SI021 バフェットの成功の習慣と真理②

 🙂 やることを明確にする

・この記事は、SI017「バフェットの法則と真理の実践①」の続きの記事です。
・前の記事では、バフェットと成功の秘訣は、「やることを明確にすること」と、「研究熱心であること」というお話をしました。

・今回は、「やることを明確にする」というテーマでお話をします。

・やることを明確にするための習慣は以下の通りです。

① 独自の投資哲学を持つ - 成功する習慣3
・バフェットの基本的な投資法はシンプルです。
割安な株を買って、長期保有をして、値上がりを待ちます。

・その根底には、「市場にはいつもみんなが見落としている割安株がある」という考え方があります。

② 自分独自の売買手法を開発する - 成功する習慣4
・バフェットは銘柄を選ぶときは、アニュアルレポート、経営者の人柄、市場のニーズなどいくつかの情報を組み合わせています。
・バークシャー・ハサウェイという株式会社を投資ファンドとして使い、金融業や情報産業などのいくつかの企業の大型株主になり全体の経営にもかかわりながら投資をしています。

③ 神にしたがうごとく自分のシステムにしたがう - 成功する習慣13
・「間違えたときにすぐ修正する」というのも成功する習慣の一つです。

・しかし、バフェットはが修正するのは行為の間違えに対してであり、「売買のシステムはめったに変えません」。
・これが、重要です。

④ 無限の忍耐力を持つ - 成功する習慣10
・自分のシステムにしたがっていれば株価が低迷することもあります。
・しかし、バフェットは忍耐強くその株を持ち続けます。

・「無限の忍耐力を持つ」のが「成功する習慣10」です。

・また、成功する習慣には、「自分の基準に合わない投資は拒絶する」(成功する習慣16)や、「自分がやっていることを人に言わない」(成功する習慣17)などが入っています。

 😉 バフェットの成功する習慣の検証

・真理の観点からバフェットの習慣を検証します。

① 心の指針を持つ
・習慣3の「独自の投資哲学を持つ」は、「思想を持つ」とか、「人生の指針を持つ」ということです。

・これは、当然、人生学の中心命題に当たる内容です。
『仏陀再誕』では、「あなた方は、常に心の指針を持ちなさい」(p56)と説かれています。

② 忍耐強くある、反省
・習慣10の「忍耐強くある」と習慣14の「間違えの修正」も真理そのものです。
(習慣14に関しては、次の機会にお話をします。)

・『仏陀再誕』の第5章のタイトルは「忍耐と成功」です。
仏教の中心思想は反省です。

③ 信念
・習慣13の「神にしたがうごとく自分のシステムにしたがう」を、真理の用語に直すと「信念」という言葉になると思います。

・信念と貫くことは、成功のための大切な要件です。

 🙂 SEG投資法の場合

・バフェットの成功の習慣が、私の実践しているSEG投資法にどのように応用されているかを紹介します。

① 独自の哲学
・SEG投資法の目的は、神の理想の実現です。
・したがって、その根本の考えは、神の御心=真理にあります。

・したがって、正確に表現すると独自の哲学ではなく、普遍の真理ですが、それをメインに投資をしている人はあまりいないような気もしますので、独自の哲学になるかもしれません。

② 忍耐強くある
・SEG投資法もバフェットの投資法と同じ、長期投資法ですので、忍耐強さは意識をしています。

③ 信念と反省
・現実の問題として、株価が予想と違う動きをすると、心が揺れることは結構あります。

・私の場合は、客観的にはシステムに関する信頼はあるので、「心が揺れるのは心の問題」ととらえ、心を見つめることが中心になります。

・もちろん、市場の情報の収集や分析、未来の予想の修正も行っていますが、その情報の収集方法や修正のしかたが、理にかなったものであるのか、自分勝手なものであるのかの結論はまだでていません。
(要するに、この点に関しては、現在修行中ということです。)

 

 

 

 

🙂 今週の投資実績と反省

・今週の投資実績は以下のとおりです。
(個人情報ですので、実際の数字ではなく、100万円投資をしたときの割合で示しています。)

持ち株数     株価  持ち株数 残高    総計
はじめ(2018年)  1183円 822株  27,524円    1,000,000円
株価最低値(9月)   995円  851株   53,473円  900,467円
2019年はじめ    1398円 244株  882,080円  1,222,843円
3月1日         1172円 855株   86,161円  1,088,514円
3月15日        1182円 821株  129,152円  1,099,869円

はじめからのリターン       約10,0%
今年のリターン          約-10,0%
3月のリターン          約1,0%

現状分析

・相変わらずだらだらとした相場が続いています。
(状況は変わっていません。)
・だらだらした相場の理由と見通しは以下の通りです。
(状況の確認です。)

① 世界経済は減速に入った
・昨年から世界経済は減速しています。

② 各国中央銀行が金融緩和に傾いている
・景気回復のためにFRBもECBもハト派になっています。

⓷ 世界経済の減速と金融緩和のつなひき
・「このまま、世界経済が後退すれば株価は大暴落」、「金融緩和が効けば株価は上昇」ということになります。
・どちらになるかわからないのでだらだらしています。

見通し

・金融緩和が効いて株価が上昇すれば、常識的にはバブルです。
・バブルのあとには、大暴落が起きます。

・したがって、年後半の見通しは、いずれにせよ大暴落です。

・真理の観点から不可解なのは、「年後半に大暴落になったときにトランプ大統領が、次の大統領選挙で勝てるのか」ということです。
・あるいは、経済を立て直すことができるのでしょうか。
・よくわかりません。

・当サイトでは、大暴落をメインシナリオとしています。

 

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