SI017 バフェットの成功する習慣と真理①

🙂 今週の投資実績と反省

・今週の投資実績は以下のとおりです。
(個人情報ですので、実際の数字ではなく、100万円投資をしたときの割合で示しています。)

持ち株数     株価  持ち株数 残高    総計
はじめ(2018年)  1183円 822株  27,524円    1,000,000円
株価最低値(9月)   995円  851株   53,473円  900,467円
2019年はじめ    1398円 244株  882,080円  1,222,843円
1月31日        1281円 685株  289,980円  1,167,460円
3月1日         1172円 855株   86,161円  1,088,514円

はじめからのリターン       約8.8%
1月のリターン          約-9.5%
2月のリターン          約-7.8%

・2か月連続で大幅な負け越しです。
・しかし、経済情勢は年初の予想通りですので、なんとも不思議な感じです。
・株価は乱高下するものと思いましたが、一方的な上昇です。
・いずれ下がると思いますので、様子見です。

現状分析

・経済指標は、世界の景気減速や、景気後退を示しているのに変わりありません。

RSIの逆行現象

・テクニカル指標に関しては、かすかではありますが、RSIの逆行現象がでています。

・RSIとは、株価の上昇、下落の勢いを示す指標です。
・RSIの逆行現象とは、株価が上がっているのに上昇の勢いが弱くなったり、逆に、株価が下がっているのに下落の勢いが弱くなったりした時に起きる現象です。

・RSIの逆行現象が起きると、株価のトレンドが逆転します。

・つまり、今回の場合、「しばらくすると株価が下落トレンドに入る確率が極めて高い」ということです。

・RSIの逆行現象は、めったに起きませんが、起きたときは、かなりの確率でトレンドの反転が起きます。

  😉 バフェットとソロスの投資法を学ぶ

・今、世界で一番有名な投資家はウォーレン・バフェットとジョージ・ソロスだと思います。
・バフェットは長期投資の王道投資を実践しており、ソロスは短期的な投機によって利益を得ています。
・このように二人の投資法は真逆のところがありますが、起業家でもあり著述家でもあるマーク・ティアーは、二人の投資法には共通点があるとし、それを23の習慣として著しています。(『バフェットとソロス 勝利の投資学』ダイヤモンド社)

・マーク・ティアのまとめた23の習慣は真理にかなっている部分が多いと思われるので、これを真理との関係で紹介します。

 🙂 投資を続けるための根本的な習慣

成功する第一の習慣 ー 元本の確保

・マーク・ティアがあげている「成功する習慣」の一番目は、「元本の確保こそが常に最重要事項」ということです。

・元本の確保は、経済の世界で生き残るための絶対の条件です。
・これが、資本主義経済の基本です。

『資本主義の未来』では、事業の元手を飛行機の滑走路にたとえて説かれています。

資本は、滑走路に当たる部分である、だから、飛行機は、滑走路を走っている間に、とにかく飛び立たなければ駄目なのだ」ということです。(p76)
「滑走路がつきるまでの間に、飛び立たなければいけない」という事業計画が当たって、先ほど述べたように、商品をつくるだけでなく、それを売って、現金を回収する、あるいは、流通経路に乗せて、取次や問屋からお金をもらう、そして初めて、「いくら稼いだ」ということになるわけです。
 このあたりを知らなければいけません。これが、基本的な資本主義経済の組み立てなのです。(p77-78)

真理の観点から「第一の習慣」を考える

・元手があれば、いろいろな戦いの方法を考えることができます。

・真理に置きなおすと「負けない戦いをして粘り抜けば、いつかは必ず勝利できる」ということになります。

・また、『太陽の法』では、「悟りの功徳とは、人生のやりなおしがきくというところにある」と説かれています。

「何度でもやりなおしができる」ことが、人生の成功の秘訣なのです。

・投資の世界では、そのための方法はただ一つ、元手を失わないことです。

 😉 リスクを回避する方法

成功する第二の習慣 - リスク回避

・「成功する習慣」の二番目は、「能動的にリスクを回避する」です。
・習慣1の「元手を確保する」ために、必要なことは、リスクを回避することです。

・バフェットやソロスが実践しているリスクの回避法は、理論的にはかんたんです。

・その方法はかんたんです。
わかることをやる」、言いかえれば「わからないことはやらない」ということです。

・これを実践するには次の二つのことが必要です。

① やることの内容が明確である
・バフェットもソロスも、自分でやっていいことと、やってはいけないことの区別がはっきりついています。
・これは、中心概念が明確だからです。
・そして、その結果、独自の投資システムを確立しています。

(しろうとは、やり方が一定していません。)
(安易な予想や人の言葉を真に受けて損をすることがしょっちゅうあります。)

② 研究熱心であり、間違えを修正できる
・自分独自のシステムを確立し、それを貫くには、人一倍の研究が必要です。
成功者の特徴の一つは、「研究熱心である」ことです。
・成功のために研究することが楽しくて楽しくて仕方がないのです。

・また、いかなる世界でも、短期的に100%勝利する方法はありません。
・失敗はあります。
失敗をしたと思ったときには、すぐに修正をするのが大切です。

・バフェットの成功する習慣の多くは上の①,②に関係しています。
・今後の記事で、上の二つのテーマをベースに、残りの成功する習慣を紹介します。

今年の戦術

・ファンドマネージャーの江守哲氏によると、「今の市場の状態は、ITバブルのときと似ている」ということです。
・ITバブルのときは、2年間で5%以上の暴落が25回あったそうです。

・私は、この予想を前提として全力投入していきたいと思っています。

・具体的には以下のとおりです。
① 投資は、リスクヘッジ用の株に集中する
② 日経平均が5%以上暴落したときに、投資額の半分の利益確定をする

・100万円の投資をしたとすると単純計算で以下のようになります。
・50万円×5%=2.5万円の利益
③ 総計は、2.5×20=50%の利益
・実際は、ダブルインバースの株を買っているので、一回の利益は3~10%の可能性が高いです。
・複利計算ですので、総計は100%になることも期待できます。

短期的な戦術

・現在、私の投資実績は、予想に反して、株価が下落をしています。
・リスク回避なら、一旦、「株を売って時期を待つ」ということも考えられます。

・しかし、私は、現在の株価の下落を「株を買うチャンス」ととらえています。
・ただし、それが勘違いの可能性もあります。

・そこで、私の現在の戦術は以下の通りです。

① 現状所有している株は、これからの上昇が期待できるので、持ち続ける

② これから株価が下がっても買い増しの量は減らしていく
(現在は、まだ利益が出ている状態なので、買い増しを続けますが、マイナスになったら元本確保のために買い増しを控えます。)

③ 株価が上がった場合も、割安の水準であれば、売らずにむしろ買い増しを続ける。

・株価の所有数を増やしていく根拠は、本年の後半ぐらいから景気後退するという予想です。
・この予想が外れていることが明確になった場合には、大きな損があっても株はいったん売り払います。(これがリスク回避、元手の確保です。)

 

 

 

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