GE002 「天才君」②(正見)

🙂 失敗した時にどうするか

・第2回のチェックは、「失敗した時にどうするか」です。

・人生で大切なのは「失敗しないこと」ではなく、「失敗した後にどうするか」なのです。

・世の中の人は、「『成功する天才君』は試験でよい点をとり、『凡人君』は悪い点をとり、『失敗する秀才君』の成績はその中間ぐらい」だと思っていると思います。

・しかし、だれでも、良い成績をとる時もあれば悪い成績をとることもあります。
(成功する時もあれば、失敗するときもあります。)

・実は、「成功する天才君」とその他の人たちの違いは、「テストで悪い点を取ったときにどうするか」ということにあります。

「凡人君」「失敗する秀才君」「成功する天才君」

・テストで悪い点をとったときの「凡人君」「失敗する秀才君」「成功する天才君」の違いは何でしょうか。

・「凡人君」「失敗する秀才君」「成功する天才君」は、それぞれ次のように考えます。

凡人君 ⇒ 答案用紙を捨てて考えないようにする。
失敗する秀才君 ⇒ 悪い点をとったことを気にする。
成功する天才君 ⇒ 間違ったところを見直す。

・上の話を聞いて「なーんだ、当たり前だ」と思うと、凡人君コースまっしぐらです。
・「分かるけど、それだけか」と思ったら、秀才君コースです。
「そうか」と思った人は、天才君コースに入っている人です。

 🙂 天才のものの見方

・天才とは(逆説的ですが)、自分のできが悪いことを知っている人なのです。

① ソクラテス
・ソクラテスは、「無知の知」を説きました。
・「自分が知らないこと」を知っていたのです。

② シーザー
・シーザーは、「見たくない現実を見る」人でした。
・凡人は、「自分のみたいものしか見ません。
(要するに反省ができません。)

③ 経営の神様
・経営の神様たちは、「クレームは宝だ」と言います。
・凡人経営者は、クレームをいやがります。

反省ということ

仏教の教えの中心に反省があります。

・人間とは誤りをおかす生き物です。
・間違えを起こすのが悪いのではなく、間違えを修正するのが天才君への道です。

 

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