SI022 投資と『太陽の法』第6章 - 主の御心にかなう投資

・今回のテーマは、「『太陽の法』の第6章で説かれている真理を投資活動で実践する」ということです。

・前の記事で紹介をしたように、『太陽の法』の第6章の重要論点は、
① にせものの自分を捨てる
② 主の使命の実現
の二つです。

 🙂 ほんとうの投資活動

・投資活動において、「にせものの自分」を捨てるということは次の二段階にわけて考えることができると思います。

① 神の御心にかなった投資哲学を発見する
・一番目は、「神の御心にかなった投資哲学を発見する」ということです。

・投資活動というものは、本来は「与える愛」の行為です。
・これは、当然神の御心にかなっています。

・しかし、現実には、自分の利益しか考えない投機活動を投資と称していることが多いと思います。
・投機は神の御心に反する「にせものの活動」です。

「与える愛」になるような、投資哲学を持つべきです。

・SEG投資法は、「神の御心にかなった経済革命」を志しています。

② 恐怖心や欲望と戦う
・体験的には、「かなり研究をし、投資システムを考え、投資を実践しても、株価が下がると恐怖心がでてきます」。
・逆に、「株価が上がると欲がでてきます。」

・このときに、自分の決めた売買システムに忠実になれるかどうかが成否のカギとなります。
・理由は二つあります。

・一つは、仕事の世界では感情に流されるより、知性、理性にしたがった方が成功する確率が高いことです。

・もう一つは、自分のシステムを忠実に実践すれば、失敗した時に反省ができることです。

・神様の創った世界の特徴は、何度でもやり直せることです。
・本来の投資は長期で考えるべきものです。
・その長い時間、研究を重ねつづけ、反省しつづけることが大切です。

自分のつくったシステムに関しては、研究も反省もイノベーションも可能です。
・感情に左右されていると、研究も反省もイノベーションもやっかいです。

 🙂 経済革命の実現

・前述したとおり、SEG投資法は、経済革命の実現を目指しています。

・経済革命の中心となるのは、真理本位制の確立です。
・真理本位制とは、真理価値により信用創造をしていくことです。

① 真理価値
・真理価値とは、真理を経済価値として表すことです。
『成功の法』では、次のように説かれています。

経済の世界では、「付加価値」という言葉がよく使われます。
以前、ある評論家は、「これから『知価』の時代が来る。知恵がその中に織り込まれていることが、値打を呼ぶようになる」ということを論じていました。
この「知価」に代わるべき言葉として、私は「真理価値」という言葉を挙げたいと考えます。「この宇宙を統べているエネルギー、法測を、発展、進化させる方向で知恵を出す。ということが、真理価値と言うべきものです。(p165~167)

② 信用の創造
・真理を真理価値として表すことができれば、そこに信用の創造ができます。
(信用の創造とは、わかりやすく言えば、借金の担保ができるということです。)

・山田方谷の霊は次のように話をしています。

信仰心をもう一度高めて、信仰心を信用経済にすれば、真理価値を含んでいるもの、あるいは真理企業とかが、みんな発展していって、融資先も分かるわけよ。お金をどこに使えばいいかが、みんな分かってくるよねえ。(『財政再建論 山田方谷ならどうするか』(p162)

③ 循環による発展
・信用創造ができるようになると、経済は循環して発展していきます。

当会の場合は、先ほど言った「土地本位制」のような言い方で、一言で言うとすれば、基本的に「説法本位制」です。
私の説法には、グルグルと回転しながら、当会の経済規模を大きくしていく効果があるわけです。(『資本主義の未来』p95~96)

・このように真理の価値を循環して発展させることにより新しい経済システムを創っていくことが経済革命です。

・そのためにSEG投資法では、真理を実践して、真理を実践している企業を発見し、投資をして経済発展に貢献します。

 

 

 

 😉 今後の市場展望

先週の予想

・先々週末に株価が下がり、先週は以下のような予想をしました。 

アナリストの予想
① 強気派 - 3月に下落をして、4月から上昇トレンドになる
(強気派の根拠は4月くらいから各国の財政政策が効いてくるというもの。円高、世界の景気減速を考えると、難しいと思います。)
② 弱気派 - 景気後退局面に入った
⓷ 冷静派 - 今の下落はアノマリー
(3月、4月は需給がよいのでそんなに下落をしない)、5月から下落の危機

私の予想

・ここから下落トレンドがはじまる。

先週の結果と今後の予想

・すべての予想は見事にハズレ、株価は高値を維持しました。
・可能性としては、次の三つが考えられます。

① このままミニバブルに突入する
・「各国の金融緩和が効いて、ミニバブルに突入する」という予想です。
・政治的な不透明要因が強いので可能性は低いと思います。

② 需給がよい4月くらいまで、高値を維持して、5月に暴落する
・この可能性が一番高いと思います。

③ 大きな事件と金融政策で乱高下する
・乱高下はしそうな気もしますが、株価上昇の要因はよくわかりません。

SI021 バフェットの成功の習慣と真理②

 🙂 やることを明確にする

・この記事は、SI017「バフェットの法則と真理の実践①」の続きの記事です。
・前の記事では、バフェットと成功の秘訣は、「やることを明確にすること」と、「研究熱心であること」というお話をしました。

・今回は、「やることを明確にする」というテーマでお話をします。

・やることを明確にするための習慣は以下の通りです。

① 独自の投資哲学を持つ - 成功する習慣3
・バフェットの基本的な投資法はシンプルです。
割安な株を買って、長期保有をして、値上がりを待ちます。

・その根底には、「市場にはいつもみんなが見落としている割安株がある」という考え方があります。

② 自分独自の売買手法を開発する - 成功する習慣4
・バフェットは銘柄を選ぶときは、アニュアルレポート、経営者の人柄、市場のニーズなどいくつかの情報を組み合わせています。
・バークシャー・ハサウェイという株式会社を投資ファンドとして使い、金融業や情報産業などのいくつかの企業の大型株主になり全体の経営にもかかわりながら投資をしています。

③ 神にしたがうごとく自分のシステムにしたがう - 成功する習慣13
・「間違えたときにすぐ修正する」というのも成功する習慣の一つです。

・しかし、バフェットはが修正するのは行為の間違えに対してであり、「売買のシステムはめったに変えません」。
・これが、重要です。

④ 無限の忍耐力を持つ - 成功する習慣10
・自分のシステムにしたがっていれば株価が低迷することもあります。
・しかし、バフェットは忍耐強くその株を持ち続けます。

・「無限の忍耐力を持つ」のが「成功する習慣10」です。

・また、成功する習慣には、「自分の基準に合わない投資は拒絶する」(成功する習慣16)や、「自分がやっていることを人に言わない」(成功する習慣17)などが入っています。

 😉 バフェットの成功する習慣の検証

・真理の観点からバフェットの習慣を検証します。

① 心の指針を持つ
・習慣3の「独自の投資哲学を持つ」は、「思想を持つ」とか、「人生の指針を持つ」ということです。

・これは、当然、人生学の中心命題に当たる内容です。
『仏陀再誕』では、「あなた方は、常に心の指針を持ちなさい」(p56)と説かれています。

② 忍耐強くある、反省
・習慣10の「忍耐強くある」と習慣14の「間違えの修正」も真理そのものです。
(習慣14に関しては、次の機会にお話をします。)

・『仏陀再誕』の第5章のタイトルは「忍耐と成功」です。
仏教の中心思想は反省です。

③ 信念
・習慣13の「神にしたがうごとく自分のシステムにしたがう」を、真理の用語に直すと「信念」という言葉になると思います。

・信念と貫くことは、成功のための大切な要件です。

 🙂 SEG投資法の場合

・バフェットの成功の習慣が、私の実践しているSEG投資法にどのように応用されているかを紹介します。

① 独自の哲学
・SEG投資法の目的は、神の理想の実現です。
・したがって、その根本の考えは、神の御心=真理にあります。

・したがって、正確に表現すると独自の哲学ではなく、普遍の真理ですが、それをメインに投資をしている人はあまりいないような気もしますので、独自の哲学になるかもしれません。

② 忍耐強くある
・SEG投資法もバフェットの投資法と同じ、長期投資法ですので、忍耐強さは意識をしています。

③ 信念と反省
・現実の問題として、株価が予想と違う動きをすると、心が揺れることは結構あります。

・私の場合は、客観的にはシステムに関する信頼はあるので、「心が揺れるのは心の問題」ととらえ、心を見つめることが中心になります。

・もちろん、市場の情報の収集や分析、未来の予想の修正も行っていますが、その情報の収集方法や修正のしかたが、理にかなったものであるのか、自分勝手なものであるのかの結論はまだでていません。
(要するに、この点に関しては、現在修行中ということです。)

 

 

 

 

🙂 今週の投資実績と反省

・今週の投資実績は以下のとおりです。
(個人情報ですので、実際の数字ではなく、100万円投資をしたときの割合で示しています。)

持ち株数     株価  持ち株数 残高    総計
はじめ(2018年)  1183円 822株  27,524円    1,000,000円
株価最低値(9月)   995円  851株   53,473円  900,467円
2019年はじめ    1398円 244株  882,080円  1,222,843円
3月1日         1172円 855株   86,161円  1,088,514円
3月15日        1182円 821株  129,152円  1,099,869円

はじめからのリターン       約10,0%
今年のリターン          約-10,0%
3月のリターン          約1,0%

現状分析

・相変わらずだらだらとした相場が続いています。
(状況は変わっていません。)
・だらだらした相場の理由と見通しは以下の通りです。
(状況の確認です。)

① 世界経済は減速に入った
・昨年から世界経済は減速しています。

② 各国中央銀行が金融緩和に傾いている
・景気回復のためにFRBもECBもハト派になっています。

⓷ 世界経済の減速と金融緩和のつなひき
・「このまま、世界経済が後退すれば株価は大暴落」、「金融緩和が効けば株価は上昇」ということになります。
・どちらになるかわからないのでだらだらしています。

見通し

・金融緩和が効いて株価が上昇すれば、常識的にはバブルです。
・バブルのあとには、大暴落が起きます。

・したがって、年後半の見通しは、いずれにせよ大暴落です。

・真理の観点から不可解なのは、「年後半に大暴落になったときにトランプ大統領が、次の大統領選挙で勝てるのか」ということです。
・あるいは、経済を立て直すことができるのでしょうか。
・よくわかりません。

・当サイトでは、大暴落をメインシナリオとしています。

 

SS007 『太陽の法』第6章 - エル・カンターレへの道

・この記事は、シリーズSS「絶対信仰を目指すための『太陽の法』の読み方」の記事です。
・今回は第6章「エル・カンターレへの道」のお話です。

・テーマは二つです。
① にせものの自分を捨てる
・私たちは、人生修行のためにこの地上に生まれてきます。
・人生修行の目的は、ほんとうの自分の発見です。

・しかし、ほんとうの自分を発見しようとしてもなかなか発見できません。
・ほんとうの自分を発見するためには、「ほんとうの自分を発見しようとする」よりも「にせものの自分を捨てる」ほうがかんたんです。

② 主の使命の実現
・今は、至高神であるエル・カンターレが御降臨されている奇跡の時代です。
・主の御降臨の奇跡の時代に生まれ合わせるということは、永遠の転生で唯一のチャンスです。

主の使命実現のお手伝いをすることは、すべてのことに優先する最優先事項です。

 😐 にせものの自分を捨てる

・にせものの自分は、四つ説かれています。

① 他人から愛を奪い取る自分
・人生の苦しみの原因は奪う愛です。
・『太陽の法』では、次のように説かれています。

にせものの自分の筆頭とは、他人から愛をもぎ取る自分です。(p298)
「与えきり」の世界のなかに生きておりながら、人間は、なにゆえに奪うことばかりを考えるのでしょうか。
仏の愛を知らない人だけが、他人の愛を奪い取るのです。(p299)
自己愛の心は、他人と自分を隔てる壁となり、やがては、地球全体に、動物園のような金網の柵をはりめぐらすことになるのです。(p300)

② 仏を信じない自分
『太陽の法』では、次のように説かれています。

もっともあわれむべきなのは、仏を信じていない人たちです。(p300)

・信仰心がない人間にはわかりにくいとは思いますが、信仰心のない人間は、「自我我欲」に生きるか、「マイナス思考になるか」のどちらかになります。

③ 精進をしない自分
・努力のないところに成功はありません。
・にせものの私たちは怠け者ですが、ほんとうの私たちは勤勉にできているのです。

④ 執着だらけの自分
・何が執着になるかは、人によって変わってきます。
・一次元上の目で見れば、ほとんどすべての欲は執着です。
・「自分は執着だらけ」と思って反省した方が実情に近いと思います。

・にせものの自分を捨てる方法は、理論的にはシンプルですが、実践は難しいです。
・どれも、一生をかけて取り組む問題です。
とにかく頭に入れておいて、毎日にように反省することが必要だと思います。

 🙂 主の使命の実現

『太陽の法』は、エル・カンターレの使命があきらかにされた経典です。

七月には、潜在意識の宝庫が開かれ、私自身の隠された潜在意識である、ゴータマ・シッダールタ―、釈尊が、古代インド語を伴いながら、仏法流布の使命を厳しく、かつ熱っぽく語りました。そして、私自身が、釈尊の魂グループの中核で、エル・カンターレという霊存在であることを告げました。そして、その使命は、仏法の流布による一切の衆生の救済にあることを語りました。(p362)

『太陽の法』が説かれた一番の目的は、主の使命実現のための弟子への呼びかけです。

世界はいま、浄化されつつあります。人類は、エル・カンターレを信ずることによって、最終にして、最高、最大の救いを得られるのです。
「我を信じ、集い来よ」-全世界の人々に、このメッセージを伝えてください。私は、あなたがたの永遠の師なのです。(p371)

・人間の本質は使命です。
・このことについては、いずれ詳しくお話をします。

SF010(T2010) 全知全能なる存在の一部となる方法

・前回の記事では、「神様の仲間入りをする方法」のお話をしました。
・主は、似たようなテーマで、「神様の一部となる方法」も説かれていますので、今回は、それを紹介します。

 🙂 フォーキャスト

・神様の一部となる方法は、「フォーキャスト」のご法話で説かれています。
・英語のご法話なので、直接聞かれた方は少ないかもしれません。
・フォーキャストは大変言霊の強いご法話で、英語ではありますが、心にくいこんでくるようなご法話です。

・フォーキャストの日本語のサブタイトルは「地球の未来を創造する力とは」です。・フォーキャストが説かれたのは、2010年の2月で、幸福実現党がはじめての選挙で惨敗をして、鳩山政権は迷走をしていて、日本の国家は闇の時代に突入した感じがありました。
・主が海外巡錫を本格的にスタートし、世界教師としてのご法を説かれ始めた時でもあります。

 🙂 フォーキャストの重要論点とその応用

「フォーキャスト」の重要論点は以下の三つだと思います。

① 未来社会は主のお言葉の上に築かれる
・幸福の科学の信者にとっては、当然のようですが、世間の人は絶対に認めないお言葉です。

・この事実は、幸福の科学の信者にとってはネガティブに聞こえるかもしれませんが、そんなことはありません。
(ものごとは、すべて逆発想が可能です。)

・この事実を肯定的にとらえると、「ほんとうの未来社会が見えるのは幸福の科学の信者だけである」ということが言えます。
・私は、これを利用して「投資の天才」になることを思いつきました。

・別に投資でなくても、「未来が見える」というのは大きなアドバンテージです。
・これを利用しない手はないと思います。
(ただし、情報を使えるようになるには智慧が必要です。ただ知っているだけでは宝の持ち腐れになります。)

② 人間は全知全能なる存在の一部となれる
・第二の重要論点が、「人間は、全知全能なる存在の一部となれる」ということです。

・フォーキャストでは、次のように説かれています。

「創造の法」とは、「神の意志」を意味します。
神は、すべてを創造しました。
つまり、この経典の内容を理解し、享受することができれば、
あなたは、神の一部となり、
全知全能なる存在の一部となることができるのです。

・私たちは創造主になることができるのです。
・私たちの心のなかには、創造主と同じ力があるのです。
・創造の力を発揮するには、教えを学び実践するだけでよいのです。

・私は、しょっちゅうこのご法話を読み返し、そのあとに『創造の法』や『智慧の法』『創造的人間の秘密』を読み返しています。
(神様の一部となれると思うと勉強ははかどります。)

③ 「慈悲」が未来のキーワードである
・三番目の重要論点は、「その創造の力は『慈悲の力』でもある」ということです。
・現実的な言葉に翻訳するとすれば、「伝道しようと思ったときに、主と同じ創造の力を手に入れることができる」ということになると思います。

人間の魂とは

・人間の魂は、「光に使命が加わった存在*」であり、「不滅の知性**」であり、「不滅の力**」であり、「創造の自由***」「光の吸収・発散***」の機能を持ち、「愛の実現」「伝道」を使命としています。

*光に使命が加わった存在:「仏説・起死回生経」の経文で説かれています。
**不滅の知性、不滅の力:「真理の言葉・正心法語」の経文で説かれています。
***創造の自由、光の吸収・発散:『太陽の法』で説かれています。

「信仰」「伝道」「創造」「智慧」「慈悲」、「真理」、「光」、「エネルギー」これらの言葉が矛盾なく一つのものとして腑に落ちたときに、私たちは、主の弟子としての使命を果たし、この世の発展も享受できるのだと思います。

 

SI020 投資と『太陽の法』第5章 - 新文明の建設に向けて

 😐 現代文明の三つの課題

・当サイトでは、新文明建設のための経済革命を志しています。

・新文明建設の前には、創造的破壊が起きます。
・「創造的破壊が起きる、(つまり経済の崩壊が起きる)三つの原因」と「『太陽の法』第5章の教え」の関係は次の通りです。

① 全体主義
・中国に象徴される全体主義が自由主義経済の発展を阻みます。
(おそらくガーナ文明が反省の対象です。)

② 新自由主義の限界
・科学文明の発達の結果起きてくる自由主義に自我が入ってくると、転落に向かいます。
(おそらくラムディア文明が反省の対象です。)

③ グローバリズムの限界
・①の全体主義、②の新自由主義は権力を持つ方からの崩壊ですが、グローバリズムは愚かな民衆の方から起きる崩壊です。
(おそらく、ムー文明、アトランティス文明が反省の対象です。)

 😐 全体主義との戦い

・はじめに、全体主義との戦いについて考えます。

① 結論
・投資の観点から中国経済を考えると結論は明らかです。
・中国経済は崩壊します。(100%の確率です。)
・つまり、中国によって発展している企業は、方針を変えない限り衰退します。

② 理由
・中国は神様の御心に反しています。
・経済的に言うと、山賊経済です。
・中国の投資は乗っ取るための投資です。
(投資ではなく、侵略です。)

・官僚政治は怠け者の政治になります。
・汚職で動いています。
・借金だらけです。
実体のない経済をつくり出しています。

・中国の経済指標を信じている人はいません。
経済全体がバブルです。

③ 本来の姿
・本来の経済は与える愛により発展します。
投資は与える愛の行為です。

・投資された側は、報恩の思いで、世のため人のために働いて、高付加価値のものを生産するべきです。

④ 未来の予測
・縁起の理法は正確に働きます。
中国経済は崩壊します。

『常勝の法』には、次のように説かれています。

社会においては、大勢の人が、「悪は実現させまじ」と思っているので、悪の場合は、その早い遅いはありますが、必ず抑止力が働いてきて、なかなか思うとおりにはならないのです。(p275)

・崩壊の方向に向かい始めるのは、今年だと予想できます。

 😐 新自由主義の限界

・次に、現在の市場を支配している新自由主義の限界について考えます。
(トランプ大統領は、社会主義者と戦っていますが、既得権益を守ろうとする自由主義者とも戦っていると言われています。)

① 現在の経済の問題点
現在の経済の問題点は、金余りのマネーバブルです。
・マネーを供給しているのが、各国政府です。

・政府が供給するマネーの本来の目的は不況対策ですが、現在では、怠け者の国民の人気取りのために過剰なマネーがばらまかれています。

・人間の体にたとえれば、患者の痛みを和らげるために麻薬を処方しているうちに、「世の中が麻薬の常習者だらけになってしまった」という感じです。
(これは『伝道の法』で言えば、飛べなくなったノガモです。)

・しかも、麻薬は富裕層の多量に行き渡るシステムになっています。
(真理の面から見ると、金持ちをうらやんでいる人は、麻薬を多量に持っている人をうらやんでいるのと同じに見えます。)

② 投資と投機の違い
・どこに問題があったのでしょうか。

・それは、お金の使い方です。

本来の経済は投資によって発展していきます。
・しかし、現在の市場で行われているのは、投資ではなく投機です。

投資とは「与える愛」の行為です。
・発展しそうなものにお金を供給して、高付加価値のものを生産したものが利益を得ます。利益が出れば、次の投資に回します。
・この循環が経済を発展させます。

投機とはゼロサムゲームです。
・誰かが得をすれば、誰かが損をします。
(ねずみ講やピットコインへの投機を考えればわかります。)

ゼロサムゲームは経済にとって中立ではなく、経済の衰退を招きます。
・なぜなら、自然の世界では物理的な破壊がある分、全体ではいつも衰退に向かっているからです。

③ 投資の観点から
・したがって、投資の観点から考えると、本業以外のマネーゲームを熱心にやっているところに投資をしてはいけません。
・昔で言うと、ダイエー、今で言うとソフトバンクなどが象徴的です。

・そして、世のために働いていて、かつ智慧のある企業を探すことです。

愛と智慧のある企業を探すことも、投資家にとっては、与える愛の行為です。
(ここで楽をしようとしてはいけません。)

😐 グローバリズムの限界

・グローバリズムというと難しくなりますが、グローバリズムの問題は以下の通りです。

① グローバリズムとは
・グローバリストは、全体主義とは逆の自由を求め、かつ、新自由主義によってできる格差の解消をめざしているように見えます。

・自由で豊かな生活は、人類の理想のようにも聞こえます。

② グローバリズムの矛盾
・しかし、結論を先に言えば、グローバリズムは理想ではなく、エゴです。

自由を求める人間の多くは怠け者です
(みんなが求めている自由は欲望の自由、遊ぶ自由、拘束のない自由です。)

怠け者が豊かになれる社会は地獄です。

自由と豊かさの平等は絶対に両立しないのです。

③ 本来の姿
自由には責任が伴います。
本来の自由とは、努力する自由です。
・創造の自由です。
創造の自由は、大いなるもののために創造する自由です。

・これが当サイトの求める姿です。

・ちなみに、ユートピア建設には、発展したものが愛を与えることが必要ですが、これは人に求めるものではありません。
・自分で実践するものです。
貧乏人が豊かな人からむしりとろうとすると、そこにでてくるのは闘争の世界です。

 😉 今後の市場展望と投資戦術

現状

・1~2月の株価は、昨年の12月の下落のリバウンドで上昇しました。
・先週末に株価は下落しました。
・見方としては、次の二つの見方があります。

① 景気後退の局面に入った
② 業績悪化はすでにおりこんでいて一時的な下げ

今後の下落要因

・今回の下げが一時的な下げだとしても、このあとに下落要因がたくさんあります。
・それは、次の通りです。

① 日米通商交渉からくる円高
② 中国の景気減速は続く
(中国の財政政策は効く可能性は小さいと思われます。)
⓷ EUの景気後退
(まだ織り込み切れていないと思います。)
(ブレグジットも織り込み切れていません。)
(新たな問題が出てくる可能性も高いです。)

今後の上昇要因

・上昇要因としては、「各国の金融緩和政策がバブルづくりに向かっている」ということがあります。

予想 

アナリストの予想
① 強気派 - 3月に下落をして、4月から上昇トレンドになる
(強気派の根拠は4月くらいから各国の財政政策が効いてくるというもの。円高、世界の景気減速を考えると、難しいと思います。)
② 弱気派 - 景気後退局面に入った
⓷ 冷静派 - 今の下落はアノマリー
(3月、4月は需給がよいのでそんなに下落をしない)、5月から下落の危機

私の予想

・ここから下落トレンドがはじまる。

戦術

・日経平均株価が移動平均の25日線を下回っている間は、下落トレンドと考えて対応します。
(基本的には持ち株を維持しながら、大きく上昇したら売り)

・移動平均の25日線をうわまったら、少しバブルを警戒しながら対応します。
(可能性は低いとみています。)

ポートフォリオによるシミュレーションゲーム

・株への興味をつなげながら勉強する目的で、当サイトではポートフォリオを使ったシミュレーションゲームをしています。
・当サイトのシミュレーションを参考に、各自がポートフォリオをつくって、シミュレーションゲームをお楽しみください。
(資金に余力のある方は、実際に株を買ってもよいと思います。)

【シミュレーションの売買の方針】

① 株価の暴落を見越して、1357のダブルインバースの株を買います。
(日経平均が下がると上がる株です。)
② 株の取引は週末の最後の値段のみにします。
③ 株価が下がった時に株を買い増しします。

(だいたい10円下がったら100株買います。)
④ 株価が大きく上がったら一旦利益確定をします。
(だいたい50円上がったら500株売ります。)

・今年初めから、シミュレーションを始めたとすると以下のようになります。

1月4日 1400円で1000株買い
1月11日 1338円で600株買い
1月18日 1297円で400株買い
1月25日 1281円で200株買い
3月2日  1171円で1100株買い
3月8日 1221円で500株売り(収入615,000円)
(基準値1221円)

3月8日現在の成果

株価   1239円
持ち株数 2800株
時価   3,469,200円
購入価格 4,265,900円
残高    615,000円
損益  -181,700円

 

SI019 習近平と日銀・日本政府とカントの共通点 - 現在の経済の問題点を考える

・今回は、現在の世界経済の問題点をかんがえます。
・お話をしたいことは、習近平中国国家主席と日銀(&日本政府)とメルケル首相の共通点からくる現代経済の問題点です。

 😉 なぜ、メルケル首相ではなくカントか

・表題をメルケルでなくカントにしたのは、三つの理由があります。
(メルケル首相とカントが同じ魂グループの人間だという前提でのお話です。)

① 異質なものを並べることにより一転語とする
・習近平と日銀とカントを並べる方が違和感があり、印象に残りやすいと考えました。

② 思想的なもの(社会主義的な考え)が原因である
結論を言うと、習近平と日銀とカントの共通点は社会主義的な考え方にあります。
・思想的なものの話をするのであれば、メルケル首相よりカントの方がふさわしい感じがしました。

③ 仏の世界計画やカルマの問題が垣間見える
・違った時代の人間を出すことにより、その裏に隠された仏の世界計画や一人ひとりのカルマの問題が垣間見えると思います。

 😐 人間の悪しき傾向性と魂修行のサイクル

・上に述べたように、三者の共通点は、社会主義的なものの考え方にあります。

・この場合の社会主義的というのは、「自分(たち)の考えで、世の中をコントロールできる」という考え方です。
(アダム・スミスのいう神の手と逆の考え方です。)

・「カントの場合、どこが社会主義的か」というと、自分で考えで体系をつくりたがるところです。
・詳しく説明をするとかえってわけがわからなくなりますので、誤解を生むことを承知で、わかりやすく表現をすると、「神になりたがる」傾向があるのです。
(神の世界を説明する体系をつくったヘーゲルと微妙な差があります。)

・言いかえると、「自分の考えが正しい」と思い込んでしまう面があるのだと思います。

日銀(日本政府)の場合、「自分たちのやり方が一番いいけどみんなにはわからない」と思っているので「平気でうそをつきます」。

・当然のことながら、習近平主席も「自分の考えが正しい」という前提でものごとを進めます。
・自由主義社会では間違っているものは淘汰されますが、社会主義的な社会では、その社会が崩壊するまで、間違っているものが生き続けます。
・したがって、社会主義的な人間がリーダーになると、その組織は崩壊する可能性が高くなります。

「自分の考えが正しい」と思いたがるのは、ほとんど、すべての人間の傾向性です。(自分の愚かさを知るには、ソクラテス並みの知性が必要です。)

・しかし、「自分が正しい」という考え方には、許される範囲があります。
・リーダーになっていく段階で、どこかで限界がきます。
・そこで、「失敗をして反省をする」、これが魂修行のサイクルです。

・今回の世界の動きや、お子様方の動きは、如来や菩薩であろうとも、このサイクルのなかで修行をされていることを明らかにしてくれているのだと思います。
(非常に大きな観点では、「誰が悪い」とか、「誰が正しい」とかいうことではなく、みんな、主のもとに魂修行をしているということだと思います。)

言いたいことを整理すると

・私の言いたいことを整理すると、次のようになります。

① 神の理想の世界は自由主義の世界
・神の理想とする世界は自然淘汰の起きる自由主義の社会です。

② 社会主義のリーダーの間違いの影響力は大きい
・社会主義の社会では、自然淘汰が起きないので、リーダーの間違いは延々と社会に影響を及ぼします。

⓷ 習近平、日銀(日本政府)、メルケルの政策は経済危機を招いている

 😐 経済危機とその対応

・現代経済の具体的な話をします。

中国の2018年の負債総額は(公表されている数字で)約28兆ドルです。
・GDP比200%以上です。
・単純計算で、5%の利子なら、GDPの10%以上は利子の返済にあてなくてはいけません。
(1%でも毎年20兆円以上の利子です。)
(確認しますが、利子だけです、元本の返済は入っていません。)

日本の国債もGDP200%以上です。
(収入があがらず金利をあげたらいっぺんでつぶれるレベルです。)

・要するに、中国も日銀(&日本政府)も間違いを修正することなく崩壊寸前になっています。

人類の課題

・上に述べたことは、決して、習近平国家主席や日銀の単独の問題ではなく、人類の傾向性の問題です。

・多くの人間は、確かな教育を受けていないと社会主義的な発想をするようになります。
・社会主義的な人間には、次のような特徴があります。

① 問題を直視しない
・目の前に問題が現れてくるまで、問題を見ようとしません。
これから経済危機が起きる可能性はかなり高いと思います。
・ほとんどの人は、そのことを考えていません。

② 人のせいにする
・問題が起きたときに、必ず、問題を人のせい、環境のせいにします。
経済危機が起きたときに、それを自分の責任と考えられる人は少ないと思います。

③ 問題解決の先送りをする
・夏休みの宿題を思い出してもらえばよいと思います。
・現代の経済の問題点は、借金が借金を呼ぶバブルの形成です。

・社会主義的(唯物論的)観点と逆の観点が、自由主義的観点です。
・しかし、現在の自由主義には自我の思いが強く入っていて、自由主義市場は、マネーゲームの場になっています。

・ある程度の経済的停滞(危機?)は、これから起きると思います。
・しかし、主のお言葉と、トランプ大統領主導の動きで世の中が変わっていくことも期待できます。
・当サイトでは、危機にしっかり直面をし、霊的観点からみた経済の見方の啓蒙をしていきたいと考えています。

🙂 今週の投資実績と反省

・今週の投資実績は以下のとおりです。
(個人情報ですので、実際の数字ではなく、100万円投資をしたときの割合で示しています。)

持ち株数     株価  持ち株数 残高    総計
はじめ(2018年)  1183円 822株  27,524円    1,000,000円
株価最低値(9月)   995円  851株   53,473円  900,467円
2019年はじめ    1398円 244株  882,080円  1,222,843円
3月1日         1172円 855株   86,161円  1,088,514円
3月8日        1239円 760株  201,385円  1,142,978円

はじめからのリターン       約14,2%
今年のリターン          約-6,5%
3月のリターン          約5,0%

・戦術変更を検討しなくてはいけないギリギリのところで日経平均が大幅に下落しました。

現状分析

・先週まで悪い経済指標に反応しないで、中央銀行の金融緩和期待の株価の上昇が続きましたが、今週は、ECBが金融緩和姿勢を打ち出しにも関わらず株価が下落しました。

・考えられる下落の理由は以下の通りです。

① 売り方が動き出した
・3月8日が日本のSQ日でした。
・これをきっかけに売り方が売りを始めたと考えられます。
(つまり「悪い経済指標に反応するようになった」ということです。)

② 悪い経済指標
日本の景気動向指数が景気後退局面に入ったことを示しています。
・中国の貿易統計も悪い数字のままです。
・ECBのEUの経済成長の見通しは、大幅に下方修正されました。

⓷ 政治マターの楽観的観測の織り込みがすんだ
・これまでの、株価の上昇の理由は、各国中央銀行の金融緩和と米中通商交渉の楽観視ですが、これはすでに織り込まれたと考えられます。
・これからは、悪い経済指標が出ても、良い経済指標が出ても(金融緩和の後退になる)株価が下がるフェーズに入ったと考えられます。

④ アノマリー
・アノマリーというのは、「理由ははっきりしないけれど、毎年(毎月)そのような傾向がある」という傾向です。
・私が、結構信頼している投資顧問の松川さんは「アノマリーの可能性の方が高い」と言っています。
・理由は、経済悪化は、12月の下げですでに織り込み済みということだそうです。

・市場全体は(景気後退に入ったかどうかは)、五分五分と見ている感じです。

テクニカル指標

・日経平均は、25日の移動平均線を下回っています。
(50日線よりは上にあります。)
・これは調整局面に入った可能性が高いことを示していると思います。

 

SS006 『太陽の法』第5章 - 新文明創造の鍵

・この記事は、シリーズSS「『太陽の法』講座」の記事でで

今回の要点

・私の印象としては、『太陽の法』の第5章を深く学んでいる方は少ないのではないかと思います。

・しかし、第5章には、文明の興亡の原因が説かれており、新しい文明を創造するうえで、非常に大切な教えだと思います。

・今回の要点は、二つあります。

① 過去の文明の特徴を学ぶ
・過去の文明には、地球文明の発展に対してそれぞれの意味があったと考えられます。

② 過去の文明の教訓を新文明の創造に生かす
・過去の文明に生きたのは私たちに他なりません。
・過去の失敗のカルマも、成功体験も、私たちの心の中に残っています。

・過去の経験を未来に生かすために、主は、この教えを説かれたのだと思います。

 😐 文明の滅亡の原因と心に刻むべき教訓

・まず、第5章にでてくる各文明の特徴、滅亡の原因と、そこから導き出せる教訓を確認します。

① ガーナ文明、ミュートラム文明
・ガーナ文明の特徴は、超能力文明です。
・ミュートラム文明の特徴は、研究熱心な知的な文明であったと想像されます。

両文明に共通する問題点は、目に見える世界を重視し、本来の心の世界、霊的世界を軽視したことです。

・そのために天変地異が起きて、文明が沈んでいます。

私たちがこの地上に生まれてきているのは、霊的な目覚めのためです。
・地上に生まれてきて、目に見える世界にとらわれてしまうのは、当然のようにも思えます。
・しかし、この迷いを断ち切り、霊的に目覚めることがほんとうの幸福への道です。

『太陽の法』には、次のように説かれています。

この三次元の物質世界のルールの中で生活して、一体どれだけ四次元以降のルールを悟れるか。仏の力を悟れるか。仏の力が働いている世界であることを悟れるか。それが徹底的に試されるのであり、この試験にパスしてはじめて、人間は、もといた世界以上の高次元世界へと還るってゆけるのです。(p191)

目をひらくとは、自らの霊性に気づき、四次元以降の実在界の存在に対して心をひらくということなのです。(p297)

② ラムディア文明
・ラムディア文明の特徴は感性でした。
・ラムディア文明の滅亡の原因は、慢心をし、芸術に酔いしれたことにあります。

・その証拠に生き残ったのは、植民地の人々でした。

文明が発達した時には、いつも、力を持つものの慢心(傲慢さ)と格差が問題になると思います。
・現代においても、欧米と、かつての植民地であったアジア・アフリカの諸国の問題は完全には解決されていないまま残っています。

③ ムー文明、アトランティス文明
・ムー文明とアトランティス文明は、科学技術の発達した現代文明に近い文明と考えられます。

・文明の滅亡の原因は、「多様性からくる争いのなかに魔が入ってきた」ということだと思います。

・この争いは現代文明にも引き継がれているものです。

 🙂 文明の興亡の共通点と新しい文明の創造

・『太陽の法』の第5章の最大の重要論点は、最終節に説かれている文明の共通点です。
・そこには、文明の栄枯盛衰の意味が説かれています。
・その意味とは、「新しい文明は、古い文明の流れをひきつきながらも異なった価値尺度を求める」ということです。

・そして、「現在は、ムー文明、アトランティス文明のおわりのころに似ている」と説かれています。

・以上の点をまとめると、次のことが言えます。

① 新しい文明にも科学文明はひきつぐべきである
・現代の特徴は、知性・理性の発達した科学文明の時代です。
・「この流れは次の時代にもひきつぐべきである」ということです。

② 新しい時代は霊性の時代である
・新しい時代が霊性の時代であることは、幸福の科学の信者にとっては当然のことです。

③ 新文明は宗教と科学を統合した文明である
・したがって、「新文明は宗教と科学を統合した文明である」ということになります。
・これも、幸福の科学の信者にとっては当然に聞こえる内容ですが、ぞの実践には結構大きな壁が立ちはだかっています。

それをいかに突破していくかについては、シリーズSI「投資の天才への道」で考えていきたいと思っています。

・今日の話を実践論的にまとめると、「文明の滅亡の原因は、主の御心からはずれた人間の考え方にある。その最大の要因は、自我と慢心からくる愚かさである」ということです。

謙虚に主の教えを学んでいきたいと思います。

 

 

 

SF009 神様の仲間入りする方法 - 生命の大樹

 🙂 神様の仲間入りをする方法

・2003年総本山・正心館で説かれた「信仰を深めるために」のご法話で、主は、「神様の仲間入りする方法」を教えてくださいました。

・主は、「私たちの魂が魂の親からの系統樹でみんなつながっていることがわかったら、神様の仲間入りなのです。」という内容のお話をされました。

・要するに、生命の大樹を実感できたら神様の仲間入りができるということだと思います。

主の教え

・まず、真理知識として、生命の大樹の教えを確認したいと思います。

魂と呼んでいる各人の生命体は、はるか高次元の根本仏が、下位レベルで発言したものであることが明瞭となります。つまり、根本仏とは、あなたがた以外の別のところにある他者ではなく、あなたがたを存在せしめているところのひとつの高次元の意識体なのです。ですから、あなたがた自身も、仏の意識体の一部であり、仏の自己表現のあらわれの一部だということができます。(『太陽の法』p71)

・大前提として、「私たちは仏の一部である」ということです。

私たち人間の存在は、ミクロの目、小さな目で見たら、それぞれ独立しているように見えるかもしれませんが、大きなマクロの目、巨視的な目で見たときに、そこにあるものは巨大な一本の大木なのです。(『人生の王道を語る』p182)
まず、「真の使命において、みずからが益されることはない」と考えていただきたいのです。それはちょうど樹の根っこが、水分・養分を吸い上げて、そして押し上げていくように、一時期、私たちのなかにとどまっているようには見えるけれども、そのように見えるだけであって、それはより高次なもののために奉仕していくものなのだという考えです。(p186)

・仏の一部である私たちの幸福は「使命の実現にある」ということです。

魂的に縁のある人々は、“同期生”として、転生輪廻のたびに、だいたい同時代に生まれます。(『生命の法』p235)
魂は、個人として独立していると同時に、実は、大きな大きな「生命の大樹」ともつながっています。
 そういう仕組みのなかで、転生輪廻を、繰り返し何度も行っているのが、人間の姿なのです。

私たちの使命は、永遠の生命のなかでの、霊系団としての使命でもあります。

 😉 生命の大樹を実感する方法

・それでは、「生命の大樹」を実感するにはどうしたらよいでしょうか。

『沈黙の仏陀』では、修行の課題として三つの智慧を教えていただいています。

① 聞慧
・第一段階は、聞慧です。
・「知識として知る」ということです。

② 思慧
・第二段階は、思慧です。
・「思索することにより自分のものとする」ということです。
・「生命の大樹」について、いろいろな面から考えて理解するようにすれば、第二段階はクリアーです。

③ 修慧
・第三段階が、修慧です。
・繰り返し、繰り返し禅定していくと、智慧が習慣化します。
(「魂に刻まれ、いつもその前提でものごとを考えている状態になる」ということです。)

・この段階にいたると神様の仲間入りができるのだと思います。

 

 

SI018 投資と『太陽の法』第4章 - お金の法則を考える

・今回のテーマは、「投資と『太陽の法』第4章」です。

・『太陽の法』の第4章の重要論点と投資の関係を考えます。

 🙂 光の法則とお金の法則

・はじめに、確認しておきたいことは、「ほんらいの投資は非常に霊的な作業である」ということです。
・なぜなら、投資というのは繁栄を目指した行為であり、繁栄とは霊的な現象だからです。

・前回は、「投資は与える愛である」という話もしました。
・投資が愛の行為であるならば、投資におけるお金の法則は、光の法則と本質的には同じものであるはずです。

・その前提で、『太陽の法』の第4章の重要論点を確認します。

  😉 悟りの法則と投資

論点1 - 世界の究明とほんとうの自分の発見

・『太陽の法』の第4章の第一の重要論点は、「悟りとは世界の究明をしながらほんとうの自分を発見する」ということです。
・「世界のなかの自分を発見する」といういい方もできると思います。

・これを投資の世界で考えると、「世界経済の動きを究明しながら、経済のなかでの自分の役割を考える」ということになります。
(大きくは、「投資家になる」か、「経営者になる」か、「現場の生産者になる」かなどの役割が考えられます。)
(投資にも中道の投資というのがあります。つまり、一人ひとりに合った投資法を探すということです。)

論点2 何度でもやりなおしができる

・第二の重要論点は、「悟りの功徳とは、やり直しがきく」ということです。
・これには、三つの意味が考えられます。

① やり直しをする
・一つ目は、「人生は何度でもやり直す覚悟がいる」ということです。

・投資の場合、「何度でもやり直すために、元手を確保することが最重要課題である」といことになります。
(前の記事⇒SI016「バフェットの成功する習慣と真理①」でお話をした内容です。)

・具体的に言うと、「損切りが大切」ということになります。
(「損切り」とは、全財産を失わないように、負けたときに撤退ラインをあらかじめ決めておくということです。)

② 無限の可能性
・二つ目は、「無限の可能性がある」ということです。

・投資の場合も、まったく同じで「無限の可能性」があります。
・投資の世界というのは、非常に自由な世界です。
・あらゆる可能性があります。
・そのかわり自己責任の世界です。

③ 循環する時間
・三つ目は、「時間は循環している」ということです。

・投資の場合、常にサイクルを考える必要があります。
・サイクルに関しては後述します。

論点3 - フィードバック分析

・第三の重要論点は、「真説・八正道」の実践です。

・投資の場合、フィードバック分析の大切さになります。

・投資に限らず、P.ドラッカーは、「仕事で成果を出す基本は、期待する目標を明確にし、できたこととできないことを点検するフィードバック分析だ」と言っています。

論点4 - 矛盾の統合

・第四の重要論点は、矛盾の統合です。
・悟りとは、基本的に「一見矛盾することを統合すること」です。

・投資の世界では、好況と不況をワンセットのサイクルとして考えるということです。
・さらに言うと、市場には、短期サイクル、中期サイクル、長期サイクルと様々なサイクルがあります。
・これが合わさって一つの世界をつくり出しています。

「世界のなかに様々な時間のサイクルが存在している」というのは、「世界の真実の姿です」
(参考 『繁栄の法』第2章)

・市場を見ることにより、世界の真実の姿が垣間見えてきます。
・逆に、世界の真実の姿が見えてくるようになると、市場でも勝利を得られるようになると思います。

 

 

 

 

SI017 バフェットの成功する習慣と真理①

🙂 今週の投資実績と反省

・今週の投資実績は以下のとおりです。
(個人情報ですので、実際の数字ではなく、100万円投資をしたときの割合で示しています。)

持ち株数     株価  持ち株数 残高    総計
はじめ(2018年)  1183円 822株  27,524円    1,000,000円
株価最低値(9月)   995円  851株   53,473円  900,467円
2019年はじめ    1398円 244株  882,080円  1,222,843円
1月31日        1281円 685株  289,980円  1,167,460円
3月1日         1172円 855株   86,161円  1,088,514円

はじめからのリターン       約8.8%
1月のリターン          約-9.5%
2月のリターン          約-7.8%

・2か月連続で大幅な負け越しです。
・しかし、経済情勢は年初の予想通りですので、なんとも不思議な感じです。
・株価は乱高下するものと思いましたが、一方的な上昇です。
・いずれ下がると思いますので、様子見です。

現状分析

・経済指標は、世界の景気減速や、景気後退を示しているのに変わりありません。

RSIの逆行現象

・テクニカル指標に関しては、かすかではありますが、RSIの逆行現象がでています。

・RSIとは、株価の上昇、下落の勢いを示す指標です。
・RSIの逆行現象とは、株価が上がっているのに上昇の勢いが弱くなったり、逆に、株価が下がっているのに下落の勢いが弱くなったりした時に起きる現象です。

・RSIの逆行現象が起きると、株価のトレンドが逆転します。

・つまり、今回の場合、「しばらくすると株価が下落トレンドに入る確率が極めて高い」ということです。

・RSIの逆行現象は、めったに起きませんが、起きたときは、かなりの確率でトレンドの反転が起きます。

  😉 バフェットとソロスの投資法を学ぶ

・今、世界で一番有名な投資家はウォーレン・バフェットとジョージ・ソロスだと思います。
・バフェットは長期投資の王道投資を実践しており、ソロスは短期的な投機によって利益を得ています。
・このように二人の投資法は真逆のところがありますが、起業家でもあり著述家でもあるマーク・ティアーは、二人の投資法には共通点があるとし、それを23の習慣として著しています。(『バフェットとソロス 勝利の投資学』ダイヤモンド社)

・マーク・ティアのまとめた23の習慣は真理にかなっている部分が多いと思われるので、これを真理との関係で紹介します。

 🙂 投資を続けるための根本的な習慣

成功する第一の習慣 ー 元本の確保

・マーク・ティアがあげている「成功する習慣」の一番目は、「元本の確保こそが常に最重要事項」ということです。

・元本の確保は、経済の世界で生き残るための絶対の条件です。
・これが、資本主義経済の基本です。

『資本主義の未来』では、事業の元手を飛行機の滑走路にたとえて説かれています。

資本は、滑走路に当たる部分である、だから、飛行機は、滑走路を走っている間に、とにかく飛び立たなければ駄目なのだ」ということです。(p76)
「滑走路がつきるまでの間に、飛び立たなければいけない」という事業計画が当たって、先ほど述べたように、商品をつくるだけでなく、それを売って、現金を回収する、あるいは、流通経路に乗せて、取次や問屋からお金をもらう、そして初めて、「いくら稼いだ」ということになるわけです。
 このあたりを知らなければいけません。これが、基本的な資本主義経済の組み立てなのです。(p77-78)

真理の観点から「第一の習慣」を考える

・元手があれば、いろいろな戦いの方法を考えることができます。

・真理に置きなおすと「負けない戦いをして粘り抜けば、いつかは必ず勝利できる」ということになります。

・また、『太陽の法』では、「悟りの功徳とは、人生のやりなおしがきくというところにある」と説かれています。

「何度でもやりなおしができる」ことが、人生の成功の秘訣なのです。

・投資の世界では、そのための方法はただ一つ、元手を失わないことです。

 😉 リスクを回避する方法

成功する第二の習慣 - リスク回避

・「成功する習慣」の二番目は、「能動的にリスクを回避する」です。
・習慣1の「元手を確保する」ために、必要なことは、リスクを回避することです。

・バフェットやソロスが実践しているリスクの回避法は、理論的にはかんたんです。

・その方法はかんたんです。
わかることをやる」、言いかえれば「わからないことはやらない」ということです。

・これを実践するには次の二つのことが必要です。

① やることの内容が明確である
・バフェットもソロスも、自分でやっていいことと、やってはいけないことの区別がはっきりついています。
・これは、中心概念が明確だからです。
・そして、その結果、独自の投資システムを確立しています。

(しろうとは、やり方が一定していません。)
(安易な予想や人の言葉を真に受けて損をすることがしょっちゅうあります。)

② 研究熱心であり、間違えを修正できる
・自分独自のシステムを確立し、それを貫くには、人一倍の研究が必要です。
成功者の特徴の一つは、「研究熱心である」ことです。
・成功のために研究することが楽しくて楽しくて仕方がないのです。

・また、いかなる世界でも、短期的に100%勝利する方法はありません。
・失敗はあります。
失敗をしたと思ったときには、すぐに修正をするのが大切です。

・バフェットの成功する習慣の多くは上の①,②に関係しています。
・今後の記事で、上の二つのテーマをベースに、残りの成功する習慣を紹介します。

今年の戦術

・ファンドマネージャーの江守哲氏によると、「今の市場の状態は、ITバブルのときと似ている」ということです。
・ITバブルのときは、2年間で5%以上の暴落が25回あったそうです。

・私は、この予想を前提として全力投入していきたいと思っています。

・具体的には以下のとおりです。
① 投資は、リスクヘッジ用の株に集中する
② 日経平均が5%以上暴落したときに、投資額の半分の利益確定をする

・100万円の投資をしたとすると単純計算で以下のようになります。
・50万円×5%=2.5万円の利益
③ 総計は、2.5×20=50%の利益
・実際は、ダブルインバースの株を買っているので、一回の利益は3~10%の可能性が高いです。
・複利計算ですので、総計は100%になることも期待できます。

短期的な戦術

・現在、私の投資実績は、予想に反して、株価が下落をしています。
・リスク回避なら、一旦、「株を売って時期を待つ」ということも考えられます。

・しかし、私は、現在の株価の下落を「株を買うチャンス」ととらえています。
・ただし、それが勘違いの可能性もあります。

・そこで、私の現在の戦術は以下の通りです。

① 現状所有している株は、これからの上昇が期待できるので、持ち続ける

② これから株価が下がっても買い増しの量は減らしていく
(現在は、まだ利益が出ている状態なので、買い増しを続けますが、マイナスになったら元本確保のために買い増しを控えます。)

③ 株価が上がった場合も、割安の水準であれば、売らずにむしろ買い増しを続ける。

・株価の所有数を増やしていく根拠は、本年の後半ぐらいから景気後退するという予想です。
・この予想が外れていることが明確になった場合には、大きな損があっても株はいったん売り払います。(これがリスク回避、元手の確保です。)