MS131 人生を変える至福体験の奇跡

3 私の三つの奇跡体験

① 人生を変える至福体験の奇跡

・今回からは、「私の三つの奇跡体験」のお話をします。

・一つ目は、「霊的体験の奇跡」です。
・世の中で霊的体験というと「霊の声が聞こえる」とか、「霊が見える」ということが多いと思いますが、私の場合は、たいてい至福体験です。

・今回の場合、その至福体験が「戦争と平和」の主人公のピエールが経験した霊的体験とまったく同じことを教えてくれる内容でした。

・「戦争と平和」では、次のように書かれています。

『いちばんむずかしいのは、人間の自由を神の掟にしたがわせることだ。』と、何かの声がこういった。・・・
いちばんむずかしいことは、心の中にすべてのものの意義を結合することだ、すべてを結合する?』とピエールは自問した。・・・
こういう思想を残らず繋ぐんだ。こいつが必要なんだ!
ピエールはこの言葉によって、まったくこの言葉のみによって、自分の言いたいと思うことが表現され、自分を苦しめている問題が全部解決されるのだと感じて、内心の歓喜を覚えながらこうくりかえした。

・私が体験をしたのは、心の中に光が入り、宇宙のすべてのものが一つになる感覚です。
・そして、それはたとえようもない幸福であり、また、世の中からすべての「苦しみ」を排除できるという確信でした。
(つまり、「人間が神の掟にしたがうようになればユートピアができる」という感覚です。)

・私の体験は2019年12月17日で、「戦争と平和」の上の箇所を読んだのが2020年1月10日です。
・霊的体験が先にあったので、ピエールのこの夢がトルストイの単なる創作ではなく霊的な体験であることがわかりました。

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