SG001 絶対信仰を目指すための『黄金の法』の読み方

・この記事では、「絶対信仰を目指すための『黄金の法』の読み方」についてのお話をします。
(今回は、「絶対信仰」というよりは「エル・カンターレ信仰」という言葉の方がぴったりくるかもしれません。)

 😐 なぜ、『黄金の法』が難しいのか

「『黄金の法』は難しい」と感じられている方は多いと思います。

・そもそも『黄金の法』にでてくる光の天使は、どちらかというと、私たちになじみのうすい偉人がたくさんいます。
・ローマ史では、シーザーではなくて、キケロが出てきます。
(民衆の間では、ヨーロッパの歴史の最大の英雄はシーザーでしょう。)

・中国の歴史でも、劉備玄徳や諸葛孔明はでてきません。
朱子とか王陽明とかがでてきます。)

・主が、第5章で「後世の人々に語り伝えてゆかねばならない方々」として出てくる日本人は、内村鑑三谷口雅春です。
(これには、私も長い間???でした。今でも、多少???です。)

・それでは、どのような方々が『黄金の法』に出てきているのでしょうか。

結論を言うと、思想家です。

 😉 思想家がえがかれている三つの意味

・『黄金の法』に思想家が多く出てきている理由は、結局、「思想」というものが人類の歴史に、一番大きな影響を与えているからだと思います。
(第1章に「魂の傾向性」の話が出てきますが、思想というのは「人類の(魂の)傾向性」を現しているということだと思います。)

・思想は次の三つのかたちで人類史に影響を与えます。

① よき思想がよき影響を与える
・一つ目は、「よき思想」です。
・話を難しくしないように重要ポイントだけ確認します。
(知識として知っていただければよいと思います。)

第2章の西洋史は、ギリシャ哲学のプラトンに始まり、ヘーゲルの話が結論に近いものになっています。
(プラトンとヘーゲルは同じ魂の兄弟と言われています。)
・したがって、西洋史の中心思想は弁証法的運動ということになると思います。

・第3章の東洋史の中心思想は釈迦仏教です。

・第4章の日本史の中心は、人物よりも「神々が集う場」という空間論の方が大切になっている気がします。

⓶ 悪しき思想が悪しき影響を与える
・二つ目は、「悪しき思想」です。

弁証法哲学の悪しき思想が、マルクスの唯物思想です。

・(中国思想の話は、悪しき思想より多様性の話が中心かもしれません。)

・空海の「よき思想(三条思想)」に対して、最澄の「悪しき思想(一条思想)」がありました。

③ よき思想が悪しき思想に変わるとき、悪しき思想が修正されるとき
三つ目は、「よき思想」が「悪しき思想」に変わるとき、悪しき思想が修正されるときです。

・これは、順序立てて説明していると難しくなるので、実例をあげて説明します。

カントは如来界の人ですが、その思想は唯物論者に使われてしまいました。
・カントの思想が唯物論に流れやすいこと、その結果がどうなるかは、ドイツのメルケル首相が実践しました。
(ということで、過去の思想家が、今世実務家として出てきていることも多いのかもしれません。)

・このように、どんな思想でも、人・時・所によって悪しきものに変わる(利用される?)可能性があります。
(これが『黄金の法』で示されています。)
・いったん悪しきものに変わったものが修正されると一段高い思想になります。
(これが弁証法的発展です。これが、今の奇跡の時の意味です。)

 😐 光の天使の通信簿としての『黄金の法』

・ということで、『黄金の法』は、仏の世界計画であると同時に、それを実現するための光の天使の通信簿です。
・光の天使を目指す人間にとっては、最大の学びの書の一つです。

① 自分の思想がどのような思想であるのか、
⓶ その思想はどこに長所があり、どこに限界があるのか。
③ 今、一段の発展をするためには、どのような思想を身につけなければいけないのか
ということを学んでいく必要があると思います。

・ちなみに、私の場合は、「思想の現実世界への展開」というのが一つの課題だと思っています。
・そのために、「奇跡の実証」「投資の天才への道」にチャレンジしています。

 

 

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