🙂 進化し続ける投資
・現在、シリーズSI「投資の天才への道」では、『永遠の法』の学びから、自分のレベルに合った投資法を考えるための記事を掲載しています。
・今回は、『永遠の法』第3章「六次元の世界」です。
・『永遠の法』の第3章の一つのテーマは、永遠の進化」ということです。
・そこで、今回は、「進化し続ける投資法」について考えます。
研究と反省
・「進化する投資法」で、一番初めにお話をしたいことは、研究と反省です。
・私の考えでは、投資のリターン率は、基本的に勉強量(研究量)で決まってくると思っています。
(優良銘柄の選択ができれば年率5~10%は期待できます。)
(優良銘柄を選んで、下落トレンド、上昇トレンドをつかめば、年率10~15%ぐらいは期待できます。)
(そのほかのテクニックを開発すれば、15~20%は期待できます。)
・金融の世界では、1%の利率の差は、大変大きな利益の差になります。
・したがって、研究と反省を重ねて、1%でもリターンの利率を高くすることが、「智慧の投資」と言えます。
収穫逓増の法則
・言葉が難しいので、あまり有名ではありませんが、世の中を支配している大事な法則として、「収穫逓減の法則」と「収穫逓増の法則」というものがあります。
① 収穫逓減の法則
・かんたんに言うと、「マンネリ化で効率が落ちる」ということです。
・なんでも、はじめての時は、感激しますが、慣れると感激が薄れます。
・同じ仕事を続けるとあきてしまいます。
・経済で言うと、成熟経済です。
・人生で言うと、ここから慢心が起こります。
・幸福を感じなくなり、足ることを知らない欲望がでてきます。
② 収穫逓増の法則
・循環による発展です。
・春になると、生物がお互いの相乗効果で、成長します。
・人生でも、経済でも、うまくいっているときは、物事が好循環しているときです。
・孫氏の兵法では、「機に乗ずる」ということです。
(これができる人はまれです。)
・株で大儲けできる人は、チャンスを逃さない人です。
・この二つの法則を研究し、収穫逓減を防ぎ、収穫逓増にもっていくことができれば発展すると思います。
弁証法的発展
・収穫逓減から収穫逓増を生み出す方法が弁証法的発展です。
・世の中は、対立する二つのものから成り立っています。
・その対立するものを統合することができると発展を生みます。
・投資の世界では、対立するものとして、次のようなものがあります。
① 順張りと逆張り
・順張りは、上昇トレンドで買い、下落トレンドで売ります。
(プロは、ふつう順張りです。)
・逆張りは、安いときに買い、高くなったら売ります。
(しろうとは逆張りが好きです。)
② 成長株と割安株
・成長株投資は、成長が見込まれる企業の株を買う投資法です。
・割安株投資は、企業の株価が安いときに株を買う投資法です。
③ 上げ相場と下げ相場
・上げ相場は、株価が上昇トレンドにあるときの相場です。
・下げ相場は、株価が下落トレンドにあるときの相場です。
🙂 SEG投資法
・SEG投資法で、現在、研究を重ねているのは次のような点です。
① 順張りと逆張りの併用
・移動平均線を基準に順張り投資をしています。
・株価が高くなりすぎたとき、安くなりすぎたときは、逆張り投資をしています。
② 収穫逓増の法則
・資金を定期的に供給することを考えています。
・投資自体は、「収穫逓増」の性質を持っています。
・取引手数料の問題で、「収穫逓減の法則」も働いています。
・商品の選び方と、取引のしかたの研究の余地があります。
(現在のモデルの予期せぬ失敗は、モデルとして使っているETF商品に「収穫逓減の法則」が強く働く商品だったことです。)
③ 微分と積分
・まだ研究中で、詳しくはお話できません。
・微分とは、変化の数学です。
・積分とは、蓄積の数学です。
・投機的な人は、変化を大事にしていますが、おそらく、長期的には積分的な考えの方が大金を生み出すと考えられます。
🙂 現在の投資実績
・ここまでの、今年の投資実績は以下のとおりです。
(個人情報ですので、実際の数字ではなく、100万円投資をしたときの割合で示しています。)
持ち株数 株価 持ち株数 残高 総計
はじめ(2018年) 1183円 822株 27,524円 1,000,000円
株価最低値(9月 ) 995円 851株 53,473円 900,467円
2019年はじめ 1398円 244株 882,080円 1,222,843円
6月7日 1205円 506株 579,736円 1,189,768円
・日経平均株価が大幅に下落したので、利益確定で、かなりの株を売りました。
・日経平均株価は、下落後自律反発で5日の移動平均線よりは上になりました。
(25日、52日の移動平均線の下で、中期下落トレンドは変わりません。)
🙂 今後の見通し
・経済指標の悪化で、市場は、FRBの利下げ期待から株価が上昇しています。
・年初から、政治の不透明感で株価が下落し、経済指標の悪化で政策期待から株価が上昇するという不思議な状態が続いています。
・これが、いつまで持つのでしょうか。
・常識的には、秋口か、来年に暴落ということだと思いますが、トランプ大統領は、どのように見込んでいるのでしょうか。
今の戦術
・今度買うのは、5日線の移動平均を下回り、短期、中期、長期とも下落トレンドに入った時です。