🙂 第2章の深読のチャレンジ
・この記事は、シリーズSEB「『永遠の仏陀』講座」の記事です。
・シリーズSEBでは、『永遠の仏陀』の深読にチャレンジします。
・前回は、第2章「真実の人となれ」の学びの三つのポイントを紹介しました。
・今回は、そのうちの一つのポイントである「正直に生きる」の箇所の深読にチャレンジします。
今回の要点と結論
① 真実の下に、ひたすら歩む
・はじめに、「真実の下に、ひたすらに歩む」というお言葉を魂で受け止めます。
② 自分のウソを反省する
・「真実の下に生きる」決意ができたならば、自分がついていたウソを反省します。
③ この世的な価値基準を捨てる
・自分のウソに気がついたなら、この世的な価値基準にほんろうされている自分の姿を反省します。
🙂 真実の下に、ひたすらに歩む
・深読の第一のステップは、「真実の下に、ただひたすら歩む」という仏言を魂で受け止めることです。
・『永遠の仏陀』では、次のように説かれています。
おまえたちは、
真実の人とならねばならない。
真実に生きる人間とならねばならない。
真実の下に、ただひたすらに歩むこと以外に、
みずからの歩み方があると思ってはならない。(P54)
・このお言葉を受けて、かすかでも魂がふるえるようなことがある方は、過去世で宗教的修行をされていた方だと思います。
・霊格の高い方だと思います。
・そのような場合は、「心のうずき」を大切に生きていくのがよいと思います。
(「凡事徹底」とか、努力論にも反応される方だと思います。)
・上のお言葉が、あまりピンとこない方の場合は、修行として、「凡事徹底」とか「努力論」を学ばれるとよいと思います。
(「地道に努力をする気がおきない」という場合は、この世的な発展を目指して努力をする方向でよいと思います。)
🙂 ウソの反省
・「真実の下に歩む」よろこびを感じたなら、次のステップは、ウソの反省です。
・『永遠の仏陀』には、次のように説かれています。
私は、おまえたちに言っておく。
うそを言い続けて、真に成功する人はいないということを。(p55)
もし、うそ、偽りを使わなければ、
おまえたちが世に認められないというならば、
そのような成功は、やがて、仮面をはがれ、
暗い淵のなかに投げ入れられることになるであろう。
よって、正直に生きる者は、最後には勝利するのだ。
それを忘れてはならない。(p58)
・私たちは、生きている間にたくさんのウソをついています。
・自分では、「しかたがない」と思っていながらついているウソ、「悪いこと」とは知りながらついているウソなど、いろいろなウソがあると思います。
・「真実の人生を生きる」ためには、これを一つひとつ丁寧に反省することが大切です。
・ウソを丁寧に反省していると、自分の本性が見えてきます。
(自分が見たくない真実に直面することが人生の勝利への鍵です。)
この世的な価値基準を捨てる
・自分が見たくない真実の裏側にあるのが、この的な価値基準です。
・『永遠の仏陀』では、次のように説かれています。
偽りの人生を生きている人には、
あきらかに共通する特徴がある。
彼らは、すべて、この世的なる物差しを基準としている。
地位や、名誉や、金銭の多寡、
そのようなものを、この上なく愛し、
己の心の価値というものを認めていない。(p60)
・私たちがウソをつくのは、この世的に生きやすく生きたいからです。
・しかし、そうした道を選ぶたびに、心が汚れ、ほんとうの幸福を捨てているのです。
今回の結論
・「真実の下にひたすら歩む」という本来の生き方を知り、「生きやすくいきたい」という汚れた心を捨てる。