SIS1002 緊急特別記事② 米中貿易戦争と日経平均株価暴落の始まりについて 

・この記事は、投資に関する記事です。
・「一般ページ」と「会員ページ」で同じものを公開します。

・9月14日公開の⇒SIS1001「緊急特別記事 日経平均株価暴騰の意味」で、「日経平均株価は暴騰していて、次の三つのシナリオが考えられる」というお話をしました。

① 米の大統領選後のバブル崩壊
最長のシナリオは、後1年バブルが続くというものです。

② 今年の10月から、中国、日本の景気後退が始まる
最短のシナリオは、あと1か月のバブルです。

③ いったん株価が暴落したあとに、上昇
・「年内は、株価が下落をし、下落をしたあとに、FRBが本格的な金融緩和に入り、NY株価は、大統領選までは上昇ムードになる」というものです。

・これは、その続報です。

 😥 日経平均株価暴落の予想

内容の一覧

・記事の内容は以下の通りです。

① 今(ここ一年に)、市場で何が起きているか
・現在の株価に一番大きな影響を与えている米中貿易戦争と株価の関係を説明します。

② 今後の市場の四つの可能性
・今後の市場の四つの可能性についてのお話をします。

③ アナリストの間違った見方と予想
・米中貿易戦争の本質を見抜いていないアナリストの間違った予想について説明をします。

④ 米中貿易戦争の本質と今後の予想
・主が2016年のエル・カンターレ祭のときに明らかにされたトランプ大統領の考えをもとに、米中貿易戦争の本質を解説します。

 😐 日経平均株価暴落の根拠

市場で起きていること

・はじめに、ここ一年で市場で起きていることを紹介します。

・この一年、市場では、「景気減速懸念と米中貿易戦争の懸念で株価が下がり、金融緩和期待と米中貿易戦争の緩和期待で株価が上がる」ということを繰り返しています。

・順を追って説明しますと、

2018年10月~12月 米中貿易戦争と景気減速懸念で、日経平均株価は5,000円ぐらい(約20%)下落しました。

2019年1月~4月  FRBの金融緩和期待と米中交渉進展期待で、日経平均株価は3,000円ぐらい上昇しました。

2019年5月     米国の対中関税引き上げで、日経平均株価は2,000円ぐらい下落しました。
(関税引き上げの理由は、「中国がウソをついた(トランプ大統領)」からです。)

2019年6月     米中貿易交渉進展期待とFRBの利下げで、日経平均株価は1,500円ぐらい上昇しました。
(中国の先延ばし作戦で、輸入の拡大の約束をしています。)

2019年8月     米国の対中関税引き上げ発表で、日経平均株価は1,000円ぐらい下落しました。
(中国の言ったことが実現されていないと、米国は関税をかけます。)

2019年9月     米中貿易交渉進展期待と売り方の踏み上げで、日経日平均株価は1,500円ぐらい上昇しました。
(中国は「10月の国慶節までは、ことを荒立てたくない」と思っています。)

今後の市場の四つの可能性

・今後、市場には、次の四つの可能性があります。

① FRBの金融緩和 + 米中貿易交渉の進展
・一つめは、「FRBが金融緩和をすすめ、米中交渉が進展する」というものです。

・この場合は、株価は暴騰します。
(バブルになり、2021年ころに大暴落です。)

② FRBの利下げなし + 米中貿易交渉の進展
・二つめは、「FRBが金融緩和引き締めを行い、米中交渉が進展する」というものです。
・この場合は、NY市場はどうなるかはよくわかりません。

・日本株は、日本の要因で動いて、下落すると思います。

③ FRBの金融緩和 + 米中貿易戦争の激化
・三つめは、「FRBが金融緩和をすすめ、米中貿易戦争が激化する」というものです。
・この場合は、NY市場がどうなるかはよくわかりません。(2021年に大暴落でしょうか?)

・日本株は、暴落する可能性が高いです。

④ FRBの利下げなし + 米中貿易戦争の激化
・四つめは、「FRBが金融緩和引き締めを行い、米中戦争が激化する」というものです。
・この場合も、株価は暴落します。

アナリストの勘違い

・現在、八割以上の日本のファンドマネージャー、経済アナリストが勘違いしていることが三つあります。

① トランプ大統領の本音
・一つは、「トランプ大統領が何を考えているか」ということです。

・多くのアナリストは、「トランプ大統領大統領の一番の関心時は、来年の大統領選で、そのために米中貿易交渉をすすめている」と考えています。
(つまり、「大統領選が目的で、米中交渉は手段である」ということです。)

・しかし、トランプ大統領にとっては、対中政策自体が最大の目的で、大統領になることはその手段です。

② 市場の認識

・また、多くのアナリストは、現在の経済状態を「金余り状態」と認識していて、「不良債権だらけの状態」と認識していません。
(つまり、中国経済の崩壊や、土地バブル、社債バブルの崩壊をあまり考えていません。)

③ 香港の革命

・さらに、現在、香港で起きている反中国の動きの大きさを理解していません。
(そもそも、中国に対する認識がぜんぜんできていません。)

問題の本質

・トランプ大統領の本音、現在の世界経済の状態、香港の革命の動きは全部つながっています。

・問題の本質は以下の通りです。

① 習近平の世界支配の野望と天文学的数字の債務
・習近平はお金にものをいわせて、世界を支配しようとしています。
・そのために、バブルを起こして、不良債権を隠ぺいし続けています。

・現在の中国の繁栄、世界の株価の暴騰のかなりの部分が、中国の不良債権によってつくられています。
(中国の債務は、9700兆円と言われています。)

② トランプ大統領の兵糧攻め
・トランプ大統領は、中国の野望を打ち砕くために、中国を兵糧攻めにしようとしています。
(これは、2016年のエル・カンターレ祭の翌日の説法で、主が説かれていることです。)

③ 香港革命は、米中戦争の最終局面の始まり
・現在の香港のデモは、神の世界計画の大きな位置を占めています。

・米中戦争の表面化する始まりとなると考えられます。

今、起きていること、これから起きること

・今年の9月に株価が暴騰をしたのは、「米中貿易戦争の緩和」が大きな理由です。
・米中貿易戦争の緩和の理由は、「国慶節を無事にすませたい」と思った中国の時間稼ぎです。

・したがって、国慶節が終わる来週から、米中関係は再び緊張すると思います。

・また、アメリカの経済指標も悪化をはじめているので、FRBの利下げの確率は高くなりました。

・したがって、メインシナリオは、「金融緩和 + 米中貿易戦争の激化」です。

・金融緩和でNYの株価は高値をある程度維持するかもしれませんが、日本株は業績にしたがって下落トレンドに入ると思います。
(年内暴落確率が60%、来年年初の暴落確率が30%ぐらいの確率です。)

 

 

🙂 現在の投資実績

・ここまでの、今年の投資実績は以下のとおりです。
(個人情報ですので、実際の数字ではなく、100万円投資をしたときの割合で示しています。)

持ち株数     株価  持ち株数 残高    総計
はじめ(2018年)  1183円  822株  27,524円    1,000,000円
株価最低値(9月 )    995円  851株   53,473円   900,467円
2019年はじめ    1398円  244株  882,080円  1,222,843円
新モデル開始時(8月9日) 1210円  240株  924,871円  1,215,271円
10月4日      1097円  972株  73,631円  1,140,464円

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