SI004 株と人生 - 投資で利益を出し、人生で成功する方法

・今日は、「投資の勉強が人生勉強にもなる」というお話です。
(実践的な真理の学び方は、間違えを知り、そこから正しさを発見することです。)
(「正見(正しい見方)」は難しいけれど、「邪見(間違った見方)」はだれにでもわかるのです。)

 🙂 心の修行と株式投資

しろうとが株に手を出すと、だいたい損をします。
・その理由は、人生修行の失敗と似ています。
・それを説明します。

<株で失敗する理由>

【株が上がった時の失敗 - 買いすぎる】
(マイナス思考の人)
・株価が上がると利益を確定したくてあわてて売ります。
・そのあとに、もっと上がって後悔します。後悔した人は、次に下がった時にすぐに買います。

(プラス思考の人)
・もうかったと思って他の株を買いたくなります。
・つまりもうかっている間は、投資の額はふえていきます。

【株が下がった時 - 売れない】
・株は、どこかで必ず下がります。
・下がると、損を確定するのがいやなので売れません。
(これはプラス思考の人でも、マイナス思考の人でも同じです。)
・いわゆる塩漬け状態になり大損をします。

・下がった株が上がり始めると、あわてて売ります。

・要するに、しろうとは、利益が出るとどんどん株を買い続けます。損をするまでやめられないのです。
・損をするとみてみないふりをします。
(試験で悪い点をとってみないのと同じです。)
(ほとんどの人は、失敗するまで自分の愚かさに気がつきません。人生と同じです。)

 🙂 人生の成功と株式投資成功の真理は同じである

・つまり、株で利益を出す方法は、人生成功の方法とまったく同じなのです。
・その方法は、以下のとおりです。

① 長期で考える
・「株でお金儲けをしよう」と考えるより、「お金をためて投資して社会に貢献しよう」という考えた方の方が健全です。
人の役に立つとお金は後からついてきます。
欲をかくと失敗します。

② 不況の時には、忍耐強さと現実に直面する勇気を持つ
(ほんとうは不況の時がチャンスです。私が、今、長期投資法をおすすめするのは、これから不況がやってくる可能性が高いからです。)
(不況の時は含み損が出ます。これを想定しておいて忍耐することが大切です。)

③ 好況の時には、与える愛の実践をする
・難しい言い方をすると、「投資による経済の発展は弁証法運動であり、その運動法則と、企業業績、社会の動き、人間の心理を合わせたものが株価になって現れてくる」ということです。

・かんたんに言うと、「お金の余裕があれば投資の実践をして企業の応援をしましょう」ということです。
(お金に不安のある人は、まず貯蓄です。あるいは、積立型の投資です。)

・ということで、「長期投資」は非常に霊的な作業です。
(与える愛です。忍耐です。智慧です。勇気です。『仏説・伝道経』と同じです。)

 🙂 今週の市場の展望と戦術

市場展望

・1月15日にはブレグジットに関する英議会の採決があります。
・否決の可能性はかなり高いと報道されています。否決されれば株価は大きく下がると思っていたのですが、不思議なくらい、それを言う市場関係者が少ないです。
・市場の動きも、あまり、それを予感させるような動きになっていません。
(どういうことかわかりません。)
(もう織り込んだということなのでしょうか。売り方が売りのチャンスをうかがっているような気がするのですが)

・決算発表も始まりました。
・業績の悪化は織り込み済みです。ヘッジファンドがこれを理由に上げる場合と下げる場合があります。
(売り方がエネルギーをためるのであれば、上がりますし、ここで、暴落相場をつくる可能性もあります。)

・ということで、短期的にはどう動くか読めないところはあるのですが、中期的(2、3月は)日経平均は下落の方向だと思います。

・「今月のメインシナリオは日経平均19,000円~21,000円の乱高下」ということは変わりません。

投資戦術

・変更なしです。

① 2月以降の暴落に備えて、持ち株数を増やす
・大きく下がった時に買い増しをします。
・前述のように、ブレグジットの採決で大きく上がる可能性と下がる可能性があります。

⓶ 日経平均の大きな下げがあったときは、それなりにダブルインバースの株を売って利益を確定する

③ ただし、円高要因で日経平均が下げたときは、それほど利益確定はしない

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です