SEG190711 特別記事 祈りについて

🙂 奇跡へのチャレンジと祈り

・当サイトでは、7月より「奇跡実現へのチャレンジ」に重点的に取り組んでいます。
・前回は、奇跡を実現する最大のポイントである「天上界の支援」について考えました。
・今回は、「天上界の支援を得る」ための「祈り」について考えます。

今回の要点

・要点は以下の三つです。

① 祈りの意味
・祈りは、主の御心を御心として生きる「黄金の未来」を開きます。

② 祈りの姿勢
「愛から祈りへ」が正しい祈りの姿勢です。

③ 祈りの方法
・実践的には、心に描いたイメージが実現します。
・実現の度合いは、「祈りの強さ」によって決まってきます。

・「正しい祈り」は、天上界に聞き届けられます。
・「正しい祈り」に則った生き方が人間の生き方です。

 🙂 祈りの意味

・はじめに、「祈りの意味」について考えます。

『黄金の法』では、次のように説かれています。

自分の未来を黄金に輝かせるためには、言うまでもないことですが、想念帯を輝かせるということなのです。たとえ、過去に灰色の文字があっても、正しい反省によって、次々と金文字に変換されてゆきます。そして、未来も、正しい祈りに則った生き方をすることによって、金色に輝き始めるのです。(p35)

・霊の世界では、心の中で起きたことが現実になります。
・正しい祈りをすれば、その祈りは現実になります。

・「正しい祈り」とは、純粋な心からでた祈りです。
・純粋な心を保つことが、祈りの条件です。
(いったん汚れた水をきれいにするより、きれいな状態を保つ方がかんたんです。)
(同じように、黄金の未来を築くには、汚れた心を反省するよりも、心が汚れる前のきれいな心でお祈りをする習慣をつけた方が簡単だと思います。)

 🙂 祈りの姿勢と実践的な注意

・純粋な祈りの一つは、「愛の心からでるくる祈り」です。
・さらに言えば、愛の実践が先に来るべきです。

『愛から祈りへ』では、次のように説かれています。

「祈りから愛へ」ではなく、「愛から祈りへ」というプロセスこそが大切なのではないかと私は思うのです。
この「愛から祈りへ」というプロセスは、結局、こういうことなのです。
まず、愛を実践してみせること。思いや行いにおいて、愛を実践してみせること。
これは一つの自力でもありましょう。自力行としての愛の実践を行いながら、しかして祈りへと歩んでいくことが大事だと言っているのです。
つまり、「みずから、やれるだけのことをやり、果たせるだけの使命を果たし、それでなお祈ることあらば祈ってみよ」ということなのです。そうであれば、主の御心にかなうことでしょう。(p203)

「愛から祈りへ」の実践上の注意

・実践論としては、まじめなタイプの方の場合は、主のお言葉を窮屈にとらえないすぎないことが大切です。

・主の「やれるだけのことをやり」というお言葉は大切にすべきですが、それにとらわれて自縄自縛になる必要はありません。
(要するに、「努力をしていない私は『祈る資格がない』などと考える必要はない」ということです。)
・主は、寛容な方です。
・自分でできそうなことをやって、祈りが届かなければ、「ああ、努力が足りないんだ」と考えて反省にはいる方が実践的です。

・逆に、他力思考の方は、たとえ祈願であっても、自力の部分を忘れないように気をつけた方がよいと思います。

 🙂 祈りの方法

・祈りの方法の要点は、「イメージ」「真剣さ」です。

イメージ

・「念いは実現します」

・心で念ったことが天上界に通じます。

・自分レベルにあったイメージをつくればよいと思います。
・代表的なものを三つ紹介します。

① 光のイメージ
・光(法、概念)をイメージできる方は、光のイメージをするのがよいと思います。

・当サイトの「会員ページ」では、「光の珠となるプログラム」で紹介をしています。

② 神様のお姿のイメージ
神様の姿をイメージするのも一般的な方法だと思います。

・神様のイメージができれば、そこには、何らかの形で思いが伝わると思います。

悪霊撃退では、主がそこにいらっしゃることを確信することが、大きな力となると思います。
(詳しくは、会員ページのシリーズSD「『正心法語』講座」で紹介しています。)

③ 未来のイメージ
・未来のイメージを描くのも、未来を開くためには有効な方法です。

・特に、「苦しみ」を解決したいときの祈りのときは、心は、放っておくと「苦しみの姿」をイメージしているので、注意が必要です。
恐怖心は恐怖している内容を引き寄せます。

真剣さ

・天上界に、祈りが届くかどうかは、真剣さによって決まってきます。

・天上界は、「真剣な祈りを待っている」のです。

・祈りのしかたについては、「会員ページ」のシリーズSD「『正心法語』講座」も参考にしてください。

・「正しい祈り」、「イメージ」「真剣さ」については、次の記事でも考察する予定です。

 

SEG190710 奇跡実現のための天上界の支援を考える

 🙂 奇跡とは何か

・前回は、「奇跡実現へのチャレンジをする」というお話をしました。

・そこで、今回は、「奇跡について」考えてみたいと思います。
(この記事は、「一般ページ」「会員ページ」共通の記事です。)

・まず、「奇跡とは何か」ということを明らかにしておきたいと思います。

奇跡と縁起の理法

・この宇宙のできごとは、すべて「縁起の理法」にしたがって起きています。
・「縁起の理法」は、宇宙を貫く法則であり、すべてのできごとは「縁起の理法」から逃れることはできません。

・したがって、原因・結果の法則という観点から見れば、この世に奇跡というものはありません。
(あるいは「縁起の理法」自体が奇跡の存在という方があたっているかもしれません。)

・ただし、私たち人間の目には、その原因・結果の法則が見えないこと「奇跡」に映ります。

天上界の支援と奇跡

・あの世の存在のことをよく理解できていない人間にとっては、あの世の影響を受けて起きたことは「奇跡」に見えます。

・つまり、天上界の支援を受けて、通常はなしえないことができれば「奇跡は実現」することになります。

 🙂 奇跡実現のチャレンジの内容とその仕組み

・前の記事で、「当サイトでは、三つの奇跡実現にチャレンジする」というお話をしました。

・それぞれの奇跡と、期待する天上界の支援は次の通りです。

SEG投資法による富の奇跡

・投資の実践による奇跡の実現で期待できる内容は以下の通りです。

① 幸福の科学の未来予想
・SEG投資法の最大の武器は、「幸福の科学」の未来予想です。
熱心に勉強をしていれば、未来は見えてくると思います。

② 優良企業等のインスピレーション
・投資成功の最大の要素は、優良企業の発掘です。
純粋な心を持っていれば、天上界からのインスピレーションを得られ、優良企業を発見できると思います。

③ 天上界の支援と地上人間の自助努力
・すべての成功のもとにあるのは「智慧の力」です。
・「智慧」は、地上人間の自助努力と天上界の支援の一致協力によってわいてきます。

信じる心努力する心があれば、「智慧」が得られると思います。

アンチエイジングの奇跡

・アンチエイジングの奇跡で期待できる内容は以下の通りです。

① 念いの力
・このサイトで、何度も紹介をしているように、「念いは実現します」

・これは、霊的には、単純な「縁起の理法」ですが、心の法則を知らない人には奇跡に映ります。

② 祈りの力
・「念いの力」は、祈りによって、天上界に届けられます。

③ 瞑想の力
・祈りが届けば、天上界は瞑想時に「光の供給」をしてくださるはずです。

ユートピアの実現

・ユートピアの実現で期待できる内容は以下の通りです。

① ケリューケイオンの杖の力
・学習会のグループで、4名の方が「ケリューケイオンの杖」を拝受されています。

② 愛の力
ケリューケイオンの杖「愛の杖」でもあります。

・自分のための祈りより、「愛の祈り」に力を発揮すると思います。

③ 真理の力
・奇跡の実現で一番大切なのは、信じる力です。

・ただし、現代人は、知性が強くなっているので、ある程度自分でも理解できるように「縁起の理法」を解き明かした方が信じられると思います。

・真理の学習により、「何をすれば奇跡が起きるのか」を解き明かしていきたいと思っています。

 

SEG190709 奇跡実現へのチャレンジ

 🙂 奇跡実現のチャレンジ

・当サイトでは、7月から「奇跡実現へのチャレンジ」に重点的に取り組みます。

チャレンジの目的

・目的は、以下の二つです。

① 真理の力の実証
・一つは、「真理の力」の実証です。
真理を実践すれば、「成功すること」「幸福になること」「奇跡が起きること」を実証したいと思います。

② 後世への遺産
・しかし、現実には、成功することと、うまくいかないことが出てくると思います。
・うまくいかなかった部分に関しては、「真理を実践したつもりで、していなかったこと」を明らかにし、その教訓を後世への遺産とし残したいと思います。

チャレンジの内容 

・チャレンジする奇跡としては、以下の三つを考えています。

① 富の創造
・投資の成果で奇跡を起こして豊かさを実現します。

② アンチエイジングの実現
・目に見える形のアンチエイジングの実現を目指します。

③ ユートピアモデルの創造
・10人ぐらいのグループでのユートピアのモデルの創造です。

 🙂 富の創造

SEG投資法

・現在、「会員ページ」で、真理投資法であるSEG投資法の実績を紹介しています。

・目標は、「毎年20%の利率で、50万円の資金で、30年で1億円の成果のモデルをつくる」ことで、2018年の1月にスタートしています。

・1年半の研究の結果、だいたいモデルは70~80%くらい確立した感じがしています。
(昨年の成果は20%達成していますが、今年は現状、数%のマイナスです。)

・これからは、「月平均2%ぐらいのリターンが得られるのではないか」と期待をしています。

・当サイトの「一般ページ」でも、7月からは、毎月一回のペースで、SEG投資法の実績を紹介していく予定です。

 🙂 アンチエイジング

祈りによるアンチエイジング

・このサイトでは、「ガンなどの病気が『念いの力』で治せること」「祈りにより、ぎっくり腰が治った私の体験」などの記事を載せたことがあります。

・心に光を入れ続ければ、健康な体を維持できると思われます。

・しかし、冷静に、我が身を振り返ってみれば、頭は白髪、しわも増え、目は近眼、老眼、歯は歯槽膿漏、皮膚もあれていますし、いびきもひどいです。

・そこで、「毎日の祈りによるアンチエイジング」に挑戦することにしました。

・アンチ・エイジングの祈りの中心は、幸福の科学の祈願文のなかにある「病気平癒祈願」です。

 🙂 ユートピアのモデル

グループでのユートピアのモデルづくり

・現在、毎月一回10人ぐらいのグループで真理の学習会を開催をしています。
・このグループで、「貧」「病」「争」の不安のないユートピアのモデルをつくりたいと思っています。

・参加者と相談をしながら、内容を報告します。

・「貧」「病」「僧」の問題解決や、奇跡実証のチャレンジの記事は、毎週金~日曜日に公開する予定です。

 

SEG190708 特別記事 幸福になるために(真理の学び方)

・この記事は、真理の学び方、当サイトの読み方を紹介するガイダンス記事です。
(この記事は、「一般ページ」「会員ページ」共通の記事です。)

この記事の目的

・この記事の目的は
この世とあの世を貫くほんとうの幸福をつかむ
ことです。

 🙂 真理の学習を身に着ける方法

・はじめに、真理を勉強しているにもかかわらず幸福になれない(発展しない)理由を考えます。

・よくあるパターンは、「幸福(真理)の段階論」の理解が足りないパターンです。
・結論を言うと、真理の学び方が同じ段階で止まっていて、グルグル回りをしている人が多いのです。
(「成功体験や失敗体験にとらわれていて、そこから発展していない」という言い方もできます。)
(つまり、反省をあまりしていないのです。)

学びができていない例

① 真理を実践しているつもりの勘違い
・ほんとうは人から評価をもらいたくて人にやさしくしているのに、自分では「与える愛」を実践しているつもりになっている。

② 真理知識の勘違い
・真理知識を知っているので、「自分のの考えが正しい」と思っている勘違い。
(かなり多くの人間は「自分のことを正しい』と思っています。)

③ 反省ができない
・反省しようとして、マイナス思考になって「苦しみ」を大きくしている。

④ 念いの勘違い
・「念いは実現する」と聞いて、表面意識の念いを強くして、潜在意識でマイナスを植えつけている。
(たとえば、「ガンを治そう、治そう」と思い、潜在意識にガンを植えつけている。)

真理の学習の発展段階

・上にあげたような勘違いは、主に、真理の学びの発展段階が理解できていないところからきています。
・真理の学びには大きく分けて次の三つの段階があります。

① 第一段階 真理知識を得る
・第一段階は、「真理知識を得る」段階です。
・真理を知ることにより、自分の向かう方向を知る段階です。

・次元論で言えば、五次元の上段階から六次元の下段階だと思います。
・幸福の科学では、初級セミナーのレベルです。

② 第二段階 真理を実践する
・第二段階は、「真理を実践する」段階です。
・仕事や生活の中で真理を実践して、心の問題を解決し、幸福になる段階です。

・次元論で言えば、六次元の段階です。
(幸福の科学では、多くの人がこのなかで試行錯誤をして、七次元を目指しているのだと思います。)
・中級から上級のレベルです。

③ 第三段階 真理を魂でつかむ
・第三段階は、「真理を魂でつかむ」段階です。
・「霊的自己が五割を越える」「ほんとうの自分の発見」「天上界との交流ができる」といった段階です。

・次元論で言えば、七次元の段階です。
・幸福の科学では、職員やリーダーのあるべき姿です。

 🙂 六次元から七次元へのつまづき

正しさの逆転

・問題の所在は、「五次元」から「六次元」、「六次元」から「七次元」へと段階があがるときに、「ものの考え方が逆転する」ところにあります。

・具体例で示します。

① 五次元の世界
・五次元では、調和や平和が大切です。
「苦しみ」がないことが幸福です。
(競争がない方が幸せです。)

② 六次元の世界
・六次元では、進歩、発展が大切です。
・自由主義の競争のなかで、成功することが幸福です。
・競争に勝つことが幸福です。

③ 七次元の世界
・七次元では、愛が大切です。
・この地上の「苦しみ」を受け止めて、苦しみを乗り越えることに幸福があります。
(たとえば、自分のことを理解してくれない人を「許す」のが七次元の幸福です。
自分のことを理解してもらう幸福は六次元の幸福です。)

・五次元の感覚で真理を学ぶと、「苦しみを乗り越える話」を「苦しみをなくすための話」として聞いてしまいます。
・六次元の感覚で真理を学ぶと、「苦しみを乗り越える話」を「成功するための話」として聞いてしまいます。

・そうすると、話の本質がわからなくなり、グルグル回りを始めるのです。

 🙂 学びのポイント

教えを本質論としてとらえる

・七次元の法を学ぶためのポイントは、教えを「自分が幸福になるための方法論」ではなく、「本質論としてとらえる」というところにあります。

・「方法論」とか「本質論」とか言われてもピンとこない方が多いと思いますので、具体例で説明します。

幸福実現党の例

・おそらく、幸福実現党は、巷の数ある政党と同じような六次元レベルの成功はないのだと思います。

・私たちは、自分たちのことを理解してくれない人を裁くのではなく、許す必要があるのだと思います。
・そして、そうした人たちに「愛を与え続けたとき」に、八次元レベルの時代を変えるような幸福が手に入るのだと思います。

投資法の例

・当サイトで実践しているSEG投資法では、投資の本質論を論じています。
・具体例をあげます。

① 愛と智慧の投資
・私は、企業や地域の発展を願って投資をする「愛の投資」を実践しようと思っています。
・投資の成功を目指して必死に勉強をしています。

・この愛の思いと、勉強の熱心さがほんものであれば天上界からインスピレーションは絶対にいただけるはずです。
(これを実証しようとしています。)

・天上界から適当なインスピレーションが降りてこないときも、それも天上界からの一つのお応えと考えることができます。
・つまり、「天上界は、私の愛と智慧の不足を教えて下さっている」と考えることができます。

② 自我の勉強、自我の祈願
・たとえば、「投資成功祈願」を受けて、投資に成功しないこともよくあると思います。

・その理由は、天上界からインスピレーションを受け止める心構えができていないから」です。

・「天上界の支援をいただく」のは、方法論を探してもダメなのです。
・本質論が大切なのです。

今回の結論

七次元の幸福をつかみたかったら、方法論ではなく本質論を追究する。

 

 

 

SEG190707 特別記事 - ほんとうの幸福を考える

 「智慧のマーケット」開設一周年を迎えて

・7月7日に、「智慧のマーケット」は、開設一周年を迎えます。

・開設一周年を迎えて、改めて、「智慧のマーケット」の追求する「ほんとうの幸福」について考えてみたいと思います。

・この記事の目的は、「魂のよろこび」「執着」を見分け、「ほんとうのよろこび」を手にすることです。
(『永遠の仏陀』第2章の学びの実践編でもあります。)
(この記事は、「一般ページ」でも公開しています。)

 🙂 魂のよろこびとは

・幸福の科学で探求をしているのは「魂のよろこび」、「ほんとうの幸福」です。

『永遠の法』では、「魂のよろこび」として、次の二つが説かれています。

① 魂が向上したとき
・自分が役に立ったときです。

② 新たなる知識を獲得したとき
・「仏のつくった(幸福な)世界」についての発見があったときです。

 😐 魂のよろこびが執着に転じるとき

・私たちにとって問題となるのは、肉体をまとっていると、「魂のよろこび」がいつのまにか「執着」に転じて、「苦しみの原因」になっていることです。

・その変化は、次のように起きます。

① 「向上心」が「人との比較」に変わる
・一つは、「魂の向上のよろこび」が、「人との比較」に変わったときです。

・魂が向上する手段として、仏は「競争の原理」を創られました。
・「他人と競争をして向上を目指すのはよいこと」ですが、人はいつしか、「競争に負ける自分」を不幸と感じる(劣等感を持つ)ようになったり、「失敗の恐怖心」を持つようになったり、「相手の不幸や失敗を喜ぶ」ようになったりします。

・これが「苦しみ」の原因です。

② 「人の役に立ちたいという心」が「奪う愛の心」に変わる
・もう一つは、「人の役に立つよろこび」が、「奪う愛」に変わったときです。

・人の役に立つと、人から感謝されたり、ほめられたりします。
・人の心は、これを幸福と感じるようにできています。

・しかし、「人から感謝されたい心(ほめられたい心)は、人を縛る「奪う愛の心」を生みます。
・「人からほめられたい心」は、自分の思い通りに評価してもらえないという「苦しみ」に変わるのです。

話を整理すると

・話を整理すると、次のようになります。

・私たちの苦しみの原因として大きなものは次の二つです。

① 劣等感(他人との比較)
・他人との比較の「苦しみ」は、向上心がこの世的に転化した時に起こります。

② 人から愛されていないという気持ち
・人の役に立ちたいという気持ちが、うまくいかないときに「奪う愛」の心が起きます。

努力逆転のワナ

・執着がでてきたときに、考えなければいけないことは、「苦しみ」から脱することばかり考えていると、「努力逆転」のワナにおちいるということです。

劣等感から逃げようとすればするほど、劣等感は深くなってきます。
失敗を恐れれば恐れるほど、失敗が増えてきます。
人にほめられようとすればするほど、人の評価は下がってきます。

 🙂 どうすればよいか

・執着から抜け出す方法は、人によって違ってきますが、おおよその感じは以下の通りです。

① 自分の執着の認識をする
・まず、自分が「執着で苦しんでいること」を知ることです。

・たいていの人は、苦しみの中にある時に、「他人を変えよう」としたり、「環境を変えよう」とします。
・しかし、ほんとうは「心の問題」です。

・他人や環境を変えようとするのではなく、「心の問題」と悟ることです。
(「心の問題」と悟るためには、毎日の反省が必要です。)

② 現実の見方を変える
・心の問題とわかったら、「苦しい」とか、「自分がダメ」と思っている「その見方が間違っている」ということを知っていただきたいと思います。

・人生は魂修行の場です。
・「苦しみ」は向上のための「苦しみ」ですので、人生計画から見れば悪いことではなく予定通りのことです。

・ただし、このレベルでは、頭では理解できても、心の傷はいえていません。
(心の苦しさはなくなりはしません。)
(劣等感が苦しいのは、心が傷ついているからです。)
(反省のポイントは、「正見」です。)

③ 神仏の愛を感じる
・心の傷をいやすには、「神仏の愛」を感じる必要があります。

・神仏の愛を感じることができるようになると、「人との比較」の心が消えていきます。
「人の評価を求める心」が消えていきます。

・神仏の愛を感じることができるようになると、心に光が入ります。
(ここは、「正見」と「正定」の問題です。)

④ 自分の中道の発見
・光が入れば自分の仏性が輝いてきます。
・他人の仏性が見えるようになってきます。

・一人ひとりが、自分の個性を輝かせながらお互いに協力をすることができれば、そこにユートピアが生まれます。

(こんへんは、「正思」「正語」「正業」「正命」の問題です。)

 

SI024 現在の投資実績と今後の展望(3月30日)

・「会員ページ」では、今週は、復習シリーズを公開していますので、シリーズSI「投資の天才への道」は、現在の実績と、今後の展望のみの紹介にします。

🙂 現在の投資実績

・現在の投資実績は以下のとおりです。
(個人情報ですので、実際の数字ではなく、100万円投資をしたときの割合で示しています。)

持ち株数     株価  持ち株数 残高    総計
はじめ(2018年)  1183円 822株  27,524円    1,000,000円
株価最低値(9月)   995円  851株   53,473円  900,467円
2019年はじめ    1398円 244株  882,080円  1,222,843円
3月1日         1172円 855株   86,161円  1,088,514円
3月29日        1184円 823株  129,298円  1,104,618円

はじめからのリターン       約10,5%
今年のリターン          約-9,7%
3月のリターン          約1,5%

現在の市場で何が起きているか

① 長短金利差の逆転
・3月の最終週に入って市場は乱高下をはじめました。
・理由は、米の長短金利差の逆転です。

② 長短金利差の逆転の意味
・前の記事でもお話をしたことがあると思いますが、長短金利差の逆転は、バブル(株価高騰)の前兆であり、その後の景気後退(大暴落)の前兆でもあります。

・つまり、今回の長短金利差の逆転により、「これからバブルが起きる」と思っている人と、「これから景気後退に向かう」と思っている人がいるということです。

③ バブルになる理由
・長短金利差の逆転によりバブルが起きるのは、経済が成長している(短期金利が上がっている)のに、長期金利が下がり、お金が市場にでまわっているからです。

④ 景気後退が起きる理由
・その後に景気後退が起きるのは、先行きの経済が不透明(長期金利が下がっている)なのに、短期金利が上がり、返済が大変になるからです。

⓹ 現在起きていること
・現在は、アメリカの経済指標は、それほど悪くなっていませんが、FRBは金融緩和の方向に向いています。
(これはバブルの方向です。)

・欧、中、日の経済は減速しているのに、これ以上金融緩和が難しい状況にあります。
(これは景気後退のシグナルです。)

今後の戦術

① 私の予想
・私の常識では、現在の株価がすでにバブルで、年後半に向けて、暴落が起きるというものです。
(年頭の予想と変わっていません。)

② 戦術
・戦術は、以下の通りです。

1 日経平均の株価が、25日移動平均線の上にあるときは(バブルの可能性があるので)、ダブルインバースの株を定期的に買います。

2 日経平均の株価が、25日線移動平均線を下回った段階で、暴落対応の売買に切り替える。

SF202 絶対信仰への道 要点整理② 宇宙の本質「光」「理念」「真理」

 🙂 宇宙の本質である普遍の真理を監督する

・「絶対信仰への道」の復習の二番目は、SF001の復習です。

・「絶対信仰への道」の実践論のポイントは、『真理の言葉・正心法語』の経文に説かれている内容を人生のすべてと感じようとすることだと思います。

『真理の言葉・正心法語』の経文の中心は、「光」です。
・「光」は、『太陽の法』で説かれているところの、「理念」であり、「霊」であり、「仏法真理」であり、すべてのすべてです。
・主の説かれている「真理は一つ」です。
・真理は普遍です。
・真理は永遠・不変です。
・これが、宇宙の本質です。

・一方、この世の世界は方便の世界です。
・真理の影です。
・諸行無常のはかないものです。
・いずれ消え去るものです。

この世のはかなさと、宇宙の本質を、日々の修行、「正心法語」の読誦のさいに思いま出すことが「絶対信仰への道」の鍵です。

・下にSF01を再掲します。

 🙂 ほんらいの世界

・ほんらいの霊的な世界(心の世界)は、目に見えない世界です。
・哲学の言葉を使えば、概念(=理念)の世界です。
・宗教的な言葉を使えば、光の世界です。

・七次元世界を越えると、目に見える世界はだんだんなくなってきて、光(=概念)の世界になってきます。
・高次元世界に入るためには、心で光を感じたり、概念を理解することが必要です。
高次元世界では、概念=光=神様なのです。

心で目に見えない世界を感じとる

・たとえば、ヘルメス神を考える場合、アニメの映画に出てくるヘルメス様の姿を描くより、「心で愛とか発展の光を感じる」ことの方がヘルメス神に近づいている感じがあるのだと思います。

 🙂 信じると心で理解できるようになる

心で概念(愛とか勇気とか)を理解できるようになると信仰心を強くすることができます。
・逆に、「信仰心が強くなると心で概念が理解できるようになる」ということも言えます。

・もう少しわかりやすく説明します。

六次元の修行

「努力をしたら幸福になれる」という縁起の理法を信じることができれば、努力をするようになります。
(信じたら、心で理解できて、行動に移せます。)
(これが六次元の修行です。)
(ちなみに、七次元の世界に入ると「努力即幸福」の感じになると考えられます。)
(頭で理解するだけでなく、心で感じとれるようになります。)

七次元への修行

「人のお役に立てれば、お金はあとからついてくる」と信じることができれば、無我の気持ちで愛の実践ができるようになります。
(これが、七次元への修行でないでしょうか。)
(人のお役に立つことも、努力することも、成功することも同じ事になります。)

七次元から先への修行

「神様を信じたら何があっても幸福になれる」と信じることができたら、「絶対信仰」の境地を目指せます。
(これが七次元から先の修行だと思います。)

「絶対信仰への道」では、この境地を目指します。

当サイトでの修行 - 週に一日は、心に光を入れる日を

・当サイトでは、奇跡の実現を目指しています。
(念いを強くしないといけません。)

・しかし、心境としては、「何があってもかまわない」という心境になることを目指します。
(執着を強くしてはいけません。)

・「念いを強くすること」と「執着をなくすこと」は、一見矛盾しますが、この二つを両立させないと七次元から先の世界に進むのが難しくなります。

・優先順位が高いのは、「何があってもかまわない」という心境を目指すことです。
・しかし、日常の仕事をしていると、なかなかそういう境地にはなれないと思います。

・そこで、実践的方法として、「心に光を入れる一日の過ごし方」のモデルを公開します。(4月1日公開予定です。)
・週に一度くらい、心に光を入れて、「絶対信仰を目指す日」を送られるとよいと思います。

 

SF103 真理の学び方⓷ - 知的衝撃に耐える

・「真理の学び方」の話を続けます。

  🙂 『天御祖神の降臨』の前書きのお言葉

・本年出版された『天御祖神の降臨』のまえがきで、主は、「この知的衝撃に耐えてほしいと思う」とおっしゃられています。

・このお言葉がピンとこない方も多いのではないかと思います。
・というようのは、幸福の科学の教えや活動は(ある意味では)衝撃の連続であり、私たちは衝撃に慣れっこになってしまっているところがあるからです。

・しかし、これは非常に危険な兆候だと思います。
(前の記事でお話をしたのと同じように“慢心”です。

・そこで、今回は、「知的衝撃」ということについて考えていきたいと思います。

・「知的衝撃に耐える」というお言葉は、次の二段階に分けて考える必要があると思います。

① 知的衝撃を受ける
・「知的衝撃を受けない」のと、「知的衝撃に耐える」とは全く意味が違います。

② 知的衝撃に耐える
・「知的衝撃」を受けたあとは、信じられなくなったり、わからなくなったりします。
・そこで、信じる努力、理解する努力が必要になります。

 😐 知的衝撃を受ける

私が危惧しているのは、多くの人が「知的衝撃に耐えられない」ことではなく、「知的衝撃を受けない」ことです。

・主は、幸福の科学の開設当初より、「私たちに衝撃を受けてほしい」と説かれています。

・以前の記事でも紹介をしたことがあると思いますが、主は、1990年の講師等登用研修で、「真理に対する素直な驚きを感じなければだめなのです。」「もっと驚いてほしいのです」と説かれました。

・2007年の大阪中央支部精舎で説かれた「純粋な信仰」のなかでは、「外人は、主のご法話を聞いて、脳天を斧で割られるぐらいの衝撃を受ける」「もっと、大変なことだと思わなければだめです」と説かれています。

・2010年に総合本部で説かれた「改めて信仰の優位を説く」では、灯台を護る灯台守と、遠くから灯台の明かりを見る人の違いを述べ、「主に近い人間には、ほんとうの主の偉大さが見えない」と説かれました。

・私たちは、幸福にすぐに慣れてしまいます。
・これは慢心です。
毎日、毎日、意識をして奇跡を感じるようにしなくてはいけないのです。

 😐 知的衝撃を受けて、耐えるために

・「知的衝撃」を受けるという言ことは、「自分の常識と違う世界が目の前に展開している」ということです。
・したがって、その事実を受け入れるためには、自分の常識を捨てなければいけません。
・言いかえれば、「知的衝撃」を受ない多くの人は、自分の常識を捨てられない人なのです。
(真理を学んでいる人の場合、頭で考えている常識と、心で考えている常識が違うこともよくあります。)

・自分の常識が捨てられないケースとして、次の二つのケースが考えられます。

① その常識を捨てることが自分に不利に働くとき
・人間は、放っておくと自己防衛の考え方をします。
(たとえば、自分の良心に恥じることをしている人は地獄の存在を否定したがります。)

・これは、自我の問題ですので、反省の力があれば修正できると思います。
(逆に言うと、反省する力がない人は、「知的衝撃」を無視しようとします。

② 新しい事実が理解できない
・これは幸福の科学ではよく起きると思います。
・今回の天御祖神についても、十一次元の世界とか、パラレルワールドとか言われてもよく理解できません。
(理解できないと、自分勝手な解釈をして満足をするか、無視しておしまいにします。)

・このときは、「理解できない世界を理解しようとする」のではなく、「理解できている常識の世界を疑ってみる」といいと思います。

・たとえば、唯物論者は、「神様は見たことがないから信じられない」と言います。
・一見もっともな意見のようにも聞こえます。

・しかし、「ものが見える」ということは、いったいどういうことなのでしょうか。
・タンパク質と、炭水化物と、脂質でできた物質を混ぜ合わせると「ものが見えるようになる」というのはどういうことなのでしょうか。
・これを唯物論的に説明できる人はいないはずです。
・自分の見たものが「存在している」と、どのように証明できるのでしょうか。
(これを説明しようとするとハイデッカーの難しい「存在と時間」の話になります。)

・真剣に考えてみると、自分が常識と思っていることは、不思議なことばかりなのです。
人間の理解力と言うのは、神様の智慧と比べれば、蟻と太陽の大きさ以上の差があるものなのです。
・蟻の常識で太陽の大きさをはかろうとしていること自体が間違えなのです。

(つまり、理解できないことを勝手に理解しないで、「『不思議な世界がある』という衝撃を受ける」ということです。)

 😉 知的衝撃に耐えるとどうなるか

・最後に、主のお言葉を、「『知的衝撃』を受けないで信じる」のと、「『知的衝撃』を受けて信じる」のは、何が違うのかの説明をします。
・大きくは次の三つの利点があります。

① 奇跡を感じる
・はじめから受け入れるよりも、一回疑って受け入れた方が、奇跡を感じるようになります。
・上述したように、「知的衝撃」を感じるとは、常識がこわれますので、そこに今まで考えていなかった奇跡の世界が展開します。

② 足ることを知る - 感謝の心の芽生え
・奇跡を感じると、今まで当たり前と思っていたことも当たり前でなくなります。
・与えられていることに気がついたり、自分が恵まれている存在であることに気がついたりします。

③ 視野がひろがる
・私の印象を言うと、「知的衝撃」を受けて、一回疑ったあとに信じることができると、視野がものすごく広がった感じがします。
・衝撃を受けて、考え方が180度転換し、それを受け入れてさらに180度元に戻った感じです。
今まで見えていなかった360度の光景が見える感じがします。

SF102 真理の学び方② - 知的正直

・今週は、「真理の学び方」の話をしています。
・この記事は、昨年一般ページで公開した記事を改訂したものです。

・一般ページの記事で、「私(たち)は、おそろしいほど頭が悪いが、そのことを自覚していない人が多い」というお話をしたことがあります。
(私たちは、ほとんどのことを覚えていません。さらにしまつが悪いことに、「覚えていないこと」を、「起きていなかったこと」にしてしまうのです。)

・これは、その記事の続きの記事です。

 😐 「わからないということ」を「わかる」ことが大切

・「覚えていないことを『ない』と思ってしまう」のと似た現象があります。

・それは、ほとんどの人は「わからないこと」を「わからない」と思っていないということです。
・それでは、「わからない」ことがあったときにどうしているかというと、二つのうちのどちらかのことをすることがほとんどです。

① 自分の妄想で解釈する
・一つは、「わからないこと」を勝手に妄想して理解します。

・私は、学生時代競馬が好きでしたが、競馬場に行けば、レースの前は百人が百人立派な予想屋です。
・サッカーや野球を見ていると、多くの人は監督の批判をします。
・トランプ大統領も安倍首相も批判ばっかりされています。

不思議なくらいみんな自分の考えが正しいと思っています。

② 自分の妄想で解釈できないことは「信じられない」という
・自分の妄想で解釈できないときには、多くの人は、「信じられない」という言葉を使います。
・これは、幸福の科学の話をするとしょっちゅうあることです。

・つまり
「わからないこと」 ⇒ 「自分勝手に解釈する」
「自分勝手に解釈できないこと」 ⇒ 「信じられない」
というふうになっています。

マスコミは、自分の想像で芸能界のスキャンダルを伝えます。
専門家は、自分の専門分野から見てものごとの解説をします。
(これが、いろいろな社会問題の真相の一因であることは多くあります。)
(ですが、トータルとしてはだいたい間違っています。)
霊的な人は、自分の霊体験から見た霊の世界を「霊の世界」だと考えています。
霊的な体験がない人は、霊的世界の存在が信じられません。
霊的な知識がある人は、その知識で霊的な世界を理解しようとします。

・そして、一旦、自分なりの理解をしてしまうと、それを信じてしまうのです。
(そうするとほかの人の言っていることが、耳に入らなくなります)

「わからないこと」を「わからない」と思える人は、きわめて少ない感じがします。
(よくあるのは、人の話を聞いてわからないときに、人の言っていることを無視して、自分の考えていることを主張しようとすることです。)

「わかっている」とおもっていることは「わかっていない」

・もう一つ言いたいことは、多くの人が「わかっている」と思っていることは、「わかっていない」ということです。

・ただし、この話は、不毛に終わることが多いのでかんたんに書きます。

・具体例を一つだけあげます。

・私にとって「ものが見える」ということは大変不思議なことです。

・しかし、世間で「頭がよい」という言われているような唯物論者は、このことを不思議に思っていません。
「タンパク質や炭水化物がある一定の組織をつくると、ものを見ることができるようになる」と思っているのです)。
(なぜ、この世の物質が「ものを見ること」ができるのでしょうか?)
(この疑問に答えられる人はいません。)
(でも、だれも不思議に思っていないのです。)

🙂無知の知ということ

真実を知るには「わからないこと」を「わかる」(自覚する)ことが大切なのです。
(ソクラテスの「無知を知る」ということです。)

多くの人がおちいっているパターン

・わからないときに、「(わからないと思わないで)自分の考えていることを正しい」と思うと進歩は止まります。
(繰り返しますが、ほとんどの人はそうなっています。だから認識力が向上しません。)
(仏教的には慢心ということです。自分の慢心に気づいている人はほとんどいません。)

・自分が慢心をして努力をしていないのに、多くの人は「自分のことを頭が悪い」と言って終わりにしています。
・あるいは、頭がよいと言われている他人のことを嫉妬します

「知的正直」ということ

・頭がよくなりたかったら「知的正直」ということを考える必要があります。

・大川隆法総裁先生は、次のように説かれています。

私は、自分をごまかさないという姿勢で、今まで生きてきた・・・。徹底的に自ら納得いくまで探求し、納得のいかないもについては決して分かったとは言わない。そういう立場できたからこそ、今自分のわかり得ていることを、みなさんに「やまとことば」でもって、わかりやすく書き表すことができるのであります。
(参考 『悟りの原理」第3部「知の原理」)

・今回の話は、「慢心の話」でもあるし、「勘違いしやすい真理の話」でもあります。
・別の記事で、「真理を実践していないことが悪いのではなく、真理を実践しようとする意欲がないことが悪なのです」という話をしたことがあります。
・同じ理屈で、頭が悪いことは悪ではありませんが、頭が悪いことを放置していることが悪なのです。

SF101 真理の学び方① - 大切な教えを魂に刻印する

絶対信仰を目指して

・当サイトの「会員ページ」では、「絶対信仰の境地」を目指しています。
・その実践として、4月1日には、「絶対信仰を目指す一日の過ごし方」という記事を公開します。
・3月中は、「絶対信仰を目指すための学び方」と「絶対信仰への道」の学びの復習をします。

・今日のテーマは、「大切な教えを魂に刻印する」です。

 🙂 真理の学び方

・主の教えは、無限の価値のある貴重な教えです。
・「学んだ教えはあの世に持って還ることができる」と教えられています。

・しかし、残念ながら、私たちの能力には限界があり、そのすべてを学ぶことはできません。
・そこで、主の教えを効果的に学ぶ方法を三つ紹介します。

① 一つ一つのお言葉を丁寧に学ぶ
・主のお言葉に無駄なお言葉はありません。
(私の場合は、深読みをしすぎかもしれませんが。)
一つひとつのお言葉をじっくり学ぶことにより、大きな学びを得ることができます。

・ただし、これを実践するには、二つのことが必要です。
・第一に、基礎学力があることです。
(あるいは、考え方の基礎ができていることです。)
・やはり、基礎学力がないとものごとをじっくり考えることはできません。
・じっくり考えることができないうちは、量を重視した方がよいかもしれません。

・第二に、優先順位をつけることです。
(「会員ページ」では、基本三書と『仏説・正心法語』の学びを中心においています。)
・「会員ページ」では、私が、「来世に持って還りたい」と思っている教えを紹介します。

⓶ まえがき、あとがき、目次を使う
・優先順位をつけるためには、中心概念をつかむことが大切です。
・中心概念をつかむためには、経典の「まえがき」「あとがき」をよく読むのがおすすめです。
(まえがきの主のお言葉を念頭において経典を読み進めることです。)

 😐 魂に刻印する

③ 大切な教えを魂に刻印する
・三つ目は、「大切な教えと思ったら魂に刻印すること」です。

東大で学んだこと

・話は横道にそれますが、勉強の仕方としてお話をしておきたいことがあります。
・それは、東大で、私が学んだことです。

・東大の薬理学のはじめての授業で、教授が、今日は、「これだけは持って帰ってください」と言って、かんたんな話をされました。
(「交感神経系の代表的な神経伝達物質がアドレナリンであり、副交感神経系の代表的な神経伝達物質がアセチルコリンである」という話でした。)
(交感神経系と副交感神経系の話は、私の病気の話の中心の一つになっています。)

・それを聞いて、私はすごく不思議な感じを覚えました。
疑問を感じたのです。

・その疑問というのは、「天下の東大の専門課程の授業で、2時間かけて、だれでも覚えられるようなたった一行の文章を覚えるだけで勉強になっているのだろうか」ということです。
(「あとの119分は無駄な時間なのか」ということです。)

・しかし、後から考えると、その教授の教えて下さったことは正解のような気がします。
・一般ページの記事でお話をしたように、私たちは、とっても頭が悪いのです。
はじめて聞いたことは、ほとんど頭に残っていません。
(難しいことをたくさん聞くと、全部忘れてしまいます。)
(実際に、私がはじめての薬理学で聞いた授業の内容で今でも覚えているのは、その教授が教えてくれたその1行だけです。)

・しかし、一つでも頭に残っていると、何ででも繰り返して学べます。
・そこから知識はどんどん膨らんでいきます。

・ということで、たとえ数は少なくても、教えを魂に刻印をしておくとすごく役に立つのです。

・そこで、「会員ページ」では、魂に刻印をしておきたい基本三書の重要論点を毎週紹介することにしています。