🙂 経済サイクルと株価のトレンド
・この記事は、シリーズSIS「『太陽の法』と今の経済・PartⅡ』の記事です。
・このシリーズでは、SEG投資法の実績報告をしながら、SEG投資法で実際に成果を上げるために使っている現在の経済情報、投資戦術のお話を、『太陽の法』の各章のテーマと関連させて紹介します。
今回のテーマ
・今回のテーマは、「経済サイクルと株価のトレンド」です。
・『太陽の法』の第1章の重要論点の一つは、「生々流転の法則」です。
・「生々流転の法則」とは、「すべてのものには春夏秋冬のサイクルがある」ということです。
・株価においては、長期の好不況のサイクルの他にも、中期の需給のサイクル、短期のヘッジファンドの仕掛けなどがあります。
・SEG投資法では、短・中・長期のトレンドを見極めて株価の売買を行います。
🙂 移動平均線と株価のトレンド
・株式の売買において、一般的には、株価の移動平均線を見て、株価のトレンドを判定します。
・その内容は、以下の通りです。
① 長期トレンド - 200日線
・景気サイクルの関わるような長期トレンドは、200日の移動平均線で判定します。
・200日の移動平均線が上向きで、かつ株価が200日線を越えていれば、好景気です。
・200日の移動平均線が下向きで、かつ株価が200日線の下にあれば、景気減速(あるいは景気後退)です。
② 中期トレンド - 50日線
・株価に大きく影響を与えるのは、経済指標と需給です。
・需給とは、かんたんに言えば、株を「買いたいと思っている人が多いか、売りたいと思っている人が多いか」ということです。
・結論だけ言うと、株価50日の移動平均より上にあるときは、株を買いたい人が多く、下にあるときは、株を売りたい人が多いことを示しています。
③ ヘッジファンドの売り崩し、踏み上げ
・ヘッジファンドは、株価が上がるときは、買いでもうけ、株価が下がるときは、売りでもうけます。
・「買い」で、もうけるときは、「踏み上げ」と言って、かさにかかって買います。
・逆に「売り」で、もうけるときは、「売り崩し」と言って、かさにかかって売ります。
・大損をしたくなければ、大きな暴騰、暴落があったときは、現金化して相手にしないことです。
・しかし、しっかり対処をすれば、大きく値が動くときに利益を上げることもできます。
(真理的には、このような儲け方はあまり感心されないかもしれませんが、この世で勝つためには、こういった研究も大切なような気がします。)
(自分の人生観にしたがって、決めればよいと思います。)
現在の株価のトレンド
9月7日現在
長期トレンド ⇒ 昨年10月より下落トレンドです
中期トレンド ⇒ 8月に入って下落トレンドになったと思いましが、9月に入って上昇トレンドに転換しました。
(「この反転がほんものかどうか」で意見がわかれるところです。)
(個人的には、「反転は一時的で10月から下落と見ています。)
🙂 現在の投資実績
・ここまでの、今年の投資実績は以下のとおりです。
(個人情報ですので、実際の数字ではなく、100万円投資をしたときの割合で示しています。)
持ち株数 株価 持ち株数 残高 総計
はじめ(2018年) 1183円 822株 27,524円 1,000,000円
株価最低値(9月 ) 995円 851株 53,473円 900,467円
2019年はじめ 1398円 244株 882,080円 1,222,843円
新モデル開始時(8月9日) 1210円 240株 924,871円 1,215,271円
9月7日 1144円 821株 232,436円 1,171,946円
(現在の成果17.1%)
(この一週間の成果、⇒ 予想が外れて、大失敗)
現在の状況
大失敗
・日経平均株価は下落トレンドに入ると予想していましたが、予想ははずれて、上昇トレンドに入りました。
・一応リスクシナリオの範囲内で現時点では、想定内ですので、戦略変更はありませんが、新たな戦術の追加をします。
(想定内の上昇ですが、心境的にはかなり心が揺れました。おかげで、魂修行の方は進んだ感じがします。)
新規まき直し
・日経平均株価が上昇した最大の要因は、「米中の交渉が10月再開される」ということです。
・しかし、実際には、何も変わらないので、結局、また下落すると思います。
・私のメインシナリオは、「景気後退の前の短期的なバブルが起ようとしている」です。
・サブシナリオは、「米の景気後退は起きないが、日、中、欧では景気後退が起きる」です。
・リスクシナリオは、「景気後退の前のバブルが起きる」です。
・投資戦術としては、順張りの比重を増やします。
(バブルに向かったら、上昇で持ち株を減らしロス・カットをし、暴落に向かったら持ち株を増やして、勝負にでます。)
*投資実績について
・「会員ページ」と「一般ページ」で投資実績を紹介していますが、若干実績値にちがいがあります。
・「会員ページ」では、投資資金100万円に対する成果を示しています。
(成果を利率で示しています。)
・「一般ページ」では、途中の投入資金を含めた現在の総額で成果を示しています。
(初期投資資金は50万円で、毎月1万円程度の資金投入をしています。)