GE006 「天才君」(基礎編)⑥(正精進)

🙂 成績を上げる勉強法(努力の方法)

・今回は、「成績を上げる勉強法(努力の方法)」の話です。
・受験生が一番聞きたい話だと思います。

「凡人君」「失敗する秀才君」「成功する天才君」

・「凡人君」「失敗する秀才君」「成功する天才君」の勉強の仕方は、次のようなものです。

凡人君 ⇒ 勉強をしない。
失敗する秀才君 ⇒ 幅広く読んだり、覚えたりする勉強が中心。
成功する天才君 ⇒ 狭い範囲の問題集を徹底的にやる。

・ポイントは三つあります。

① 一点集中型
・「成功する天才君」の勉強法は、一点集中型です。

② 実践的
・「成功する天才君」の勉強法は、実践的です。

③ 繰り返し
・ものごとを身につけたり、記憶するためには反復が必要です。

一点集中型

・一般論として仕事でも勉強でも、できる人は集中型です。

・一方、できない人は、やることを広げたがります。

・参考書を買ってきて勉強を始めます。
・それで勉強がはかどらないと、別の参考書を買いたくなります。
・参考書で勉強が進まないと、「塾に行ったらよいか」とか「家庭教師におしえてもらったらよいか」と考えます。

・計画を立てるときも、全教科の勉強の計画を立てます。
・だいたい無理な計画を立てて、途中で挫折します。

偏差値を20あげたA君の勉強法

・「成功する天才君」の勉強法を紹介します。

・東大に受かったA君の話です。
・A君は、高校2年のときに学校から与えられた数学の問題集のBの問題だけを勉強しました。
(問題集は、A基礎編、B応用編、C発展編の三つに分かれていました。)
(A君にとっては、Aの問題はやさしすぎるし、Cの問題は難しすぎました。)
・しかしBの問題だけでも、A君にとっては量が多すぎました。
・そこで、Bの問題を1問おきにやりました。

・これで数学の偏差値は50~55ぐらいだったものが70以上になりました。

実践的

・スポーツなどでも、よく「練習の時には試合のつもりでやれ」ということが言われます。
ものごとは実践形式でやった方が身に付きやすいのです。

・ただし、その場合の条件があります。

① 基礎をおろそかにしない
・基礎をしっかりつくっておかないと、難しいことをしても無駄になります。

② 反省する
・難しいことをして、失敗をしたままだと意味がありません。
・失敗点を反省することが重要です。

くり返し

A君の勉強法の続き

・A君は、Bの問題を1題おきにやり、間違ったところに〇のマークをつけてやり直しました。
・そして、できるまでやり直しを続けました。
・こうすることにより、問題のパターンをある程度つかむことができるようになり、解答法の基本パターンも身につけることができるようになりました。

基本パターンを身につけると、一見難しい問題も、いくつかのパターンの掛け合わせで解けることが多くなりました。
(「偏差値60代ぐらいの問題を解くだけで、70を越す偏差値になれたのは、それが理由です。)

・スポーツでも、仕事でも、勉強でも、できる人はパターンを身につけています。

 

 

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