・今回のテーマは、「投資と『太陽の法』第4章」です。
・『太陽の法』の第4章の重要論点と投資の関係を考えます。
🙂 光の法則とお金の法則
・はじめに、確認しておきたいことは、「ほんらいの投資は非常に霊的な作業である」ということです。
・なぜなら、投資というのは繁栄を目指した行為であり、繁栄とは霊的な現象だからです。
・前回は、「投資は与える愛である」という話もしました。
・投資が愛の行為であるならば、投資におけるお金の法則は、光の法則と本質的には同じものであるはずです。
・その前提で、『太陽の法』の第4章の重要論点を確認します。
😉 悟りの法則と投資
論点1 - 世界の究明とほんとうの自分の発見
・『太陽の法』の第4章の第一の重要論点は、「悟りとは世界の究明をしながらほんとうの自分を発見する」ということです。
・「世界のなかの自分を発見する」といういい方もできると思います。
・これを投資の世界で考えると、「世界経済の動きを究明しながら、経済のなかでの自分の役割を考える」ということになります。
(大きくは、「投資家になる」か、「経営者になる」か、「現場の生産者になる」かなどの役割が考えられます。)
(投資にも中道の投資というのがあります。つまり、一人ひとりに合った投資法を探すということです。)
論点2 何度でもやりなおしができる
・第二の重要論点は、「悟りの功徳とは、やり直しがきく」ということです。
・これには、三つの意味が考えられます。
① やり直しをする
・一つ目は、「人生は何度でもやり直す覚悟がいる」ということです。
・投資の場合、「何度でもやり直すために、元手を確保することが最重要課題である」といことになります。
(前の記事⇒SI016「バフェットの成功する習慣と真理①」でお話をした内容です。)
・具体的に言うと、「損切りが大切」ということになります。
(「損切り」とは、全財産を失わないように、負けたときに撤退ラインをあらかじめ決めておくということです。)
② 無限の可能性
・二つ目は、「無限の可能性がある」ということです。
・投資の場合も、まったく同じで「無限の可能性」があります。
・投資の世界というのは、非常に自由な世界です。
・あらゆる可能性があります。
・そのかわり自己責任の世界です。
③ 循環する時間
・三つ目は、「時間は循環している」ということです。
・投資の場合、常にサイクルを考える必要があります。
・サイクルに関しては後述します。
論点3 - フィードバック分析
・第三の重要論点は、「真説・八正道」の実践です。
・投資の場合、フィードバック分析の大切さになります。
・投資に限らず、P.ドラッカーは、「仕事で成果を出す基本は、期待する目標を明確にし、できたこととできないことを点検するフィードバック分析だ」と言っています。
論点4 - 矛盾の統合
・第四の重要論点は、矛盾の統合です。
・悟りとは、基本的に「一見矛盾することを統合すること」です。
・投資の世界では、好況と不況をワンセットのサイクルとして考えるということです。
・さらに言うと、市場には、短期サイクル、中期サイクル、長期サイクルと様々なサイクルがあります。
・これが合わさって一つの世界をつくり出しています。
・「世界のなかに様々な時間のサイクルが存在している」というのは、「世界の真実の姿です」。
(参考 『繁栄の法』第2章)
・市場を見ることにより、世界の真実の姿が垣間見えてきます。
・逆に、世界の真実の姿が見えてくるようになると、市場でも勝利を得られるようになると思います。