SEB14 『永遠の仏陀』第5章 永遠なるものの影をつかむ〇

 

🙂 実践が難しい仏言

・この記事は、シリーズSEB「『永遠の仏陀』講座」の記事です。

・シリーズSEBでは、『永遠の仏陀』の深読にチャレンジします。
・今回は、第5章「永遠の仏陀」を学びます。

・本講座の目的は、『永遠の仏陀』のまえがきの「本書を読み、味わい、理解し、勝つ実践して、人生に敗れることはありえない」というお言葉を手がかりにして、人生に勝利するために、『永遠の仏陀』を深読することにあります。

・しかし、『永遠の仏陀』の第5章には、実践することが難しいお言葉が続々とでてきます。

・たとえば、第5章のはじめの数ページには、次のような教えが説かれています。

仏言

諸々の比丘、比丘尼たちよ。
この、わが懐かしき声を、
魂の奥底にまで刻んでおくがよい。(p214)

この地上にて生命ある時に、
わが声を聴く者は、幸いである。
すべてのものを打ち捨ててでも、
この幸いなる瞬間を選び取るべきなのである。(p214)

あなたがたは、よくよく、この価値を知らなくてはならない。
わが語る、この言葉の、片言隻語さえ見逃してはならない。(p216)

・どのお言葉も、言葉の意味はわかります。
・「実践したい」と思います。
・しかし、現実には、実践できないような気がしてしまいます。

・そこで、今回からは、「一見、実践が不可能なようなこうした教えに対して、私が、どのように対応していこうとしているか」というお話をします。

 🙂 私のチャレンジしようとしていること

結論

・私のチャレンジしようとしていることの結論は次の通りです。

「わからないことをわかり、かつ、わかろうとする」
(あるいは、「できないことが知り、かつ、『できる』ことを目標にする」ということです。)

・これは、言葉の遊びでも、きれいごとでもなく、私が真剣に実践しようとしていることです。

根拠

・こうした結論に至った法的な根拠は、次の三つです。

① 幸福はプロセスにある
・当サイトのメインテーマの一つですが、「幸福はプロセス」にあります。
・幸福の科学の信者の戒は、「正しき心を持っていること」ではなく、「正しき心の探究」です。
・手に入れることではなく、求めることが大切なのです。

・仏への道は「無限の道」です。
・無限の道を歩むことが、仏弟子の使命です。

② 悟りの功徳は「やり直しができること」
・『太陽の法』の第4章に、「悟りの功徳とは、人生のやりなおしがきくところにある」と説かれています。

・私たちには、無限の時間が与えられています。
・何度でも、チャレンジできます。
・何度でも、やり直すことができます。

③ 永遠の影をつかむ
・仏は、『永遠の仏陀』の「あとがき」、次のように説かれています。

言葉の流れは、第5章の『永遠の仏陀』に入って、激しく、かつ、急となる。読者は、仏陀の奥にある「エル・カンターレ」の意識と姿を、一瞬、垣間見ることができる。しかし、深くは理解しなくてよい。釈迦とキリストの奥にある「光体」の煌めきを、かすかに、感じとるだけでよい。(p250)

・チャレンジし続けることにより「影がつかめる」と思っています。

 

SIS1002 緊急特別記事② 米中貿易戦争と日経平均株価暴落の始まりについて 

・この記事は、投資に関する記事です。
・「一般ページ」と「会員ページ」で同じものを公開します。

・9月14日公開の⇒SIS1001「緊急特別記事 日経平均株価暴騰の意味」で、「日経平均株価は暴騰していて、次の三つのシナリオが考えられる」というお話をしました。

① 米の大統領選後のバブル崩壊
最長のシナリオは、後1年バブルが続くというものです。

② 今年の10月から、中国、日本の景気後退が始まる
最短のシナリオは、あと1か月のバブルです。

③ いったん株価が暴落したあとに、上昇
・「年内は、株価が下落をし、下落をしたあとに、FRBが本格的な金融緩和に入り、NY株価は、大統領選までは上昇ムードになる」というものです。

・これは、その続報です。

 😥 日経平均株価暴落の予想

内容の一覧

・記事の内容は以下の通りです。

① 今(ここ一年に)、市場で何が起きているか
・現在の株価に一番大きな影響を与えている米中貿易戦争と株価の関係を説明します。

② 今後の市場の四つの可能性
・今後の市場の四つの可能性についてのお話をします。

③ アナリストの間違った見方と予想
・米中貿易戦争の本質を見抜いていないアナリストの間違った予想について説明をします。

④ 米中貿易戦争の本質と今後の予想
・主が2016年のエル・カンターレ祭のときに明らかにされたトランプ大統領の考えをもとに、米中貿易戦争の本質を解説します。

 😐 日経平均株価暴落の根拠

市場で起きていること

・はじめに、ここ一年で市場で起きていることを紹介します。

・この一年、市場では、「景気減速懸念と米中貿易戦争の懸念で株価が下がり、金融緩和期待と米中貿易戦争の緩和期待で株価が上がる」ということを繰り返しています。

・順を追って説明しますと、

2018年10月~12月 米中貿易戦争と景気減速懸念で、日経平均株価は5,000円ぐらい(約20%)下落しました。

2019年1月~4月  FRBの金融緩和期待と米中交渉進展期待で、日経平均株価は3,000円ぐらい上昇しました。

2019年5月     米国の対中関税引き上げで、日経平均株価は2,000円ぐらい下落しました。
(関税引き上げの理由は、「中国がウソをついた(トランプ大統領)」からです。)

2019年6月     米中貿易交渉進展期待とFRBの利下げで、日経平均株価は1,500円ぐらい上昇しました。
(中国の先延ばし作戦で、輸入の拡大の約束をしています。)

2019年8月     米国の対中関税引き上げ発表で、日経平均株価は1,000円ぐらい下落しました。
(中国の言ったことが実現されていないと、米国は関税をかけます。)

2019年9月     米中貿易交渉進展期待と売り方の踏み上げで、日経日平均株価は1,500円ぐらい上昇しました。
(中国は「10月の国慶節までは、ことを荒立てたくない」と思っています。)

今後の市場の四つの可能性

・今後、市場には、次の四つの可能性があります。

① FRBの金融緩和 + 米中貿易交渉の進展
・一つめは、「FRBが金融緩和をすすめ、米中交渉が進展する」というものです。

・この場合は、株価は暴騰します。
(バブルになり、2021年ころに大暴落です。)

② FRBの利下げなし + 米中貿易交渉の進展
・二つめは、「FRBが金融緩和引き締めを行い、米中交渉が進展する」というものです。
・この場合は、NY市場はどうなるかはよくわかりません。

・日本株は、日本の要因で動いて、下落すると思います。

③ FRBの金融緩和 + 米中貿易戦争の激化
・三つめは、「FRBが金融緩和をすすめ、米中貿易戦争が激化する」というものです。
・この場合は、NY市場がどうなるかはよくわかりません。(2021年に大暴落でしょうか?)

・日本株は、暴落する可能性が高いです。

④ FRBの利下げなし + 米中貿易戦争の激化
・四つめは、「FRBが金融緩和引き締めを行い、米中戦争が激化する」というものです。
・この場合も、株価は暴落します。

アナリストの勘違い

・現在、八割以上の日本のファンドマネージャー、経済アナリストが勘違いしていることが三つあります。

① トランプ大統領の本音
・一つは、「トランプ大統領が何を考えているか」ということです。

・多くのアナリストは、「トランプ大統領大統領の一番の関心時は、来年の大統領選で、そのために米中貿易交渉をすすめている」と考えています。
(つまり、「大統領選が目的で、米中交渉は手段である」ということです。)

・しかし、トランプ大統領にとっては、対中政策自体が最大の目的で、大統領になることはその手段です。

② 市場の認識

・また、多くのアナリストは、現在の経済状態を「金余り状態」と認識していて、「不良債権だらけの状態」と認識していません。
(つまり、中国経済の崩壊や、土地バブル、社債バブルの崩壊をあまり考えていません。)

③ 香港の革命

・さらに、現在、香港で起きている反中国の動きの大きさを理解していません。
(そもそも、中国に対する認識がぜんぜんできていません。)

問題の本質

・トランプ大統領の本音、現在の世界経済の状態、香港の革命の動きは全部つながっています。

・問題の本質は以下の通りです。

① 習近平の世界支配の野望と天文学的数字の債務
・習近平はお金にものをいわせて、世界を支配しようとしています。
・そのために、バブルを起こして、不良債権を隠ぺいし続けています。

・現在の中国の繁栄、世界の株価の暴騰のかなりの部分が、中国の不良債権によってつくられています。
(中国の債務は、9700兆円と言われています。)

② トランプ大統領の兵糧攻め
・トランプ大統領は、中国の野望を打ち砕くために、中国を兵糧攻めにしようとしています。
(これは、2016年のエル・カンターレ祭の翌日の説法で、主が説かれていることです。)

③ 香港革命は、米中戦争の最終局面の始まり
・現在の香港のデモは、神の世界計画の大きな位置を占めています。

・米中戦争の表面化する始まりとなると考えられます。

今、起きていること、これから起きること

・今年の9月に株価が暴騰をしたのは、「米中貿易戦争の緩和」が大きな理由です。
・米中貿易戦争の緩和の理由は、「国慶節を無事にすませたい」と思った中国の時間稼ぎです。

・したがって、国慶節が終わる来週から、米中関係は再び緊張すると思います。

・また、アメリカの経済指標も悪化をはじめているので、FRBの利下げの確率は高くなりました。

・したがって、メインシナリオは、「金融緩和 + 米中貿易戦争の激化」です。

・金融緩和でNYの株価は高値をある程度維持するかもしれませんが、日本株は業績にしたがって下落トレンドに入ると思います。
(年内暴落確率が60%、来年年初の暴落確率が30%ぐらいの確率です。)

 

 

🙂 現在の投資実績

・ここまでの、今年の投資実績は以下のとおりです。
(個人情報ですので、実際の数字ではなく、100万円投資をしたときの割合で示しています。)

持ち株数     株価  持ち株数 残高    総計
はじめ(2018年)  1183円  822株  27,524円    1,000,000円
株価最低値(9月 )    995円  851株   53,473円   900,467円
2019年はじめ    1398円  244株  882,080円  1,222,843円
新モデル開始時(8月9日) 1210円  240株  924,871円  1,215,271円
10月4日      1097円  972株  73,631円  1,140,464円

SSP09 『太陽の法』実践講座(&報告)⑨ 第5章② 霊能力と魂修行

・この記事は、シリーズSSP「『太陽の法』実践講座」の記事です。
・シリーズSSPでは、『太陽の法』の教えの要点と、その実践内容の紹介をします

・前回から、第5章の「黄金の時代」の教えを実践的に考えています。

・第5章「黄金の時代」では、いろいろな特徴(価値観)を持った過去の文明が説かれています。
・私たちは、そうしたいろいろな特徴を持つ時代に生まれて、いろいろな修行をして、心を向上させてきました。
・その結果、得意不得意が生まれ、いろいろな個性をかたちづくったり、カルマをつくったりしています。

・前回、ガーナ文明の特徴と、そこから生まれてきた私の個性を次のように紹介しました。

【ガーナ文明】
「特徴」 ⇒ 好戦的な超能力文明

私の得意なこと ⇒ 仙人的な意味での霊的な能力を発達させることはできたと思います。
(勘はよいと思います。)
私の不得意なこと ⇒ 天狗的な意味での霊的な能力に欠けています。
(念力が弱く、戦いに弱いです。)

・今回は、ここからでてきた具体的な今世の魂修行の内容を考えていきます。

 🙂 霊的能力と魂修行

天狗系、仙人系の特徴

・今回のテーマは、「霊的能力と魂修行」です。

・天狗系、仙人系の人間の魂修行を考えます。
・天狗系、仙人系の人間は、若いころから特別な能力を発揮して、優秀だと認められることがあると思います。
(お坊さん系の場合は、どちらかというとできないで劣等感を感じることが多いと思います。)

・私の場合は、お坊さん系と仙人系の両方の特徴を持っていたと思います。
妙な自信と、劣等感です。)

・したがって、魂修行の課題は慢心です。

(もっとも、魂修行の課題としての慢心は、天狗系・仙人系だけではなく、今世の仏弟子全員の共通の課題だと思っています。)

慢心の問題点

・慢心(の問題点)を整理すると、以下のようになります。

① 特別な体験をする
・霊的な能力(特別な能力)を持つ人間は、成功体験を得たり、人が体験できないような特別な経験をすることができます。

② 自分の考えが正しいと思う
・人間は、だれしも、「自分の考えていることが正しい」と思っているものです。

・特殊な能力を使って成功したり、他の人ができないことができるようになると、その確信は、さらに強くなっていくと思います。
(成功体験がなくても、霊的能力があるだけで「自分が偉い」と感じる人は多いと思います。)

③ どこかで、仕事能力が自分(守護霊)のキャパを超えて失敗する
・しかし、人間は成長するにつれて、どこかで、仕事能力の限界が来ます。

・そこで、失敗をします。

④ 失敗を環境のせい、人のせいにする

人間の差はここで出ます。

・失敗をしたときに、天狗系・仙人系は人のせい、環境のせいにします。
(お坊さん系は、劣等感で沈みます。

⑤ 悪霊・悪魔の憑依

・そこで悪霊、悪魔の憑依を受けます。

・ここで、苦しくなったときに、「ちゃんとした反省できるかどうかが人生を分けます。
(死ぬまで反省できない人間も多い気がします。)

私の場合

・私の場合は、お坊さん系と仙人系の両方の魂の兄弟がいる感じがしています。

・この両者が、悪い方にからみ合うと悲惨になります。
(結果を求めて欲を出すが、戦いに勝てずに、劣等感で沈みます。)

・この両者が、弁証法的発展をさせることができたときに浮上できます。
(心の平静と成果を出す能力と相乗効果です。)

 

SEB13 『永遠の仏陀』第4章③ 心の浄化〇

[心の浄化]

第4章の三つの要点

・第4章「跳躍の時」で学びたい要点は、以下の三つです。

① 奇跡の時
・奇跡を感じることができればできるほど、エネルギーがでてきます。

② 歓喜の時
・私たちには、無限の可能性があり、永遠の時間があり、努力をする自由が与えられています。

③ 心の浄化
・無限の可能性を開花させる秘密は、心を浄化することです。

・今回は、三つ目の「心の浄化」について学びます。

 〇 「ダイヤモンドの心」を輝かせるための三つのステップ

・『永遠の仏陀』では、「魂の跳躍を果たすためには、自分の仏性、ダイヤモンドの心を輝かせること」と説かれています。ダイヤモンドの心を輝かせるには、次の三つのステップが必要です。

① 心の浄化
・まず、よこしまなる心を取り去るために、反省をすることです。

主のお言葉

仏法真理を知った第二の跳躍の時、
第二の誕生の時、
心すべきことは、いったい何であるのか。
まず、第一にこころがけねばならないことは、
過去の自分を見つめるということなのだ。
過去、己の生きてきた道筋をたどって、
一つひとつ、丹念に反省してみることだ。(p179)

② 純粋な心、仏性の発見
・そして、魂の奥にある純粋な心、仏性を発見することです。

主のお言葉

初めて仏法真理を知った者は、
その仏法真理を、
カンテラのごとく、高く掲げることが望ましい。
すなわち、ここにおいて、
決死の覚悟をし、
志を高く置き、
どこまでも、どこまでも高く、
仏法真理を求めるのだ。(p188)
仏法真理という名のカンテラを掲げるのだ。
さすれば、落とした金貨が見つかるであろう。
その金貨とは、
おまえたちの善性であり、仏性である。
ダイヤモンドの心であある。
おまえたちの良心である。
これを探し出すのだ。(p189)

③ 反省と純粋な心の発見の「循環による発展」
・「①の反省」と、「②の純粋な心の発見」は、一回だけすればすむという性格のものではありません。いくら頭で「正しいこと」がわかっても、それを実現するには、「魂の傾向性」を変えなければいけません。「反省」と「純粋な心の発見」を繰り返し実践することにより、仏性の顕現が魂の傾向性になるまで、心を磨き続ける必要があります。

主のお言葉

魂が跳躍する前には、土台を固めよ。
これが大事なことなのだ。
邪悪なるものが、そのなかにないかどうかを振り返るのだ。(p206)
こうして、日々、己の魂の生地を洗濯するのだ。
魂の生地をきれいに洗濯し、それを乾かしてこそ、
見事な色柄をつけることも可能であるのだ。
白い生地には、さまざまな絵を描くことができるのだ。(p206)

私が体験していること

・私の体験の結論を言えば、「欲望にとらわれない心」も、「仏性(純粋な心)」も、自分なりに発見はできていると思います。

「純粋な心」とは、真理の思いが心の底からあふれ出てくる心です。
・そうなると、少々のことで、真理の実践の思いを止めることはできません。

・しかし、たいていは、「真理の思い」が心からあふれ出るようになる前に、不純なものが混じり、真理と反対のもの(怠け心、貪欲)に負けてしまします。

・別の言葉で言うと、「頭で理解した真理は、弱き心に負けて、実践できない」のですが、「純粋な心から出てくる真理の実践の思いは、止めることができない」ということです。

・つまり、徹底して「純粋な心」を探求することが、「真理の実践」の鍵であると考えています。