SF008 天上界のエネルギーと一体となる

・前の記事(⇒SE001「絶対信仰を目指すための『永遠の法』の学び方」)で、「天上界のエネルギーを感得することがユートピア建設の鍵となる」と書きました。
・今回は、そのことについて詳しくお話をします。

 😉 天上界のエネルギーとは何か

・エネルギーという言葉は、わかったようでわからない非常に難しい言葉です。
・なぜなら、一人ひとりは、それを感じることはできるのですが、言葉にして伝えることが難しいからです。

・逆に言えば、一人ひとりがそれを感得するしかないのだと思います。

「祈りの原理」のご法話では、次のようなお言葉があります。

この永遠の時間のなかで神が考えられた真理を、その心を、そのエネルギーのほとばしりを、みなさん一人ひとりにお伝えしたいのであります。(『ユートピアの原理』p176)
私のことばの波動とエネルギーと光が、一体いかなる世界から出ているか、あなたがたにはおわかりでしょうか。それは、二千年の昔にイエスが語ったと同じく、あなたがたが認識し得る世界のなかで最も権威を持つ世界から出ているエネルギーなのであります。そして、このエネルギーは、みんさんがたとえ地上を去ったとしても、直接に触れることはできないのです。(p177)
祈りの世界に入ってゆくためには、主語は不要なのです。我と彼、人間と神こうした主語が不要となってゆきます。そこに必要なものは、全宇宙を貫き流れているエネルギーと一体となることです。(p184)

主が説かれるエネルギーとは、宇宙の本質です。
・真理や光とほぼ同じ意味で使われていると思います。

・『真理の言葉・正心法語』にしたがえば、霊とは、不滅の力です。
・私たちの本質は目に見えないエネルギーなのです。
・そして、それは宇宙を貫くエネルギーでもあるのです。

絶対信仰の目指す先は、この目に見えない宇宙の本質、エネルギーと一体となることです。

 🙂 天上界のエネルギーと一体となる方法

・それでは、この天上界のエネルギーと一体となるにはどうしたらよいでしょうか。

・今回は、三つの点を確認したいと思います。

① 心に光を蓄える
・心に光を蓄える方法として、三つのことを教えていただいています。

・一つは、「『心を曇らせはしない』という決意をする」ということです。
・何度もお話をしていますが、私たちには、光はピンとこなくても闇はわかります。
・光で満たすためにには、闇を払う決意が一番実践的です。

② 自家発電をする
・以前、質疑応答で、職員が「部下のやる気を出させるためにはどうすればよいか」という質問をしたところ、先生から、「『部下のやる気』という人ほど、駄目なのです。」という厳しい叱責を受けたことがありました。
・やる気を出すのは方法論ではありません。
自家発電しかありません。

③ 『真理の言葉・正心法語』の読誦
私たちに与えられた最大・最高・最強の光の武器は『真理の言葉・正心法語』です。
・『正心法語』の五種法師行は、一番光を強くしてくれる道だと考えられます。

・ちなみに「祈りの原理」では、「祈りによる新生」ということが説かれています。

この祈りということが、私たち地上人にとっては一つの「死」であるということを知っていただきたい。死であってまた誕生であるということを、生まれ変わるという行為であるということを。
真実の祈りは生まれ変わりを意味します。そうです。実相の世界を垣間見た瞬間、人間は新たに誕生せざるを得ないのです。

・この世的なる私たちが、祈りによって天上界と一体となったとき、この地上は、仏の理想に一歩近づくということだと思います。

 

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