SEB17 『永遠の仏陀』第5章④ 無限の向上を目指す〇

[無限の向上を目指せ]

・本講座の目的は、『永遠の仏陀』のまえがきの「本書を読み、味わい、理解し、勝つ実践して、人生に敗れることはありえない」というお言葉を手がかりにして、人生に勝利するために、『永遠の仏陀』を深読することにあります。

・しかし、『永遠の仏陀』の第5章には、実践することが難しいお言葉が続々とでてきます。このお言葉を探求していきたいと考えています。
・今回は、「一千億年の歴史」の節のなかのお言葉です。

仏言

はるかなる、一千億年の、その昔に、
この宇宙を創らんとし、
その構想を練っていた時に、
我は思った。

すべての者よ、
無限の向上を目指せ。
しかして、すべての者よ、
おまえは、ひよわな存在であってはならぬ。
我は、おまえたちをより優れたる者となすために、
おまえたちには、厳しい試練も与えよう。
砂鉄変じて、鋼となすためには、
厳しい火の試練も、
厳しい水の試練も、
厳しい槌の試練も与えよう。
しかして、強くなれ。
しかして、無限に鍛えられてゆけ。
しかして、無限に美しく、
しかして、無限に善きものとなれ。

 〇  無限の向上を目指すには

・上の仏言も厳しいお言葉です。前回は、「(その性格や能力にしたがって)一人ひとりの中道がある」というお話をしました。

・今回は、その点について、もう少し具体的にお話をしたいと思います。

私の中道

・私の中道に対する考え方は、以下の三点です。

① できないけど目指す
・一点目は、「できないことはわかっているけど目指す」ということです。言いかえれば、「仏になれないことはわかっているけど、仏になることを目指す」ということです。
(本サイトで再三再四お話をしているように、仏弟子の使命は、「正しき心の実践」ではなく、「正しき心の探究」です。「ファイティングポーズは永遠に崩さない」ということです。)

② 逆発想の真理
・二点目としては、今世においては、「どのようにしたら真理を実践できるのか」と探求するのではなく、「なぜ、真理が実践できないのか」を徹底的に探究をし、後世への遺産を残したいと思っています。

(「来世の自分へのメッセージ」を遺し、来世「真理を実現して成功する自分」を目指したいと思っています。以前、「悟りの功徳はやり直しができること」というお話をしましたが、単なるやり直しではなく、「教訓を積みながらやり直したい」ということです。)

③ 一割増しの自分
・三点目に、今世の私の真理の実現として、「一割増しの目標」を掲げようと思っています。「思いが実現する」は、長期の真理であることを確認しています。短期目標としては、一割増の自分を目標にします。

④ 「一日一生」の幸福
・最近の私の感触としては、「『真理に生きる』ということと、『一瞬一瞬の幸福(光)を感じる』ということがかなり近いものである」と感じています。

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