・この記事は、シリーズDHS「奇跡物語」の記事です。
【なぜ、天上界からのインスピレーションとわかるのか】
・次に、「自分におりてくるインスピレーションが、なぜ、天上界からのものとわかるのか」ということを説明します。
(第1章2でお話をしたように、私たちの心のなかには神様もいらっしゃいますが、悪魔も入ってきます。)
・インスピレーションの正当性を確認する方法は三つあります。
・一つ目は、内容の整合性です。
・インスピレーションは、「普遍の真理と歴史的事実の関係」や「私たちが何をなすべきか」のインスピレーションなので、他の真理や過去の話と整合性があるかないかの判断はできると思います。
(みなさまにも、この「奇跡物語」や「成功する天才君」の内容で判断していただけると思っています。)
(「『戦争と平和』で書かれていることが深い真理であり、ヘーゲル哲学や仏教の教えと整合性がある」ということが自分の頭で構築されたものであるならば、そちらの方がすごいことのような気もします。)
・二つ目は、それから後に起きるできごとによってインスピレーションの意味していることがわかるようになることです。
・たとえば、霊的体験をしたあとに「戦争と平和」でその内容がでてきます。
・「『戦争と平和』が聖書である」というインスピレーションをもらったあとに、それを裏書きするような内容の記述に出会います。
・こうしたことが重なると、「『戦争と平和』を買ったのは偶然ではない、インスピレーションのおかげ」とわかります。
・三つ目は、「わかるはずのないことがわかる」ということです。
(これは、インスピレーションの内容の正当性の話というよりも、「自分の考えていることがインスピレーションであると気づく」ということかもしれません。)
・たとえば、「『戦争と平和』は小説ではない」ということがわかったのもその例です。
・私自身の表面意識では、「戦争と平和」はどう考えても小説です。
・しかし、インスピレーション「『戦争と平和』は小説ではない」と言います。
・そして、トルストイのそのあとに、トルストイの解説を読んでそれが真実であることを知りました。
・実は、子供のころからこの体験をよくしています。
・世の中で言うひらめきです。
・現実に、仕事ができる人は99%ひらめきを使っていることがあるはずで、決して珍しいことではないと思います。