MS122a 神は人間の心のなかにいる

・この記事はシリーズDHS「奇跡物語」の記事です。

② 「フリーメーソンの秘法」と人間の心の秘密を知る

【神は人間の心のなかにいる】

・「ロスト・シンボル」と「戦争と平和」を読んで発見した第二の「人類の秘密」は神のご存在のしかたについての発見です。

・それは、
「神は人間の心のなかに宿る」ということです。

・「戦争と平和」では、神を信じていなかった主人公のピエールが、フリーメーソンの組合員であるバズジェーエフの言葉によって神を信じるようになった場面が次のように描かれています。

あなたは神をご存じない。それだからあなたは不幸なのです。あなたは神を知らぬと言われるが、神はここにおられる、神は私のうちにおられる、神は私の言葉のうちにおられる、神はおまえさんのうちにも、いまおまえさんの言った冒涜的な言葉のうちにおられるのだ。

・そして、このあと神様が心のなかにいる」ことが描かれていきます。

・「神様が心のなかにいる」という思想は、「万物万象のなかに仏性が存在する」という仏教の「一切衆生悉有仏性」の教えと同じことです。

・「すべてのなかに神が宿る」という汎神論の考え方は自然宗教、人格神宗教に関わらず多くの宗教で見られる考え方です。

・人類の歴史のなかで長く信じられてきた「神様の普遍の姿」と考えられます。

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