SEB05 『永遠の仏陀』第2章② 正直に生きる

 🙂 第2章の深読のチャレンジ

・この記事は、シリーズSEB「『永遠の仏陀』講座」の記事です。

・シリーズSEBでは、『永遠の仏陀』の深読にチャレンジします。
・前回は、第2章「真実の人となれ」の学びの三つのポイントを紹介しました。

・今回は、そのうちの一つのポイントである「正直に生きる」の箇所の深読にチャレンジします。

今回の要点と結論

① 真実の下に、ひたすら歩む
・はじめに、「真実の下に、ひたすらに歩む」というお言葉を魂で受け止めます。

② 自分のウソを反省する
・「真実の下に生きる」決意ができたならば、自分がついていたウソを反省します。

③ この世的な価値基準を捨てる
・自分のウソに気がついたなら、この世的な価値基準にほんろうされている自分の姿を反省します。

 🙂 真実の下に、ひたすらに歩む

・深読の第一のステップは、「真実の下に、ただひたすら歩む」という仏言を魂で受け止めることです。

『永遠の仏陀』では、次のように説かれています。

おまえたちは、
真実の人とならねばならない。
真実に生きる人間とならねばならない。
真実の下に、ただひたすらに歩むこと以外に、
みずからの歩み方があると思ってはならない。(P54)

・このお言葉を受けて、かすかでも魂がふるえるようなことがある方は、過去世で宗教的修行をされていた方だと思います。
霊格の高い方だと思います。

・そのような場合は、「心のうずき」を大切に生きていくのがよいと思います。
(「凡事徹底」とか、努力論にも反応される方だと思います。)

・上のお言葉が、あまりピンとこない方の場合は、修行として、「凡事徹底」とか「努力論」を学ばれるとよいと思います。
(「地道に努力をする気がおきない」という場合は、この世的な発展を目指して努力をする方向でよいと思います。)

 🙂 ウソの反省

・「真実の下に歩む」よろこびを感じたなら、次のステップは、ウソの反省です。

『永遠の仏陀』には、次のように説かれています。

私は、おまえたちに言っておく。
うそを言い続けて、真に成功する人はいないということを。(p55)
もし、うそ、偽りを使わなければ、
おまえたちが世に認められないというならば、
そのような成功は、やがて、仮面をはがれ、
暗い淵のなかに投げ入れられることになるであろう。
よって、正直に生きる者は、最後には勝利するのだ。
それを忘れてはならない。(p58)

・私たちは、生きている間にたくさんのウソをついています。
・自分では、「しかたがない」と思っていながらついているウソ、「悪いこと」とは知りながらついているウソなど、いろいろなウソがあると思います。

・「真実の人生を生きる」ためには、これを一つひとつ丁寧に反省することが大切です。
ウソを丁寧に反省していると、自分の本性が見えてきます。
自分が見たくない真実に直面することが人生の勝利への鍵です。)

この世的な価値基準を捨てる

・自分が見たくない真実の裏側にあるのが、この的な価値基準です。

『永遠の仏陀』では、次のように説かれています。

偽りの人生を生きている人には、
あきらかに共通する特徴がある。
彼らは、すべて、この世的なる物差しを基準としている。
地位や、名誉や、金銭の多寡、
そのようなものを、この上なく愛し、
己の心の価値というものを認めていない。(p60)

・私たちがウソをつくのは、この世的に生きやすく生きたいからです。
・しかし、そうした道を選ぶたびに、心が汚れ、ほんとうの幸福を捨てているのです。

今回の結論

・「真実の下にひたすら歩む」という本来の生き方を知り、「生きやすくいきたい」という汚れた心を捨てる。

 

 

 

 

 

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