等を求める声が強くあるような気がします。
(これも、「正しい宗教がないとこうなる」という文明実験のような気がします。

 希望の未来

・当サイトの提唱しているのは、マネーゲームではなく正しい投資です。
・結果平等の世界ではなく、智慧を使った成功です。
・自己保存のためのお金もうけではなく、愛ゆえの繁栄です。

🙂 現在の投資実績

・現在の投資実績は以下のとおりです。
(個人情報ですので、実際の数字ではなく、100万円投資をしたときの割合で示しています。)

持ち株数     株価  持ち株数 残高    総計
はじめ(2018年)  1183円 822株  27,524円    1,000,000円
株価最低値(9月)   995円  851株   53,473円  900,467円
2019年はじめ    1398円 244株  882,080円  1,222,843円
3月29日        1184円 823株  129,298円  1,104,618円
4月5日      1118円 906株  35,560円 1,048,688円

はじめからのリターン       約4,6%
今年のリターン          約-14,3%
4月のリターン          約-5,0%

現在の状況

市場の状態は変わりなしです。
・毎週報告するほどの内容はなくなりました。
・中央銀行の金融緩和姿勢で「バブルに見えないバブル」がだらだらと続いている感じです。

・当サイトとしては、景気後退の始まりとして、① 今年のはじめ、② 今年の5月前後、③ 今年の秋 ④ 来年という四つのシナリオを描いていました。

・しかし、どうやら世界の景気後退には、ずれが生じているようです。
・「アメリカの景気後退は来年」、「その他の国では、すでに景気後退が起きている」というのがメインシナリオのような気がします。
(アメリカ以外の国では、景気減速が起きているのは間違いありません。)

・一応、「日本の株価は5月からだらだら下がる」がメインシナリオのような気がしますが、10連休のときにでもじっくり考えようと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です