【愛、理想、積極思考】
・デール・カーネーギの「道は開ける」から学ぶ「幸福になるパターン」の三つ目は、「愛、理想、積極思考」ということです。
・「道は開ける」の中で語られている、「愛、理想、積極思考」に関する文章を紹介します。
・はじめは、積極思考です。
・カーネーギ―は、次のように言っています。
あらゆるできごとの最も良い面に目を向ける習慣は、年間一千ポンドの所得よりも価値がある。
・本章の第1節で「念いは実現する」というお話をしましたが、積極思考、光明思想は心の光を引きいれます。
・「道は開ける」には、次のような文章もでています。
刑務所の鉄格子の間から 二人の男が外を見た
一人は泥を眺め 一人は星を眺めた
・積極思考の一番良い形は理想を描き、愛の実践をすることです。
「道は開ける」には、二十三年間も病床にふせっていたにもかかわらず幸福な人生をすごしたフランク・ループ博士の話が紹介されています。
長年病床にありながら、いかにして人生を楽しんでいるのであろう?・・・
彼は、「私は奉仕する」という言葉を座右の銘とすることによって、楽しみを得ているのだ。
・ループ博士は、病気に悩む人のために見舞いの手紙を書き、文通組織をつくり、それを国際組織にまで発展させたのです。