SEB13 『永遠の仏陀』第4章③ 心の浄化〇

[心の浄化]

第4章の三つの要点

・第4章「跳躍の時」で学びたい要点は、以下の三つです。

① 奇跡の時
・奇跡を感じることができればできるほど、エネルギーがでてきます。

② 歓喜の時
・私たちには、無限の可能性があり、永遠の時間があり、努力をする自由が与えられています。

③ 心の浄化
・無限の可能性を開花させる秘密は、心を浄化することです。

・今回は、三つ目の「心の浄化」について学びます。

 〇 「ダイヤモンドの心」を輝かせるための三つのステップ

・『永遠の仏陀』では、「魂の跳躍を果たすためには、自分の仏性、ダイヤモンドの心を輝かせること」と説かれています。ダイヤモンドの心を輝かせるには、次の三つのステップが必要です。

① 心の浄化
・まず、よこしまなる心を取り去るために、反省をすることです。

主のお言葉

仏法真理を知った第二の跳躍の時、
第二の誕生の時、
心すべきことは、いったい何であるのか。
まず、第一にこころがけねばならないことは、
過去の自分を見つめるということなのだ。
過去、己の生きてきた道筋をたどって、
一つひとつ、丹念に反省してみることだ。(p179)

② 純粋な心、仏性の発見
・そして、魂の奥にある純粋な心、仏性を発見することです。

主のお言葉

初めて仏法真理を知った者は、
その仏法真理を、
カンテラのごとく、高く掲げることが望ましい。
すなわち、ここにおいて、
決死の覚悟をし、
志を高く置き、
どこまでも、どこまでも高く、
仏法真理を求めるのだ。(p188)
仏法真理という名のカンテラを掲げるのだ。
さすれば、落とした金貨が見つかるであろう。
その金貨とは、
おまえたちの善性であり、仏性である。
ダイヤモンドの心であある。
おまえたちの良心である。
これを探し出すのだ。(p189)

③ 反省と純粋な心の発見の「循環による発展」
・「①の反省」と、「②の純粋な心の発見」は、一回だけすればすむという性格のものではありません。いくら頭で「正しいこと」がわかっても、それを実現するには、「魂の傾向性」を変えなければいけません。「反省」と「純粋な心の発見」を繰り返し実践することにより、仏性の顕現が魂の傾向性になるまで、心を磨き続ける必要があります。

主のお言葉

魂が跳躍する前には、土台を固めよ。
これが大事なことなのだ。
邪悪なるものが、そのなかにないかどうかを振り返るのだ。(p206)
こうして、日々、己の魂の生地を洗濯するのだ。
魂の生地をきれいに洗濯し、それを乾かしてこそ、
見事な色柄をつけることも可能であるのだ。
白い生地には、さまざまな絵を描くことができるのだ。(p206)

私が体験していること

・私の体験の結論を言えば、「欲望にとらわれない心」も、「仏性(純粋な心)」も、自分なりに発見はできていると思います。

「純粋な心」とは、真理の思いが心の底からあふれ出てくる心です。
・そうなると、少々のことで、真理の実践の思いを止めることはできません。

・しかし、たいていは、「真理の思い」が心からあふれ出るようになる前に、不純なものが混じり、真理と反対のもの(怠け心、貪欲)に負けてしまします。

・別の言葉で言うと、「頭で理解した真理は、弱き心に負けて、実践できない」のですが、「純粋な心から出てくる真理の実践の思いは、止めることができない」ということです。

・つまり、徹底して「純粋な心」を探求することが、「真理の実践」の鍵であると考えています。

 

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