SIS304 『太陽の法』と今の経済PartⅢ④ 世界経済の現状

🙂 SEG投資法と世界経済

・2019年7月より「会員ページ」では、毎週土曜日に、シリーズSIS「『太陽の法』と経済」を公開しています。
・シリーズSISでは、SEG投資法の投資実績とともに、『太陽の法』の各章に関連する経済的知識を紹介しています。

・今は、PartⅢに入っています。

・今回のテーマは、「世界経済の現状」です。

【保存版】 新文明建設に向けての、世界経済の問題点を紹介します。

【短期版】 米中貿易戦争を中心とした世界経済の情報を紹介します。 

 🙂 世界経済の問題点

・主は、『資本主義の未来』で、「資本主義が死んだ」と説かれています。
・超長期的な経済の状況を一言で表現すると、「エゴイスティックなものは潰れていく」と言えると思います。

・その代表例は、次の三点です。

① 全体主義の中国
・中国の経済はウソのかたまりで、大きな付加価値は生み出せていません。

② 投機マネーによるバブル
・私の理解では、バブルには二種類のバブルがあります。
・投資マネーの拡大によるバブルと、投機マネーの拡大によるバブルです。

・投資マネーのバブルの場合は、やがて実体経済が追い付いてくる可能性がありますが、投機マネーのバブルには、経済成長の可能性がありません。

③ 国内産業の空洞化をもたらした企業
・ロボット化や海外流出で、中国に利益をもたらした企業は潰れていくことになると思います。
(間違った情報をたれながしているマスコミや出版業界も同罪です。)

なぜ、潰れるか

・「なぜ、潰れるか」という理由は単純です。
縁起の理法は正確に働きます。
・付加価値を生まない経済活動はどこかで潰れることになっています。

いつ、潰れるか

・主は、2017年に「(主のお言葉が現実になるのに)早くとも2~3年、場合によっては10年以上かかる」と説かれています。
・主が、「資本主義の終焉する」と説かれたのは、2014年です。
・金融経済の危機を説かれたのは2017年です。
・したがって、2019年~2024年ぐらいが予言の真ん中です。

・トランプ大統領の任期と、中国の金融危機の予測とからめると2020年末から2021年がもっとも危ないと考えられます。

 🙂 現在の状況と2020年の経済予想

現状

11月まで高値圏

・現在は「市場はバブルだが、景気は悪い」というすごい不思議な状態にあります。
(中央銀行の金融緩和のせいです。)

・2019年の11月末にNYの株価が史上最高値を更新している理由は、「金融緩和と半導体などの先行業種で景気の底入れの兆しが見られた」ということになっています。

12月に入って下落の兆候

・12月3日にトランプ大統領が、「中国との貿易交渉の合意は、場合によっては、大統領選の後でも構わない」という発言をしました。
・米中貿易交渉の合意がなければ、株価は下がります。
・延期なら、需給で動くようになると思います。
(延期の可能性が一番高いような気がします。)
(需給関係については、下に書きます。)

2020年

・第一の焦点は、米の中国への関税です。

トランプ大統領は、大統領選までは、景気後退入りを避けたいと思っていると思います。(「第4弾の関税はかけたくない」と思っています。)
・ただし、中国問題で妥協もしたくないはずです。(「関税をかける」ということになります。)
(どちらかわからず、関税発動があるかどうかは五分五分です。)

チャイナマネーが経済を活性化させる力はほとんどありません。
・2020年の中国経済はさらに悪化すると思います。
・というゆうことは、世界経済も上向く可能性はないと思います。

日本経済「オリンピック後は危機を迎える」という予想が、かなり前からありました。
(日銀に金融緩和の余地はほとんどありません。)

EUも、多少は財政出動の余地はあるのでしょうが、金融リスクや政治不安の方が大きいと思います。

・ということで、常識的には、株価は、前半は、下落傾向含みの乱高下、2020年末から2021年にかけて大暴落がメインシナリオです。

🙂 現在の投資実績

・ここまでの、今年の投資実績は以下のとおりです。
(個人情報ですので、実際の数字ではなく、100万円投資をしたときの割合で示しています。)

持ち株数     株価  持ち株数 残高    総計
はじめ(2018年)  1183円  822株  27,524円    1,000,000円
2019年はじめ    1398円  244株  882,080円  1,222,843円
新モデル開始時(8月9日) 1210円  240株  924,871円  1,215,271円
12月5日      910円  975株  69,651円   956,901円

現在の状況

チャート

・先週お話をした「RSIの逆行現象」が続いていますので、株価は今天井圏にあり、どこかで暴落すると思います。

需給

・12月13日が三か月に一度のメジャーSQ日です。
・SQ日の前は、ヘッジファンドが買いか売りのどちらかでも受けようとして、株価は大きく動きます。
(この週を境に株価のトレンドが変わります。)
・現在、高値ですので、常識的には、今回は下落です。

 

 

 

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